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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part5
113
:
名無しリゾナント
:2014/08/19(火) 10:18:21
人狼の血が跳ねた。
自らの喉から生えた冷たい紅刃を、人狼は困惑した瞳で見下ろす。
人狼が視線を上げていく。
自らの喉には、血のように紅い刃先の角が刺さっていた。
人狼の視線は、刃に続く握る手、そして鞘師の紅い瞳に出会う。
異形の者が後方へ体を退くよりも早く、鞘師が喉に刺さった『刃』を
天空へと跳ね上がる。
喉から下顎、上顎まで切断されながらも、人狼は脳への致命傷を避ける。
地面を蹴りつけて後方飛翔。まるで猫のようだ。
「派手にやったなあ、くどぅー」
「すみません。でも今はあの姿にはなれませんから…」
「うん、よくやった」
冴え冴えと零れる月光の下、荒れ果てた敷地に工藤と鞘師が並ぶ。
二人で顔面を黒血に濡らした人狼の岸本と退治する。
「あれが狼なのか!?」
「狼があんなにデカいのか…あれはもはや…あれこそが人狼っ」
「おい、岸本さんが居ないぞっ」
「ということは岸本さんが犯人っ!?」
山荘から出てきた青木や安部、道島や五十嵐が悲鳴と叫び声をあげた。
人狼は外野へは視線を向けない。
工藤のみを見据えて低い唸り声をあげる。
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