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教えて下さい。TA-D900のクロスオーバーについて
1
:
いて座
:2006/03/15(水) 22:07:02 HOST:i58-93-194-227.s05.a001.ap.plala.or.jp
TA-D900を使用しています。180Hzと3000Hzが欲しいのですが、
140Hzと2500Hzとなっています。ユニットをあけてコンデンサーが
並んでいるのは確認しましたが、どのようにして良いか判りません。
どなたか素人の私にも判るよう教えていただけませんか?
36
:
いて座
:2006/04/04(火) 21:41:42 HOST:i58-93-194-227.s05.a001.ap.plala.or.jp
およよー!あっという間に凄い量の書込みですね!難しくてよくわからんことばかりですが、
皆さんのオーディオにかける熱い思いがヒシヒシと伝わってきます。
では私の初歩的な知識で書かさせていただきます。
マルチの優位性はSPの面からは、ネットワークコイルの細く長い線を信号が通らないことが
あげられます。最近の能率の低い6オームのSPでは100W以上入力されるようですが、
その場合4アンペアを超える電流が流れます。こんな細い線にそんな大電流を流すわけですから
コイルが加熱しているのでは?普通の導体は温度が上がると抵抗が増え損失も増え音声ピークが
つぶれてしまうのではないのか?と疑問がわいてきます。勿論ボイスコイルも加熱して抵抗があがり
ます。つまりダイナミックレンジが狭まってしまうと思います。
以前使用していたアルテックのSPは極めて能率が高く最近のSPと比較して20倍は高能率なため
1Wも入れると部屋が揺れるほどの音が出ます。8オームでわずか0.35アンペアですから、
ネットワークの歪の点からも、ボイスコイルの面からも負荷が軽い動作と思います。
事実大変生き生きとしたダイナミックレンジの広い音がしておりました。
最近の低能率SPはパワーを入れれば音は大きくなるものの、何故かダイナミックレンジが狭く感じます。
最近の、アンプより高価な蛇のように太いSPコードは低能率SPのために必要なのではないかと思います。
でもコードが太くてもネットワークの細くて長い線を見ると何かおかしいと思うのは素人考えでしょうか?
次にSPコードの面からですが、バイワイヤー接続にすると明らかに透明感が上がります。
マルチは究極のマルチワイヤー接続です。コードの面からも効果は十分期待できると思います。
最後にアンプの面ですが、どんなに広帯域のアンプでも音の違いが歴然とあります。
これは私の想像にすぎませんが1台のアンプに全ての帯域を持たせるのは問題があるような気がします。
マルチアンプにするとSPが良くなったと感じるとともに、アンプの性能が上がったようにも感ずるのです。
よく動作が軽くなるからとの説明がされますが、軽くなるとは具体的にはどういうこと?
という疑問もありますが、感覚的には音を聴いて何となく納得しています。
以上、複雑な解析はできませんがマルチの効果は意外と単純なことなのではないのか?
と考えている素人オーディオマニアです。
皆さん、どう思いますか?(下手な文章でスミマセン)
37
:
YOSIHIRO
:2006/04/04(火) 22:24:36 HOST:eaoska161054.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
テクニクスの言うリニアフェーズとは、「位相周波数特性」の事です。
そもそも複雑に見える電気信号も、等価的にみれば、色々な周波数正弦波の合成さえれた物とみなせます。
この場合、それぞれの正弦波には、振幅と位相の情報があり、もし特定の周波数で位相がずれていた場合、合成された信号は元波形と異なってしまいます。
一般的な周波数特性とは、ここでの振幅情報をグラフ化したものと見なせます。
これに対し、「位相周波数特性」は再生帯域内の位相ズレに着目した物といえるかもしれません。
言うまでもなく、スピーカーは一山一波だけを再生する道具ではなく、ある一定の帯域を再生出来なければなりません。
たとえば、1kHzの位相と10kHzの位相がずれていた場合、感覚的にもあまり好ましくないのが判ると思います。
38
:
ひまじん
:2006/04/05(水) 00:03:08 HOST:softbank220009068121.bbtec.net
YOSIHIROさん、そうでした「位相周波数特性」。
音像定位を良くするために、テクニクスは「位相周波数特性」に着目したのでした。
テクニクスに続きソニーも近い事を取り入れたと思われます。しかし、この技術はコストが掛かるため割と短命に終わりました。
自作スピーカーシステムにこそ、生きる技術ではないでしょうか。
「音像定位の明確化」を求めるならば、「位相周波数特性」は避けては通れない問題ではないでしょうか。
私にとって、「音像定位の明確化」はオーディオを始めて間もない頃からテーマーでした。
マルチアンプシステムを構築する際にも各スピーカーユニットの位置を合せることは、「位相周波数特性」を良くすることに繋がり、「音像定位の明確化」を実現する手段ではないでしょうか。
そして、Mattさんのシステムもオールホーンで構成されていることも「位相周波数特性」を良くする事に無関係ではないと思われます。
私もマルチアンプシステムを構築して見ようかと、頭の中でシュミレーションしております。ただ、今日Mattさんの様なシステムを構築するには、スピーカーユニットが無いし、あっても大変高価になります。
マルチアンプシステムを実現するには、大変困難な状況になっております。
39
:
K.S.
:2006/04/05(水) 08:31:50 HOST:ZQ131051.ppp.dion.ne.jp
Matt様
>低音 Gauss5381 (フロントロード・後面開放)、中低音 JBL2220(フロントロード・後面開放)
いいですね〜!(クリスキット4台に納得!)
私も低音ガウスに中低音JBLですが、残念ながら共に箱に収まってしまっています。
後面開放・フロントロードが理想と考えていますが6畳間なのでなかなか・・・(^^ゞ
40
:
Matt
:2006/04/05(水) 09:04:13 HOST:mail1.pmswalsh.com
普通に言われる周波数特性とは、振幅周波数特性のことで、位相周波数特性は皆さんが指摘されるように大変重要だと思います。
しかしアマチュアがおこなうには各種の問題があります。
1.ユニット単体の位相周波数特性を計測することは簡単ではない。
2. 仮にユニット自体の位相周波数特性が判ったとしても、フィルターにおいてカットオフ特性と位相回転を両方とも充足しなければならない。これが至難の業である。いくつかのスピーカーは12db/Octの逆相接続にして、クロスオーバー付近の位相の乱れを解決しようとしていますが、結果的に逆相であり、クロスオーバーより上と下では別の周波数であるとはいえ、あべこべに出ています。
3.ホーンなどでは振動版の位置が空間的音源とはならない。
これらを解決する強力な武器がデジタルチャンデバで、デジタルディレイによってユニットを動かさずに、時間だけをずらすことができます。 位置に換算すると、ミリ直読式に調整ができるわけです。
で、これを導入すればよいのでしょうが、現状市販されているものは各種のD/A処理の方法が合理的ではないように思われ、音質劣化が心配(実際にあまり感心した音を聴いたことがない)です。 また、結構な出費となります。 お金がたまったらやってみるかもしれません。 てなわけで、現在のところTA-D900が一番だと考えているわけです。 24db/Octという急峻なカットなので位相回転は激しいのですが、ベッセル関数という、時間軸を重視したものとなっており、他の18db/Octや12db/Octよりも劣化が少ないように思います。 時間・量(振幅)の2つがまずあり、位相は両者の中間に位置するものだと考えています。
私のシステムはそれほど大したものでありません。 新品で買ったのはCDP-X5000、TA-D900、そして、クリスキット4台のうちの1台、あとツィータを数セットだけで、あとは中古やヤフオクです。 往年の高嶺の花であった名ユニットがよく出ていますのでその気になればなんでもできると思います。 恐らく特徴的なのは方チャンネルに38cmのフロントロードホーンが2つもあることですが、アルテックA7や、JBL4560のように巨大ではなくコンパクトです。 ご興味があれば設計図をお送りします。
41
:
ひまじん
:2006/04/05(水) 10:49:40 HOST:softbank220009068121.bbtec.net
私もデジタルチャンデバは使いたいたくないです。
確かに、ソニーのチャンデバは良いらしいです。以前にTA−4300だと思うのですが、金田式DCアンプ5台の3ウェイオンケンのシステムを聴いた事あります。
ジャズベーシストの平山さんのシステムが、オールホーン(低音ショートホーンの後面開放)のアルテックの3ウェイで構成されているようです。アンプはオーディオテクネの真空管アンプでした。
マルチアンプで構成するのであれば、中途半端な事はやりたくないです。エール音響のスピーカーユニットを使いオールホーンの4ウェイで計画したいです。
夢はありますが、現行システムもかなり良い音で鳴っているので下手な機器を入れたくないです。
メーカー製で使えるアンプを探すのは、大変難しいです。どうしても「固有音」が付いて来ます。世間では「固有美」などと言っているようですが、歪みの一種だと思います。
42
:
K.S.
:2006/04/05(水) 11:30:33 HOST:ZQ131051.ppp.dion.ne.jp
私は完全ではないにしろ位相も測定出来る下記のソフトを使っています。
ttp://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/myspeaker/
一時、かなり測定にハマりましたが、測定ポイントが少しズレたダケで大きく違ったり、フルレンジの位相が意外にメチャクチャだったり、市販のSPもボロボロだったりと、
ヤレばヤル程泥沼にハマり、会社の無響室まで借りて測定もしましたが、今は馬鹿らしくなってシステム変更時の確認程度しかやっていません。
(無意味だと思っていると言う意味ではないですのでお間違いなく!)
友人にエール・ゴトーを交えた6ウエイの人が居ますが、この方もゴトー4発後面開放フロントロード(コンクリート製)です。
ここまでやると次元が違うと感じますが、家を建てる時に計画したそうですので後からでは・・・
43
:
Matt
:2006/04/05(水) 13:17:56 HOST:mail1.pmswalsh.com
位相測定は本当に難しいですね。さて過去20年間にフロントロードは大小5本ばかり作成しました。 そして現在使っているのはもっともコンパクトなものです。 グランセプターに影響され、あの、ヤリが真ん中についているやつです。というのは、むしろホーンとしてよりも抵抗制御をおこないたかったからです。 バックプレッシャー型中音ドライバーのフェーズプラグの構造をご存知だと思いますが、スリットから音が発せられます。 これを参考に、スピーカーは38センチですが、出口は口径20センチの穴、そしてヤリの直径は10センチですから、振動版面積に比べてスロートの面積を非常に絞っているわけです。 またホーンの板は平板ですが、これもグランセプターと同じように角には石膏をうめて整形しています。 低音にロードをかけるためには広がってゆくエクスポネンシャルではなく、ストレート出口が狭まっている(端的に言えばおわん型)のほうがこましいようです。 そして結果的に、約40cmのヤリがあることと、角の石膏によって、断面積の変化としては、おわん方に近くできました。 ホーンのサイズは今手元にありませんが、中音ホーンの振動版からホーン出口までの長さに大体合わせ(約60cmくらいかな)ました。結局高さ45センチ弱程、幅65センチ、奥行きは70cmくらいです。これによって、Qが大きく低下し、空気の質量が乗ってくるのでF0もずいぶん下がります。 後面開放なので回りこみがあり、ズシン、ズシンとなりませんが、ここ一発!は気合が入って楽しい限りです。高能率ですが、大変静かですよ。 これが理想的なのかどうかはもちろんわかりませんが、過去作った中では一番です。 4つも作るのは大変なので、これで打ち止めかな?
44
:
K.S.
:2006/04/05(水) 19:59:43 HOST:ZQ131051.ppp.dion.ne.jp
>位相測定は本当に難しいですね。
ハイ!
さすがにコレ
ttp://page14.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s20231454
を持ってる人は近くに居ませんが、テクニクス7(SB7000)は昔友達が持っていて聴きました(スゴく大人しかった)。
下位機種のSB6000は義兄が今でも所有していますがボロボロ!、後発のSB8000は友人が所有していますがリーフツィーターが飛んでます。
機会があれば測定してみたいと思いますが、どれも音像が小さいとか定位が良いと感じた事はありませんです?
良いと言われるB&Wにしても近くのショップにシグネチャー800がありますが、SPの幅一杯のボーカルの口の大きさには閉口だったり・・・
部屋全体で考えないと「何とも」ってところでしょう・・・
45
:
YOSIHIRO
:2006/04/05(水) 22:57:12 HOST:eaoska161054.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
グランセプターの設計者、由井氏(現タイムドメイン)は、インパルス応答を用いた再生音の時間軸測定を行われていますね。
インパルス応答による時間軸測定では、ホーンやバッフルによる反射波等の影響が見えてきますので、いわば再生音の時間歪を捉えているといえるのかもしれません。
また、時間軸に注目して市販の色々なスピカーを測定してみると、リニアフェーズと称するスピーカーでも、群遅延特性の悪い製品があったりするそうです。
正弦波による測定では、位相が揃っている様に見えても、時間軸に注目してみると、低域で時間遅れが生じている場合があるという事でしょう。
当時、由井氏の発表したインパルス応答による測定法は、大変話題になりましたし、そこから生み出されたグランセプターは、ある意味画期的製品だったといえるかもしれませんね。
46
:
Matt
:2006/04/06(木) 09:19:38 HOST:mail1.pmswalsh.com
私見ですがGSは過去のスピーカの中でもっとも画期的・挑戦的なものだと思います。 GSの考え方を私なりに解釈すると、大体こうなります。
まず、40 Hz にF0をもつ密閉型のウーファーがあって、40Hzにおいて、ある音圧が出せるとします。 ここで、40Hzの2波だけを入力し、すぐに止めます。 F0では大変動きやすく、同時に止まりにくいので、1波目より2波目の振幅が大きくなります。 さらに実在しない3波目、4波目を自分で作り出してしまいます。 つまり、前の波のエネルギーをそのまま保存して次の波に追加することによって、全体としてはある程度の音圧が出せるようになっているわけです。 F0でインピーダンスが上昇しますが、ここの周波数ではパワーアンプからの電力の供給が極めて小さくなります。 ところがF0で音圧が上がる傾向がある。 この理由はスピーカが過去に供給されたエネルギーを振動版の速度やダンパーやエッジの弾性に変換し、勝手に蓄積してしまっているからです。しかし、それは実在する音ではありません。 同じF0と音圧を持ちながらもQが低いスピーカは第1波と第2波の差が少なくなります。(つまり、1波だけだとQが低い方が大きな音が出る) こう考えるとQが低ければ低いほど元の波形に忠実な再生ができることがわかります。 GSではQを下げるために、振動版にホーンで負荷をかけることで空気との機械的インピーダンスを制御して抵抗制御をおこない、大きな磁気回路を用いて単体でもQを下げています。 ところが、Qを下げると忠実度が上がっても低音が出なくなります。 このためにいわゆるトーンコントロールで低い方を持ち上げているのです。 私はこの考えに大いに感化されました。 Qが低いスピーカは「音の厚みがない」といわれることがありますが、実際の音で厚み(言葉の定義に問題がありますが)があるような低音があるのでしょうか。 「低音の厚み」のあるスピーカは、どのような音楽でも同じように聞こえ、忠実度は低いのではないでしょうか。
私のシステムで後面開放にして、かつ38cm(GSは記憶では28cm)から絞り込んでいるのは、Qをさらに下げようとした結果ですが、普通のウーファーでは役不足の感は否めません。 5倍くらいの駆動力が必要な気がします。
47
:
ひまじん
:2006/04/06(木) 10:43:19 HOST:softbank220009070170.bbtec.net
低音の再現性は難しい課題だと思います。
上手く説明できませんが、「生の低音は立ち上がりは鋭い(速い)」と思うのです。
ピアノの低い方の鍵盤をガンと強く弾いた時の立ち上がりの速さと明瞭度がスピーカーで再生するのと違います。
パイプオルガンも低い音はボーと響くと思っていたのですが、ボッと言う感じでエネルギーが大きくて立ち上がりが鋭いと思いました。
ですから、スピーカーで低音を再生すると反応が鈍く感じてしまいます。これは振動系の重さが関係していると思います。
鋭く立ち上がるには振動系が軽くないとならないが低い周波数まで音圧を伸ばすと重くなってしまう。
一般的なバスレフ箱だとドロンとした鈍い低音になってしまう。
そこで、後面開放とすると超低音まで周波数は伸びないが立ち上がりの良い低音が出せる。
この相反する特性を満足させて、立ち上がりの鋭い低音再生を実現することが、課題でございます。
48
:
Matt
:2006/04/06(木) 12:26:09 HOST:mail1.pmswalsh.com
まさにひまじんさんの言われたことがポイントではないでしょうか。
ところが普通のスピーカーで振動系を軽くすると低音が出なくなります。これはf0を利用して低音を出し、全く実在しない音を作り出しているからです。
後面開放であってもF0をホーンなどでつぶし、抵抗制御にもっていかなければ密閉箱と同じになってしまいます。
中音ホーンドライバーのインピーダンス特性をごらんになったことがあると思いますが、ホーンロードのかかり方でカーブが決まり、振動版のf0は殆ど出てきません。
これが端的に出てくるのが、これもひまじんさんの指摘されたインパルス応答です。
スピーカーの理想は方形波の形を崩さずに再生できることだと思うのですが、現実はにてもにつかぬような波形しか出ないのです。
それでも理想に近づこうとするならば、GS1の思想を見習うことは有効だと思います。
49
:
ひまじん
:2006/04/08(土) 23:36:17 HOST:softbank220009068091.bbtec.net
正しい音像定位とはどの様なものなのでしょうか。
はたして、ピンポイントで2本のスピーカーの間に定位するのか、頭を少し動かしただけで変化するものだろうか。
どうやら、正しい音像定位の認識に間違いがあるようです。
コンサートホールにおける定位に関する事について
1、音は前に飛び出しません。左右後方に広がり余韻が綺麗です。
2、オーケストラの各楽器は、思っているほど分離して聴こえません。
3、前方、後方の席でも余り音圧差を感じません。又、長時間聴いていても疲れません。
4、小さな音でも良く聞き取れるます。
一方、オーディオ機器では、こう表現されます。
1、音は前に出ず、左右後方に広がり余韻が綺麗です。音像定位は平面的でなく、左右後方に定位します。
2、スピーカーの存在感はなく、スピーカーの近くでも、離れても音質、音圧の変化を感じさせないでよく聞き取れます。
以上のことから、私のシステムおいては、38cmウーファーの3ウェイのリニアフェーズスピーカーSS−G7より、16cm2ウェイのB&W DM−601S3のサブシステムの方がより正しい音像定位をしているのです。
50
:
Matt
:2006/04/09(日) 01:09:37 HOST:CPE-60-227-97-246.nsw.bigpond.net.au
>正しい音像定位とはどの様なものなのでしょうか
なるほどというか、考えさせられる、重要なご指摘ですね。
前に出てくるのか、後に広がるのか。 これは録音のしかた(マイクの設置)とスピーカーの形式にも大きく影響されるのではないでしょうか。
コンデンサー型などは、ほとんど後ばかりに行きますし、ホーンなどは前に出てくることが多いようです。
2本マイクにこだわっているテラークなどは、どちらかといえば後に広がる感じがして、私はこれが正しいような気がして好みです。
シンフォニーホールで演奏された音楽は遠近感というよりも、直接音だけでなく反響全体を余すことなく再生する事でしょうね。
昔は月一くらいで欠かさず行っていてのですが、最近は長らくご無沙汰です。
私はB&Wを自宅で使ったことはないのですが、分かるような気が(気だけかも)します。
サブのフォステクスF200A(3cm厚のラバーウッドとラスクで作った45Lバスレフ)+EVのT35の2ウエイは、定位に関してはなかなかの線をいっているので、メインの4ウエイが同じように聞こえるように調整に明け暮れています。
どこに定位するかの違いは許せても、ピンぼけするときは楽しめませんね。
20年ほど前に友人のG7をマルチ駆動しましたが、良かったですよ。
51
:
ひまじん
:2006/04/09(日) 10:54:34 HOST:softbank220009068091.bbtec.net
マルチウェイになればなるほど、調整項目が多くなり理想の音像定位に近づける事は難しくなります。
フルレンジ+ツィーターのシンプルな方が、音像定位は比較的楽になります。
音像定位については、アンプの性能も重要です。特に奥行き感とかに違いが大きいと思います。
私も去年は、月に2回くらい生演奏を聴きましたが、今年はまだ1回です。
コンサートに行かなくても、NHK−FMのクラシックの番組で良いのを放送するので、好んで聴いています。
SS−G7のマルチ駆動も検討しましたが、製品としての完成度がかなり高いと判断したので、手を加えてもあまりメリットが無いと思います。
やはり、アンプの選択が重要であると判断しました。
52
:
YOSIHIRO
:2006/04/09(日) 13:20:40 HOST:eaoska307063.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
皆さん、ホント熱心ですねぇ。
音像定位の問題は、結構難しい問題を含んでいますね。
そもそも人間は、音の方向や距離等の空間認識を、両耳から得られた情報を元に、脳内処理する訳ですが、このプロセスの過程で処理を円滑に追行する為、「聴感補正」のような事が行われているらしいです。
しかも、この聴感補正に対する「補正係数」は、各人でバラバラらしく、生活環境や経験等が大きく影響しているようです。
ステレオ再生によるセンター定位を考えてみると、本来は存在しない左右方向からの音信号によって、センターに音像を作るのですから、脳自体もある種の胡散臭さを感じているのかもしれません。
この辺りは、視覚の世界でも同様です。
2台のカメラを一定の間隔を空けて設置し、同時撮影された画像を専用のビュワーで観察する「ステレオ写真」は、確かに明確な立体感は得られるのですが、よーく観察するとある種の不自然さが必ず見えてきます。
ステレオ再生で、もし本当に明確な音像定位を求めようとすると、人間の体を完全に拘束した上で、各人専用に最適化されたシステムを構築する以外、難しいのではないでしょうか。
逆に、脳の聴感補正係数を自分自身が自在にコントロール出来れば、それほどうるさく言わなくても十分再生演奏を楽しむ事が出来るはずです。
音楽好きの方の中にはこの資質を持っている人もいるようで、比較的プアーな再生音からでも、演奏者の指使いやタッチが判ったりするそうです。
53
:
Matt
:2006/04/10(月) 09:40:57 HOST:mail1.pmswalsh.com
考え始めると本当にわからないことだらけです。 聴覚・視覚などの5感、脳内を含めて、人間の神経系は神経細胞同士がパルスで信号を受け渡ししていますが、上限は一秒間に2000回程度だという話があります。 なのにそれ以上の周波数が聞こえるわけで、この辺のメカニズムは完全にはわかっていないようです。 こんな粗い分解能でなぜ位相差やコンデンサーの違いが聞き取れるのでしょうか。科学的な説明には、少なくとも現在限界があるようです。
であれば、考えてもしょうがないんじゃないかとい気にもなるわけです。でも、音楽を聴いて感動したりすると、「何とかもっとよくしてみよう」という欲がでてくるのはオーディオファンの性でしょうか。 感覚は過去の学習に大きく左右されるようで、全員が全員とも同じ音を聴いているということではない模様ですね。
54
:
S&L
:2006/04/10(月) 11:31:00 HOST:218.225.114.61
既製品のCDでもレコードでも、記録されているものは、録音する人や演奏する人が「良かれ」と思って創作するものです。
何が正しいかとかどちらが良いかとかいうのは、その場に立ち会わない限り分からない話で、再生されたものしか知らない人が議論する事自体が不毛だと思いますよ。
創る人は、「ちょっと響きが足りないなー」とか「あそこの楽器が引っ込んでいるなー」とか考えながらいろいろいじくっていますからね。
そもそも人間には耳が二つしかなくて、距離が12メートルも離れたら、無響室なら別ですが、ホールでの楽器の位置なんて分かりっこないですね。
あっちの壁からもこっちの壁からも音が跳ね返ってきますから。
実際立ち会うと、「どの壁がメインの音に影響をあたえている」のかを探し出す方が、メインの音を聞くことより簡単。
55
:
NS−1000M
:2006/04/10(月) 21:59:59 HOST:softbank220031016178.bbtec.net
マルチとかいうから私が入れないのかな。入会拒否は承知。
SP直接接続 じゃ 駄目ですか。
ディスクリートではいけませんか
型番に A とか a て 付いてますが 無知蒙昧
教えてくださいませ。
56
:
ある通りすがり
:2006/04/10(月) 23:41:02 HOST:softbank220009068091.bbtec.net
あまり、バカなこと質問しないほうがいいと思う。
せっかくいい流れできているのだから、チャチ入れるのやめよう。
出たがりたい気持ちは分かるけど、おちょくりはやめたほうがいいよ。
57
:
NS−1000M
:2006/04/11(火) 00:02:01 HOST:softbank220031016178.bbtec.net
型番 A もしくは a のご回答を。
ある通りすがり 様
58
:
別のとおりすがりです
:2006/04/11(火) 00:40:24 HOST:softbank218127146034.bbtec.net
>せっかくいい流れできているのだから、チャチ入れるのやめよう。
そうでしょうか?
S&L氏の指摘のように、単なる机上の話にしか聞こえないんですが。
皆さん、思い込みだけで話してませんか?
傍から見るとどうでも良い話にしか思えないんです。
59
:
NS−1000M
:2006/04/11(火) 01:48:56 HOST:softbank220031016178.bbtec.net
定番の機種の型番に A もしくは a とか付きますね。
そもそもの意味を ご存知なかた お教え下さいませ。
60
:
Matt
:2006/04/11(火) 17:08:27 HOST:CPE-60-227-97-246.nsw.bigpond.net.au
S&Lさんの
>その場に立ち会わない限り分からない話で、再生されたものしか知らない人が議論する事自体が不毛だと思いますよ。
それはそうだと思いますし、更に追加すれば、録音現場でモニターで再生した場合でも、もはや原音ではありません。 電子楽器などは、もともと原音という物が存在しない。 そして行き着くところは考えるだけ無駄だということになってしまいます。 また、録音機材の中身は高信頼性を求めており、場合によってはハイファイとはとても呼べないようなものであることがあります。 例をひとつ挙げますと、放送・録音用に作られた、抵抗とスイッチで構成されたアッテネーターなる物がありますが、複数の抵抗が直列に入るものが多く、耐久性や信頼度が低い安物200円のボリュームの方がずっと音が良い。この意味から、徹底的にシンプルにした、テラークの2本マイクで録音するような形が最も自然だと思うのですが。 また、音像定位の話については、音像そのもの自体よりも、ちゃんと定位することが正確な動作の保証で、システム全体の品位にかかわるひとつのものさしであるように思います。
61
:
Matt
:2006/04/11(火) 17:43:56 HOST:CPE-60-227-97-246.nsw.bigpond.net.au
上に追加ですが、全てのアッテネーターがボリュームより悪いのではなく、直列に複数の抵抗が入るものは、一般的に悪いということです。
常に抵抗2本で繋がるものは、非常に高音質を得られるので、私も自作品を使っています。
これをいうと20年来のプリアンプVSアッテネータ論争になってしまうかも知れませんが、私は完全なアッテネータ派です。
但し、市販のものはインピーダンスが高すぎるようで、「力がない」というのはインピーダンスに起因している気がします。
62
:
ひまじん
:2006/04/11(火) 23:40:13 HOST:softbank220009068091.bbtec.net
S&Lさんのおっしゃることも御もっともなんですが、実際に録音を担当したエンジニアの話では、良いオーディオ装置からは「○○ホールの響き」というものが再現されると説明していました。
私もワンポイントマイク録音の良く出来たCDを聴きますと、ホールの響きと音色もかなりのレベルで再生出来ています。(実際にホールに出かけ、そのCDを聴きました。)
ただ、スタジオ録音のマルチマイクの録音では、人工的に手を加えますので、作者の意図したものがオーディオ装置から再生されれば良いと考えます。
Mattさん、私も結果的に同じような結論になりました。
私の場合は、プリメインアンプのソースダイレクトと言うスイッチをONにしていましたが、さらにセレクターから直接ボリュームに繋ぎました。
結果的に、ボリューム+パワーアンプという構成になりました。ただし、プリメインのパワー部はゲインが通常のパワーアンプより高く設計されています。
トーンコントロールが必要なければ、省略してしまった方が格段に音が良くなります。実際にトーンコントロールの無いプリメインアンプも売られています。
ところが、セパレートアンプに直接10kΩの抵抗でCDを繋いで聴いてみますとクリヤーだが音が痩せてしまいます。
この場合は、プリアンプを接続した方が良い結果になりました。
この事から、アッテネーターだけではだめで、バッファーアンプが必要なのではないかと考えました。
インピーダンスを高く受けて、低く出してやれば、音が痩せずに力も出ると思います。
63
:
Matt
:2006/04/12(水) 10:01:46 HOST:ns.dendrite.jp
話がアッテネーターの方にいってしまいますが、このような問題を解決したいと考え、最近作ったものがありますので参考までに報告。 まず、1.抵抗切り替え式であること、2.最適インピーダンスは実験によって決めること、3.抵抗の種類は実験によって決めること、4.これ以降悩まなくてもよいように、徹底的すること、この4つです。
1.は、2本の抵抗しか使わない、簡易型にしました。このため、入力側から見たインピーダンスは倍まで変化します。
2.は、20K、3K、600−1K の3段階で変えましたが、20Kではご指摘の薄っぺらな感じになり、600では力はあるのですが高域が少し重苦しい感じになりましたので、3Kに決定
3.Vishay、カーボン1W、巻線1W、金属皮膜(1/2W、1W、2W)をテストしました。 巻線はよいのですが、各抵抗値の入手が難しい問題があります。
4.セイデンの金メッキ28接点を用い、結局直列に入る抵抗3Kは熱変動を安定させるためにVishayを銅版にはさみ、エポキシで固めたもの1個、並列のは金属皮膜の2W(東京電音)28個を、これも銅版並べてはさみ、エポキシで接着した上、金属粉の入ったエポキシでさらにアレイブロックに仕立てました。
このように、考えられる実験を経た上でやったのですが、それまで使っていた、一応高級ボリュームとされるものを使った場合とは比較にならないパワー感と透明度を得ることができました。
私の場合は、DACにバッファーOPA627が入っているので、3K程度ではOKですが、ドライブ力のないソースの場合は10K程度にする必要があるかもしれません。 数万円かかりましたが、これで決めうちです。
64
:
zenchu
:2006/04/19(水) 22:20:44 HOST:FLH1Abm036.chb.mesh.ad.jp
皆様のご意見を拝見して、私だけが異端児ではないと心強く思いました。私のホーム・ページもご覧頂きご意見をお寄せ下さい。URL・・
http://www7a.biglobe.ne.jp/~zenchu
です。今までに45項目を掲載しています。ヨロシクお願いします。なかに答えがいくらかあるかも分かりません。
65
:
Matt
:2006/04/19(水) 23:29:43 HOST:CPE-60-227-97-246.nsw.bigpond.net.au
zenchu様のページを拝見しました。なかなか良くまとめられており、感心すると共に、合意できない点も多々あります。ここで論議してもしようがないとは思いますが、HI-FIファンとして目に付いた点を申し述べます。まず、申し上げたい事は、私たちは聴覚について何もわかっていないに等しいという事です。つまり、私たちが音とは何を認識しているのか、感覚器にある神経細胞から発せられた信号が脳でどのように処理されているのか、ごく一面を除いてほとんど分かっていません。 「ある音」であるという最終的認識(クオリア)は、脳科学(知覚科学)、知覚哲学の境目にあるもので、きわめて客観化が困難な分野です。従って、科学的に考えようとする姿勢を維持することは賛成ですが、「こうである」と断言することは危険であり、大量のNFBをかけて高調波歪の低減だけを追い求めたメーカーとまったく同じになってしまいます。少し見た限りでは次の点など、
●少なくとも3ウェイ以上でないと音楽成分を万全に再生することは不可能です。
>フルレンジの分割振動を否定されているわけですが、パッシブネットワークでも、チャンネルデバイダーでも、問題があり、フルレンジの方が優れた点はたくさんあります。これは否定しませんが「不可能」であるということについて決して合意できません。
●(CDフォーマットについて)何故このような良い加減なものが採用されたのでしょうか、
>CDフォーマットの問題点は指摘されておられますが、ではなぜレコードの方が良いのかという記述がないので、結局の所、科学的な説明にはなっていません。
●エールの5ウェイに匹敵するサウンドはこの世に存在しません。
>エールの5ウェイがある面ではすばらしい事は認めましょう。 しかし、波面形成、位相、時間軸、更には大型ホーンにおいて空気質量と弾性によって発生する共振など、大変に大きい問題を抱えています。
いずれにしろ、これらのことをのべられるのは自由であり、これが良かった、あるいは、これが好きである、という主張までは許容できますが、「これらが科学的である」という主張をされている限り、それはとても認められるものではありません。
66
:
オーディオは哲学だ
:2006/04/20(木) 06:40:25 HOST:ACCA1Aaa093.aic.mesh.ad.jp
芸術と科学は必ずしも一体化しない。
宗教と科学も同様である。
科学的でないものは否定する。
そういう姿勢では未来はない。
私は芸術的な懐古的オーディオも愛する。
女もまた然り。
理屈を語る女に魅力は無い。
67
:
哲
:2006/04/20(木) 09:16:48 HOST:mail1.pmswalsh.com
祈るだけでは事は解決しない。行動が必要であり、行動とは自己の理屈に拠る。
そして理屈の根拠は哲学にある。 科学とは哲学の一手法でしかない。
科学とはわかっていることを押し付けることではなく、わからないことを発見するにある。
わからないことは不快だが、科学は不快から逃げないことを要求する。科学を誤解してはならない。
68
:
悪くないと思いますよ
:2006/04/20(木) 11:45:03 HOST:218.225.114.61
>CDフォーマットの問題点は指摘されておられますが、ではなぜレコードの方が良いのかという記述がないので、結局の所、科学的な説明にはなっていません。
どこかで誰かがアンケートを採って、白黒をつけてくれると良いのですが。
私の廻りの、オーディオにほとんど興味はないけど音楽が好きな人たちは、例外なくレコードの方が良いと言います。
クラシックを演奏している人たちは、音はレコードの方が良いけど、ノイズがないからCDの方が良いと言います。
業務で毎日音を扱っている人たちのほとんどは、音は悪いけど、仕方なくDAWを使っている。と言います。
また、CDは音を入れるための器が小さいともいいます。
もちろん、その逆の意見もあると思いますが、今までCDのフォーマットに満足している録音関係の人に出会ったことがありません。
そうでなければ、196kHzの24ビット録音なんてしようはずがないです。
理屈抜きで、CDのフォーマットには不足しているものがある、と実感している人が大部分かと思います。
アナログレコードは、マスターテープから最終的にプレス行程にたどり着くまでの処理と再生側の要素がもの凄く複雑なので、
基本的なポテンシャルは高いけれど、それを享受できる人はもの凄く限られた人になろうかと思います。
全員がイケダやEMTを使える訳ではないですからね。
もっとも、イケダやEMTがそんなに忠実度の高い変換機であるとも思いませんが。
いずれにしても、だからどうしたの?という程度の話です。
所詮マニアの戯れ言にしか過ぎません。
69
:
Matt
:2006/04/20(木) 13:53:45 HOST:mail1.pmswalsh.com
私はCDの方がよいといっているのでは決してありませんし、実際にCDの方がよいとも思っていません。問題視するのは、「科学的に説明できた」と断言されているからです。
悪くないと思いますよ-様が音楽関係の方でしたら、デジタル録音について前から持っていた質問をしたいのですが。 もしご存知で、またお答えいただけるならば....
まず聴覚側で考えて見ますと、50Khzと51Khzを超音波スピーカで再生しますと1Khzが聞こえます。 (その昔松下が実験していたような記憶があります)したがって、聴覚側では、いわば混変調が聞こえるわけです。 ところが、CDフォーマットでは、録音側でエリアシング・エラーを排除するために、再生側で量子化雑音を除くのと同じように20Khz以上をフィルターで急激に遮断しています。 つまり、本来耳に聞こえるはずの1KHzが録音されなくなってしまいます。
次に、方形波をCDで再生しますと、リンギングの波形が生じます(これは数学的計算してもそのようになります)。 単純な正弦波ですと、問題がないのですが、複雑な波形のエネルギーを周波数別に積分すると、20Khz 付近で急激に上がってしまうはずです。
つまり、1.本来原音では聞こえるはずの音が聞こえなくなり、2.高音のエネルギー全体が上昇する、・・・・簡単に言うと、このような考えなのですが、実際のところはどうなのでしょうか。
いずれにしろ、素人考えでして、技術的研究はもっと進んでいるのかもしれませんが、悪くないと思いますよ-様をはじめ、もしご存知の方がおられれば。
70
:
悪くないと思いますよ
:2006/04/20(木) 20:05:33 HOST:218.225.114.61
Mattさんは、難しい話が好きなんですね。ここで議論してもしょうがないように思いますが。何も状況は変わらないし、だからどうだということもないですし。
音を混ぜると、違う音が新たに生まれるのは、音楽をやっている人たちには常識の話です。その混ざり方が問題で、演奏の上手い人は全然別の世界の流れが生まれるし、音も大きくうるさくなくなります。楽器同士で生まれる音の厚みやハーモニーと、部屋の残響が加わって生まれる渾然一体となった雰囲気こそが音楽で、そんな時にはそれぞれの演奏者が分離して聞こえるなんてことはないですね。演奏が下手なら話は別ですが。
単独で聞こえる音と、アンサンブルで聞こえてくる音は違います。時間を分けて演奏したものを記録して波形を掛け合わせてもアンサンブルのような音にはなりません。音が複雑にからみあって新たな音が生まれているのは確かだと考えられています。
音色は、倍音成分の掛け合わせでうまれますから、人間の耳で聞こえる範囲がきちんと再現できないとオリジナルとは代わってしまうとは思いますが、その範囲が、犬笛みたいな高い領域まで必要かどうかは分かりません。一般的にCDというフォーマットは、そのあたりの高い領域の倍音成分の再現性が苦手で波形が変わってしまうというのはよく知られています。
方形波のリンギングは、方形波をフーリエ展開して上をカットすると簡単に再現できますし、CDでは実際そのとおりにしか再生されませんから、それがCDの欠点です。更に悪い事に低いレベルになるほど波形は崩れてガタガタになりますし、ノイズも増えて混濁の音になってしまいます。波形を見るのが嫌になってしまうでしょう。アナログはそういうところがなくて優れていますが、モーターが原因の変調雑音とテープヒスノイズがついてまわります。じゃ、どっちが透明な音なの?というと、変調雑音がないぶん、たいていはデジタルと思う人が多いと思います。
そうは言っても、実際アナログマスターテープで記録した音の情報量は、市販のレコードやCDの比ではないし、デジタルで録音すると、楽器の微妙な部分が上手く再現されないという話も聞きます。業務に関わる人で、デジタルがアナログより音が良いというひとにはあまりお目にかかったことがありません。
しかし、アマチュアがそんな事考えてどうしようというのですか?自分で録音してやろうというなら話は別ですが、市販のソフトをどういじくっても器以上のことはできないし、無駄な労力というように思います。この話は、これでもうおしまい。続きはなしです。
71
:
ある通りすがり
:2006/04/20(木) 20:23:41 HOST:softbank220009068091.bbtec.net
悪くないと思いますよさん、ご無理御もっともなんですが、言いたいこと言ってハイさようならですか。
カッコ良過ぎ!
そんなに簡単に割り切れるものなのでしょうか。
72
:
Matt
:2006/04/20(木) 22:37:22 HOST:CPE-60-227-97-246.nsw.bigpond.net.au
いいじゃないですか。質問には答えておられないのですから。
73
:
YOSIHIRO
:2006/04/20(木) 22:49:01 HOST:eaoska161234.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
CDの方形波再現が悪いという話ですが、アナログでもカートリッジやテープでの方形波再現はあまり良いとはいえませんよ。
昔カートリッジの1kHz方形波再生テストなんかをよく目にしましたが、どれもこれもリンギングの嵐で、まともに再生されるカートリッジは一つも見た事がありませんでした。
しかも、巷間音質が良いとされるカートリッジのリンギングが結構すごかったりするので、あまり深く考えない方がよいかもしれません。
74
:
通りすがり
:2006/04/21(金) 00:04:30 HOST:208.46.87.61.ap.zero-isp.NET
民生品と業務用を自分の理論に都合良く使い分けて
言うだけ言って、勝手に去っていく、いつもと同じ、コイツの汚いやり口だ。
>70はHN変えても誰だかすぐ判る。
75
:
Matt
:2006/04/21(金) 09:22:07 HOST:mail1.pmswalsh.com
69の質問は別スレを立てさせてもらうことにしました。で、YOSIHIRO様、どう思われますか、ご意見ください。
76
:
ビックリマスダ
:2006/04/21(金) 13:56:31 HOST:p3164-ipad205niho.hiroshima.ocn.ne.jp
50Khzと51Khzの音がでると1kHzの音が出る、うなりと同じ事ですが音圧は非常に
小さいでしょうね、しかも聞こえる音に成ってでているのなら当然録音もされていますから
問題無いと思いますね。再生の時点で再度その音が出る事の方が弊害が有るのではと思いますが?
77
:
命
:2006/05/23(火) 10:23:23 HOST:i210-164-161-245.s02.a020.ap.plala.or.jp
まア 理論,理屈に長けている方の音はそれ程でもないのが常です。
どこかで狂ってくるのでしょう。
寂しい事です。わが道を進みましょう。
78
:
はんしん
:2007/01/11(木) 23:31:51 HOST:p7058-ipad28sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
最近D-88を手にいれましたが、クロスオーバーが合わなく困っております。
手持ちのユニットは
スペシャルの 62.5Hz 100Hz 125Hz のユニットS1と
140 225 280Hzのユニット1と
1.25K 2K 2.5Kのユニット3です、
クロスオーバーを100Hz.1KHz.5KHzに設定したいのですが、手持ちのこのユニット
を何とか改造したいのでどうか助言お願いします、かなり先のカキコにちょっとだけ
ありましたが、具体的にどうすれば望みの周波数になるのか全く分かりません
SONYにも相談しましたがこのテの改造法は教えてもらえませんでした、ご存知の方
どうかお助けください。
79
:
21世紀
:2007/01/12(金) 21:24:38 HOST:EAOcf-129p168.ppp15.odn.ne.jp
63 名前:Matt さん
私の場合は、DACにバッファーOPA627が入っているので、3K程度ではOKですが、
ドライブ力のないソースの場合は10K程度にする必要があるかもしれません。
もし差支えがなければ、DACのメーカーを御教えいただけませんでしょうか?
また、OPA627ですが、OPA627APでしょうか?或いはOPA627BPでしょうか?
確かマークレヴィンソンが使用していたと思いますが、素晴らしいものを使用されていますね。
もし宜しければ御教えください。
80
:
葵
:2007/01/18(木) 10:23:37 HOST:softbank218130164012.bbtec.net
初めまして、以前マルチ『500から上はホーン』の5ウェイでした。
パイオニアの4チャンネルデバイダー2台で4343にミッド『2インチ』を上に乗っけて聞いてました。
2年ほど前からオーディオ熱が再燃して当初は又ホーンと考えておりましたが、部屋も6畳間に都落ちして小型スピーカーでマルチに挑みました。
ユニットはマニアの方が見れば?と思うかもしれませんが。
ウーハー[AURUM] AC-250MkII
スコーカー[YAMAHA] JA-0801 1000mのミッド
ツィーター[AURUM] Model G2Si
チャンデバはベリンガーの安いデジタルプリです。
何となくですが音が死んでる気がします。
マルチの効果はあるのですが、デジタルでユニットにデュレーをかけてるせいでしょうか?
ネットワークしきよりもはるかに音は良いと思いますが。
前々から気になってたTA-D900を探してチャンデバを変えてみようと検討中です。
素人過ぎる書き込みですみません。
81
:
葵
:2007/01/18(木) 10:30:20 HOST:softbank218130164012.bbtec.net
追伸、
ロー、ヤマハAX-1200
ミッド、ヤマハMX-2000
ハイ、ヤマハAX-1
プリ、アキュフェーズC−270
CD、ヤマハCDX-10000とシンプル構成です。
パイオニアと比べてベリンガーはノイズが大きいのが一番気に入れないりゆうでもあります。
82
:
UNIT-0
:2007/01/21(日) 17:34:46 HOST:softbank218140112088.bbtec.net
はんしん様 以下理論上は
スペシャルの 62.5Hz 100Hz 125Hz のユニットS1と
140 225 280Hzのユニット1と
1.25K 2K 2.5Kのユニット3です、
クロスオーバーを100Hz.はS1そのまま
1KHz.はS1のコンデンサーの10分の1
あるいはユニット3の2倍
5KHzはユニット3の2分の1で可能かと思います。
83
:
はんしん
:2007/01/28(日) 12:48:01 HOST:p2173-ipad310sapodori.hokkaido.ocn.ne.jp
UNIT-0 様有り難うございます、出張の為返事が遅れましたことお詫びします。
[コンデンサーの10分の1]とはユニット内のコンデンサー4つ全部の事なのでしょうか?
また、このような情報はどうすれば入手出来るのですか?
84
:
UNIT-0
:2007/01/28(日) 16:25:48 HOST:softbank218140112088.bbtec.net
[コンデンサーの10分の1]とはユニット内のコンデンサー4つ全部の事なのでしょうか?
そのとおりです。
また、このような情報はどうすれば入手出来るのですか?
電気というか、コンデンサーと周波数の関係の基本的関係です。MJ誌などのチャンデバの製作記事などを見ていただくのが良いかと思います。
85
:
TADユニットでマルチ
:2018/04/13(金) 10:41:10 HOST:i153-145-36-3.s41.a008.ap.plala.or.jp
終わり?
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