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オーデオルームとシステム

1あらい:2011/05/27(金) 08:02:01 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp
オーデオルーム

システムを置く場所は人それぞれ、
スピーカの設置だけではない、音場の工夫が必須と思います。
調整ボードや、インシュレータなどは使い方でかなり音の変化は
みられオーデオの部屋とシステムの関係は大事なことと思われます。
システムを置く専用ルーム、洋室、和室の工夫をお聞かせください。

2あらい:2011/05/27(金) 08:17:02 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp
自分のシステムは、CDを聴く洋間とアナログ和室の2箇所
専用オーデオルームは音にとっては良いのですが閉塞感や締め切った
中でオーデオを楽しむというのが、自分には合わず
開放的に外を見ながら鳴らすのが好みで
オーデオ調整ボードを持ってきて、どう変わるかを試してます。
よりフラットに部屋を持たせるのがよいのかどうか、一概には言えないのかと
秋葉原のダイナ○クオーデオ555など、ショーのスピーカなどでは背面に
拡散パネルを置いてるケースが多いです。
これを購入する場合は効果ありなしを比べるのはできません。
基本的な理論を調べてゆくと、かなりやってるメーカもあり参考にもなりますが
施工に多大なお金が必要だったり簡単にはできないというのが実情かと。

3哲人:2011/05/27(金) 09:40:06 HOST:zaqb4dc08e8.zaq.ne.jp
オーディオルームに対しての私感はとりあえず広い空間ですね。

広い空間はあらゆる機器の粗を吸収してくれるように感じます。

オーディオに嵌ったきっかけは高校時代。理科実験室で聞いたA−5でした。
天井高も十分あり、部屋も40畳以上あったのではと思います。

最近では高野山の本堂で聞いたこれもA−5です。

師匠にアルテック買おうかなといいましたら、こんだけのところで聞いたら
どんなものでもよお聞こえるわ。と一喝されました。

私の夢は死ぬまでに、パラゴンをどこかの草原で鳴らしたいと思っています。

4あらい:2011/05/27(金) 23:39:53 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp
哲人さんの
高野山の本堂で聞いたこれもA−5というのは佐久○さんの事でしょうか。

エアボリュームを掛けて、たっぷりと聴くオーデオは良い音ですね。
前に書いた、近所のお寺クラシックコンサートも響きが自然で
よかったです。
音響パネルも、楽器とオーデオでは用途の差があり
一緒にならないという感じがします。
スタジオで楽器を鳴らす場合は吸音ぎみな、無響音室でSP特性を取るような
感じでは、良いと思いますが
オーデオを鳴らす場合、フラットな部屋の特性で鳴らす場合
中音までさがってしまい、味気の無い音になりがちなようです。
フラットな部屋だけならよいのですが
オーデオを鳴らすとその音までもフラットになってしまうのか
全体にゲインが下がって聴こえるのがそのせいだと思います。

自分の部屋では、かなりその傾向が音響パネルででてしまいます。
通常は、逆な拡散するパネルの方が合うように思いました。
狭い部屋ではフラッターエコーで音が濁り気味にはなっても、響かない音は
正確に音がだせても、音楽としては疲れるというのが嫌なところです。

5ワッチ:2011/05/28(土) 00:42:36 HOST:PPPa560.e14.eacc.dti.ne.jp
 室内音響理論では最近は元テクニクスの石井伸一郎さんのシミュレーションに
基づく理論が有名ですね。あれは参考になるところが多いように思います。

6RW-2:2011/05/28(土) 03:51:41 HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp
>>広い空間ですね

広いといえば野原です。天然の無響室。いくらパワーをぶち込んでも蚊が鳴くよな
音響です。ホーンシステムを四方八方に向けます。設置時間がないので出たとこ勝負。

あと、校庭とか神社の境内。やはり指向性を狭めたホーンシステムしか通用しません。
校舎や本堂に音を当てて能率を上げたいのですが、距離があるためエコーやフラッターの
時間差が出て右往左往します。そういう意味ではコンクリ箱のライブ小屋などは楽です。

A−5については子供時代から近くの公民館や講堂、演芸場のステージはみなこれでした。
親しみぬいた音です。以前画像をUPさせていただいたように演芸場では今でも活躍中です。
家屋に入れて聴きたいとは思いませんが、10mくらいの位置で聴くのがもっとも良くて、
バツグンの音のヌケです。やはり高効率とオールホーンの賜物ですね。

7あらい:2011/05/28(土) 07:54:50 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp
ワッチさん
元テクニクスの石井伸一郎さん
当時のテクニクスリニアフェーズスピーカや、アンプを開発した
一人者ですね。
自らリスニングルームの研究所をやってるとは知りませんでした。
早速、アマゾンで1冊仕入れます。

8あらい:2011/05/28(土) 08:05:04 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp
>天然の無響室。いくらパワーをぶち込んでも蚊が鳴くよな
音響
無響室は、基本オーデオルームでなく測定ルーム用途で使われるものと
思います。
昔SP特性を計ったときにきいた超低音は、気持ち悪くなった覚えがあります。
自分も国立の小映画館ではA-5がぽんと置いてありました。
ムービーを奨めたUSの歴史の遺産ですね。
未だにマニアが憧れるのも自分もわかります。

9あらい:2011/05/28(土) 08:40:52 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp
音響パネルの理論は、パネルの中にダクトを作り穴をランダムに空け
(規則性があると効果が半減するそうで)
外中の音響特性が、ある周波数帯でリニアにフラットにするような構造で
部屋の定在波吸音とは違う構造理論だそうです。
そうすると、音楽が鳴っている状態でもフラット方向に計測するとなる
様ですが、実際にそれが良いのか自分は疑問なところがあります。
定位がよくなり無駄な音がなくなってきても中音の張りがうすれて
特徴の無い音にならないか?です。
GEQで補正するよりは、SNの点では良いと思いますが実際に使うと
そうなのかな?」と思ったりします。

10あらい:2011/05/28(土) 08:52:15 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp
パネルを持って、歩いていると
そこの空間が移動し、吸音されているのがわかります。
左右スピーカの片方につけると、その違いがはっきりと見て取れる
位差が出てきますが。
今の状態では、自分のシステムに合った使い方がまだわからない
(音のグレードがあがった様に感じてない)です。

11くろねき:2011/05/28(土) 12:20:02 HOST:KD113159118125.ppp-bb.dion.ne.jp
皆さんこんにちは。
オーディオショウや試聴室のパネルはここ10年くらいか、
もうどこでもといってよいくらいやってますよね。
最近はそのパネル自体、異業種からの参入もあって大変な状況。でもお値段が。


床の間付きの和室というのがいいかな、と思います。
和室にして、床の間にオーディオを置く。母実家の二階がまさにそうでした。
留保条件が多くてよくわかりませんが、以前別の場所にあったときは、
サンスイのLMスピーカーがあんなに定位明快な音で鳴っていたっけ?
床の間の隣が布団の詰まった押入れというのもよかったのかもしれません。
あれで左右対称ならベターなんですけどね。

またあそこは川のまん前で、庭の側には隣家が無い。
オーディオは川に向かって鳴る配置。
湿度が高くなりやすいのは難点ですが、
川の流れる音が天然のピンクノイズ?になって、
外に漏れる音の音消しにはなっていたかもしれません。


私の部屋はロフトつきの洋間ですが、天井が高いのは良いとして、
部屋の形に対して左右対称のインストールができていないのと、
これは長いダクトのある換気扇によるものなのか、
高い場所でフラッターエコーがあるのを確認済み。
部屋自体も狭いですしね。そして散らかり放題(笑)。
良いんだか悪いんだかよくわかりません。

12哲人:2011/05/28(土) 14:50:03 HOST:p3176-ipbfp1304kyoto.kyoto.ocn.ne.jp
建築屋ですので、部屋の話になるとがぜん燃えてきますね。

あらいさん
高野山は佐久○のアンプです。
知り合いがここのアンプに惚れこんでいまして、誘われて行きました。
音は良かったのですが、アンプと言うよりあの空間かなと思いましたね。
師匠も聞きに来ておりました。
師匠は高校時代の恩師です。

無響室といえば昔地下室でそれに近い物を建てた事があります。
プロのミュージシャンのお宅で、練習用の部屋でした。
約20畳の広さで、天井高も3mは取りました。
最初我が家に来ていただき、これくらいの音が出ればいいですかと聞きますと
全く違う。音楽を楽しむための部屋じゃないので、反射音がほとんど無い部屋
を作ってくれとのご要望でした。
長時間練習していると、残響音や反射音で疲れてしまうそうです。
照明も蛍光灯はダメで、全く音の出ない物等のご指摘がありました。
プロの世界てそういうものなんだと感心したのを覚えています。
現在も、大満足の家ですと仰っています。

13RW-2:2011/05/28(土) 16:41:39 HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp
>>反射音がほとんど無い部屋

ギャラリー(展示室)なんかにありますよね。床に分厚い絨毯。天井と壁は吸音
テックス。さらに四方には天井から床まで分厚いヨーロッパ調の装飾カーテン。

歩いても音がせず、人が数人いてもまったく気配を感じないというか。なんか
不気味ですよ。逆に息が詰まる。慣れれば良いんでしょうけどね。

14あらい:2011/05/28(土) 23:33:55 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp
哲人さん
建築の専門家だったですね。
へたな事は言えませんが、自分の家もピアノを弾いてるとうるさく
アップライトですが背面に毛布など押し込んで消音して楽になりました。

オーデオの場合とまた、演奏は違ってくると思います。
オーデオで鳴らす場合も、部屋が半分以上なっているようなものなんで
部屋の作りも気にしないと駄目になるのでしょうね。
自分のリビングは比較的ライブですが、小SPで低音まで作れるように
スピーカの足は、ブビンガのあまり板を敷いてメカニカルアースしています。
音壁も振動する事を考えてなにか工夫して考えたいとおもいます。
後ネックは天井もあるのでしょうね。
吹き抜けの方が良いとおもいますが、自分の家はそれがないので天井に
吸音するのもためしてみようと思ってます。
オーデオパネルも、固定した特性ではなく可変できるようなものがあれば
良いですね。小分けして使う手もあるのか。

15あらい:2011/05/28(土) 23:43:19 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp
この前に、HI-END SHOWに行ったときも、スピーカの背面には拡散パネルを
置いてましたが、特にトールボーイなスピーカは中抜けし易いと思います。
自分のメインは後面開放で、後にバッフルを這わせるとかなり違いがでてきます。
それでも、後が吐き出しガラスなので中抜け傾向になってるです。
スピーカの後バッフルも、キャビネットの一部として考えれば同じ事でしょうが。
壁も同じ事と考えるべきなのでしょうね。

16あらい:2011/05/29(日) 08:52:10 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp
>和室にして、床の間にオーディオを置く。母実家の二階がまさにそうでした。
留保条件が多くてよくわかりませんが、以前別の場所にあったときは、

くろねきさん、自分のメインが正にそうです。
後は仏壇付きですが。

17あらい:2011/06/03(金) 13:15:34 HOST:fwgw.yamaha.co.jp
石井信一郎さんの、
リスニングルームの音響学 誠文堂新光社

かなり、深くかかれており読んでいて夢中になります。
THXのルーカスから受けた仕事の依頼で、映画音響製作は一般のAVでの
音作りとは違ったスタンスで流れており。
オーデオがシステムだけで語れないという考え方は、納得できるところです。

家を建てるときに読んでればよかった。

この辺り、業務で使うポストプロ製作スタジオや、音楽スタジオ
の音作りの違い。
他には、豊島政美さん(アビーロードスタジオなど)など
国内でも有名な設計者がいるのは、共感の持てるところです。

18前期高齢者:2011/06/03(金) 19:48:19 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp
少し脱線しますがコンサート・ホールの設計でも有名な先生が何人か
いらっしゃいますね。
サントリー・ホール(鹿島が大きな模型を作って実験したことで有名)
を設計された豊田先生は昔から売れっ子でロスに移住されて WDCH も
設計されました。
それはともかく小生は先生が設計されたホールより文化会館大ホールの
ほうが好きですね。どちらが優れているとかいう話ではなく、こうなると
好みの問題かと。
リスニングルームも同様に自分の好きな音に仕上げればそれでいいかと!

19まあちゃん:2011/06/05(日) 05:21:59 HOST:p6089-ipbfp2903osakakita.osaka.ocn.ne.jp
私は、将来に渡ってオーディオルームなどと言う贅沢なものは
持てない貧乏人ですが、今の音に十分に満足していますよ。

オーディオを聴く部屋には、何等の特別な工夫は施しておらず、
吸音材や反射材を使った経験もありません。

それでも、スピーカーから出て来る音には、十分に満足が行っ
ています。

今の部屋は、フローリングのライブな部屋になっていると思い
ます。

部屋の中は、本やらCDやらが散らかり放題です。

それが、却って効果をもたらしている可能性も否定は
出来ませんが、基本は、まず、システムをきちんと組
み終わって、十分に満足の出来る音になってから、オ
ーディオルーム造りと言う手順を踏む事になるのでは
ないのでしょうか??


オーディオルームとシステムの相乗効果は理解出来るのですが、
システムがちゃんと組み上がっていないと、幾ら、立派なオー
ディオルームを造り上げても徒労に終わってしまう気がします。

失礼、お許し下さい。

20哲人:2011/06/05(日) 09:42:11 HOST:zaqb4dc08e8.zaq.ne.jp
あらいさん、前期高齢者さん
リスニングルームに限らず、住宅の設計をするにあたって気をつけていることは、
使い勝手をあまり限定しない事ですね。
構造の事は事前に十分練る必要がありますが、部屋内の事は意外と当初思ってた
使い方をしない場合が多々あります。
将来的に柔軟に対応できるように考えておく事が重要ですといつもアドバイス
を致しております。
オーディオルームは特に趣味性の高いものですから、いかようにも変えられる
(配線、配置、ルームチューニング等)事が必要だと思います。
そうなると必然的に広い空間が必要になりますが。

21前期高齢者:2011/06/05(日) 10:45:30 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp
>将来的に柔軟に対応できるように・・・・

全く同感ですね。年月の経過と共に生活様式も変化しますからそれに対応
できる柔軟性は必須でしょう。
少し脱線しますがコンピュータのプログラミングなんかもやたらと
partitionをたてたがる設計者がいてこういう人に会社のシステムを設計
してもらうと何年かあとで難儀することがあります。

22たそがれ:2011/06/05(日) 10:57:09 HOST:FLA1Aac170.myg.mesh.ad.jp
まあちゃんさん
本当のオーディオルームを持っている人は極僅かな人です。
今の音で満足していればそれで十分です。
飽くなき探究心と更なる向上を求めると部屋を考慮しないとどうにもなりません。
趣味として続いている理由でもあります。
システムを組むと言いますが、買って来たものを単純につなぎ合わせたものから、
スピーカーユニットを部屋にあわせた箱に入れて使う場合があります。
オーディオルームと言った場合、後者にしている方が少なくありません。
だから本当にさまざまな訳です。
いろんなお宅を聞かせてもらいに廻ると良く判ると思います。
一般家庭で簡単に鳴らせるものと、それなりの部屋がないと鳴らせないものが
あるわけです。

23あらい:2011/06/05(日) 18:46:01 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp
>>20 鉄人さん
  こんばんは
リスニングルームに限らず、住宅の設計をするにあたって気をつけていることは、
使い勝手をあまり限定しない事ですね。
構造の事は事前に十分練る必要がありますが、部屋内の事は意外と当初思ってた
使い方をしない場合が多々あります。
将来的に柔軟に対応できるように考えておく事が重要ですといつもアドバイス
を致しております。

参考になります。
音響パネルも、後でレイアウト交換できる様に考えないと駄目だという事
ですね。

24あらい:2011/06/05(日) 20:04:13 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp
>>20 鉄人さん
間違えました。すみません
哲人さま

音響パネルも色々ありますが、吸音と反射の機能はどう使えば良いのか
コツを教えていただけないでしょうか。

吸音の場合、システムで鳴らすと吸いすぎて元気の無いケースもあり
この辺り、部屋の重要性は大ですね。

25哲人:2011/06/05(日) 21:17:23 HOST:p3176-ipbfp1304kyoto.kyoto.ocn.ne.jp
あらいさん
特殊な例を除きまして吸音と反射はあまり考えません。
これは後から調整が可能である事と、鳴らしこまないと調整ができないからです。
また、好みの問題が有りますので、一概にこうしなさいとは言えません。
その部分はオーナーさんが楽しみながらやっていただいた方が良いですね。
重要なのは床、壁の強度を普通の住宅より余裕を見ることですね。
この部分は後で調整等はできませんので。

できれば天井高をできるだけ稼ぎたいです。
経験上、天井高のある空間は耳障りな音が軽減されます。
空気自体が吸音材となっているからだと私は思っています。
また、上からの反射音が軽減されます。一般家庭でそれ程の差は無いと思いますが、
音は空気の暖かい方に伝わりやすい性質を持っています。
普通上に行けば行くほど空気は暖かく、音も溜まりやすくなります。
物理的に言いましても、スピーカー音源から一番近い壁は床と天井です。
普通の家で天井高はせいぜい2400から2500で普通の壁の距離より狭いのです。
6帖の長手方向で3500はあります。その間を反射しながら音は私達の耳に届いてきます。
そう言う意味で天井の吸音材は効果があると思います。

贅沢ですが、床と天井、左右、前後の壁が平行で無いほうが良いと思います。
普通そう言う家を造る事は難しいので、音響パネル等で角度を変えてあげるのも
音には効果があると思います。

我が家は3年前に建てたのですが、費用を落としてと考えましたので、リスニング
ルーム(リビング)は2階までの吹抜けとし、天井は傾斜天井としました。
床部分はカーペットとソファで調整しています。
壁もほとんど間仕切りをせず、仮想的には45帖ほどの部屋になっています。
自己満足ですがいい音で鳴ってると思っています。
参考になりましたでしょうか。

26あらい:2011/06/05(日) 22:09:24 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp
哲人さん

自分のメインで聴いている部屋は14畳でスピーカを置いている処が
4帖位の板の間です。
天井は2400から2500程度しかありません。
前にf特を測った時に100Hz 位のところでデップがあって
和室の場合は特にこれが出やすいと言われているようですが、デップをなくす
手はあるでしょうか。
改造で天井を高くする部屋が出来れば良いですが、そういう訳にもいきません。

27あらい:2011/06/05(日) 22:14:35 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp
もし改造やるだったら、和室部は2階に半分かかってるので
床面を下に落として、高さ稼ぐ手ですか。大変そうですね。

28哲人:2011/06/06(月) 08:05:08 HOST:p3176-ipbfp1304kyoto.kyoto.ocn.ne.jp
あらいさん
実際見ていないので想像だけでアドバイスいたします。お許し下さい。
一番お薦めするのは、床の補強です。
ご自宅の床下はコンクリートでしょうか?
たぶん土なのでは無いかと想像します。
土の場合どうしても束の数が制限されます。床下をコンクリートで補強し束の数
を現在の3〜5倍にされると低音がしっかりしてきます。
幸い和室ですので、畳をめくると床下が簡単に見ることができますので工事は
しやすいです。コンクリート補強の場合鉄筋と防湿シートもお忘れなく。

床下がコンクリートの場合でも、束の補強をお薦めします。
木造の建築物の場合どうしても木はやせてきます。長年の経過で微妙な隙間が生まれ
その部分が音に影響を与えてしまいます。工務店等に相談して束の数を増やして
いただき、現在の束も点検していただくと良いと思います。
たいした工事では有りませんので、数万円でできると思います。

あと、天井を抜くと言う手もあります。天井は実はそんなに頑丈に取り付けられた
物ではありません。普通の天井はボアボアで音に対して影響を与えやすいものです。
専門用語で梁セイと言いますが、約50cmの余裕があります。
これで、3m近くの天井高が確保できます。後は見えている梁や、2階の床下の
仕上げを考えればよろしいと思います。

ご検討下さい。

29ワッチ:2011/06/06(月) 10:14:45 HOST:d36.FtokyoFL165.vectant.ne.jp
横レスで失礼します。あらいさん、その100Hzのディップですが、部屋のどのポイントで
測定したのでしょうか。ツイーター軸上1mでのデータなのか、リスニングポイントでのデータ
なのか。
 無線と実験誌に載っていたシミュレーションや石井伸一郎氏の研究によると、どんな
形の部屋でも(丸でも5角形でも)定在波は発生するようです。だからもしそのディップの
原因が定在波による物ならば改善はかなり困難になると思います。
そうしたディップから逃れるには、F特を測りながらマイクを移動して最もピーク/ディップ
の少ない所をリスニングポイントにするのが最も手軽な方法かと思います。
勿論F特だけで自分の理想の音が得られるわけではないので、そこからは自分なりのベスト
ポジションをカットアンドトライで探る必要はあるかと思いますが。

30あらい:2011/06/06(月) 13:17:24 HOST:fwgw.yamaha.co.jp
ワッチさん
こんにちは。
測定ポイントは、4m位のリスニングポイントです。

石井伸一郎氏の研究で、書いてあるのはやはり天井部の高さで
6畳と10畳では6畳のほうがモード分布は一様になると実験した事は
載せられています。

哲人 さん
自分の和室はコンクリートの基礎をやってます。
たたみ部にアナログプレーヤを置いてますが
床面の補強は以前から気になっていますね。
天井の梁を出して、板の間
民芸風で囲炉裏でも作りたいですね。

31あらい:2011/06/06(月) 13:19:17 HOST:fwgw.yamaha.co.jp
SPの位置も、長手方向に置く方が改善されると書いてます。
今度試すか。

32ワッチ:2011/06/06(月) 17:14:58 HOST:d36.FtokyoFL165.vectant.ne.jp
あらいさん

 石井さんは部屋の長手方向にSPを置いたほうが良い結果が得られるというデータを出してますね。
某雑誌で読んだのか、人から聞いたのか忘れましたが、良かったという感想と良くなかった、
という感想と二通りありました。いずれにしろやってみないとわかりませんね。
私も今は壁の短い面にSPを配置してますが、リビング兼用なので動かせません。試してみたい
のですがSPが70kg以上あるしかなりハードルが高いです。

 14畳でSPから(壁から?)4mというと部屋の中心から後方になりますでしょうか。
すでにいろいろ試されているかもしれませんが、そこからもう少し前にでると、ど
こかでその100Hzのディップが軽減される所があるようにも思いますが、どうでしょう
か?その分また別の帯域でピーク・ディップが出る可能性もありますが・・・。

33前期高齢者:2011/06/06(月) 19:08:05 HOST:h219-110-142-168.catv02.itscom.jp
ワッチさん

横レス失礼します。
石井方式は広い空間ではいいでしょう。現に局の副調でもそういうところが
ありますね。実際にやった方の御宅を訪問させていただくと狭い一般家庭で
は?です。

34ワッチ:2011/06/06(月) 19:36:45 HOST:PPPa3472.e11.eacc.dti.ne.jp
前期高齢者さん

 私も石井式を実践しているわけではないし、聞いていないのでどれほどのものかは
良くわからないんですよ(笑)。ただシミュレーションで部屋の特性を再現する手法は
今までの経験則に頼る方法よりもずっと精度が高い感じです。
 あとは部屋として完成した音質をどう評価するか、でしょうしいろいろ試してみて自分
で聴いてみるのが一番でしょうね。好み、という厄介な問題も入り込んできますから百人が
百人いい、とは評価しないんじゃないですかね。私の知り合いでも石井式に良い評価をして
いない人がいますよ。

35たそがれ:2011/06/07(火) 03:40:19 HOST:FLA1Aac170.myg.mesh.ad.jp
石井さんは某メーカー(既知)に勤務の頃から、研究されていた方ですね。
その中で昭和50年前後に発表された記事で、効果があったのは、レコード
プレーヤーのハウリングマージンを取る方法としてスピーカーの極性を、
両方(当たり前)逆相にするとマージンが取れるというものでした。
確かに当時やってみたらその通りでした。
その後MJ誌で模型を作ってシュミレーションしたり話題性はあったと思います。
一般家庭の狭い部屋では、そこまで必要?と思いますが、変な響きの無い部屋に
することは、大切だと思います。
昔の畳の部屋より今時のフローリング+壁面の部屋では、色々音に変化(くせ)
が出ますが、置物、配置で何とかなる場合もあります。
昔は部屋より先に、出来ることはやりつくすくらいやったものです。
スピーカーの高さや、家具の配置、居心地より最良の音を探った(自分の耳)です。
ズバリ、ワッチさんの言われるとおり、自分で聴いてみるのが一番ですね。
一般家庭の部屋に関しては、結果オーライでよいと思います。
余程のお金持ちで無い限り、オーディオルームとして設計する方は僅少です。
この掲示板に来られている方で、専門業者による音響設計をしたオーディオ
ルームをお持ちの方はそんなにいないと思います。
そこまでしなくとも十分楽しめるのがオーディオです。
ちなみに知人宅で遮音設計で1部屋800万も掛けた人がいます。
そうなると誰でも楽しめる一般のオーディオでは無くなります。
出来ないことは、個々人の創意工夫でカバーすれば、もっと楽しくなると思います。

36薬漬け:2011/06/07(火) 08:51:54 HOST:proxy20080.docomo.ne.jp
拙宅も「無駄ナ抵抗止メヨ」でフツーの部屋ですが、唯一逆らったとしたら、スピーカーの
設置位置とその前面をフローリングに、聴取位地は畳(と言ってもベースがコンクリートなので
薄畳ですが)にしています。ちょっと見、スピーカー前がフローリングのステージに、それより
聴取位地側が客席に見立てた畳という感じにしています。
(配分はフローリング3分の1、畳3分の2という感じでしょうか。)

建て替え前の家がボロ日本家屋で床も畳だったものの、音が案外良かったので、新築にあたり
フローリングと薄畳が厚さから相互乗り入れ可能と知り、やってもらいました。
まあ、まあまあだったのではと自画自賛してます(悪友がこぞって無視してるので…(汗))

ともあれ、出来る範囲でいろいろ工夫することは大切ですね。家具移動など、体力消耗以外は
元手はタダですから。(笑)

37ワッチ:2011/06/07(火) 12:54:46 HOST:d36.FtokyoFL165.vectant.ne.jp
>出来る範囲でいろいろ工夫することは大切ですね

私もそう思います。お金を使わなくても(使ったっていいんですが)出切る事は
結構ありますし、それで望む方向に音が変わらなくてもそこから学ぶ事はたくさんあ
りますね。できれば測定マイクとアナライザーソフトがあるといろいろわかって
面白いですし、指標というか基準がはっきりします。

38RW-2:2011/06/07(火) 17:50:32 HOST:239.165.145.122.ap.yournet.ne.jp
自宅を新築したときに、何か祭事(めでたき事、悲しき事)があった際にフスマを
取り外せば2部屋がつながるように施工したのです。しかしながら一度もフスマが
取り外されたことはありません。

20〜30人も人を集めて何かやるとなると、料理の準備やら後片付けやら大変でしょ。
料理屋さんかホテルで一室借りたほうが手っとり早い。昔は何か祭事があれば隣近所
方々が相互にお手伝いしてたものなんですけどね。今は昔です。脱線失礼。

39薬漬け:2011/06/07(火) 18:08:44 HOST:proxy20086.docomo.ne.jp
>>38
昔のリスニングルームは伸縮自在でしたね。(笑)
まあ必ずしも同じ形状の部屋が続いているとは
限りませんでしたが。

40あらい:2011/06/10(金) 22:03:26 HOST:p016.net182021192.tokai.or.jp
調音パネルも、部屋をコントロールできる素材です。
うまく使えば、いける感じはしています。
この場合、取り外しが自由なものでやるのは良いと思いました。

このパネルは、持ち運ぶだけでそこの空間が違って聴こえるのは
タブーな、ケーブル以上に効果ありでは。←理屈が通うるパネル。

システムやセッティングだけで、音は決まらないのだと思いますが
上をみると切りは無いです。
自分のシステムを工夫して鳴らす手段として考えれば良いように思えますね。
ただ、中々、素人はうまくできないという感はしますね。

41自作人:2011/06/27(月) 20:59:49 HOST:p4220-ipbf501aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
>床下がコンクリートの場合でも、束の補強をお薦めします。
賛成です。と言うよりもっと過激に、床を取り払いたたきにする。+して、玉砂利・砂・大型の玉石・コンクリート45cm位の厚さにする。ブーミーな低音から開放されます。これ位の工事なら自分でもやれます。根性でしょうか?!-やわい床が諸悪の根源と言う事がわかります。


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