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【花束を君に】宇多田ヒカル104【Fantôme】
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優しくなんてできない
そんな時もあるさ
大事にしていたつもり
不安にさせたのは
一人きりで悩んで
一人きりで答えを出そうとして
街の風に凍えている僕だ
あなたが待ってると思うだけで
もうそれだけであったかい
白い息を吐きながら
あなたのもとへ帰るから
光の届かない場所で
あなたを探してた
力にはなれなくたって
笑顔にさせるから
当たり前に見えて
奇跡的に違いないこの景色を
胸の中にしまっておけたなら
あなたが待ってると思うだけで
もうそれだけであったかい
白い息を吐きながら
あなたのもとへ帰るから
あぁ いつか僕らも雪の下で眠る日まで
あぁ 勝手なことを言わせてくれ あなたにだけ
側にいたいずっと
あなたが待ってると思うだけで
もうそれだけであったかい
白い息を吐きながら
あなたのもとへ帰るから
あなたが待ってると思うだけで
もうそれだけであったかい
長い夢の終わりには
あなたの横で目覚めたい
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