A
じゃぁね、じゃぁね、この問題を解決しよう。じゃぁさ、サチさんはどうしたいわけ?簡単に。
今の気持ち的にはどんな感じなの?
H
別に嫌いになって別れたんじゃないんでしょ?
サ
うん、そう。
H
だからまぁ。でもそういう時って私無理になんか、せっかくちゃんと別れたんだから、変に中途半端に連絡とって
なんかなーなーになっていくよりも、普通にほっとけば自然と友達に戻れると思うよ。
別れた人とすっごい仲良くなるまでって、やっぱり1年ちょっとかかる・・でもなんかほっといて、いつのまにかこう、
ちょろちょろ連絡とって・・
R
Hikkiが来る前に、1時間ぐらい前に、その話題をしてて、別れたボーイフレンドと友達になれるかなれないかみたいな。
A
はーい、J-WAVE、AI&RIKOの「OH! MY RADIO」時刻は0時をまわって1分になろうとしています。
今日はすごいことになってますけどね。ほんとにもう。西麻布のJ-WAVEスタジオ。(RIKOとHikkiの笑い声)
それから声聞こえてますけど、RIKOがいるニューヨークのスタジオとの二元中継ね、お送りしてます。
そして、その上なんとねー、RIKOがいるマンハッタンスタジオにあの、声聞かせて下さい。Hikaru!
H
はい、宇多田ヒカルでーす。
A
Hikaru Utadaが遊びに来てくれています。はい、どうもありがとね。ほんとに。
ちょっとさっきのさ、さっちゃんのさー、サチさんの。
A
全然仲良くなっちゃうねー。ならないっていうんだったら、あ、そうーって言って、
いやー、そんなもうじゃぁ、付き合わなければ良かったよねって思うんだよね、やっぱそうゆう時。男の子が。
H
あー、そうだね。
R
うーん。
A
なんかそういう
H
でも、ちょっと時間空ければいい。
A
そうだね。そうそうそうそう。間違いない。
R
時間は偉大だー。
A
だね。RIKOは8年とか10年とか言ってるけどさー、おいおい。
R
時間がヒールしてるっていう。
A
そうだね。ちょっとあのメッセージでね、naniwanoyuriさんから来てます。
「アメリカでは、どんな感じの歌を歌っていくんですか?」というメッセージなんだけど、
そう、ここねちょっと。
H
どんな感じの歌って言われても、あははは。まさに今作ってるところだよね。
A
そおなの?今作ってんの?
R
まさに今です
A
まさに今だ
H
あははは
A
そっかそっか。どんな感じな
H
どんな感じ・・まぁ、待ってて下さいな。
A
あー、そういうこと・・
H
うん
A
ですね。楽しみに待ってて下さい皆さん。
R
かっちょいいよー。ちなみに。
A
はーい。
H
いや、まだなんかさーすごい変なんだよね。私がさー、勝手に1人でこうあの、パソコンとかで作って、
自分で録音したようなデモテープをさー、こうあの会社の偉い人達に聞かせたりとかしてさー、
なんかみんなも、どう反応していいのかわかんないんじゃないかと思うんだけど、なんかすごい変な雰囲気なんだよね。
ミーティングとかがね。
「違いっていえば、せいぜい言語のこと」
今回の“帰国”では、Utadaとしてのセカンドアルバム『This Is The One』のリリース後プロモーションはもちろん、最近、ファンのあいだで話題にのぼることが多い「宇多田ヒカルとUtadaって、ぶっちゃけ、どう違うの?」という素朴な疑問に答える意味合いもあった様子。実際、この収録の約1週間前からYahoo!ミュージック知恵袋で「今、あなたがUtadaに聞きたいこと大募集!」で集まった質問のなかにも、「宇多田ヒカルとしての曲とUtadaとしての曲は分けて作るんですか?」という問いが。それに対する彼女の答は、「違いっていえば、せいぜい言語のこと。よく、日本語用に作った歌詞を、そのまま英語にしないの? って言われるんですけど。私、言語って、言葉が持っている音楽だと思うんで、その言語に合わせて作ったメロディーに別の言語を当てはめられないんですよね」。
「本の編集中は飛行機でも寝ませんでした(笑)」
そのほかにも、アメリカのテレビプログラムでのインタビューの内容の薄さ(!)や、アメリカのリスニングイベントでのファンのテンションの高さなどを彼女一流のユーモアを交えてしゃべる、しゃべる! そして、話がセカンドアルバム『This Is The One』におよぶと、トラックメイカーであるノルウェーのふたり組プロデュースチーム、スターゲイトの音楽性のマッチングのよさについてや、「ほとんど会っていないのに、彼らの子どもたちの顔はメールで見て知ってっていう(笑)」など小話も。もうひとりのトラックメイカーであるアトランタ在住のクリストファー・“トリッキー”・スチュワート・チームは、レコーディングスタジオに常にアメリカンな料理がスタンバってるという、対照的な制作エピソードでも笑わせてくれます。