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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part2

187名無しリゾナント:2011/07/23(土) 14:01:33
「おいおいあいつらとはひどい紹介の仕方だな」
吉澤が不満げな声を出して見せた
「仕方ないですって、一応敵なんですから」
マルシェも懐中電灯をしまっていた

「それで熊井ちゃんは今どこにおるんですか?」
「ミヤが上でみとる。あ、そういや、ミヤ!置手紙にはなんて書いてあったと?」
れいなが上の階に待機している雅に尋ねた
「あ、はい、熊井ちゃんはですね『逃げてください、今すぐに』って書いてあるんです」
「『逃げて』?自分から捕まえておいて何言っているんや?」

そこに高橋が音もなく現れた
「みんな、無事か?」
「愛ちゃん」「高橋サン」「高橋」とそれぞれ思い思いの呼び名で呼ぶ
マルシェと吉澤がいるのを見て高橋は一瞬戸惑いの色を浮かべた
「うおっ、なんであんたらがいるんや?」
「やっほー愛ちゃん、まだ元気なようだね」
マイペースなマルシェが挨拶を交わした

「ちょっとそんなことしている場合じゃないでしょ、愛ちゃんもマルシェも!
 今、さえみさんはどこにいるのよ!」
新垣が慌てて声を出した
「ここにおりますわ」
不気味な声が聴こえ、声のする方に顔を向けるとさえみが崩れ落ちたがれきに腰掛けていた
「道重」という吉澤に対し「さえみ」ですと答える

「役者は勢揃いの様ですね。意外な方もおられますけど」
さえみはゆっくりと、しかし全員の顔を眺めながら呟いた
「俺と会うのは初めてかもな、さえみさん」
吉澤が興味深々な様子で近づいた


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