したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part2

357名無しリゾナント:2011/10/30(日) 23:30:55
普段から食べるのが人一倍遅い私だったためかこうやって考えながら食べても誰も不思議に思わなかった
「ごちそうさまです」
ナプキンで口元を拭き、ついでに香音ちゃんの口も拭いてあげた
「フクちゃん、お母さんみたいなの」
道重さんの言葉に若干傷つきながら私達4人はアパートへと帰るために席を立った

「どうだったと?」と田中さんが訊いてきたので「美味しかったです」と答えた
えりぽんも香音もうんうんと大きく首を振って答えたからか、田中さんは満足げだ
「それではまた明日も来ますね。ご馳走様でした。おやすみなさい」
里保ちゃんが挨拶をするとそれぞれ「おやすみ〜」と返してきた

「ねえねえ、えりぽん、アイス買いに行こうよ〜」
「いいっちゃね!よし決めたっちゃ!コンビニに後に着いた方が二人分奢るとよ!よーい、ドン!」
勢いよく走っていくえりぽんを追って香音が駆け出した
「もう、二人とも知らないよ・・・」
大抵里保ちゃんはこういう遊びには参加しない

「そんなことよりフクちゃん、何かあった?おかしいよ、最近」
・・・ほら来た。やはり水軍流の目を誤魔化すのは至難の業
「二人ですら気がつくくらいにカレンダーを見てるし、やたら時間を気にしている」
うん、時間、時、それが気になってしまうんだよね。時が・・・
「二人に言えないことだとしても私に相談してくれてもいいんだからね」

その優しさが辛かったりするのよ・・・時間が止まればいいのに

「ねえ、フクちゃん。私達は仲間である以上に友達なんだからね、だから・・・」
「え〜里保ちゃん、ありがとう〜かわいい〜」
「!!ちょっとやめてよ!フクちゃん、恥ずかしいって」

・・・道重さん、あなたの技借ります。こうやっておけば里保ちゃんは何も言えなくなるって知ってるから
そうしてこの日はなんとか誤魔化しきったが・・・次の日、『その日』がきた、いや来てしまった


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板