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【アク禁】スレに作品を上げられない人の依頼スレ【巻き添え】part2

184名無しリゾナント:2011/07/23(土) 13:59:24
「いや・・・それがそういうわけにはいかんみたいやね」
高橋が困り顔を浮かべているのに亀井が気付いた
先程から高橋は手を後ろに組んだままだ
「さえみさん、あなた…」
「愛ちゃん、何かされたんですか?」
亀井が高橋の腕を握り、さえみを殴った右手を自分に見えるように持ち上げた
「!!」

「あら、言っていませんでしたっけ?私に触れたものが壊れるように力を解放してますのよ」
さえみが近くにあった皿に触れた。すると皿は粉々に砕け散った
「ということは・・・」
光井が高橋の右手に視線を向けると・・・高橋の右手首から上が消えていた
「久住さんの雷も亀井さんの風も消される・・・でも触れたら否応なしに触れた部分が消される
 ただですら愛佳には何も攻撃の方法あらへん・・・どうすればいいんや?」

「愛ちゃん・・・」
亀井はすぐ横の高橋の顔を見つめるが、高橋の顔は暗い
「どうします?まだ続けますか?」
さえみが時折さゆみがみせる気だるそうな声で尋ねる
「無駄なんですよ、私に攻撃を与えようとすることは。全て無に消えるだけ
 それからついでに絶望的なことを教えて差し上げましょう」
さえみは右手に淡い桃色の光をともした
「私はさゆみのもう一つの存在、もちろん『崩壊』させるだけではなく『治す』こともできます
 なので先程高橋さんから頂いた、顎の傷、もう『消させて』いただきましたよ」
「じゃ、じゃあ、さえみさんを倒すには一撃で決めるしかないってこと?」
久住が光井に尋ねると光井は何も言わずに首を縦に振って答えた
「そんな…勝てないよ、勝てっこないよ、あんなのに・・・」


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