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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part5
252
:
名無しリゾナント
:2014/10/31(金) 00:53:18
場面が暗転する。
部屋の中央に、機械仕掛けの椅子。その中に幼い彩花がすっぽりと納まっていた。
椅子の周囲には大小さまざまの計数器。一人の研究員がクリップボードを片手に、彩花に話しかけている。が、彩花の顔は青ざめ、
額には珠の様な汗を滲ませていた。
突然、男が片手をあげる。
それを合図に、ガラス越しに見ていた他の研究員たちが目の前の機器を操作する。
走る電流、痙攣する彩花。計数器の針が大きくぶれ、モニタのグラフが激しく上下した。
やっぱり。これは…「人体実験」。
春菜もまた、新興宗教団体が抱える研究機関によって同じような経験をしていた。
表向きは異能開発のための諸実験。だが、内容はとてもではないが人道に配慮したものとは言えなかった。目を固く瞑りたくなる
ような、耳を塞ぎたくなるような、そして声を枯らして叫びたくなるような記憶が蘇る。
いけない。私自身が後ろを向いてる場合じゃない。和田さんを、助けなきゃ。
そんな春菜の心情を反映するかのように、再び場面が転換する。
場所は先ほども見た、子供達の収容場所。そこに、背丈は変わらないが明らかに成人した金髪の女が入り込んでくる。
「あれ、矢口さん…こんな夜中にどうしたんですか?」
少女の一人が、訝しげな顔をして矢口と呼ばれた女に問いかける。
矢口は天使のような微笑を精一杯作り、こう言った。
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