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TANNOY総合スレ Part8
皆様のお力をいただきまして、晴れてPart7、1000スレを達成することができました。ここに改めて御礼を
申し上げます。
現代においてタンノイの魅力とは何かを考えると、往年の名機に先ず指を屈する方は多いと思われますが、
現代にあっても様々な機器を輩出し、様々な音響分野で活動する同社の作品は今も昔も奥が深いと思います。
新旧スピーカーをはじめとする同社の様々な機器の魅力を語り合える場として、Part8を立ち上げさせて
いただきます。どうか皆様方には、引き続き情報交換の場としてご愛顧のほどをお願い申し上げます。
(スレ主が一番頼りないこととて(汗)、その辺のフォローも併せてよろしくお願いをいたします。)
毎度のことながら少々のスレチはお構いなし、場外乱闘はなにとぞご勘弁で。よろしくお願いします。
TANNOY総合スレ Part1
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/11602/1296285912/
TANNOY総合スレ Part2
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/11602/1320146185/
TANNOY総合スレ Part3
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/11602/1345360476/
TANNOY総合スレ Part4
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/11602/1359120136/
TANNOY総合スレ Part5
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1379074819/
TANNOY総合スレ Part6
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1397950538/
TANNOY総合スレ Part7
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/music/11602/1423704997/
>>440
ちなみに、調べてみましたが富田先生の直接の設計かどうかは、ちょっと微妙なようです。
先生の手になるクラフトPE500の設計を転用したとの説もあるようですが、確かなところは
何とも言えないようですね。
>>443
薬漬けさん
追加情報ありがとうございます。先生は晩年は体調を崩されていたようです
から直接は設計していないかもしれませんね。
何気に書き間違えていました。
>>439 の5000sig.は6000sig.の間違いだったようです。失礼しました。
↑ 了解です。
ゴーストバスターズ第一弾で?何とか音が出るようになったR120ppで、Axiom80を鳴らして
みました。オートグラフとの差も興味深かったので。
ラインはタンテにガラード301、SPU-GOLD〜WE-618B〜Marantz1。本当はマッキンC22を
持って来たかったのですが、まだ裏飯屋状態なので妥協です。
ソースはオッコ・カムのシベリウス2番で。
ちょっと「かけ急いだ」感ありというか、アンプが温まっていなかったせいもあるでしょうが、
このスピーカーにしては“古風な”鳴り方でした。モニターゴールドの現代的な音色とは少々、
趣を異にしていました。加えて意識的に高域寄りにした(WEのトランスを、インピーダンスが
ミスマッチなのを逆手にして使った)のが余り成功していません。端的に言えば、このSPの
特色ともいうべき「魔性の高域」が出ていません。
それでも最後の方に入って、アンプが温まってきたら、やや魔性の片鱗を見せてきました。
それと元々が反応の早いユニットだけに、音数の多さは流石です。この辺はモニターゴールドも
一目置くでしょうか。
次はトランスも含め、鳴らし方を再検討です。が……C22が治らないことには本格チェックは無理。
裏飯屋〜
先日、ハードオフで、タンノイのGRFメモリーを見ました。初代です。
1981年発売です。
音は鳴っていませんでした。JBLのDD55000?が鳴っていました。
このJBLは、売値が108万円でした。
GRFメモリーは、実物を見ると、それほど格好いいとは思えません
でした。
遠い昔、GRF memoryに転びかけたことがありました。
まだウエストミンスターに懐が手が届かない時代で、心理的に妥協もあったのかも知れません。
K百貨店の電化製品売場に、それはアキュフェーズのアンプ群に接続されて佇んでいました。
ミンスターには及ばぬものの、存在感は十分。お店の人にお願いして音を出してもらいました。
ふーん、というのが第一印象。ミンスターをあちこちで聴いた後だけに仕方の無いことですが、
タンノイ色の薄い、一般的なスピーカーという印象を受けたのです。
ミンスターのバックロードホーンと異なり、こちらは一般的なバスレフタイプでしたので個性が
薄いのはやむを得ないことではあったのですが、大きな印象を残すには至りませんでした。
その後も何度か聴かせてもらいましたが、決心がつかないうちに、どなたかが見受け。
ミンスターが拙宅に入るのはこれからしばらくしてからになります。縁とはこういうものかなと。
薬漬けさん、今晩は。
>心理的に妥協もあったのかも知れません。
私は懐具合で随分この妥協を遣りましたが必ず後悔しました。妥協は矢張り妥協なのですね。
しかし乍ら、妥協しないとなると多くを犠牲にしなきゃいけない其れでも欲しい物は欲しい。
子供の様な気もしますがあの葡萄は酸っぱいと諦める狐に為るのも悔しい。
オーディオ貯金を致しております。
ディランさん、こんばんは。
オーディオ貯金、いいですね-。
当方は極道が過ぎて、オーディオ借金を返すのに四苦八苦しております。(汗)
薬漬けさん
極道ですか?ま、道を極めると言えば薬漬けさんはご立派な求道者か先鋭的趣味人と心得て居ります。
気が多いのが良い処でも有り、余裕のあり過ぎかと存じます。
当方は懐具合の都合上一点豪華主義を余儀なくされて居ります。
変に余裕があれば身代潰し間違いなし!
趣味の獄道というホームページがありますね。三上剛さんという、
開業医です。ウエスタンエレクトリックの部屋とか、何部屋かあります。
薬漬けさんは、後にウエストミンスターを入手されたのですね。
巨大ですよね。
モデルチェンジした後は、ウエストミンスター・ロイヤルになりましたね。
先日オフで見た、エベレストDD55000も後ほど調べてみたら、
高さ140センチ、幅92センチ、奥行き54センチ、重さ145キロ
でした。
6畳間にも入るでしょうが、巨大ですね。
特に高さが140センチちょっとありますから、私の身長が167センチ
ですので、頭ひとつちょっと低い位です。
あのスピーカーは、ホーンが威圧的な漢字なので、サランネットを
したままの方が良さそうです。
〉452 求道者か先鋭的趣味人
オーディオやってる人のほとんどが年寄りで、そのうちの大多数はメカマニアか物欲の亡者、その他にはミュージックラバー?とか・・・で、妙なことに、音質を追究する人は僅かといいましょうか、音が判る人が僅かといいましょうか・・・
薬漬先輩の場合は、昔の名機のコレクター的な面もありますが、音触の違いへのコダワリがハンパじゃないですよね。音のコレクターとか?
レコードの方も昔の名盤が中心ですかね。
(勝手なコメントで失礼しました!)
>>452
いえいえ、そんな大それたものではありません。ディランさんの方が立派な求道者と思いますよ。
余裕も無いのに背伸びした挙げ句がこの始末でして……。
まあ、オーディオしか出来ないのだからと、後ろを向いてブツブツ言っているという按配です。
>>454 大先輩、こんにちは。
音触の部分はどうなんでしょうね。もう少しおおらかに、色々な音でいいのではと思うことも
ありますが、欲どしいのでしょうね。個々の音を、それぞれに十全な姿で聴いていたいという
訳ですから。
コレクターの部分は、遠い昔の刷り込みが大きいですね。中学高校時代に見た綺羅星のような
名機……。
案外、タンノイやトーレンスに接したのはもう少し後になりますが、今やそれらが主役の座に
あるのですから、面白いものです。
レコードは、前にも書いたかも知れませんが、オリジナルの音に接した時のショックが大きく
影響しています。かくも差があるものかと。(ただし何でもかんでもオリジナルという訳でも
ありませんで。一例、フルトヴェングラーのトリスタンなら英ALPのオリジナルよりも、
独Dacapoをとるといった感じですね。好みもあると思いますが。ちなみにドイツオリジナルの
独WALPはまだ聴いておりません。)
最近は相場が恐ろしい状況になってまして、入手も簡単にはままならなくなりました。
>>453
ドロンさん、よくご存知ですね。
ああいう人が居ないと知り得ない知識も多々有りますから助かります。
とは言うものの、知識だけ拝借してもブツが無ければどうにもならない訳で。
まあその辺が私をエアオーディオに走らせた要因でもあります。
>>454
生音を追及したらオデオなんかやってられません。
拙宅のような狭い空間では基本的に歪だらけです。
そこで自分の好きな「勝手な音」に走るわけです。
そこに趣味の世界、いみじくも教授のいう「幻音」再生を追い求める意味があるのだと思います。
>485 生音を追求したらオデオなんかやってられません。
そのとうり・・・かもしれませんね、コンサートとか、ライブ演奏とかを体験すると
生音を追及しなくても脳内補正が利きまくりますから、再生装置はなんでのいいんです。
逆に生演奏を知らない楽曲だったら、あれこれやっちゃいますね。
訂正 >485 は >458 の誤りです。 m(_ _)m
オーディオてのは、基本的に、録音された作品を再生するワケで、再生側の問題も多々ありますから、生音を追及したら?なんてそもそもあり得ないことを、諦めの境地で好き勝手な音を出す理由にするのはおかしな話ですねぇ。
ゆがんだヘンテコな音でも、そのヘンテコさに気付かず、自分の好みなんだからイイじゃないか!と、それで満足できる方は個人的に楽しむ範囲であれば宜しいのではないでしょうか。当然ながら、他所様からどうこう言われる筋合いのものではありません。
ただ、そうでない人にまで押し付けるような理屈ではないと思います。
生音議論は難しいですね。生音の定義にしてからが難儀ですから。
前にも書いたと思いますが、音「自体」は知覚できないわけで、各人は自分の鼓膜と脳細胞で音を
聴き分けていることになります。また、その前提で生音を聴いたとしてもどのような場面において
その音を聴いたか?によって生音の内容は変わります。オーケストラホールか、ジャズ酒場か。
オーケストラホールなら2階席、それも前列か後列か。あるいは1階席か、によって千差万別です。
これで言えるのは、生音とは「主観的存在」であるということになりましょうか。
ただ、人間の耳の差異はそう大きくはないでしょうから、生音とはという最大公約数的な「音」は
存在するでしょう。
そしてこれを再生するオーディオ装置にしても、その何れもが何らかの個性を持っていることは
否めない訳で、その個性というフィルターを通じて再生音を聴くことになります。
結局、私たちが生音を追求するというとき、それは「自分の内面において生音と感知している音を
いかに目の前の装置から再生するか、その出てくる音がいかに自分にとって生らしく聴こえるか」
ということになるでしょうか。結局は自分と機械という二重のフィルターを介している訳です。
定式はこうなるのでしょうが、生の定義が前掲のようなことであると生音に生理的な要求が付加
されます。これが音の「好み」になるでしょう。自分が聴いた生音とバイアスがあっても、それが
自分に心地よければそれを採る。前期さんの仰る、これも一つのあり方であっていいと思います。
「正確な音よりも感動できる音をとる」などの格言は、この辺の事情を物語っていると思います。
結局、生音そのものという亡霊は存在せず、皆さんご自身が立派に自ら体験した「生音」を自らの
愛器で再生しておられる、あるいは味付けを加えて再生しておられると思います。そのありようは
百人百様でしょうが、個々人にとってはいずれもそれが生音だといえるのでしょう。
生音「そのもの」でないから、教授の仰る「幻音」とも通底します。
ただ上記のように、相対的な生音でも最大公約数はありますから、これを著しく外した音となると
それは…ということになるのでしょうね。大先輩の仰るとおりその人の勝手といえばそうですが、
約束から外れた音というのは一般的認識からはやはりどうかな…という共通理解になるのでしょう。
またグダラ書きをしてしまいました。誤解も多々ありやと恐れます。深謝。<(_ _)>
>>462
禿同。以前にもカキコしましたがオデオは電子工学や音響工学だけでなく
心理学にも関係し松からね。「ワテの音こそ最高や!」と思っていればそ
れでイイんじゃないでしょうか?
このスレにも登場する海軍基地の先生のお宅にも何度かお邪魔させていた
だきましたが立派なお屋敷にも関わらず自宅のエアボリュームでは生オケ
の再生は無理だからオケを聴きたいときは音楽会に行くと割り切っておら
れました。
スケールや音場さえ我慢できれば、コンサートの生演奏よりもすてれお装置の方が
ずっと良い音ですね。音を歪曲する1番の悪因は空気です。空気伝達距離が遠い程
悲惨になります。デカい音は押し返され、周波数の高い音は哀れにも木端の微塵。
生コンサートが良い音だと思ってるこそ脳内補正でしょね。そんな音を原音にして
もどもなりませんでしょ。本物より本物らしく聴かせるのが趣味のオーディオです。
R教授のお言葉ではないですが……。
やっとこさでレビンソンのフォノイコライザを所定の位置に置けました。で、早速試聴に。
入力はMCH-IIを選択。テストディスクと化したオッコ・カムのシベリウス2番(独DGG)で。
ゲインが低いのでcoherenceのボリューム最高でまあまあの音量感。その結果としては……。
「本物よりも本物らしく」とはよく言ったもので、弦の各パートが実にリアルにオートグラフの
間の空間に展開します。1階S席で聴きながら音だけはかぶりつきで聴いているような、言わば
架空のS席とでも言うようなプレゼンスが現出しました。
音の質感はやや低温で、クールな空間に音が展開する。些か裏飯屋〜の感じなきにしもあらずの
音空間でしたが、やはりこれもオーディオの醍醐味かも知れませんね。
>ゲインが低いのでcoherenceのボリューム最高でまあまあの音量感
足跡で見ますとMCH-Ⅱは0.24mV(0.15mV(1999年カタログ記載))
低い方なのでしょうかね。
当方のレヴィンソン25LMCには受けインピーダンスロード切り替えと別にカートのアウトプットゲイン0.2mV以下と以上の切り替えが
付いて居りますが。
>>466
インピーダンス切り替えがあるのは分かっているのですが、ゲイン切り替えについてはまだ調べて
いないのです。(汗)
ディランさんの仰るとおりでした。
中を調べたら、ゲイン切替え用のディップスイッチがありました。
調整を施して鳴らしてみると、確かにゲインは上がっています。ありがとうございます。
ただ、ボリュームが大きくなると音の質感も微妙に変わってくるので、油断なりません。
薬漬けさん、今晩は。
音の質感は変わるでしょうね。インピーダンスロードも微妙に影響しますが。
>coherenceのボリューム最高でまあまあの音量感
精神衛生上良くありませんよね。良い昇圧トランスをいくつもお持ちなのですから
MCH-Ⅱならレビンソンのフォノイコライザは???
そんなことは百も承知の薬漬けさんには釈迦に説法でした失礼いたしました。
いえいえ、浅学非才の身でございます。
レビンソンNo25は、私のモデルはMC専用みたいです。ダウンロードした取説によると、
カートリッジの受けインピーダンス切り替えと出力ゲイン切り替えが出来るようになって
いるみたいでした。
なのでMCトランスは必要無いようです。
私のイコライザーアンプNo.25Lも同じMC専用なんです。ですのでMC専用のレヴィンソンは使わずに他のMMフォノをと。(要らぬことを言いました、レヴィンソンをお試しなのですね)
小生のもう一つのイコライザーはクリアーオーディオのMM、MC切り替え可能な安価な物ですがナカナカ健闘しとります。モノ針を付けてMCで使って居ります。
ゲイン違いを同じ音の大きさにして比較すると音の風情が変わりますね。ゲインが上がると
電流値が小さくなる場合があります。入力と出力のインピーダンスが異なるためでしょか。
元気な音になりますが反面、音の線が細くなったり。ゲインは大きければよいと言うもの
ではなくて目的に合わせて必然的に決まります。5〜8dB程度の差であれば好みで宜しかと。
>>471
フォノイコライザは難しいですね。
ヘビー級のものは、それだけの音を出してくれるものですが、その一方で廉価版のライト級の
ものでも、エッという音を出してくれるものがあるので油断ならないところです。
ところで昇圧手段もこれまた悩みますね。
イコライザが昇圧手段込みの場合は従うほかはないのですが、それがヘッドアンプ形式か、
ハイゲイン方式か。はたまたトランスかによって性格は変わってきますね。
イコライザがMM方式であった場合の、外付け手段――トランスが多いと思いますが、
ヘッドアンプも含めて、この辺の選択は悩ましいものがありますね。
>>472
教授、やはりそうでしたか。
体感的には変わるということは何となく感じていたのですが……。
レビンソンNo25の場合、手元に資料がないので記憶頼みですが、確か10dBのゲイン差があったと
思います。微妙ですね。
10dB差が備わってあれば増幅率は約3倍に。仮に増幅率1000倍と3000倍。
やはり音は変わるでしょね。
もっともパワーアンプや接続スピーカーとの総合的な兼合いで音が決まり
ますので、聴いてみての好みで宜しいんじゃないでしょか。
>>472
>入力と出力のインピーダンスが異なるためでしょか
そこのところも少しkwskお願いし松。
増幅回路で特性を良くかつ電圧を取り出したい場合はベース接地。入力インピが低く
出力インピが高い。電圧ゲインは大きいのに電流は少なくなります。ってなことだっ
たよな気がしますが大昔習ったことなので忘れました。なので直感的天邪鬼思考です w
球アンプで、低圧大電流型と高圧小電流型ですとエラく音が違います。あの感覚です。
>>477
早速のレス、恐縮です。
なるほど、と気取りたいところでつが実はよく理解できていません。
でも教授がご指摘のとおりオデオは科学じゃないんでつよね!
オカルトなんでつ。ここが理解できないと「不毛の議論」に発展してこの板
も炎上することになり松。
エミッタ接地、コレクタ接地、ベース接地等を数行で上手く解説できる方は他の
掲示板には多数おられるんでしょうけど、此処のメインは古き良きすれてお機械
たちを語り合う場ですからね。拙者みたいなエセ工作人も場違いではあります<(_ _)>
オーディオクラフトとレビンソン、双方のフォノイコライザーを試してみて感じるのは、
ややですけど、レビンソンの方が“歌う”要素が強い様に思われます。
オーディオクラフトも歌いますが、より忠実に音を出す方に力点があるのかな、という
印象でした。
ただこの辺は、前段の入力系が異なりますし、かけるレコードによっても左右されますから、
判断は難しいものがあります。
>エセ工作人も場違いではあります<(_ _)>
以下同文でつ。
日本のオーディオは舶来モノの真似から始まったんでしょうけど、成長過程において
マスで聴かせる、壮大、迫力等とは違った精密・緻密な音が特徴になっていきました。
日本人の音に対する情緒でしょね。風鈴。蝉の声。草むらの虫の声。渓流のせせらぎ。
木々の擦れ。鳥のさえずり。欧米人には苦痛・ノイズであったり、気にも留めない音が
四季折々の情緒として愛されてきたわけです。そんな感性が日本のオーディオにも反映
されていたんでしょう。今は日本も設計者が若くなり、時代とともに耳で聴くオーディオ
よりデータ重視での製品が多くなったようです。みな同じ半導体を使い、同じような回路
ですから音もまた格差少なし。昔の機械のほうが良かったと思うのは歳のせいでしょね。
>>482
西洋の音は宗教と密接に関係しているような気がします。音楽のオトーチャン
バッハを引き合いに出すまでもなく彼らの音の基本は石造りの聖堂に響くパイプ
オルガンと聖歌隊が歌う讃美歌。東洋の音感と違って当然です。
西洋音楽が教会などの間接音主体なのに対して日本は直接音主体と思えますね。
>>483
>彼らの音の基本は石造りの聖堂に響くパイプ
オルガンと聖歌隊が歌う讃美歌。東洋の音感と違って当然です
そう単純に決めつけて良いのかなあって気がしますけどね。
楽器の種類の多さ、音楽の形式の多さ、音域の広さ、どれをとっても西洋音楽とは
とても比較になりません。とにかく彼らは音楽を楽しむことにとても貪欲ですから、
彼らの音に対する感性は磨かれて当然ですね。
しかし西洋音楽に接する以前の我々にはそのような環境がありませんからせいぜい
鈴虫やカジカの鳴き声に癒されることはあっても、それは音楽ではないですから
それを持って感性の違いを云々するのは可笑しいんじゃな〜いと思います。^^
>>484
そうでつね。アジアの家屋は一般的に木と紙でできていますから音はスカスカ。
何よりも音の分離が求められることになるのでしょう。
とはいえ西洋の楽器のオリジンは中国だという学者もいます。
ここまでくると感性も遺伝子まで踏み込んだ解析が必用になり浅学菲才な小生
の手に負えません。
まあ、めんどうなことを考えずに自分の好きな音を楽しむのが正解でしょう。
皆さんこんばんは。
そういえば「日本のオーディオ(製品)には(音質に)個性が無い」と
海外の人から評されていましたが、今ではなくかなり前の話だったやうな。
マーケティングの結果として個性が削られた、とも言われてましたっけ。
普及価格帯では昔から日系メーカーの製品が世界中に
進出してた、というのも多少影響してるやうな気がしまつが、
それプラス日本のメーカーにありがちな横並びや
八方美人の発想といったところでもあるんでしょか?
10個上位からのスレッドを見ましたが、実のある話ですね。
ヨーロッパの人達は中世から音楽会に行っていたみたいですね。
しかし、それは上流階級の人達だけでしょうね。
日本では、歴史は浅いですね。昭和になってからでしょうか。
オーディオ製品は、私はスピーカー以外なら日本製品しか
買いません。
外国製品を買う理由が見当たりません。
スピーカー(完成品)、ユニット類、共に日本製品も充分魅力、
個性共にあると思います。
>>487
いわゆる「ジャパニーズ・サウンド」ですね。
しかし考えてみるとおかしな話で、「個性がない」と言われても「原音に個性があったら
おかしいのではないか」と、当時の技術者の方々は考えたでしょうか。
ただその一方において、個性の塊のような海外製が称揚される。悩ましかったでしょうね。
>>489
薬漬けさん、今晩は。御意にございます。
オデオに限らずどんな機械にもそれが育った地域の文化が反映されているのでしょう。
そこが楽しいでつよね。
いささか不穏当かもしれませんが兵器なんかその最たるものでしょう。
一部の人がローテクの見本だと馬鹿にする風船爆弾なんかむしろ敵国で高く評価
された事実もあります。隣の芝生が蒼く見える?
>>490 前期さん、こんばんは。
日本人に馴染みの深いところでも、英国、ドイツ、米国なら西海岸と東海岸。それぞれの特色が
ありますね。
技術者の方々は高度な計算や測定のもとに製品を作っておられるでしょうけど、やはりそこには
「風土」というものが色濃く反映されているように思います。
音だけでなく製品の外観、使い勝手、様々なところに、お国柄というものが出ますね。
人が設計し造るものですから、やはりどこかに「風土」がいつの間にか顔を出すのでしょう。
日本の製品の繊細な音空間も、また日本の風土の一断面かも知れませんね。
また輸入された海外製品も、鳴らし込まれるうちにそこの風土に染まっていくのも興味深い
ところです。
>489 薬漬け様
当時のシュアに対するテクニクスのカートリッジとかね。ジャズファンさま方は某紙や
某さんの影響でみなタイプⅢ使ってました。205CⅡ系なんかにゃ見向きもしない。205C
はホントに良いカートリッジで、繊細緻密だし全域での音の素直さは天下一品。その辺
のMCカートリッジさえ色付けだらけと思えるほどにバランスが良いんですが、舶来マン
セーの雑誌やマニアさまにはなんだ松下のカートリッジかってなことだったんでしょね。
最近になって見直されてますけどね。ツインアームですとタイプⅢと205CⅡを付けてソフト
や気分で切り替えて聴けるので有難し。最近はタイプⅢからエラックに変更しましたが。
国産のカートリッジは安物やプレーヤー付属物でも中々良いのがあるんですよ。エクセルや
ジュエルトーンのOEM品とか。それ相応以上のシステムの中で使われてませんから。お宝発見。
前期様 >地域の文化が反映されているのでしょう
日本は国土の大半が山林ですからね。コウゾ、ミツマタ、ガンピやら豊富で和紙でも
コーン紙でもまかしとけと。英国あたりじゃ海外調達はまだしも、コーン紙はプラス
チックでイイやって。湿気に強いのはありがたいのですが○○○○叩いた音がm(*- -*)m
>>493 R教授、おはようございます。
全くですねぇ。山林と急な斜面のおかげで昔から清涼な水に恵まれてい松。
結構恵まれた国なんでつよね。
脱線し松とヴィアドロローサを重い十字架担がされて歩いた誰かさんの国では
木材は貴重品だったはずでつ。ヨセフの職業は大工ということになって松が
日本的な意味では違いそうでつ。CarpenterじゃなくてMasonというほうが合っている
と思うのは得意のやぶにらみに過ぎません。
>ヨセフの職業は大工
大工にしろ石工にしろ神の象徴的存在なる宮殿の建築者だったというのが重要でしょね。
>>492
205CⅡは名前と姿形は存じていますが、音はまだ聴いたことがありません。
教授がTYPEIIIと並べておられたということは、太め〜ざっくりとした音作りでしょうか。
(305とは路線が違うのでしょうね。)
⬆言葉足らずでした。
音の出方がざっくりと太めなのかな、という趣意でした。
シュアーとの差が興味深かったもので。
TYPEⅢのようにメリハリがあってズダダダダバッシャ〜ンってな風ではなくて
素直でスッキリクールでワイドレンジです。昔は聴いた気がしないなって感じで
反故にしとりましたけどね。やっと判ったというか、きちんと鳴ってたんだと。
全域でのバランスの良さなんかはDL-103あたりよりはずっと上じゃないでしょか。
反対でしたか。これは意外でした。
しかし興味をそそられますね。
このカートリッジで、ボールド=LSOの「惑星」、なかんずく火星を聴いたらどうなんだろう?
因みにII型からタイプSまで進化しているようですが、より緻密になっていってるのでしょうね。
多分。
ドラムのビシバシがカートリッジの視聴に良いと思っています。
ところがその愛聴盤?のタイトルもアーティストも失念。
昨日はトランスのフェランティーが出てこなくて往生しました。
盤を見に行かないで閃いたのが
ロイ・ヘインズ「 Out of the Afternoon」 でした。
これは切れ味テスト。
漂うようなフンワリ感となるとまた話しは別で。
その場合はアート・ペッパー「What's new」
まぁ、単に忘れたのを思い出したってだけの話なんですけどね。
先ほど皆さんのご意見などを参考にyou-tubeでぶらぶらブラウズしてましたら、
これ↓に行き当たりました。
www.youtube.com/watch?v=z4PKzz81m5c
ペットの音が実に私好みの音だったので、早速尼で"Chet Baker - Almost blue"の
タイトルのCDをポチってしまいました。you-tubeにアップされているものと同じ録音
のものなのか些か心配ではありますが、”残り1枚”に後押しされてしまいました。(^^;
you-tubeにアップされているものではピアノの音がやや刺激的(と言っても決して
不快な音では無い)ですが、尼でポチッタCDでも同じように刺激的な音なのかどうかも
確かめたいところです。
先日、チェット・ベーカーの伝記映画「ブルーに生まれついて」を観ましたが、これは
ちょっと退屈な映画でしたが往時の録音風景などが見られますので、そういうのに興味の
ある方々にはお勧めです。
>>499
自己レスで恐縮ですが……。最近慌てて書いてチョンボが多いことたるやで情けないかぎりです。
205IIの発展系はLとHで、Sは最初のタイプの呼称だそうですね。
この後MKII、MKIIIに進化していくようですが、どのような音の佇まいになったのやら。
拙宅ではTYPEIIIとPohnt5がMM代表で頑張ってくれていて、新規に入るとなると居場所から
考えないといけないようです。
>205IIの発展系はLとHで、Sは最初のタイプ
単体売りが205CⅡなんです。その後シェル付きで3種売り出されてそれぞれSとLとH。
スタンダードとローとハイですね。コイルの巻き数が違いますのでインピーダンスと
出力電圧が違います(L<S<H)。当時はオーディオ大ブームでしたのでいろんな需要が。
付属のシェルはオーバーハングは取りやすいのですが、取り付けスペーサーの座りと
強度がイマイチです。かといって幅が細身いシェルですと頭デッカチで不恰好に。
やはりSFPCC31001タイプが似合いますね。そのへんにゴロゴロあります。安価ですし。
ちょっと探してみようと思います。
しかし、そうした素直なキャラクターだとしたら、オートグラフやウエストミンスターをはじめ
個性的なタンノイの連中をドライブさせたらどうなるか、興味深いものがあります。
素直派では拙宅では電音DL-305も現役ですが、またキャラクターは微妙に違うでしょうね。
>そのへんにゴロゴロあります。安価ですし。
と思ってましたら製造終了してるようです。以前は1500円くらいで買えたのに。
良い物が無くなるのはオーディオ界の常。ま、似たようなモノがいっぱいある
みたいですから大して困りませんけどね。
ヘッドシェルは確かに種類はやたらめったら多いですね。(笑)
ただ、205Cはハイコンプライアンスですが、シェルにはMCを前提とした重量級のものも結構
ありますから、選択には注意が必要ですね。
我がつたなき記憶によれば、
1.205CⅡのSとHは同一ボディ、Lは巻き数少ないローインピーダンス型
2.ŁとHの針は同一、205CⅡXという名、サマリウムコバルト磁石で高出力化
3.LをもっていればSを追加で買うと針の差し替えで4種類の音質を楽しめる
4.ただし、LボディにSの磁石ではいいところなしなので商品化されず
というようなものだったと思います。
2.の最初の文字はLです。文字化け失礼しました
SとLとHでどんな音の差があるのでしょうね。
S基準で比べますとLは繊細で大人の音、Hはハツラツとした元気な音に聴こえると
思います。ただしそれは出力電圧の差でもありましょうから音量を同じにすれば
どのように違うのかはわかりません。インピーダンスが低い方がいろんな意味で
有利に働く場合もあるとは思いますが、出力が大きい方が使い易いと思う方も
いるでしょう。聴くソフトにもよりますし、後続のアンプやスピーカーとの相性
でも評価は変わるんでしょね。
当該機種で実験すたわけではありませんが当方の拙い経験ではハイ・インピ
出力だと接続ケーブルの影響を受けやすいように聞こえます。
そういうときはイコを自作してプレーヤの中に押し込みアームの真下につけ
てやると良い結果をうむようでつ。作品は昔、うら掲示板にウプしますた。
昨日今日と検査入院していました。(病院食は結構乙でした)
その反動で?帰って久しぶりにミュンシュ=パリ管のブラ1を聴いていました。(仏Pathe)
このレコード、演奏は天下一品なのですが、惜しむらくは音が(録音が)よろしくありません。
カートリッジとアンプのトリップをしてみましたが、流石に凡音を美音に変えてくれるような
マジックはありませんでした。
マランツ1を使ってイコライザーカーブを強引に曲げるという荒技まで駆使しましたが、結局
くたびれもうけでした。話題の205CIIでもこれはキツイだろうなと。
それでもオートグラフの表情はかなり変わりましたので、それなりには楽しめましたが……。
>>512 に関連して、アンプの素で勝負するよりも簡単に行ってはどうかと考えて、
トーンコントローラーを使用してみることに。
能力に定評のあるレビンソンのLNP-2Lを使ってみました。
結果は「うーん」というものでした。
トーンコントローラーは、ソースが低域が勝ってどんよりとしたものや、高域が勝ちすぎている
ものには有効なのでしょうが、ソース自体が古いモノラルないしSPのような質感の音では、
ちと如何ともしがたいというのが結果のようでした。何を今更の話ではありますが…。
トーンコントローラー機能の復習でおわりました。ヤレヤレ。
>>513
薬漬けさん、今日は。
仰ることはよくわかります。
TCというのははじめはコーフンしますがすぐに飽きちゃうんでつよね。
f特だけで音を収めようとするのは無理があるような気がします。
>>514 前期さん、こんにちは。
仰せのとおりですね。如何にf特を触ろうとも、録音プロセスのリストレーションまでは到底
出来る話ではありませんね。
ミュンシュ=パリ管の作品は傑出した名演が多いのですが、音がイマイチなのが惜しまれます。
ゲインがあって左右レベルがあって出力アッテネーターがある。どの位置最高?ってなもんで。
さらにTCも。マニアしか使いこなせない。マーク・レビンソンは狂○への入口と言われたり。
LNP-2Lも早40年でしょか。正規にメンテに出したらケミコンが国産品に交換されたとグチッた
友人がいますが、国産品で正解でしょう。スプラグのケミコンと言えど、容量が保たれてても
性能は落ちてますでしょ。スプラグのチューブラーは7740Hなんて記されてますと1977年40週の
製造ですからアンプの製造時期もだいたいわかります。
ちなみに拙者の#7はスプラグが6009(1960年第6週)、クラロスタット背面は6029の記載ですから、
1960年の秋ごろの製造と判ります。ケミコンもカップリングも全て交換して絶好調であります。
私もLNP-2Lをメンテナンスに出しましたが、教授言われる通り国産品に取って代わられましたね。
でも面白いもので、LNP-2Lだったら大きくは気にならないのですが、これがマランツ7だったら
怒り心頭に発して?いたと思います。
マランツの方がキーパーツ性が高いというべきか、又はLNPはコンデンサよりもモジュールの方が
気になる存在だからか。サテ、というところです。
拙宅のマランツ7もその意味では悩ましいなあ……。
得意の横レス失礼し松。
コンデンサによって音が違うのは自作派を悩ませるところでつが当方の腕が
ワリイのかケミコンのバヤイ、オーディオ用と銘打ったものはロクな音になり
ませんでした。なぜかキンキンした神経質な響きになりがちですが、そういう
音が好きな人がいることも事実でしょう。
部品の音質なんて結局マニアさまの好み次第じゃないでせうか?
オーディオ用はデカいので交換しようにも収まらない場合があります。スペースも
無ければ脚ピッチも合わない。ミューズKZやシルミックⅡ。ブラックゲートFKは
さらにデカかった。もっとバカデカかったのはニッケミのAXF。防振した後にスリー
ブかけてましたから。製造中止になったのはRoHSとかのせいなんでしょか。
KZやシルⅡ使えなければ汎用品。松下とかニッケミSMEが定番でしたがSMEも今やノン
ポーラしか無し。SMGどうでしょか。105°Cモノや小型品はイマイチ使いたくないし。
今までやっているようでやっていなかった、point5で交響曲を聴いてみました。
MMならどう料理するか、というところです。モノはシベリウス2番で。
確かに健闘しています。弦楽器のユニゾンもよく出すし、管楽器の吹き上げも迫力があります。
オートグラフの見た目と音が雰囲気が合うと言いますか?
これがお初のカートリッジなら、生涯の友を得たと満足したでしょう。
ただ、DL-305等を遍歴してきた耳には、透明感が足りない……。春の空と秋の空の差というか。
もっともこれはpoint5が悪いのでなくて、私の耳が過剰な透明感を求めているのでしょう。
少なくともドーナツ盤J-POPをかけた時のpoint5のパフォーマンスとはやや違っていました。
さて、MM探究計画、どうしたものか?
MMテストの第二弾として、“つながっているから”という理由でSHURE:TYPEIIIを選択です。
テストディスクは同じくシベリウス2番。
結論から言うと、こちらは見事なパフォーマンスを聴かせました。高域がやや元気が良い以外は
立派なバランスです。透明感も上々、平素聴くMCよりも低域が控えめなのは少し意外でしたが。
(もっともこれはアンプの差――MCはMimesis2、今回のはSHUREのフォノイコを経由させて
カウンターポイント5000ですから、各々の個性が乗っているかも知れません。)
こうなってくると、対極と言われるtechnicsが気になってきます。カウンターとしてなら、
205ciiか、205MKIIIか。はたまた100系まで視野に入れるか。
やっぱりビョーキですねえ、これは……(汗)
>>521
薬漬けさん、今晩は。
>やっぱりビョーキ・・・・
いえいえマニアとして極めて健全な状態です。特にShureを高く評価されているのは流石です。
>>522 前期さん、こんばんは。
恐れ入ります。どうも健全のボーダーラインが自分で自信がもてないもので……。(汗)
しかし、TYPEIIIは鳴りっぷりも見事でしたが、それでいて結構緻密なんですよね。
それでもって、対極と言われるtechnicsがどうも気になるのです。どう対極なのか。
一説には超ニュートラルさの一方で、すごく素っ気ないとも聞きますが、さてどうなんでしょう。
>すごく素っ気ない
当時の評論家たちのロクでもない評価が都市伝説をつくり、ユーザーもその良さを
認識できなかったんでしょね。舶来品万歳の時代ですからね。オルトフォンのM15系
(25000円以上)やエラックの444E(30000円)、シュアのタイプⅡ〜Ⅲ(33000円)。みな
高評価でした。205Cは価格設定を間違えた(15000円)んです。25000円にしときゃね。
270Cは付属カートリッジだっため安易に見られ、あまり評価されませんでしたが、時代
変われば求められる音も変わるのか、270系も派生属の205C系と共に見直されてます。
R教授、教えてくんで恐縮ですが……。
前に、205CのS 、H 、Lの個性を教えていただきましたが、
100〜100MK4は、このうちのどれに個性が近いでしょうか。
それとも全く別物なのでしょうかね。
すんません。205CMKⅡ/MKⅢと100系は使ったことがありませんです。20代の若造
ペーペーには買えるシロモノでなかったんです。今あってもオリジナル針は枯渇、
程度の良いモノを探すしかないんでしょね。スタイラス形状とカンチレバーの材質
と発電部の構造が変われば別モノになります。移植技も使えないカートリッジです。
了解しました。お手数をかけてすみませんでした。
しかし、興味をそそられるアイテムではありますね。
オートグラフ(モニターゴールド)は、やや華やかというか煌びやかさが音に乗るので、
入力系に華やかさがあると重畳して非常に華麗な鳴り方をすることがあるのですが、
そこに静的というか忠実で、かつ分解能の高い入力系が入るとどういうことになるのかな、
という興味は尽きないものがあります。
あるいは、渋いウエストミンスターだと、渋さの二乗?となるのかどうか??
やってみないとわかりませんが。
あ、↑ 205CMK3/MK4の間違いであります。いずれにしろ100系も含めて、ドッカン
バッシャンとか、濡れたようなボーカルとか、咽び泣く弦楽器ってなマニア好みの
演技派でないことは想像がつきます。
ワイドレンジで特性が平坦なのは松下さんのアンプやスピーカーシステムにも言える
ことですが、拙者も含めて特化した方にらしさを感じる方が多いので最大級の評価
にはならなっかったのかもしれません。いまさら検めて良さを認識。F8Lとかもです。
グレースF8もロングセラーでしたね。
昔は使うのが当たり前みたいなカートリッジでしたね。それだけの能力を持っていたのでしょう。
皆さんこんばんは。
R教授が>>524 で言及されたテクニクス270CとシュアーV-15III、
両方持ってますが音質の傾向が全然違いますね。
経年劣化等もあるでしょうからうちのだけかもしれませんが、
V-15IIIの独特なフワッとした感じが270Cには全然ありません。
「筆圧が高い」というか、ちょっと硬い、押し殺したような部分があります。
グランツMG-2S系と言われるデンオンDL-8Aも
持ってますが、これがまた上記2種とは違う性質の音。
付属カートリッジでも結構楽しめちゃうのもレコードの奥深さでしょうか。
おはようございます。
みなさまの投稿を楽しく拝読させていただいています。
昔はいろいろなオデオ製品が市場に出回っていて選択する楽しみがありました。蚕。
>>531 前期さん、こんばんは。
あの頃はカートリッジに限らず様々な機器が百花繚乱でしたね。
何を選んだら良いのかサッパリ分からなかったのが懐かしいです。
薬漬けさん、今晩は。
グレースのF8は小生も長く愛用しました。
でも音はF7のほうが衝撃的でした。使いこなしが難しくて難儀した覚えがあります。
>>533
申し訳なくもF7は知識を持ち合わせていませんが、熱狂的なファンがいらっしゃるようですね。
使いこなしが難しいのは構造が独特とかの要因があるのでしょうか。
それにしても、これらのカートリッジでオートグラフがどう変貌するのか、興味深いところです。
>>534
薬漬けさん、おはようございます。
>構造が独特・・・・
ス、スルドイ! ご明察のとおりです。
当時としては珍しいハイコンプライアンス型でそれなりのアームを選べば問題なかったのでしょうが
アームまで買えるゆとりがありませんでした。
日本製らしからぬバタ臭い華麗な響きにコーフンしたものです。
結局手放してしまいましたが今一度聞いてみたい製品です。
>>535 前期さん、こんにちは。
そうだったんですね。どうなんだろうと当てずっぽうではありましたが。
当時のカートリッジは発電構造も何種類もありましたが、構造そのものについても結構
バリエーションがありましたものね。
(デッカの初期カートリッジなど最たるもので、アームもハメコミ式ゆえ専用アーム、
はめ込み自体は単純なものの角度は意外にシビアなど、結構泣かされ所満載のカートでした。)
コンプライアンスは初期のオルトフォン的ローコンプライアンスから、シュアー型の
ハイコンプライアンスに急速に席巻されていきましたね。結構長い期間ハイコンプライアンス
主流の時代が続いた――己が道を歩んだオルトフォン以外は――ように思えますね。
タンノイは最新型カートリッジについても十分に追随しますが、オルトフォンSPUや
シュアーで聴くと、音にどことなく同時代性というようなものが感じられて面白いものです。
>デッカの初期カートリッジ・・・・・
もう半世紀も昔のことですが晴海で英国産業展というものがあり初めてその音を聴くことができました。
弦の音が妙になまめかしい! これが大英帝国か、と感心した記憶があります。
>音が妙になまめかしい
身を削り、レコードを削り・・・。朽ちるものは美し。デジタルとの違いです。
まるで♂の人生ではありませんか!?w
かく言うワタシも或意味で削られた訳ですが後悔はしておりません。
(今更しても仕方ないのが実情です)
それは♀も同じでしょうぐぁ!?と言う幻聴?が・・・・
す、スミマセンm(__)m
ついでですのでレコード針の磨耗について証言しますと
結構使った針なり中古なりを買って針の観察と撮影をしましたけど、見てわかるほど磨耗した針は有りませんでした。
想像するほど磨耗しないものなんでしょうね。
そのぶん音溝が削れているのかも知れませんが、観測していないので何とも言えません。
オー
>>539
電蓄ならぬ社畜と言うやつでしょうか。。。
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