したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part2

208名無しリゾナント:2011/07/25(月) 22:32:36
「ねえ、マルシェ、その機械って何人まで移動できるの?」
「100人くらいは楽勝なんだけど、壊れちゃってさ、使えないよ」
「新垣さん、道重さん置いて逃げるんですか?」
いざというときはジュンジュンの背中に飛び乗るつもりで久住と光井も近づいてきていた
「新垣さん、見損ないましたよ!」
甲高い声で新垣を非難する久住
「でも、しょうがないじゃない!!今の私達では何もできないし、何より危険なの!
 そりゃ私だってさゆみんを置いて行くのはいやだけど、本当の敵はさえみさんじゃないのよ
 今はなぜか一緒に逃げているけど本当の敵はダークネスなの
 もしこの戦いで全員が死んだら、誰がダークネスを止められるっていうの?」
「・・・」
光井は新垣の言っていることが正しいとは思いつつ納得できるはずがなかった
そういう新垣も自身の判断が正しいとは思っていない様子だった

「そういえば愛ちゃんは?」
「大丈夫、れいながしっかり見ているっちゃ!!」
れいなのそばには大きなクマの背に乗せられた高橋の姿
「正確には熊井ちゃんが助けてくれてるやけどね」
「危ないと思った時に熊井ちゃんが起きていてくれて助かりました、ね?田中さん」
「さすがミヤの友達っちゃね、助かったと、れいなじゃ愛ちゃんを背負って走れんけん」
熊井はそれほどとでもいうようにガオっと小さく吠えた

「ガキさん、ここは一旦撤退するべきやと思う」
「愛ちゃん、私もそうしたいんだけど、ジュンジュン、どれだけこのまま逃げられる?」
「…あと十分も走れないかもしれんな。ジュンジュンですらそうなんだから熊井ちゃんはもっとキツイやろ」
そうしている間にも道重さえみのモノと思われる淡い光が周囲に突き刺さる
光に照らされたものはすべて消され、見事にまっさらになっていく


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板