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TANNOY総合スレ Part11
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皆様のおかげをもちまして、Part10、無事に1000スレを達成することができました。
ここに改めて御礼を申し上げます。
ここまできたら、どこまでいくか? 自分でも判りませんが、楽しみになってきました。
「まだまだパイプのけむり」のつもりで、足跡を伸ばせていければと思っています。
現代における古典としてのタンノイから最新機まで。様々な表情を見せる名機タンノイの
魅力を語り合う場として、新たにPart11を立ち上げさせていただきます。
どうか皆様方には、引き続き情報交換の場として、ご愛顧のほどをお願い申し上げます。
(まことに頼りないスレ主のフォローも併せてよろしくお願いを致します。(汗))
毎度のことながら少々のスレチはお構いなし、場外乱闘はなにとぞご勘弁で。
よろしくお願いします。
TANNOY総合スレ(Part1)
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1296285912/l50
TANNOY総合スレ Part2
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TANNOY総合スレ Part3
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TANNOY総合スレ Part4
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TANNOY総合スレ Part5
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TANNOY総合スレ Part6
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TANNOY総合スレ Part7
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TANNOY総合スレ Part10
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>狂気の側面を
エンパイア4000DⅢ+マランツ#7+トリタン送信管シングルでしょね〜。
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>>951
トリタン送信管の音は聞いたことありませんが、この組み合わせなら「異常な」
サウンドが響き渡りそうです。
聴いてみたい・・・・
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>>951
私もトリタン送信管の音は知りませんが……。
送信管シングルで使ったのは211だけでした。相棒はやはり80。
ただ、鳴りっぷりはどうだったかと言われると、オーソドックスの一言に尽きたようか気が
します。80から魔性的な音が出ることはありませんでした。悩ましいところですね。
マランツ7と300Bシングルは、組み合わせたことがありません。一度試してみる必要はある
ようですね。カートリッジはエンパイアは持ち合わせがないから、トーレンスMCH-Ⅰ辺りに
パートリッジでいきますかね。また別の顔が出るかも。
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4000Dⅲは現在でも所有していますがアームを選べば抜群のTrackability
です。
秘密は特殊な形状の針にあるようです。ちなみにサードパーティー製造の交換
針に付け替えると一部のダイレクトカティングレコードで音飛びすることが
あります。
最近は齢のせいか細かな作業は面倒になりもっぱらB226で聴いています。
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画像板にトリタン球パワーアンプをば再掲。製作後はや30年。1度も故障無し。
ボリューム付けてませんからガリの心配無し。無帰還なので調整も無し。
たまにすることはハムバランサーの調整。ひっくり返さずとも調整できるように
シャーシ上面にバランサーシャフトを貫通させてますから至極簡単でっす。
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>>955
掲示板拝見。素晴らしい出来栄えですね。
もう今では幻のトランスのTANGOが並んでいるのも感動的。
ハムバランサーは、私のところのカンノの300Bシングルも上面についています。あれは本当
考え抜かれてますね。今のところは調整せずともSNが非常にいいので、いじることはあまり
ないですが。
クリアで透明な音……。うちもそういう方向に近づいてますが、教授のアンプの方が一頭地は
抜いているでしょうね。見た感じそう思います。
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見た目はホットなんですけどね。音は氷点下の霜柱を踏みしめるような、厳冬下の
突風で頬を切られるような音がします。ゾクゾクザワザワ感。安息の音ではなくて、
楽曲と対峙しなきゃならんと思わせる音なんです。疲れるちゃ疲れますわな w
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そういう音、結構好きだったりするんですよね。(笑)
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>そういう音、結構好きだったり
おそらくですよ。これが原音再生の音です! と聴かされても、
さして感動しないんじゃないかと以前から思っております。
こんなもんかってね。
その実際を超越した優美な音やら、ギリギリと神経を侵食する
よな何か、プラスアルファーがあってオーディオの神髄。
現状、あれこれやってきて意外にイイ線いってると思いますね。
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>>これが原音再生の音です! と聴かされても、さして感動しないんじゃないかと
>>プラスアルファーがあってオーディオの神髄
すごく解りますね。
よく原音再生等と言うと「どんなすごい音がするんだ?!」と構えられる方が多いですが、
そもそも聞いたまま、その辺に転がっているのがまさに「原音」なんですから。拍子抜けを
される方が多いのは判りますね。フツーの音が原音。
むしろ各人の耳の特性に応じて、耳が快感を感じる、楽しい音を聴かされた方が、こちらと
しても嬉しい。そこで音のデフォルメが起きる。ナマの音よりもさらに美しい、迫力のある
緊張感ねある、そんな再生音。これこそまさに私たちが目指すプラスアルファですかね。
タンノイや80と付き合ってると、しみじみそう思います。
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>>960
薬漬けさん、おはようございます。
禿同です。
原音を超える凄い音、それが再生音でしょう。
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80を調整しているうちに、胎児感覚は変ですけど、懐かしい感じになってきました。
もう40年も昔、オーディオ喫茶で聴きまくった、どこまでも透明で美音で、力感を押し出す
ことなく眼前にスケール感を展開する、あの懐かしい音……。あの頃はタンノイそっちのけで
した。
やはりチューニングするにも、若い頃に染み付いた体験は何らかの形で顔を出すようです。
これだと、拙宅の80に降臨する魔性の女神は、コワモテではなくて、どこか優しさを湛えた
どこまでも美化していくような、そんな魔性――それを魔性というのか判りませんが――を醸し
出す方向にいきそうな気が。
あの線の細い、儚い美しさはやはりタンノイからは出ませんから……。
しかし、まだ気が変わってコワイ顔した魔性の女神が降臨するかもしれません。もう少しは
様子見で。
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>>961
前期さん、こんにちは。
やはり再生音とは、再生する人にとっては原音に似て原音そのものにあらず、その人にとっ
ての「より良い音」を求めて様々あがいた跡を反映した音なのでしょうか。
よく「音は人なり」といいますが、その人のトライアルの結果が音に反映されていくさまを
指したのでしょうね。その分、その人の人柄が音に反映される。ブリア・サヴァランがもし
オーディオマニアだったら「音を聴かせてみたまえ。君がどんな人間か言い当てて差し上げ
よう」といわれるかもしれません。コワ。
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>若い頃に染み付いた体験
小生にとっては古い帝劇(石造りでした)で観た映画「これがシネラマだ」に
おける体験ですね。
文字通りドッカンバッシャン!
同じころ日比谷の有楽座で観たシネスコ「聖衣」で聞かされた締りのない
ボヨヨンヨンとは雲泥の差でした。
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前期さん、その帝劇のラッパはやはりアルテックでしたか。
A5では忘れられない個体があります。金地近所のお店で売られていたんですが、おおらかで
ありながら実に細かい音の動きも表現していました。ホーンも通常見る形とは少し異なって
いました。その時はものすごく気になったものでした。もっとも、やはり客の耳に止まった
ようで、すぐ売れましたが。
店主もよく覚えていて、あれは特異な個体だと言ってました。
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>その人にとっての「より良い音」を
ここにあるスピーカーがあって。
清流に跳ねる若鮎のごとく、弾けるような管弦楽器のバロックを聴きたいのか。
深海を厳かに移動するマッコウクジラ。壮大で重厚な交響曲を堪能したいのか。
同じスピーカーであっても聴き求める音が違うと、当然というか必然的に音出し
までのアプローチが変わってきますでしょ。そこがオーディオの面白さですもんね。
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>>965 薬漬けさん、今晩は。
記憶違いでなければA7だったようです。
冒頭はロングビーチにおけるジェットコースターでそれは怖かったです。
スカラ座におけるアイーダの一場面も登場しましたが見事な響きでした。
ただし子供心にも低域はバッサリ切って明晰度を稼いでいるなというのは
ミエミエでしたが賢明な音づくりだったでしょう。
オペラも含めて万能型の立派なラッパでありできることとできないことを
知り尽くしたある意味で謙虚な音づくりといえましょう。
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>>967
前期さん、おはようございます。
>>低域はバッサリ切って明晰度を稼いでいるなというのはミエミエでしたが賢明な音づくり
面白いですね。タンノイも、オートグラフもウエストミンスターも、バックロードホーンを
使いながら、それでいて最低域までは低域は伸びていません。この辺、相通ずるものを感じ
ますね。
今でも「低域を制するものはオーディオを制する」といわれますが、実際には最低域までも
制した上で全体をミントコンディションに持っていくのは至難の技でしょうから。サブウー
ファー着けてそれで事足れりとはいきませんものね。
プロ用としてそこを割りきった見識があったのでしょうね。アルテックもタンノイも。
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>>968
薬漬けさん、おはようございます。
タンノイもそうなんですね。
できもしないことを無理せずできること(過渡特性など)を充実させるという
のは長い経験から学んだ知恵でしょう。
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いにしえのタンノイ。同じくアルテックにJBL。グッドマンズやヴァイタボックス然り。
この辺のメーカーのユニット、システムになりますとですよ。もう音がどうのこうのとか
じゃなくて、「歴史を聴いてるのだ」という開き直りもまた趣味・嗜好のオーディオ。
こやつが出す音なんだから仕方ないわな〜 ってなアバタもエクボ的達観が必要なんです。
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>>970
それはそうなのかも知れませんが、よく知らない方が「じゃあこの辺のスピーカーは調整は
不要なんだな」と思われても困るので……。
確かに現下のスピーカーに比べると、これらは皆個性の強いスピーカーです。どんな調整を
しても癖は引きずるでしょう。しかしだからと言ってポン置きで事足れりとするのも早計。
調整すればそれなりにポテンシャルを出してくれるスピーカーたちです。タンノイもアルテ
ックもヴァイタオォックスも。
Goodmansも、Axiom150とかは使ったことがないので判りませんが、少なくとも80だけは
ポン置きだけでは多分泣きを見るでしょうから……。
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調整もできないような、ポン置きで聴くような方が、それらのスピーカーを
選ぶわけがなし。その前にタンノイもアルテックも知らんでしょう。
良く分かってるからこそアバタもエクボになるわけです。
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なるほど。納得です。失礼しました。
「良く分かってるからこそアバタもエクボ」……。なるほどですねえ。
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〉調整も出来ない方が選ぶワケなし
イヤイヤ、社長さんとかお医者さんとか、装置のセッティングさえ出来ない人が買うんですよ。
カネさえ払えば、ケーブル選びからセッティングまでオーディオ屋さんが全部やってくれますから。
(で、音なんか解らなくても、信じてますから)
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>社長さんとかお医者さん
タンノイもアルテックも知らないから。業者さんはウッシッシ (死語か〜)。
そんなお輩さん。今じゃベンツ、BMWよっかレクサスだよ〜 ってね・・・。。。
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>オーディオ屋さんが全部
そのギョーシャさんがそれに値する能力があればヨロピーのだすが・・・
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薬漬けさん。また1年終わります。月日の流れは早い。拙者今年も手術入院しました。
お互い養生しながらガンバッテ音楽聴きましょう。良き新年を。
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2022年最後の夜がふけていきます。
家の前の参道にも参拝客の方々がだんだん増えてきました。
今年は散々な歳でした。もちろんその主因はロシアによるウクライナへの非道な侵攻です。
人は儚くも美しい存在。そして美しいものは優しい。その美しさも優しさも破壊し尽くした
プーチンという人非人を呪い続けた一年でした。
来年という年が、全ての人が優しさと人の尊厳を取り戻す年であってほしいと心から願わず
にはいられません。
そして、音楽がこれからも、そんな人達の力の源泉となることをも併せて祈りつつ……。
管理人様はじめ掲示板の皆様方にはこの1年本当にお世話になりました。改めて心からお礼
を申し上げます。
新たな年が、皆様方にとりまして良き年でありますように。
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R教授、有難いお言葉、感謝申し上げます。
来年もよろしくお願いいたします。どうぞ良いお年をお迎えください。
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スレ主さま、そして皆様あけましておめでとうございます。
東京は晴天に恵まれて穏やかな元日です。
今年もどうぞよろしくお願いします。
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前期さん、そして管理人樣はじめ皆様、明けましておめでとうございます。
穏やかな元旦を迎えることができました。
どうか今年も、頼りないスレ主ではありますが、よろしくお願いいたします。
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今年は聴き初めは元日からになりました。
オートグラフでベーム=BPOのベートーヴェンの第7交響曲と、Axiom80でベーム=VPOの、
ブルックナーの第7交響曲。奇しくも第7の共演になりました。
で、R教授のご示唆をいただいたので、80のプリアンプをアキュフェーズC280とマランツ7
で聴き比べてみました。(ただしプレーヤー部が共通でないという制約はありますが。)
結果はまさに二者二樣。シャープさを出しながらどこか客観性を失わないアキュフェーズと
凄い切れ味の銘刀正宗で切りかかってくるマランツ7。
どちらも味がありますが、曲想的には第一楽章終結部のトゥッティの凄味でならマランツ7
の表現力に指を屈したくなります。しかし、マランツ7と80という、いわば正宗と妖刀村正
との激しい鍔迫り合いを聴くようで、こちらの集中力はMAX。疲れるかも知れません。
それにしても、だんだんと魔女が魔性を表しつつあるようです。
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相変わらずオートグラフと80の比較試聴をしています。中間報告的に言えそうなことは……。
ある程度融通のきくオートグラフに対し、80は厳しくソースを選びます。春風駘蕩な曲想は
まず合いません。デュ・プレ=バルビローリのハイドン・チェロ協奏曲作品101(英HMV)は
幼稚園のお遊戯の時間にカントの純粋理性批判の講義をするかの如しでした。
ビアノはソロにせよ協奏曲にせよ悪くはないのですが、オートグラフが一頭地を抜く感じ。
その代わり、80は曲想がマッチすると剛腕を発揮します。バッハとかは合いそうです。シュ
タルケルの無伴奏チェロ組曲(米Mercury)、リヒター=ミュンヘン・バッハoの管弦楽組曲
(独Archiv)。まだ聴いてませんが、リヒター=ミュンヘン・バッハoのマタイ(同前)も
多分合うんではないかと。あと、バーンスタイン=LSOのマーラー・復活(英CBS)も見事。
意外だったのはCDでした。マランツ7のラインはフォノ程尖ってないのは確かですが、実に
円満な音(あくまで7のフォノと比較しての話ですが)。ヒラリー・ハーンの弾くバッハ・
シャコンヌが美しい。ホグウッド=エンシェント室内oのアイネ・クライネも自然な透明さ。
フォノでの凄味は感じませんが、リラックスして聴ける感じがします。
以前、某SS誌で瀬川冬樹氏が80の音を「あくまでもふっくらと繊細で、エレガントで、透明
で、やさしく、そしてえもいわれぬ色香の匂う艶やかな魅力」と書いておられたのを思い出
しました。案外、本当の80の音はこのCDの音が近いのかも知れない――
と思いつつ、フォノの峻厳な、魔性と隣り合わせの音に惹かれる自分がいます。まあ、中立
的な音はオートグラフに任せますかね……。
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>>983
薬漬けさん、アケオメです。
とても興味深いご感想ですね。
B225の音味も効いているのかもしれませんが当方が勝手に想像するハチマル
の音は一部の伝説に洗脳されている可能性があります。
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前期さん、明けましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願いいたします。
実は使ったCDPはルボックスB225ではありませんで(B225はタンノイで手一杯なもので)
昨年悪友から押し付けられたアキュフェーズDP80LとDC81Lだったんです。
音色は似ていますがB225ほどの豊かな表情ないし色艶はないように思います。まあ却って
それが80に適合しているのかも知れません。
80は他所で聴いた限りでは、若い頃通ったオーディオ喫茶を除けば、余り成功した音には
出会っていません。大体は高音だけがピーキーか、或いは全体にどよーんとした覇気のない
音が多かったです。またそういう時に限って音が紙臭かったりもします。拙宅の80も最初の
頃は後者でした。
やはり扱いにくいユニットであることは確かでしょう。タンノイなら最初から「これで良ご
ざんしょ」的な音を出しますが。(これがタンノイの曲者たる所以とは長島達夫氏の言葉)
その扱いにくさと極端な音が都市伝説を生んだのでしょうか。
拙宅のアンプも変遷しました。パワーが211シングルからR120プッシュプル、そして今が
300Bシングル。プリは上杉UBROS1からアキュフェーズC280、そしてマランツ7。
まあそろそろなんとかなってくれというのが本音で(苦笑)。
今の音は、アナログで聴く限りはビーキーの一歩手前だと思います。CDの方がバーサタイル
でしょう。しかしピーキー的な音の方に魅力を感じてしまうところが、このユニットの特異
なところなのかも知れませんね。やはり魔女が憑いている?
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>>985
薬漬けさん、こんにちは。
まだ聴いたことがないオリジナル80の性格を端的に表現されてますね。
使いこなしは難しいでしょうが伝説のラッパに間違いありません。
なおオリジナルを愛用しているマニア氏の意見ではレプリカの音は別物だ
そうです。
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>>986
前期さん、こんばんは。
レプリカですねえ……。前に持っていたことはあるんですが、ろくに鳴らさないうちにオリジ
ナル(センターコーンが黒焦茶色)が入ったものですから、手放してしまったので、今では
音の細かい印象は残っていません。
ただ、よく80は息を吹きかけただけでもコーン紙が動くと言われますが(実際オリジナルは
そうでしたが)、コーン紙を支えるカンチレバーの材質がレプリカでは変わっていたのか、
コーン紙を動かすにはやや強い息が必要だったように記憶します。センターコーンの色合い
もオリジナルとは異なって、確かメインコーン紙と同じ色でした。
コーンのエッジも、オリジナルの丸く整形したエッジと異なり、スパッと切ったような形。
細かいところで差異がありますから、音に反映されていても不思議ではないでしょうね。
昔よく通ったオーディオ喫茶のマスター(この人は80の達人だったかも)によると、「オリ
ジナルとレプリカ、それぞれに味があるんですよ」とのことでした。逆に言えばお互いに、
それなりに違いがあったということでしょう。
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>センターコーンが黒焦茶色
紙そのままじゃなくて、フェノール樹脂を含侵させて熱重合したんでしょう。
ベークライトに近いか。DS-301のミッドレンジもフェノール樹脂なんです。
フェノール振動板は (簡単に言えばプラスチックですが) 昔のアルテック等の
ダイヤフラムにも使われてました。大パワーでもひしゃげないし音に艶が乗る。
>カンチレバーの材質がレプリカでは変わっていた
ハイパワー仕様だそうな。時代考慮なんでしょね。
>それぞれに味があるんです
そりゃそのマスター。達人ですね〜。
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>>987
薬漬けさん、おはようございます。
どうやらオリジナル80はとても鋭敏なユニットのようですね。
質問です。このラッパでヴェルディのオペラなどドッカンバッシャンを再生
したらどのような響きになるのでしょうか?
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>>989
前期さん、こんにちは。
ヴェルディは試したことがなかったのでやってみました。カラヤン=VPOのアイーダ第2幕
第一場と第二場。(英DECCA)
エキセントリックな展開を予想しましたが、案外「普通に」鳴りました。スケール感こそ、
流石にオートグラフにかないませんが、大行進曲でのアイーダ・トランペットの表現も良。
なかなか分離の良いアンサンブルです。(分析的に聴かせる傾向はあるようです。)
R120ppではたびたび聴いていたベーム=バイロイトsoの神々の黄昏終幕(蘭PHILIPS)も
300Bシングルでは以前のエキセントリックさが消え、結構生々しく鳴りました。これもある
意味意外でした。
悪ノリして、R教授もお好きなグランド・ファンクのアメリカン・バンド(米CAPITOL)も
かけてみましたが、案外そつなく聴かせます。メル・サッチャーのベースがよく出ている。
ドン・ブリューワーのドラムスが少し小さいのは致し方なしでしょうか。
総じてドッカンバッシャンも結構こなすようです。
そういえば昔、上記のオーディオ喫茶のマスターが、80でそれも結構なボリュームで鬼太鼓
座を鳴らしていたのを思い出しました。結構「らしかった」記憶があります。
ちなみに、これまでのところ、レーベルでは独DGGと独Archivが80のシャープな面を聴かせ
るには適しているようです。まだサンプル数としては少ないですが。
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>>990
薬漬けさん、今晩は。
早速試していただき恐縮です。
立派に鳴るのですね。
やはりこの有名なラッパはただ者ではないようです。
脱帽。
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>>991
前期さん、こんばんは。夜分に失礼します。
恐れ入ります。
ただ、いずれの試聴も、80とマランツ7のフォノイコライザーの性格が重畳して、低域が
いささかミニマム気味であったことは否めません。敢えてオートグラフと違う音の路線を
狙った結果ではありますが。そこはバーサタイルとはいかない点かも知れませんね。
なので、私のような魔女の魔性を追っかけているヘンタイはともかく、普通の方が普通に
聴かれる分には、拙宅のシステムだとCDの方が、透明感も伴いながらまだ普通に近い音で
鳴ってくれるように思います、それでも媚薬的要素はまだ残っていると思います。
それにしても、苦労のしがいがある?点でも只者ではないかも知れません。(苦笑)
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〉992 苦労のしがいがある?
薬漬け先輩は、まだまだエネルギーに満ちておられるようで、羨ましい限りです!
夢も希望もあればこそですよねぇ。
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>>994
いやいや、大先輩のような洗練されたチューニングと違い、フーフーゼイゼイ言いながらの
メッタ切りですから。エネルギーなんてとてもとても。
とにかく青いんですね、人間がまだ。若い頃の美音のイメージが頭から離れずそれを求めて
彷徨っています。いい加減枯れてくりゃいいものを。
ただ、ウエストミンスターで経験していますが、スピーカーには必ず、生き生きと鳴り出す
ポイントがあると信じていますから、それを探すさすらいの旅をしているようなものです。
80もましになってきたとはいえ、まだまだ完成途上。オートグラフも80ほど弄ってませんが
まだ先があると思ってます。
でもこの歳になったら、「やっとここまできたか」と思える頃には、老人ホームが目の前に
迫ってお別れの時なのでしょうね。(苦笑)
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>老人ホーム
夫人に先立たれた某技術者、ひとりでは生きてゆけないのでホーム入りを
決意。
昔の部下たちを自宅に呼んで「欲しい物があればなんでもあげるから持って
いって」と気前の良いところを見せたものの大半の機械が売れ残ったとか。
この話、前にも書きましたかね(汗)。
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>>995
前期さん、こんばんは。
今の人達にしてみれば、私達がフツーと思っている機器類も異次元の存在なんでしょうね。
「オートグラフ?ウエストミンスター?!邪魔、邪魔!!」「Axiom80?なんじゃ、この
出来損ないみたいなユニットは!!」「4333A?まだデカい!!」とか。(苦笑)
まだ引き取り手のある間に処分すればいいのでしょうが、その時期はこちらにまだ未練が
ありますし。もう少し早く生まれていたら楽だったでしょうね。
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>私達がフツーと思っている機器類・・・オートグラフ、ウエストミンスター、AXIOM80・・・
いやいや。フツーじゃありませんって w フツーってのはSX-500とかNS-1000MとかP-610あたりで。
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>「4333A?まだデカい!!」
今の人達には、NS-10MやLS3/5Aもデカいみたいです。
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>>996
諸先輩の話を聞いてここ20年ぐらい断舎利をしてきました。
我ながら正解だったと思うのはオープンテレコ2台をオクで売却できたこと
でしょう。
車に積み込んで近くの日通配送センターから買ってくれた人宛てに発送しま
したけど重くて難儀でした。
そのセンターも今は経営が変わってしまいました。
ところで先輩、次のスレたてよろしくお願いします。
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>>999
前期さん、ありがとうございます。
そしてここまでお付き合いいただきました皆様、ありがとうございました。
無事、Part11、大団円を迎えることごできました。感謝申し上げます。
引き続き、次スレを立ち上げさせていただきます。どうか変わらぬご愛顧をお願いします。
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