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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part2

186名無しリゾナント:2011/07/23(土) 14:00:51
「でもまさかさえみさんがあんなことを思っているなんて想像もしなかったな
 さえみさんがあんなに小春達のことを恨んでいたなんて」
「いや、あれは恨んでいるンとは違うと思いますわ、なんていうか妬みに近い気がします」
「妬み?」
「さえみさんは元々道重さんの孤独を生めるための存在だったわけや。そこに亀井さんが現れた
 自分の寂しさを埋めるために作りだされたさえみさんは焦ったはずや、自分の居場所を奪われて
 さらに愛佳達も道重さゆみさんの友達となっていく。ますます自分の価値を失って行った
 さえみさんはさゆみさんを守る存在として出現した。しかし、その守ることも必要なくなってきた」

そうして会話をしているうちにもさえみの放つ光は部屋を壊していく
みるみる内に壁に穴が空いて行き、建物内が一つの大きな部屋へと近づいていく
そして、ドシャーンという大きな音とともにれいなのキャーキャー言う声が聴こえて来た
「田中さんの声が聴こえた!!さえみさんがおるって忠告してきましょう!」
そういい光井、亀井、久住は新垣達の元へと駆けて行った

                ★   ★   ★   ★   ★   ★

光井からの話を聴き終えた新垣達は言葉を失った
「さ、さゆやなくてさえみさんがおったと?しかも、帰りたいなら実力行使やないとあかん?」
「これはメンドクサイことになってしまったのだ。ただでさえこちらも問題が起きているのに」
「問題ってなんですか?」
光井が困り顔の新垣に尋ねた

「うん、それはね・・・」
新垣が雅を連れ去った熊が『熊井』という女の子であったことを伝えると光井は驚きの表情を受けべた
「熊井ちゃん?愛佳の後輩の?それが熊になっていた?」
「うん、そうなの。しかもその子をあいつらが狙っているの」


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