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日々の事
32
:
KAZUKI
:2004/02/03(火) 17:02
宗教、神。う〜ん、神ねぇ。
自分はまだ未成年だった頃の一時期を除いて「世界を統べる絶対者」の存在を信仰したことは無いし
(両親の教育の一環として勉強した初歩の仏教だった)これからもないだろうけど。
(思考実験として仮に、例えば”世界の摂理”としてそういったものを仮定せざるを得ない場合でも、
少なくとも『人格を持ち、我々人類と交流が可能で、人間の欲望や、コンプレックスの解消といった
願望を解消してくれる存在』とは絶対に想定しないと思う)
人間は無限の何かを手に入れるために生きるのだと思っている。
(”無限の何か”があまりにも大仰なレトリックだと感じるなら”永続性のある何か”でも良い)
自分がそうなる事を望む場合もあるし(名誉欲)、他者にそれを委ねる場合もある(共同体への忠誠)。
だいたいは家族を構築し、子孫を作る事でそれを満たす場合がほとんどかもしれない
(しばしば人格の継承と混同される『血筋』の継承)。
それは殆どの場合人間の内面において手に入るもので、世界の外に存在する絶対者に与えられるたぐいの
物ではない、と自分は考えている。
では、1)何故世間には”世界の外もしくは全てである所の絶対者”を想定する宗教が存在するのか?
2)宗教が必要なのは誰か?
3)宗教の与える安息とは何か?それは通常の生活では手に入らないものなのか?
そして、
4)宗教は必要か?
…と、いう観点から考えてみる必要がある。
ちなみにそれぞれの問いに対して自分の中には答えがあるけれど、まだまだ不完全だと思うので
ここには書かない。
この設問に明確な答えを出すにはもっと人間の”弱さ”を見つめなければならないのではないかと
思っている。光の下だけでなく、光の差さない暗い所まで進んで行かないと答えの糸口すら掴めまい。
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