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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part5
273
:
名無しリゾナント
:2014/11/03(月) 12:08:21
>>251-256
の続きです
●
ダークネス本拠地、「首領」の部屋のさらに奥。
いくつものモニターが設置されたその空間は、「首領」がとある面々と謁見するためだけに存在していた。
政界、財界、そして公権力。
一線は引いたものの、未だにOBとしてこの国を支配し続ける古狸たちだ。
彼らは能力者を時に正義の、そして時に闇の力として扱い、従えてきた。今も昔も変わらない権力構造は、「首
領」の頭痛の種でもあった。
そんな彼女が、憂鬱そうな表情を浮かべつつ「謁見の間」に入る。
気の滅入るような茶番劇の幕開けだ。
「…ふん、ようやくのお出ましか」
モニターの一つが、目を覚ますかのように光を帯びて映像を映し出す。
恰幅の良いスーツ姿の中年は、不機嫌そうに不満を述べた。
「待ちくたびれたぞ」
「我々を待たすなど、いい根性をしている」
「しかも、今日は『例の日』だというのに。飽きれたものだ」
連続して、周囲のモニターも明滅する。
いずれもひと癖もふた癖もありそうな面々。
男の一人の言葉を聞き、そう言えば今日はその日だった。と「首領」は思い出す。
よりによってあいつらが来るんか。はぁ。めんどくさいわ。
口まで出かかった言葉を押し留め、恭しく頭を垂れる。
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