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FMチューナー好き集まれ!

1koyama:2005/06/14(火) 22:53:14 HOST:p292c3b.narant01.ap.so-net.ne.jp
タイトルの機種、中古で安いので、ついつい買いだめ
してしまいます。皆さんのマイフェイバリットチューナー
は何ですか?

524元放送局エンジニア:2007/05/27(日) 23:47:18 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
mmさん。 TRIOのKT−xxxx機種を5台ほど調整しました。 どれも特定のコイル(金属ケース入りで、小さなコア)の調整ずれでした。
チューニングのノブから手を離した時に、センターメータが中央に少し(1mm程度)動くようならば、機能しているようにも、思えます。
全く、メータが動かなければ、機能の調整不良です。 ランプはよく切れ(電球かLEDか、確認が必要です)ます。

525元放送局エンジニア:2007/05/28(月) 00:11:39 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
IFのフィルターですが、KT−6005には、大型(といっても幅18mmx高さ15mm薄さ5mm程度)の
ものが1つ最初にあるだけです。他はLCのみ+レシオ検波(コイル2つ)です。 
多くの1980年代のチューナーには、3本足の小型(高さ7mmx幅5mmx薄さ1.5mm程度)の薄茶色の
セラミック・フィルターが数個(2〜3個)使われています。 郡遅延特性の調整されたものは、外形は同じで、
青色(ブルーに赤マークなど)のセラミック・フルターです。 SONYのST−J75には、ブルーのものが3
個ほど使われています。 郡遅延特性とは「基本波」に対して「高調波」が、ずれてフィルターを通過する特性の
ことで、当然、全ての波が、同一位相で、通過しないと、歪みが発生します。

セラミック・フィルターの会社(ムラタ製作所など)が、力をいれて開発しているのですから、相当に影響がある
と思います。 通信などに使う「メカニカル・フィルター」「クリスタル・フィルター」は、音楽用途には相性が
悪いのだと、思われます。

KT−6005の音が「太くて、どっしり」しているのは、フルターの構成が関係しているのかもしれません。
SAW(弾性波)フィルターは、テレビの映像、音声フィルターに多く採用されています。(急峻な特性)

526元放送局エンジニア:2007/05/28(月) 01:49:58 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
長い文章になりますが、最近、思っていることを、書き込みいたします。

「郡遅延特性」ですが、人の耳は非常に識別能力が高く、A/D変換も最小でも16ビットはほしいですが、
映像は10ビットあれば十分です。 「基本波」に対して「高調波=倍音」がずれていれば、別の音と認識
されて、これが、楽器の分離感に影響するのではないか、と思っています。

郡遅延特性が悪いと、「まぜこぜ」「団子」「ごちゃ混ぜ」の音に聴こえると、思われます。 人の「音」
に対する研究が必要と思われます。

ここで、仕事柄「テレビの話」をしたいと思います。 昔、テレビは「白黒」で放送が始まりました。
やがて、カラー放送に移行するのですが、すでに「白黒テレビ」が売れていて、購入者にも影響が出ない
方式(互換性=コンパチビリティー)が重要でした。

第二次大戦前、米国のCBSが、モノクロカメラの前に円盤を回し120度3分割した、色フィルター
(赤・青・緑)からの信号と、回転数、色フィルターの位置情報を伝送する方式を開発し、米国の正式な
放送規格として、認可されます。 RCAを中心とする家電メーカは、反対し(互換性なし)、受信機の
製造を行わない抗議に出ます。 戦争に突入し、CBS方式の普及は、実現しませんでした。

戦争中にRCA社は「人にとって、色とは何か」を研究します。 この結果、輝度信号は細かく送る、
(〜4.2MHz)。青、緑系は「大まか」な信号を送る(〜500KHz)。オレンジ系は「ある程度」
送る(〜1.5MHz)ことで、十分な映像を送れることを、確認します。

3つの信号、「輝度信号」「オレンジ系=I信号」「青、緑系=Q信号」を1つの搬送波に乗せて互換性を
確立するために、副搬送波(FM放送の38KHz=パイロット信号(19KHz)x2のように)として
3.579545MHzを使い、I信号、Q信号(Qは1/4遅らせる意味)の2相に分けて、それぞれの
信号で変調後に、MIXします。(直角2相変調)

輝度信号、I信号、Q信号が、お互いに影響しないような、周波数分布になっています。 このMIX方法
を「周波数インターリービング=周波数織り込み技術」と呼んでいます。 NTSC方式の映像信号はこの
ような構成です。 音声は 映像信号よりも、4.5MHz高い搬送波(電波)をFM変調しています。

この4.5MHzが映像信号の4.2MHzと近いために、昔のテレビの音声には、映像内容により音声に
ノイズ(バズ音)がよく出ていました。 SAWフィルターの開発により、最近、「バズ音」は発生しなく
なりました。 

「郡遅延特性」は、テレビ関連では、昔から重要な問題でした。 つまり「塗り絵」のようなNTSC方式
では、輝度信号に、色情報が乗るのですが、色が輝度と「ずれる」と「ボケ」た画像となります。
色情報は周波数が低く、輝度情報は周波数が高いので(大きなモノは周波数が低い、細かいものは周波数が
高い)ので、細かいものほど、色がずれる傾向があります。「郡遅延特性=グループ・ディレー」の調整は
重要な技術で、テレビ製造メーカ各社の「極秘情報」でした。

人には多くの認識機能(人の顔の判別には、特別に脳の処理が働いています)があります。
音の認識にも、何らかの特殊な認識機能が関係していると思われます。このような研究が進むといいのですが。

527S:2007/05/28(月) 05:57:35 HOST:m024138.ppp.asahi-net.or.jp
>>525


「ダブルスイッチング・デモジュレーター方式」とはいかなるものでしょうか?

ttp://www.audio-heritage.jp/TRIO-KENWOOD/tuner/kt-6005.html

に製品情報がありました。

528元放送局エンジニア:2007/05/28(月) 08:15:01 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
Sさん。 ダブル・スイッチングですが、この機種では、普通は1つの調整コイル(コア)が
2つあります。 お互いに、逆の特性で、双方のコイルを交互に調整して、38KHzの信号
が漏れるのを、最小限にしています。 このため、この調整がずれると、普通の機種よりも、
キャリア漏れが多くなり、小さなノイズが出たままとなり、聴きづらい音に感じます。

この機種以降では、ほとんどがIC化されて、無調整でもキャリア漏れが少なくなっています。

多くの機種では、19KHzの抜き出し用のコイル、x2用に38KHzのコイル、分離回路
のコイル、SCA信号除去コイル、などがあり、まだ少し漏れる38KHzを除去するMPX
フィルター(無調整のものが多い)が最後に、あります。 LCのフィルターを通過すると、
「郡遅延特性」が悪くなります。

529元放送局エンジニア:2007/05/28(月) 09:12:57 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
SONY製のTA−1120Fは「郡遅延特性」が抜群に良いアンプなのかもしれません。
設計当時には、このような「特性」は、アンプ設計には関係せずに、歪み率ばかり研究されて
いたかもしれません。 少々歪みが多くても「郡遅延特性」が良いと、多くの楽器が聴こえ、
きれいに定位するのかもしれません。 コンデンサー結合では、周波数による遅延が異なり
位相の変化も異なるために、楽器がきれいに分離しないなど、不人気のアンプとなるのでは
ないでしょうか? オーディオ用「郡遅延特性」計測方法が知りたいです。 映像関係では
計測方法が確立しています。

530元放送局エンジニア:2007/05/28(月) 09:34:38 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
<スピーカにも「郡遅延効果」>
www.soundden.com/sp-harikae-2.html

531無線家:2007/05/28(月) 17:56:15 HOST:aa2003110282001.userreverse.dion.ne.jp[172.16.19.8]
「郡遅延特性」は、本当に奥が深いですね。
映像の研究はあるのに、音の方は究明されていないとは、
すごく勉強になりました。ますます興味がわきました。

オーディオ用「郡遅延特性」計測方法が確立すると、
面白いでしょうね。

郡遅延特性の調整されたセラミックフィルタは、
かなり昔のチューナでも使用されているようですが、
いつ頃から使用されるようになったんでしょう。

セラミックフィルタが使用される以前の、郡遅延特性にこだわったチューナは、
LCフィルタなんでしょうか?

何か回路的な工夫があるんでしょうね。
TU-D707の説明を読むと何かすごい回路があるような?
興味がつきないです。

532mm:2007/05/28(月) 20:35:59 HOST:I023057.ppp.dion.ne.jp
>>524

元放送局エンジニアさん、的確なコメントありがとうございます。
残念ながらチューニングノブから手を離してもメーターは反応しませんでした。修理にだすことにします。

533元放送局エンジニア:2007/05/28(月) 22:29:30 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
デジタル AM/FM受信機の郡遅延特性に関するサイト(PDF)P.34参照

pioneer.jp/crdl/rd/pdf/14-3-4.pdf#search='%E9%83%A1%E9%81%85%E5%BB%B6%E7%89%B9%E6%80%A7%20%EF%BC%92%EF%BC%B4'

<ステレオ復調性能の改善>
ステレオ復調時の性能は、IF段に挿入されているBPF(バンドパスフィルター)
の郡遅延時間(GDT=グループディレータイム)でほぼ決定される。

534元放送局エンジニア:2007/05/29(火) 11:59:54 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
FMチューナーとは関係ないですが、今後の「本命ディスプレー」有機EL液晶(自分で光る)
SONYの「トリニトロン」に続く、独創(独走)商品になるでしょうか?
www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200705/07-053/index.html

535元放送局エンジニア:2007/05/29(火) 12:08:13 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
「有機ELディスプレー」で「液晶」では、ないようです。「有機液晶」という自分で光る
液晶も、今後の本命ディスプレーとして、各社が開発中です。 現在、寿命が短いのが欠点
のようです。

536元放送局エンジニア:2007/05/29(火) 20:05:06 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
1974年発売の松下(テクニクス)製 ST−9700の説明に「郡遅延特性」の説明
があります。 LCフィルターでも、郡遅延特性の平坦化は可能のようです。
www.niji.or.jp/home/k-nisi/st-9700.htm

537元放送局エンジニア:2007/05/30(水) 10:49:18 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
1972年発売のパイオニア製チューナーに「フェイズリニア」セラミックフィルターが使われています。
これ以前のチューナーには「クリスタルフィルター」が使われていました。 当時、学生で、サービスの
アルバイトで、多くの機種を修理していましたが、高価そうなフルターが2個使われていて通信機として
の性能は良さそうでしたが、出てくる「音」は、どうだったか記憶がありません。

538オークションマニア:2007/06/02(土) 13:41:09 HOST:FLH1Abo239.hkd.mesh.ad.jp
FMマルチステレオ信号発生器とステレオモジュレータは同様の測定器?
左右のセパレーション調整に使うのでしょうか?
Transmission Analyzerは、何をする測定器でしょうか?

539デジアナ:2007/06/02(土) 17:04:00 HOST:p4021-ipad53hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
そのとおりだが、TVステレオ用もあるので注意。
しかも、高周波信号発生器につながないとあまり役に立たない。
トランスミッション・アナライザは、その名のとおり高周波アンプやフィルターの測定等に使う。

540たけし:2007/06/02(土) 18:05:31 HOST:softbank221024072061.bbtec.net
元放送局エンジニアさんの技術、知識の深さには敬服します。
ところでパイオニアのF−26というチューナーをご存知ですか?先日、ある機会を得て
聞きましたが驚きました。ピアノの音の立ち上がりの良さ(早さ、鋭さ)がすごかったです。
正直なところ「FMの音なんて」と思ってました。国産最高のチューナーでしょうか?

541元放送局エンジニア:2007/06/04(月) 17:16:52 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
土曜日の23時より、BS−2のアナログ放送で「Bモードステレオ=無料で録音出来る最高の音」で
「トワエモア」のフォークソングを聴いていたのですが、現在使用中の機器が正常で、入力信号の良さ
で、すばらしい音質で聴けることを、再確認出来ました。 ライブハウスでの録音で、小編成の楽器、
近接マイク、など、好条件での(NHKの)録音です。 DATで、デジタル録音を、行いました。

SONY製品は有名な「ソニータイマー」があり、DATも数年で使えなくなりますので、全て(3台)
ビクター製です。 XD−Z505はデジタル入力での録音は(安価ですので)ダメですので、上位機
のXD−Z707で行いました。 光入力は同軸に比べ、音質が相当に落ちますので、同軸接続で録音
しています。 光の利点は、双方の機器のアース(グラウンド)から絶縁されることですが近くで接続
(1m以内)するのであれば、同軸の方が有利です。

BSチューナーはSONY製SAT−100GRXです。

新しいFMマルチステレオ信号発生器を入手(\2,000)して、CDを聴きました、以前の機器よりも、
大変にきれいな音質です。 よくオークションに出品される松下製の機器よりも、相当に古いタイプ
ですが、19KHzの水晶発振器があり、完全なディスクリート(ICなし)での設計ですので内部
の調整が楽です。 このFMマルチステレオ信号発生器とペアになる、松下製FM変調器との相性の
良さでしょうか? ±300KHzまで変調が可能です。 TU−D707でも±200KHzでは
音が歪んできます。(ピークの最大音量時) FM変調器のパワーが大きいので、家中のチューナー
で聴くことが出来ます。 FMマルチステレオ信号発生器ですが、車の車内用に売られている機器も
相当に高音質です。 無調整(入力レベルは調整)で、使える割には、音質は、すばらしいです。

542ゆういち:2007/06/04(月) 18:05:51 HOST:ppp0890.hakata06.bbiq.jp
XD−Z707は当方も所有しておりますが、音がいいですね。
とても素直な音質です。
FMのエアチェックには最適だと思います。
上位機種の909も所有してますが、707の方が音いいです。
(個人的な感想)

543元放送局エンジニア:2007/06/04(月) 20:36:10 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
オークションでXD−Z505が出品された場合、「トレイが出てこない」「コントロール・パネルが表示しない」
「ボタンの操作が出来ない」などで、安価(\3,000以下)なら「買い」です。

この機種は、トレイのメカが固まってしまい、その結果、ボタン操作不可、表示しない、などとなります。 決して
コントロール系のICの故障ではありません。 
修理は、力いっぱい、メカを動かすと「解除」されます。 テープをセットしたまま長期間放置したり、サイズの大きい
テープ(メーカにより少し横幅の長いものがあります)の相性で、動かなくなります。

再生音に温かみがあり、アナログ入力の録音(FM放送など)には最適です。 デジタルの入力は、安価な分、簡略化され
ていますので、良い音質ではありません。 さすがに上位機種のXD−Z707はデジタル入力も良い音です。 しかし、
再生音が「冷たく感じます」ので、再生はXD−Z505で、聴いています。

544元放送局エンジニア:2007/06/07(木) 16:53:28 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
BS放送ですが、2007年9月30日で、9チャンネル(MUSE方式ハイビジョン)が終了。
2011年には、アナログ方式BS−1(7チャンネル)、BS−2(11チャンネル)が終了。

デジタル・ハイビジョン放送は、画質も音質も、アナログ放送よりも悪いという評価ですが、
非圧縮のデジタル音楽放送(無料受信可能)は、新規に開局しないのでしょうか?

2011年以降は、FM放送のみが唯一の(無料)録音可能な(非圧縮な)放送になりそうです。

545元放送局エンジニア:2007/06/07(木) 17:24:28 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
2007年4月より(試験)放送中のデジタル・ラジオ(VHF7チャンネル)ですが、
どのようにすれば、受信可能なのでしょうか? 
plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0611/16/news052.html

546元放送局エンジニア:2007/06/07(木) 17:37:39 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
デジタル・ラジオの技術は確立されているが、放送免許の段階で(公益性、政治色、利益など)
開始出来ない状況。 小型機種の発表が多いが、据え置き型チューナーなども発売されるので
しょうか? 2011年までには、実用放送開始の方向のようです。
plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0605/10/news114.html

547保守派:2007/06/07(木) 22:04:55 HOST:p3181-ipad70marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
本日のベスクラ
横山幸雄 ベートーベン ピアノ・ソナタ・リサイタル
〜2006.8.4.東京オペラシティ・コンサートホールで収録〜

演奏に感服しました。音楽全体の穏やかさに。録音もよろしい
と思います。

548元放送局エンジニア:2007/06/07(木) 23:12:43 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
デジタル・ラジオの受信機は、業務用の¥140万、チョット安くて¥15万のほかに
パソコンのUSB端子に接続可能な¥9,800の製品もあります。
www.pixela.co.jp/company/news/2007/20070309.html
ベータ版のソフトが付属しているようです。

TBSがクラシック(ばかりでは、ないようですが)専用局を運用中(4月〜)。
<関連サイト>
(PDFファイルです)↓
www.sknet-web.co.jp/product/tbs_sk20060327-1.pdf#search='%EF%BC%B4%EF%BC%A2%EF%BC%B3%20%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%20%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA'
www.sknet-web.co.jp/sknet/news_release/dradio.htm
(TBSのクラシック専用局)
www.watch.impress.co.jp/av%2Fdocs/20061129/tbs.htm

549元放送局エンジニア:2007/06/08(金) 13:39:47 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
NHKの「デジタル・ラジオ」のホームページです。 番組内容は「お寒い」です。
せめて、FM放送並みの番組を期待しますが、この番組表では・・・・・
www.nhk.or.jp/dr/
CD並みの音質のようですが、実際にはCDをそのまま流すものが多くなりそう。
厳重な暗号化で、コピーは不可など、著作権対策が相当に厳しくなるようです。

550元放送局エンジニア:2007/06/12(火) 16:44:44 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
インターネットでの「無料」クラシック放送もあります。
FM局が配信しているようです。
パソコンのオーディオ出力で聴くことになります。
classical.morrie.bi

米国では、衛星(デジタル)音楽放送が主流になりそうです。
HDラジオ、XM社、・・・ 本場では、いろいろな方式で普及。

日本でもCS放送では「有料」クラシック放送局はあります。
www.music.co.jp/classicnews/tv/cj.html
デジタル放送でも視聴可能ですが、高額です。
www.jcom.co.jp/services/tvmore/classica/

551元放送局エンジニア:2007/06/12(火) 16:51:42 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
インターネット放送のリンクは、こちらです。
classical.morrie.biz/

552元放送局エンジニア:2007/06/14(木) 00:09:09 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
<デジタル・ラジオの行方>
www.asahi.com/culture/tv_radio/TKY200611100288.html
diary.jp.aol.com/k4ap5sax5rpy/1313.html
<周波数、変調方法など>
www.kikuradio.com/info/terrestrialdigital.html

TBSのクラシック放送は、1曲3分程度のお粗末な内容。

デジタル・ラジオでの音楽放送のデジタル録音には、契約
が必要となりそうです。
実際には、デジタル録音した信号の再生には、契約した際
の暗号解除コードがないと、再生不可の模様。アナログで
の録音は可能ですが。 B−CASカードのような契約と
なりそうです。

現在のVHF帯のテレビ放送枠1〜12CHを、デジタル
ラジオだけに割り当てるのは、贅沢です。この周波数帯は
非常に「よく飛ぶ」周波数で(UHFはサテライト局が多
く必要となります)通信関係には、重要な周波数帯です。

デジタル放送の変調方法は「マルチキャリア」のOFDM
変調です。現在のアナログ・テレビ放送の変調方式に比べ
同じエリアの確保には、1/10程度の電力で可能のよう
です。昔のモデム装置が300ボー〜4800ボーだった
のが56Kなどと、高速になったのは「マルチキャリア」
の恩恵です。 ここで詳しく解説されています。
bizmakoto.jp/bizmobile/articles/0508/24/news099.html

553無線家:2007/06/14(木) 11:12:15 HOST:aa2003110282001.userreverse.dion.ne.jp[172.16.19.8]
最近、デジタル系の事ばかりで、チョット引いているのですが、
FMチューナに関係する話題を少しばかり記載します。
先日、FM専用の5エレの八木アンテナを上げました。
今までは、CATVに乗っているFM電波でしたが、
比較するとロケーションのおかげか、アンテナで受信した方が格段に良いです。
チューナでは、どちらかというとAM番組の方を大きなループアンテナ経由で、
よく聴きますが、FMもこれだけ高品位で受信すると楽しいです。
ただ、アンテナの指向性があるので、普段はNHKに合わせてあります。
大きなアンテナを用意するのは大変でしょうが、
既存のチューナが生き返るかもしれませんよ。

554ST-S8:2007/06/15(金) 10:08:44 HOST:proxy7.ics.ntts.co.jp
CATVでFM聞いていますが、バリバリノイズが乗るのでST-S8を調整に出すことにしました。
つなぎでXR55(チューナ付きAVアンプ)を買いました。
ところがXR55でも同じでした(特にNHK-FM千葉)。
で、簡易室内アンテナにしたらまともに受信出来るのはNHK-FM千葉ほか1曲くらいですが、サーノイズしか聞こえませんでした。
来秋、CATV局が見に来てくれますが、ウチの中見てもしょうがないと思いますが、どんなもんでしょうね?
(自宅〜NHK送信所は3km、自宅〜CATV局は1kmです)。

555無線家:2007/06/15(金) 11:02:07 HOST:Air1Aak038.ngn.mesh.ad.jp
CATVのFMは、私の所では、信号レベルがアンテナよりかなり低かったです。
VHF帯のTV信号もかなり高レベルで含まれていると思いますし、
多分岐のためのブーストも多段でかかっていて、信号品位の劣化は大きいと思います。
ノイズの問題は、何が信号源であるかで対策が変わると思います。
車、パソコン、蛍光灯、ネオンの広告塔、その他電子機器など。
時間によってノイズレベルが変化しないのであれば、
CATV局からケーブル経由で信号が届く間に問題がありそうです。
その場合はCATV局に調べてもらわないとわからないでしょう。
それから、放送局から3kmというのは近いと思うのですが、
途中に障害物が無ければ、屋外アンテナだときれいに受信できそうですね。

556ST-S8:2007/06/15(金) 17:19:56 HOST:proxy7.ics.ntts.co.jp
屋内アンテナを延長して庭の桃の木に引っ掛けただけでも
最高と言ってもいいくらいの受信状況です。
マンション街の1階なのですが、他棟の間隙を縫って送信所
からダイレクト受信可能です。
ただし、FM東京の受信が困難です。こちらはCATVでもノイズ
が目立たないのでチューナ2台で使い分ける手もありそうです。
(目立たないですがボリュームをかなり上げるとFM東京も同じ
性質のノイズが乗っています。ここいらへんが何かヒントにならない
かと思っています→CATV曲に提示済みです)。

557無線家:2007/06/15(金) 23:53:13 HOST:FL1-122-132-7-49.hkd.mesh.ad.jp
CATV局の存在理由のひとつに、難視聴地域でも
受信サービスが可能であることです。

FMも提供電波に入っていますから、
原因をぜひ究明してもらうべきです。
元の電波ソースが悪ければ、チューナーがいくら良くても
良い音にするのは難しいでしょう。

それから、アンテナ入力端子が2つあって、
切り替えられるチューナーもあるので
検討なさってはいかがでしょうか。

あと、どうしてもノイズの原因が解消されないのでしたら、
カーステレオのラジオには、強力なノイズ対策を施された物があります。
私も、つい先日ですがハードオフで千円で購入した物にACアダプタを
付けて使っている物があるのですが、結構すぐれものです。

中間周波の帯域は一般のチューナよりは狭く設計してあるようですが、
感度と混信とノイズに関しては、非常に良いと思います。

558ST-S8:2007/06/18(月) 11:21:56 HOST:proxy7.ics.ntts.co.jp
解決策が見つかりました。
CATV用セットトップボックスのVHF出力をFMチューナにつないだら、
受信レベルは落ちましたが(84→62dB)、雑音レヴェルは許容範囲
に収まりました。
壁アンテナコンセントからのこれまFMチューナにつないでいたケーブル
をテレビのVHF端子につないだところ時々白いちらつきが出ますが
我慢の範囲内に収まりました。
さて、さらにCATV会社に原因探査をお願いしたものかどうか思案の
しどころです。
直感的にはVHFの受信電波は、多段でブーストしてかつ各戸を回り
回ってきているので、どこかの家でコンセントが無終端で雑音を
拾っているかも(小生宅は引き回しの最後)。
最近、上層階からの水漏れ被害にあったので、他戸の終端状況に
関して強いことは言える立場にはありますけど、どうもねぇ。

559無線家:2007/06/19(火) 12:48:55 HOST:aa2003110282001.userreverse.dion.ne.jp[172.16.19.8]
とりあえず、解決して良かったですね。
全てを満足するような、めぐまれた環境の方は
少ないと思います。

> さて、さらにCATV会社に原因探査をお願いしたものかどうか思案の
> しどころです。
ダメもとで、調査だけはお願いしても良いのではないでしょうか。

CATVのFMと、アンテナのFMを切り替えて聞き比べて
おりますが、これほど音の差がでるとは思いませんでした。

ミニローカルFM局も、結構楽しいです。
今度は、もっと良いFMチューナを
購入しても良いかなと考えております。

560元放送局エンジニア:2007/06/19(火) 17:22:51 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
故障品(デジタル表示しない)のTU−D707を安価で入手(2台目)しました。
アナログ部分は問題なく、調整の結果、正常に、高感度で受信出来ています。 
周波数ロック機能がありませんが、36時間後でも、センターメータに変化はなく、
周波数の「ズレ」は、ほとんどありません。 ただ、音質が「いまいち」です。

低音域の「出」が少ないので、電源回路の出力(±13V)に、2200μ25Vの
電解コンデンサーを、それぞれに2個ハンダ付けしたところ、他のD707と同等の
音質となりました。 SANSUIのオリジナルは100μ50Vですが、これでは、
低音域は出ません。 電源回路を、軽く考えては、いけません。 「展覧会の絵」の
重低音がよく聴こえるようになりました。 皆さんにも、電解コンデンサーの追加を、
お勧めいたします。 デジタル表示部分の故障は、簡単には直りそうに、ありません。

561ST-S8:2007/06/20(水) 10:12:36 HOST:proxy7.ics.ntts.co.jp
無線家さん、
CATVとアンテナの音質差とは雑音レベル以外の要素もあった
ということでしょうか?
ところで、ウチではケーブル張替えまでは、CATVの乗ってくる
雑音とST−S8の同期ずれによる雑音の複合事象であるとほぼ
断定していたのですが、ST−S8にSTBのVHFを供給すると
同期ずれの状態でも、XR55のFMをしのぐ音(広がり感と帯域感)
がするではないですか!といっても音楽を楽しむ観点からは大差ない
です。

562無線家:2007/06/21(木) 23:39:38 HOST:FLH1Abv019.hkd.mesh.ad.jp
ST−S8さん、
>CATVとアンテナの音質差とは雑音レベル以外の要素もあった
>ということでしょうか?
雑音レベルの差というより、放送局により、信号レベルの差が結構あります。
同調時の雑音の差はCATVもアンテナも変わりません。
しかしながら、聞き比べてもはっきりわかりますが、
アンテナの方が良い音、原音に忠実な音、表現が難しいですが、
広がりのある音に聞こえます。
放送局によっては、信号が弱い場合もありますが、
それでもクオリティは、アンテナの方が良いです。
(知人も同じ感想なので、客観性はあると思います)
CATVの場合、FMは問題なく聞こえれば、
それで良いのですから、文句は言えないですね。
アンテナとの比較をしなければ、こんなものかなと思う程度でしょうね。
あと、地方のミニFM局が結構楽しいです。

563無線家:2007/06/22(金) 00:01:25 HOST:FL1-122-132-14-173.hkd.mesh.ad.jp
>デジタル表示部分の故障は、簡単には直りそうに、ありません。
LED表示まわりの、はんだクラックのような?
LEDドライバーのトランジスタ?
出すぎた推察でしたら、ごめんなさい。
修理に成功される事を祈っております。
電源回路のコンデンサ追加の件は、参考になりました。

564ST-S8:2007/06/22(金) 10:32:22 HOST:proxy7.ics.ntts.co.jp
CATV/アンテナでそのような差があるのは不思議ですね。理屈からは。
逆に、よいと思える方の高域に何か乗っていませんか?

XR55のチューナ部で、CATVとアンテナ(室内用の庭出し)で60〜62dBですが
差は分かりませんでした。XR55のFMのグレードの問題かも。
ST-S8とXR55の音質差は歴然です(帯域感/セパレーション)。
ただ、ST-S8のSpecでFMなのに〜18kHzとあるのは謎ですね。

565ST-S8:2007/06/22(金) 13:45:17 HOST:proxy7.ics.ntts.co.jp
【追伸】おっと、空中伝搬/ケーブル搬送中のマルチパスの差は
あるかも知れませんね。

566元放送局エンジニア:2007/06/22(金) 20:16:02 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
SANSUI製品のサービスマニュアルは「カスタマーセンター」に申し込めば、確か¥2,100ほどで
コピーを送ってくれます。振込先は、電話で教えてくれます。 一部分なら、FAXで送ってもらえます。
www.sansui-jpn.co.jp/sub6.html

24日(日)にSONY製「ST−SA5ES」が届きます。これでFMチューナーテストを最後にします。
どこかのサイトで、このチューナーが「パルスカウント検波」と、ありましたが、本当でしょうか??
どなたか、このチューナーの詳しい仕様書のあるサイトを、ご存知でしょうか。

TRIO、KENWOODの音質は、好みではありません。 PIONEER製も、何か性に合いません。
SONY製のチューナーは、ST−5150D、ST−J75のみ聴ける状態です。 TU−D707と
ST−SA5ESの比較が、楽しみです。 24日の深夜までには、報告いたします。

567ゆういち:2007/06/22(金) 20:33:33 HOST:ppp5975.hakata06.bbiq.jp
元放送局エンジニア 様

>TU−D707とST−SA5ESの比較が、楽しみです。

とても興味深いです。
私も以前SA5ESを所有していましたが、あまり好きな音質ではなかったので
手放してしまいました。
333ESJの方が個人的には好みの音でした。
テスト結果を楽しみにしております。

568無線家:2007/06/22(金) 23:18:44 HOST:FL1-122-132-16-25.hkd.mesh.ad.jp
SA5ESと333ESJは、以前、私も両方もっていました。
作りからして333ESJの方が、かなりグレードが高いです。
両方とも手放したので今は持っておりませんが、
私も333ESJの音の方が良いと思いました。

今使用しているチューナーは、FMはイマイチなので、
ここの掲示を参考にさせていただいて、
FM専用のアンテナを活かすためにも、
もっと良いチューナーを入手しようと思っております。

元放送局エンジニア様の比較結果が楽しみです。

569S:2007/06/23(土) 20:31:08 HOST:h208100.ppp.asahi-net.or.jp
元放送局エンジニア様

ST-JX8 と ST-J75 の音質の差はどのような感じですか?
教えてください。

現在 SONY 333ESG と パイオニア F-717が手元にあります。

SONYのESシリーズではESGが一番音質がよいとどこかのHPで情報がありました。

音質の良さはESGの方が好みですがF−717の方が機械として調子がよいです。
でもあまり変わらないですが、微妙な差はあります。

少しピアノ音等で音が歪む件ですが、所持したチューナ多分全てに発生しました。

NHKに連絡したら調べてくれるようです(放送としては問題なしということのようです)。

570無線家:2007/06/24(日) 15:06:04 HOST:FLH1Adt051.hkd.mesh.ad.jp
333ESGは、
「バブル真っ直中の機種のせいか、音を作りすぎる感じ」で
ESシリーズでは受信した音に関しては最下位。という意見もあります。
その後のESA、ESJは、良いようです。
あくまで、それぞれの感想意見ですが、判断に迷うんですよね。

でも、SonyのESシリーズは、素晴らしいと思います。
こんなグレードの高い製品は出てこないなぁ。

571元放送局エンジニア:2007/06/24(日) 15:11:13 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
Sさん。のご質問ですが、ST−J75は、他のチューナーと比較すると、一枚紙がめくれたような
明瞭度の高い、キレの良い、低音域も伸びた、すばらしい音ですが、全体的に、「にぎやか」です。
ポップス、ジャズ系には最適のチューナーですが、クラシックの長時間リスニングには向かないかも
しれません。

ST−JX8は「落ち着いた、おとなしい」音ですが、J75と比較すると「がっくり」します。
ST−J75の定価はJX8(\7万)より\5,000安いですが、これはケースの構造代のように
思います。 ST−5150Dと同等程度の音です。 従来からのソニーの音です。

TU−D707とST−SA5ESの比較ですが、SA5ESの仕様では15Hz〜15KHz
となっていて、低音域の「出」は、すばらしいです。 TU−D707と同程度です。 しかし
肝心の中音域、高音域の「張り」「伸び」「力強さ」がありません。 肉声、楽器の分離度は、
他のチューナーよりは、はるかに、すぐれていますので、初めて聴いた方には、すばらしい音と
感じると思われます。 TU−D707では、肉声が楽器よりも表に出ますが、SA5ESでは
肉声が楽器に埋もれてしまいます。 SA5ESは楽器の種類も、あまり聴こえません。

「展覧会の絵」のシンバル音、管楽器など、比較になりません。 ST−J75の方が良いです。

古楽器演奏の「オワゾリール」ブランデンブルク協奏曲など「バロック」演奏の録音は、近接の
マイク録音で、楽器の明瞭度、定位がしっかりしていて、試聴に向いています。

TU−D707が100点なら、SA5ESは92点位です。 SA5ESでの録音は、したく
ないです。 「バロック」「室内楽」など、TU−D707は、すばらしい音質です。

572元放送局エンジニア:2007/06/24(日) 15:28:22 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
SONYのST−S333ESGは設計(製造?)のミスで、初期故障が発生します。
電解コンデンサーの不良ですが、左右が同時に故障(断線状態=音が出ない)する場合
(わたしの場合、¥50ほどの部品代に、修理代金\8,000ほどでした)が、あります。
これ以後ソニー製品の購入(新品)は、していません。(ソニータイマーでしょうか?)
VTR、DAT関連などは、もっとひどいですが。

ST−SA5ESが、思ったよりもNGでしたのでST−S333ESJを入手します。
水曜日には届くと思われます。

573S:2007/06/24(日) 15:58:47 HOST:m024139.ppp.asahi-net.or.jp
元放送局エンジニア様

パイオニア F−777が人気があるようです。
機会がありましたら試してみて教えてください。

また、ケンウッドの KT−1000D,KT−2020、KT−1010F、
KT−880F等を試したことがありましたら、教えてください。

574S:2007/06/24(日) 16:03:28 HOST:m024139.ppp.asahi-net.or.jp
>>573

ケンウッドの KT−1000D → KT1100Dでした。

575元放送局エンジニア:2007/06/24(日) 16:17:55 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
TRIOのKT−880Fは手元に10日程しか滞在しませんでした。 ST−J75とは
比較にならない機種です。 普通のチューナーです。 

ST−SA5ESの良さは、低音域の音の「やわらかさ」です。 雲や綿のような「ふんわり」
とした感じの独特の音質です。 もう少し、中・高音域の「伸び」があれば、すばらしいです。

TU−D707の低音域は「力強さ」です。 これは、電源の電流供給能力によると思われます。
低い音は、長時間の電力が必要ですので、電源が弱いと「ドスン」といった音が「ストン」と、
なってしまいます。 電源の出口の電解コンデンサーは、最低でも1000μは、ほしいです。

576元放送局エンジニア:2007/06/24(日) 17:54:49 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
ST−SA5ESですが、6時間ほどエージング後では、少し状態が変わります。
音の「伸び」が良くなりました。 「力強さ」は、ありません。肉声の分離も、
良くなりました。 「ピアノ」は頭打ちもなく、「のびのび」しています。
もう少し、いろいろ聴いて見ます。 ST−S333ESJとは、中身の基板を
(よく似ているとの報告がありますので)比べてみます。

577ゆういち:2007/06/24(日) 21:08:19 HOST:ppp2867.hakata06.bbiq.jp
元放送局エンジニア様

>SONYのST−S333ESGは設計(製造?)のミスで、初期故障が発生します。
電解コンデンサーの不良ですが、左右が同時に故障(断線状態=音が出ない)する場合
(わたしの場合、¥50ほどの部品代に、修理代金\8,000ほどでした)が、あります。

私の333ESJがまさにその状態です(^_^;)
これはこのシリーズの持病みたいなものみたいですね。
修理、そんなにかかるんですね、どうしよう・・・。

578S:2007/06/24(日) 21:46:33 HOST:m024171.ppp.asahi-net.or.jp
当方の若干の不具合はRCAジャック(出力部分)に接触不良が発生する場合があるということです。
電子回路は一応問題ないようです。RCAジャックはきゃしゃな取付け方法で基盤に取り付けてあるよう感じました。

また、修理代金\8,000ほどでしたとはほとんどが技術料でしょうか?各種の調整をやってもらえたのでしょうか?

333ESGと717とを聴き比べましたが、さほど差がないと感じた場合とやっぱりこっちと感じた場合とありました。
ダイレクトコンパレーターICというものを両者使用しており同じICのようです。

最後は愛着がわくかどうかでしょうか!
( 使用するアンプやスピーカにより評価が変わるし、差がわからないアンプやスピーカもあると思います )

579ゆういち:2007/06/24(日) 22:17:32 HOST:ppp2867.hakata06.bbiq.jp
S様

私も717とESG所有しております。
どちらも受信に関しては当方の環境では問題無いです。
音は717は地味ながらも質感を良く出し、耳あたりの良いものです。
ESGは高音控えめで、どちらかと言えば中低域重視のいわゆるアダルトサウンドかと
思います。
後のESAはそれとは対象的なニュートラルな音に変わっていました。
ESJはさらに繊細さが増し、AMステレオに対応ですね。
いづれにしてもこの当時のチューナーは熟成期に入っていて完成度は高いと思います。
F-777は聴いたことないですが、評判はいいですよね。

580元放送局エンジニア:2007/06/24(日) 23:47:37 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
感度のF−777、音質のSA5ES、との書き込みもあります。 パイオニア製品の音は、
アンプ、SPなど、好みではありませんので、(まだまだ高額でもありますし)入手の予定は
ありません。 ST−S333ESJを最後にします。 TU−D707の修理もあります。

他では、TU−D707の評価を見ません。 あまり売れなかったのでしょうか? 黙って
使っていて、内緒なのでしょううか? 表示部分の故障があまりに多く、不人気だったのかも
しれません。 奥行き、高さ、が大きく、ラックなどに収まらないのが困りものです。

581元放送局エンジニア:2007/06/25(月) 00:10:54 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
ST−S333ESGの修理代、車でサービスセンターに持ち込んで、この代金ですので、自宅まで
取りに来ると、\10,000 以上になるかもしれません。 この機器の「定番」の故障なので文句を言え
ば、少しは安くなるかもしれません。 同じ故障が3度続き、猛烈に抗議したら無料になったことが
ありますよ。 いずれにしても、1990年以降からのソニー製品はダメです。

AV機器は全て「三菱」製です。 地上デジタルも、あえて三菱製「ブラウン管32インチ」です。
ビクターが始めた「安いVHSテープでSVHS並みの録画の出来る」機能、3次元ノイズ除去機能
など、VTRも故障知らずで、高性能(全て(メカも)プリント基板上に組み立ててある)最新の
三菱「Super Winder」シリーズが3台です。 (オークションで、¥3千〜¥4千)

582ゆういち:2007/06/25(月) 00:13:59 HOST:ppp2867.hakata06.bbiq.jp
F-777はオークションでもとても手が出ない価格なので、
私も入手出来ないでいます。
音はたぶんパイオニアらしい中庸を行くものでしょう。
TU-D707は人気機種ですよ。
オークションでも程度の良いものはいい値が付きます。
また長岡氏の話題で申し訳ないですが、氏も当時高く評価しており、
マニア羨望の機種ですね。

正直欲しい。

583元放送局エンジニア:2007/06/26(火) 13:09:25 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
SONY製ST−S333ESJが届きました。接続直後に聴こえた音から、SA5ESよりも
相当に高域が伸びた音質だと感じました。ST−SA5ESよりは「ベスト・バイ」でしょう。

今まで聴いてきたチューナーでの中では、ダントツです。繊細で、低音域まで再現されています。

古楽器演奏の「オワゾリール」CD、モーツァルト「フルートとハープのための協奏曲」の試聴
普通のアンプ、SPなどで聴くと、フルートとハープしか聴こえませんが、弦楽器演奏もあり、
1120FやTU−D707では、多く聴こえます。フルートの「管」に共振した、太い音など
が十分伝わってきますが、ST−S333ESJは、弦楽器、共振音が聴こえません。

TU−D707が100点なら、94点ほどです。 楽器のふくよかな音、余韻、弦楽器の倍音
打楽器の重低音など、TU−D707は、大変によく再現されます。

トランペット、シンバル、ティンパニー、トライアングル、などの音が、実際の音と同様に聴こ
えるTU−D707は、やはり、最高です。 時間をかけて、ピアノの音を、比べてみます。

この機種のブロック・ダイヤグラムにある「等価量可変型郡遅延等価器」回路の、マニュアルで
調整する微妙な調整で、この「音質」が生まれていると思われます。
www.audio-heritage.jp/SANSUI/tuner/tu-d707.html

チューナーの入手は、これを最後にいたします。 内部のプリント基板などの比較を、したいと
思います。(ST−SA5ESとST−S333ESJ)

584元放送局エンジニア:2007/06/26(火) 14:24:01 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
ST−S333ESJとST−SA5ESの内部写真を「ヤフーオークションにアップ
いたしました。(現在、出品料金=無料)7日間に設定しましたが、すぐに削除される
かもしれません。 早めに、ご覧下さい。 うわさの通り、ほとんど同じです。

落札(1円)しないで下さい。みなさんが見れなくなりますので!
page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m41719106
page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w8451680

585元放送局エンジニア:2007/06/26(火) 15:38:27 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
再度、3機種を切り換えて聴き比べました。 ST−SA5ESはST−S333ESJの縮小版のような音
です。低音域、高音域の伸びが、あまり感じられません。 ST−S333ESJは、低音域、高音域ともに
よく伸びた音ですが、何か表面だけの音で、深みがありません。 余韻というか、残響というか、物足りない
人工的な音です。 TU−D707は、すべての帯域で、楽器の余韻、残響、伸び、力強さがあります。

SA5ESとS333ESJは、FMの回路はほとんど同じで、部品(コンデンサーなど)が異なるだけの様
です。アース(グラウンド)ラインに銅製の板で、電源補強がされています。(中央付近)

フロントパネルの操作盤との接続が、プリント基板に(S333ESJ)になっています。 S333ESJ
が、お買い得です。 しばらくの間、S333ESJは、滞在予定です。 SA5ESは「サヨナラ」です。

586元放送局エンジニア:2007/06/26(火) 15:45:59 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
ST−SA5ESもAMステレオ対応のようです。 プリント基板に「STEREO」の文字が
見えます。 勘違いでした。 ST−SA5ES、ST−S333ESJ、両機種ともステレオ
対応のようです。(実際に、AMステレオ放送で、確認出来ませんが)

587ゆういち:2007/06/26(火) 17:01:12 HOST:ppp1242.hakata06.bbiq.jp
とても興味深く拝読させていただきました。
音については私も元放送局エンジニア さんと全く同じ印象でした。
こうして見ると、中身はほとんど同じですね〜。
それでもこれだけ音が違うのは、使用されている部品(コンデンサー)の
グレードやメーカーの違いから来ているのでしょうか?
それを考えると、SA5ESはグレードダウンだったのかな。

588無線家:2007/06/26(火) 22:29:34 HOST:FL1-122-132-3-212.hkd.mesh.ad.jp
元放送局エンジニア様、
私が以前に感じたような比較結果で、納得いたしました。

今は持っておりませんが、
333ESJは、サイドウッドで高級感のある美しい作りで大好きでした。

回路的はSA5ESと同様でも、音の違いは部品や筐体のグレードの差ですかね。
AMステレオ対応のチューナでしたら、333ESJは、とてもお買い得かもしれません。

でも、今はバリコンチューナに興味があります。
かなり昔のそれほど高価でないバリコンチューナが、とても高音質であるという事が
愉快でもありますし、興味が尽きません。

TU−D707 良いですね!
チャンスがあれば入手したいと思います。

589元放送局エンジニア:2007/06/27(水) 15:21:57 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
SONY製チューナー ST−S333ESJとST−SA5ESの比較写真、「その3〜その6」をアップ。
「ヤフーオークション」で出品中です。「ST−S333ESJとST−SA5ES」で検索してください。
「その3」は全体、トランスの外観は少し異なります。(トランスの引き出し線は、同様の配色です)
「その4」はFM−IFのセラミック・フィルター周辺です。 333ESJは郡遅延特性の平坦なブルーの
 フィルターですが、SA5ESは、一般用(ラジオ用?)のフィルターです。
「その5」はFMのフロントエンドからIF周辺です。
「その6」はFM−IFと電源周辺です。

全て、上段(写真1)=ST−S333ESJ、下段(写真2)=ST−SA5ESです。

333ESJに使用の電解コンデンサー(緑色カバー)は「Nichicon製 MUSE」です。
www.garrettaudio.com/Nichicon%20Electrolytic.htm
SA5ESに使用の電解コンデンサー(赤茶色カバー)は「ELNA製 Starget」です。
gingadrops.jp/rod.html
<BlackGate>
www.blackgate.jp/japan1.htm

セラミック・フィルター+電解コンデンサーの違いによる「音質差」でしょうか?

590元放送局エンジニア:2007/06/27(水) 15:57:53 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
ST−S333ESJとST−SA5ESの違い。 設計者の「意気込み」が333ESJには、あります。
「ヤフーオークション・その7」にアップしました。チューニング・ダイヤルの機構ですが「333ESJ」は
光学式(磁気スリット?)による無接触方式で、長寿命が期待出来そうですが、「SA5ES」は、ボリューム
形状の、すぐに壊れそうな(感じの)方式です。 他、AMステレオ部分、検波部分も、写真を撮りましたが、
アップは、いたしません。 SA5ESは、営業に「プッシュ」されて、コストダウンを図った製品のようです。

なぜ、ST−SA5ESに人気があるのか、不思議です。

591元放送局エンジニア:2007/06/27(水) 17:43:59 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
ST−S333ESJとST−SA5ES、両方ともFMのIFにはセラミック・フィルターが
4個使用されています。 どちらも、残りの2個は同じもので、一般用です。

ST−J75などは、4個ともブルーのフィルターが使われていて、その分高額になっています。
(ST−J75=定価\65,000) ST−S333ESJの「音質」手抜き(フィルターなど)
が反映されています。 時代の価値から、考えると、数万円の価格差ですが、特性の良い部品を
ふんだんに使える時代は終わりました。 古いチューナーから、良質の部品を取り出して、最新
のチューナーの部品と交換すれば、音質の良いチューナーに、生まれ変わるかも、しれません。

592S:2007/06/27(水) 20:12:11 HOST:m027236.ppp.asahi-net.or.jp
先ほどから ST-JX8 (ST-J75改) を聴きはじめました。
音は普通によいです。F-717の方がややふくよかな感じもします。

昨日、ケンウッドのKT-2020が届きました。こちらは0.1MHzの周波数ズレがありましたが、
音に力はあるように感じました。最初からメーカに調整を頼もうと考えていましたので、本日電気屋に持参して修理を依頼してきました。

整備が完了するとどんなだか!楽しみ!

593無線家:2007/06/27(水) 23:38:13 HOST:FLH1Abe105.hkd.mesh.ad.jp
ST−S333ESJとST−SA5ESのセラミックフィルターですが、
WIDEとNARROWで、フィルターを切替えてないでしょうか?
WIDE用は、郡遅延特性の良い広帯域フィルター、
NARROW用は、一般用の狭帯域フィルターとか?
あくまで推測です。

594元放送局エンジニア:2007/06/28(木) 10:11:25 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
以下のサイトに、次の記載が、ありました。
www.progoo.com/rental/simple_bbs/bbs.php?pid=24678&page=1

昨日ST-S333ESJをソニーに修理に出した所です。
以前も修理に出した事があるのですが、調整込みで7,000円位でしたね。
個人的にはですが、ソニーのそういう面のサービスは比較的良い印象を持っております。
(まあ、もう少し壊れなければとも思いますが(^^;))

この前CS-PCMチューナーが壊れてしまったので、頼みの綱のST-S333ESJまで壊れてしまったのはかなり痛手です。(T.T)
結婚を機にバリコンチューナーを手放してしまったのが、今になって悔やまれます。

595元放送局エンジニア:2007/06/28(木) 20:47:38 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
ST−S333ESJとST−SA5ESのプリント基板を比較しましたが、ST−S333ESGも
同様の基板と、思われます。 以下のサイトに写真とブロック・ダイヤグラムがあります。
nice.kaze.com/st-s333esg.html

最初の2個のセラミック・フィルターは、WIDEもNARROWも共通で、残り2個が切り替えです。
IFTトランスが4個見えますが、これが狭帯域用のようです。

「WOIS」などの文字がプリント基板にあります。 ST−S333ESシリーズは、同じプリント
基板を使っているのでしょうか?

WIDEでは、4個のセラミック・フィルターを通ります。 IFTの同調コイルのせいか微弱な信号
でも、音楽が聞き取れるようになります。

ST−333ESJのセラミック・フィルターを、4個とも、ブルーの郡遅延特性の平坦なものに交換
してみたくなりました。 今後、オークションで、故障(完全ジャンク)のチューナーを落札して部品
取りに努めます。

596元放送局エンジニア:2007/06/30(土) 22:27:01 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
SONY製 ST−S333ESG以降のチューナーは、FM回路は同等で、部品が一部異なるだけ
のようです。 ST−J75から始まった「ダイレクトコンパレータ (高速 PLL ICを使って、
シンセサイザーの比較周波数を受信ステップと同じ 100kHz にする方式。)の採用と、コントロール
回路をスタティック化することで、雑音の少ない明瞭な音質となります。」が引き継がれています。

故障は、電解コンデンサー以外に、半田不良も、多いようです。
「次は振動を与えて半田クラックがないか調べてみると、やはりありました。この SONY ST-S333ES
シリーズは半田クラックが非常に多いことが電網情報から入っていました。半田クラックは基板上の
アースバーでした・・・これを再半田付け。」

ST−S333ESAの内部写真が、ほしいです。333ESJと同様のプリント基板でしょうか?

597S:2007/07/01(日) 11:50:05 HOST:m026162.ppp.asahi-net.or.jp
元放送局エンジニア様

以前教えてもらいましたマルチパス端子で教えてください。

ネットで少々しらべましたが、「オシロを持っていない場合は、V端子にオーディオアンプを接続して耳で歪み信号の大きさや音量を聞くことで大まかな目安はつく。
歪み音が小さくやるようにアンテナを調整してアンテナの向きの調整は完了」とありました。

アンテナの向きが良好の場合は、これは全然歪んだ音はしないものでしょうか?

このあたりについて教えてください。

当方のアンテナは10年位前にプロに立ててもらったものですが、感度よく周波数を合わせた状態でチューナのメータが
かなり振れている状態でも、V端子の音は結構歪んで聞こえます(音としては聞きとれますが)。

598元放送局エンジニア:2007/07/01(日) 22:13:34 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
マルチパスですが、最近のシンセサイザ方式のチューナーには、端子がありませんね。
「V」はオシロスコープの垂直軸(Y)に接続します。 この信号はFMのIF増幅段の
リミッターの軽くかかる程度の信号の「AM成分」を取り出し、AM検波しています。
「H」は水平軸(X)に接続します。 FM検波信号が出ています。

「V」出力は、出来る限り信号が小さいほど良いわけです。 AM検波ですので、音は、
「きれい」ではありません。 チューニング・メータの中心から外れると、当然、歪み
音が、大きくなります(リミッターの効果も薄れますので)。 「H」信号で、水平に
信号が振れる割に、「V」方向が振れない(信号がない)のが、最良な訳です。

リミッターがきかない程度の信号レベル(信号が弱い)だと、急激にノイズが増えて、
「V」信号(Y)信号が増えるので、中央が高い、山形に表示されます。

「V」信号が多いということは、信号が弱いか、マルチパスが多いということです。
信号が強い場合でマルチパスが少ない時には、当然「V」信号は、ほとんど無い状態と
なります。 メーカーによりマルチパス信号の扱い(回路処理)が異なりますので、
端子からの信号音(アンプに接続した場合の音)までは、わかりません。

599S:2007/07/02(月) 05:36:42 HOST:s130120.ppp.asahi-net.or.jp
元放送局エンジニア様

ありがとうございました。

一度はバリコン式チューナを手放しましたが、今度は TRIO KT−5500を
手にいれました。オシロスコープは持っていた方がよいようですな!

600ACDC:2007/07/02(月) 21:35:53 HOST:p4021-ipad53hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
>>595 こっちのほうがよさげじゃない? そんなにSONYにこだわらなくても。
ttp://nice.kaze.com/da-f9000_03_big.jpg

601S:2007/07/02(月) 21:48:29 HOST:h209213.ppp.asahi-net.or.jp
元放送局エンジニア様

ありがとうございました。

「 オシロスコープは持っていた方がよいようですな! 」の「な!」は
「 ね! 」のつもりで書きました。大変失礼な言い方となりました。
 失礼致しました。すいませんでした。

以前にオーバ変調で教えて頂きましたが、TU−D707を使用していて
問題は感じたことはありませんでしょうか?333ESJも問題は
感じたことはありますでしょうか?

「オーバー変調」に強いステレオ分離回路の信号処理を持った機種は何がありますか?

教えてください。よろしくお願いします。

602元放送局エンジニア:2007/07/02(月) 22:42:09 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
TU−D707の検波(スーパーレシオ)では±700KHzのはずですが、±150KHz程で
音が歪んできます。PIONEERのF−120D(パルスカウント検波)は±200KHz程度
まで歪みは感じませんでした。ST−S333ESJやST−SA5ESについては、時間があれ
ば、確認してみます。

放送局でのSONY製品は、民生品より2〜3桁高額ですが、「すごい」製品が多いです。
ハンディーカム以外の一般向け製品は「ソニータイマー」も内蔵され、すぐに故障します。

CDプレイヤー、DAT、カセットデッキ、VTRなど、すぐに故障します。どの機種も
最高性能(同価格帯での)製品は、他社製品で、90%程度の完成品ばかりで、100%
は、ありません。ハンディーカムは別格で、他社が作れない製品です。

クロマトロン(トリニトロンの基礎になったテレビ)からの愛用者(あまりの不安定性の
ため、サービスがトリニトロンの発売後、無料で交換してくれました)でCDプレイヤ−
もSONYの初期製品(¥20万近い)を購入しました。 プロフィールシリーズのTV
は19年無故障でした。プレイステーションなどの「ゲーム機」で、なんとか倒産せずに
生き延びていますが、10年先は???です。 わたしは、今後SONY製品(新品)は
絶対に購入いたしません。

603元放送局エンジニア:2007/07/03(火) 15:05:01 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
手持ちの4機種で、検波の範囲をチェックしました。
前段のIFフィルターで歪むはずですので、検波の特性だけでは、ありません。

           NARROW  WIDE
TU−D707    165KHz 185KHz
F−120D     200KHz 3??KHz
ST−S333ESJ 180KHz 220KHz
ST−SA5ES   150KHz 240KHz

ST−S333ESJのピアノの音は「NG」です。
ST−SA5ESの方がピアノの音は「GOOD」です。

ST−J75の方が、もっと良いです。 TU−D707は「ピアノの音」最高です。

604S:2007/07/05(木) 04:11:57 HOST:j093116.ppp.asahi-net.or.jp
ST−J75がよいということは、ST−JX8もよいということでしょうか?
ピアノの音歪みが発生するかよく聴いてみます。
( 前のKT−6005では、ダイレクトにCDの音をFMにしてチューナで聴く(空中の電波伝播なしをカセットに録音してくれたものを聴く)と
  問題はなかったと思いましたが、やはり小生宅環境では現象は発生するようでした )

当方の家では、NHK受信では電波の状況が悪いのか?この現象の発生原因は不明です。

IFフィルターの特性、検波方式等のスペックについては音の良し悪しとは直接には関係はないようですね!

TU−D707は聴いてみたいですが、中古の流通量が少ないようです。あまり売れなかったのでしょうか?
でも、オークションに出ると人気あるみたいです。中古にもバラツキがありよい音のもの、そうでないものが混在しているんでしょうか?

先日、TRIOのKT−8000(7連バリコン、パルスカウント方式?)を入手。ノイズが出るということでしたが、出力あたりのオペアンプがNGと
かってに推定してJRC4559を手持ちのNE5532に交換しましたが、状況変わらずで残念!!

そのうち、何とか直したいですがこの機種の評価はどうでしょうか?

オペアンプ交換時に、直付けではなくソケットも取り付けたので、オペアンプをいろいろ交換して
音の差が出るか試してみようと考えています。

605無線家:2007/07/05(木) 22:14:10 HOST:Air1Aap071.ngn.mesh.ad.jp
Sさんへ、
元放送局エンジニア様が、「皆さんにも、電解コンデンサーの追加を、
お勧めいたします」と書いておられました。
オペアンプの交換をする技術があるのでしたら、古い電解コンデンサを交換したり、
電源の電解コンデンサを増量する方が、音の効果があるかもしれませんよ。

606ぼん:2007/07/05(木) 23:34:07 HOST:softbank220028156002.bbtec.net
SONY ST−S222ESRを入手しましたが、選局時に「ポッ」と音が出ます
これはどこが悪いのでしょうか。
ミューティングランプも点灯したままで、
SWを押してもMONOになるだけで消えません・・・。
JUNKだったのかな・・・。

607元放送局エンジニア:2007/07/05(木) 23:53:43 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
チューナーやアンプのテストで、低周波の発振器や歪率計などが必要ですが、中古の計測機器では、
校正されておらず測定結果が不安です。 高級な計測機器の落札では、数万〜10万程度は覚悟する
必要があります。

オシロスコープも、パソコンで代用出来る時代ですので、低周波発振器や歪率計などもパソコンで
代用出来ないか調べたところ、無料で入手出来るソフトがありました。

www.ne.jp/asahi/fa/efu/index.html ここのサイトで「WaveGene」が低周波の発振器で、いろいろ
な種類の波形を、3種類も合成(同期して)可能です。

「WaveSpectra」は、スペクトラム・アナライザや音楽録音機能、歪率計測などが可能です。

上記ソフトは、解凍後、どこかのフォルダーで起動するだけ(レジストリーには書き込まれ
ません=インストール不要)

以前にも書き込みしましたが「CDのジッター」に関する解説も多くあります。
1枚¥8,000もする、音楽専用のCD−Rも販売される? とか。

608S:2007/07/06(金) 04:32:25 HOST:e149244.ppp.asahi-net.or.jp
無線家 さんへ

入手したKT−8000はボソボソとノイズが入る状態です。
音声出力のどこかの半導体が劣化しているのでは!と推定しましたが、
どこかのコンデンサーが不良になっているのかもしれません。
アドバイスありがとうございました。

609元放送局エンジニア:2007/07/06(金) 13:18:09 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
「WaveSpectra」を使って、実際に「歪率測定」する手順や、テクトロ製の
高級測定器との比較を解説してあるサイトです。

<WaveSpectraを用いた歪率測定のしかた>
homepage3.nifty.com/softone/ws/wstop.htm
<WaveSpectraの精度>
homepage3.nifty.com/softone/ws/srido.htm

610元放送局エンジニア:2007/07/06(金) 13:32:40 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
パソコン計測、関連サイトのリンクです。

<WaveSpectraを用いた歪率測定のしかた>
homepage3.nifty.com/softone/ws/wstop.htm
<WaveSpectraの精度>
homepage3.nifty.com/softone/ws/srido.htm
<歪率特性ケーブを描いてみよう>
park21.wakwak.com/~eyp/jk1eyp/amp/measure/hizumi/hizumi.htm
<スピーカの計測には、MySpeaker>
www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/myspeaker/index.htm
www.geocities.jp/voicecoil80/oosawaP610R_feltbox.html

<DAC、TA2020の特性測定時の各設定>
www2.synapse.ne.jp/sankei/toolbox/tst_com.html
<SoftRock V6の特性>
homepage3.nifty.com/ji3gab/srv6/srv6-test.html
<SSBなどのチェック用2トーン発振器>
www.n-mmra.net/radio/fft2/fft2.html

611S:2007/07/08(日) 06:44:46 HOST:e149220.ppp.asahi-net.or.jp
どなたか!マルチパスについて教えてください。

よろしく!

612忠太:2007/07/08(日) 18:39:38 HOST:246.55.183.58.megaegg.ne.jp
教えてください。
NHK-FMが生き延びたようで、30年ぶりにエアチェックをしようと意気込み、遊んでいるVTRなら予約も長時間録音もできる\(^o^)/
までは良かったのですが、チューナーのオーディオ出力をVTRの入力端子につないで録音。いざ再生、しかし再生音はザーッ・・・(>_<)
一体こりゃなんじゃ、接触不良か?と、あちこちイジクリ回しても結果は同じこと。
しかし、テープに録画してあった音はきちんと再生できるので、接続に問題はなし。
「初歩のラジヲ」愛読以後、60年のゴブサタが祟り右往左往。
ビル・ゲイツにまんまと乗せられパソコンとやらに浮気したバチが当たったようです。
鉱石ラジヲが理解できる程度の知識でも分かる親切なお方のお力に縋りたくネットサーフィンの末、
このBBSにたどり着いた次第。
折りしも、世は“格差是正”が叫ばれつつあり、場違い!とレベルの違い、お叱りを受けるのを覚悟の上で、おたずねいたします。
                                忠太

613FM:2007/07/08(日) 19:12:01 HOST:cb8abe-206.dynamic.tiki.ne.jp
HiFiVTRを録音に使うのは名案で私もよくやりますよ.

忠太さんの場合まず問題になるのは録音時にVTRにオデオ信号が
入っているかです.録音時に音をモニターできていますか?

再生音はザーッ・・・との事でしたらFMチューナーからノイズしか
出ていない事も考えられます.

614S:2007/07/08(日) 19:59:49 HOST:s132104.ppp.asahi-net.or.jp
先ほどのNHK−FMの「気ままにクラシック」でモーツアルト作曲 キラキラ星変奏曲(ピアノ演奏)を
お聴ききになった方いらっしゃいますか?

当方の装置ではピアノの音が大変歪んでいました。皆さんは如何でしたでしょうか?

曲が終わると2名の鈴木さんの会話(放送室)になりましたが、ここでは全然歪まずクリアーな音になりました。

このような現象について、ピアノの音に対して何かチューナ側の回路が動作して受信感度を下げるように
動作して、結果として電波が弱い状態となり音に歪みが発生しているような感じも
しています。(SONY ST−JX8では ランプは4ケ点灯しており受信状態は
       問題ないと考えています )

このような現象が発生についてお考えのある方教えてください。

615元放送局エンジニア:2007/07/08(日) 20:35:59 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
忠太さん 初歩的な確認ですが、映像信号は何かダミーで入っていますか?
VTRは、映像信号に含まれる同期信号でコントロールのサーボ系を調整
しています。音声は、音声ヘッドと、映像に多重して録音(ハイファイ)
の2箇所に記録しています。映像信号が無いと、録音が出来ません。

映像は、画像は不要(ブラック=ブラック・バースト信号)で、同期信号
と、カラーの基準となる(副搬送波=3.58MHz)バースト信号だけ
でもいいのですが。(NHKなどコマーシャルの無い(切り替えの無い)
映像信号をダミーで接続しておく必要があります。)

7日(土)イルカさん(フォーク)のBS−2をDATで録音を忘れて、
VHSテープからDATにコピーしました。 思っていた以上に良い音
でした。

616ジャム:2007/07/08(日) 20:46:10 HOST:ACCA1Aaa164.myg.mesh.ad.jp
Sさんへ
気ままにクラシックですが、ピアノの音、バイオリンの音が歪むチューナーもあります。
楽しみで複数のチューナーで比較聴取していますが、音が歪むものと全く歪まないものとがあります。
もちろん、いつでも歪むわけではなく、大きな入力のときだけです。
私のはすでに20年以上経っているチューナーばかりなので、ご参考になるかわかりませんが。

617S:2007/07/08(日) 20:59:45 HOST:s129044.ppp.asahi-net.or.jp
ジャム さん

音が歪むチューナーと歪まないチューナは傾向はありますか?

当方が所持していたチューナは全て大なり小なり歪むことがありました。
(バリコン、シンセサイザー問わずです)

現在、「気ままにクラシック」でピアノ曲(20時50分過ぎ)がかかっていますが、これは歪みはないようです。

以前聴いたギター(ソロ)の曲は歪みました。

618ジャム:2007/07/08(日) 21:26:32 HOST:ACCA1Aaa164.myg.mesh.ad.jp
Sさんへ
チューナーの傾向は特にありません。
基本的にバリコンが好みですが、元の定価は関係なく歪むチューナーは歪みます。
シンセは一台だけですが、当時の最新型だけあって今のところ歪みません。
しかし、20年以上も昔のものです。個体差があって当たり前と思いますので、機種名を書くのは控えたいと思います。
私も最初の一台がまあまあの中級型だったのですが、歪みが入りそれで色々と手に入れるようになりました。
ちなみに元の金額はあまり関係ないように思います。
歪みのないチューナーに当たると良いですね。

619S:2007/07/08(日) 21:44:37 HOST:s129044.ppp.asahi-net.or.jp
ジャム さん

歪まない機種名を教えて頂けば!と思ったりします。
( よい機種は公開しても問題なないのではないでしょうか? )
当方ではどんどんチューナは増えるような気がします。

当方のアンプやスピーカとの相性?はバリコン時代のもの方がよいようです。
しかし、バリコンではないチューナの方が高性能なのでよさそうのものと手に入れて
試しています。

番組によっても傾向は異なるようには感じます。土曜日の「名曲リサイタル」での電子ピアノの音は
歪んでいるように感じまたことがあります。

現在時刻聴いている「ワールドミュージックタイム」は全然問題ないようです。
普通に聴けてよい音しています。

620元放送局エンジニア:2007/07/08(日) 21:49:52 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
VTRで思い出したことがあります。今から30年ほど前ですが、競馬中継や野球の中継で
名場面集を放送中に作成する作業があります。その当時は、半導体のメモリーはKB単位で
大変に高額でしたので、テープの編集作業は「アナログ」方式でした。2インチ幅のテープ
に垂直方向に記録する「4ヘッド」方式です。室内の温度や湿度(テープが張り付く)など
で、編集(電子編集)が1発でOKか数回か、クリティカルな職人技が必要でした。

その後、1インチ幅のヘリキャル・スキャン(家庭用VTRも同じ)VTRとなり編集が楽
になり、誰でも簡単に出来るようになりました。 数台のVTRからの映像を編集するには
大変な技術と装置が必要となります。 ヘリキャル・スキャンVTRからの映像信号は大変
に不安定で(回転ヘッドの中心にある「ボールベアリング」の精度で決まる? といわれて
います。オシロスコープで視ると、不安定で静止しません。 家庭内では受信機の追従性が
よく、止まってみえます。 問題は、この不安定な映像信号を編集する時です。

音声のように、はさみで切って、セロテープで貼り付ける(実際に放送局では、現在もこの
方法で編集する場合もあります。)訳にはいきません。 NTSC方式では、約60枚/秒
の画像情報で構成されていますので、編集映像は、この順番で映像信号の接続やインサート
を行わないと、NTSC規格ではなくなります。不安定な信号を数枚程度、メモリーに記録
して(再生映像内の同期信号で書き込み)おき、局内の安定した同期信号で読み出しすると
安定した信号となります。(記録出来る映像の枚数によりメモリーも大量に必要となります)

TBC(タイム・ベース・コレクター)と呼ばれる装置で、これが無いと、複数台のVTR
信号を編集出来ません。 最近では、メモリーはGB単位で安価ですので、60枚の映像を
すべて記録出来る装置(フレーム・シンクロナイザー)も簡単に使える用になりました。 
マラソン中継などで、映像が静止するのは、この装置が使われているからです。 困った事
に、60枚/秒ですので、1台通過すると、映像情報が1秒遅れてしまい、音声が先行して
しまう(唇の動きが遅れる)ことになります。放送局では、映像スイッチの最終段にも設置
していますので、最悪、2〜3台通過して、音声が2〜3秒も先行することが生じてしまい
わざわざ、音声を遅らせている場合もあります。

最新のハンディーカムでは、HDDやメモリーカードに記録し、テープを必要としない商品
も販売され始めています。 パソコンがTBCの代用となり「ノンリニア編集」が、簡単に
出来る時代となりました。 VTR+TBCでの編集は、時代遅れです。

621S:2007/07/08(日) 22:01:04 HOST:s129044.ppp.asahi-net.or.jp
ジャム さんへ

すいませんが、アンテナはどのようなものとお使いですか?
また、放送局のアンテナからどのくらい離れていますか?

これも教えてください。

622Shino:2007/07/08(日) 22:15:42 HOST:adsl-092.ehm.enjoy.ne.jp
きまくら
カーラジで聴いていましたが、歪むことはなかったです。

623ジャム:2007/07/09(月) 19:14:45 HOST:ACCA1Aaa164.myg.mesh.ad.jp
Sさんへ
私も昔、実家に住んでいたときは遠距離受信でした。
最終的に7素子かな専用アンテナを立てましたが、強い入力になるとシグナルメーターが落ち込んで音が歪みました。
いろいろとチューナーを使われておられるようですので、Sさんの歪みの最大の原因はチューナーではなく立地条件ではないのでしょうか?
私は、今はマンション住まいですので、普通のTV用の共用アンテナで近距離受信です。

私の今の悩みは歪みが、チューナーの性能なのか個体の劣化なのか電波状態なのか判断がつかないことです。
でも、歪まない音で聴けているので、よしとしなくてはならないのでしょう。




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