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FMチューナー好き集まれ!

1koyama:2005/06/14(火) 22:53:14 HOST:p292c3b.narant01.ap.so-net.ne.jp
タイトルの機種、中古で安いので、ついつい買いだめ
してしまいます。皆さんのマイフェイバリットチューナー
は何ですか?

486S:2007/05/14(月) 18:49:51 HOST:h209181.ppp.asahi-net.or.jp
元放送局エンジニア 様

当方のFMチューナはTRIOのKT−6005です。
チョット検討します。

オークションにても出品してくれると連絡がうまくいくような気がしますが!

音的には SANSUI製 TU−α707と同程度
(多分、SANSUIの方が性能がずっとよいと思いますが、存在感というは愛着がわいて
TRIOを残しました。

TU−D707やKT−8300より劣るかもしれませんが、とりあえずは満足しています。

ピアノでジャーンと強く叩くような部分は歪み感があります。

これは直るものなら直したい考えています。
今まで、何台かチューナを所持しましたが、全てこの傾向はありました。

これってチューナ起因のものでhそうか?アンテナの向きや受信状態にも関係しますか?

一応、NHKの地方局から60〜70Km離れており、屋根の上にFMアンテナをつけて聴いています。

御見解について教えてください。

487元放送局エンジニア:2007/05/14(月) 19:44:42 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
Sさん。チューナーの調整屋は、ちょっと書いただけです。調べるだけなら、無料でもいいですよ?

大きな信号で歪むには(1)電源(チューナーでも、大型電源の機種もあります。(2)復調部の調整ズレ。
(3)フロントエンドの不安定(異常発振=バリコンをまわすと変な音がして、メータがピコピコ振れます)

TU−D707は電源を修理(10Ω1Wの抵抗断線、トランジスタ2本割れ)した時、元の回路では最終
100マイクロの電解コンデンサーでしたが、回路を変更し、4000マイクロとしています。

復調部のコイルが上下2段か、横2列になっていますので、2つのコアを調整する必要があります。

バリコンの羽がすれてもいないのに、そんな音が出る場合は、フロントエンドが発振しています。
コアを調整し過ぎて、ピークの山が高く、発振している場合があります。 アンテナから妨害電波
が出ますので、注意が必要です。 つい最近、デジタル放送の受信機(TV)の映りが悪いので、
調べたところ、前日に工事した、アナログUHFのブースターが発振していました。

確認したいのは「ピアノの音」歪むとき「モノラル」では、どうですか?
ステレオの復調回路で歪んでいるのか、FM信号の復調で歪むのか、です。

大きな音の時、STEREO表示のランプが消えたりしませんか? 少し
電波が弱いと発生します。 ブースターは安物ではなく、アパート・マンション用の高級機
を購入(オークションで\2,000〜\4,000)。 25〜35dB程度のもの(FM+VHF+UHF用)
(増幅度をVRで調整出来るもの)を付けると、そうとう改善されます。

KT−6005、現在、オークションで出品中ですので、落札して、調整してみましょうか?

488元放送局エンジニア:2007/05/14(月) 19:57:51 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
Sさん。現在オークションに出品中です。本日22時27分までに、「質問で」
ご連絡下さい。 質問文面に、メールアドレスを、お願いいたします。 質問には
返答しませんので、公開は、されません。
page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g52045500

489S:2007/05/14(月) 20:18:03 HOST:m025171.ppp.asahi-net.or.jp
元放送局エンジニア 様

「質問」で連絡入れました。

490ぼん:2007/05/14(月) 21:33:30 HOST:softbank220028156002.bbtec.net
ボキ男さん、こんばんは。
返信が遅くなりました。
MYベストは、まだまだ時間がかかりそうです、パーコンの性能が低いので
と言うのはうそで、私のスキルが低迷しており、なかなかソフトにめぐり合えません。
どのように検索かければいいのでしょうか?。
そろそろ、今日もR−iJAZZが始まる時間ですが、また、ひずんだ録音をしよっと
古さが出てこれも、またよし・・・と。
昨今では、これがJAZZの味だとも思うようになりました。

491ポキ男:2007/05/14(月) 22:42:24 HOST:220.120.128.33
ぼんさん こんばんは
サウンドエンジンなら下記のサイトにありますよ。
ttp://www.forest.impress.co.jp/lib/pic/music/soundedit/soundengine.html
OTARI ◆BEATpFrYW.さんの紹介されたサイトが参考になると思います。


私は今 韓国ですから日本のFM放送は聞けません。
今 K-popなどと言うものを楽しんでおりますよ。
まあこれもまたいい味だしておりますが?

お邪魔しました。

492元放送局エンジニア:2007/05/15(火) 13:55:41 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
パイオニア製 F−120の調整を、行いました。 フロントエンドで発振していました。
L,R,の分離VRが、F−120Dほど、「ピタ」と決まりません。シグナルメータ(表示)がなく
10.7MHzの波形高で感度調整しました。

音質ですが、「スカット」した澄んだ音です。F−120Dの何か濁った音とは異なります。
ただ、低音域の音が無く、ピアノの余韻がありません。 F−120Dは低音域もありますが、
全体に、楽器や肉声の分離がなく「ごっちゃ」な音です。

F−120の周波数表示は「青緑」ですが、F−120Dは「赤」です。F−120Dの表示
の方が視やすいです。

使いたい順序は(1)F−120 (2)F−120D (3)TU−α707R です。 

現在、使用中は、TU−D707 TU−S707X です。

493ST-S8:2007/05/15(火) 14:22:59 HOST:proxy7.ics.ntts.co.jp
Technics ST-S8ですが、最近オートチューニングしたら、全ての曲が
0.1MHzでロックされるようです。マニュアルで合わせたら正規の周波
数でも聴けて、0.1MHz下の方がごく僅かに音は澄んでいるようですが、
どちらも音量を上げると音の立上がり、立ち下がりで音量に比例する
ような雑音が聞こえます。
ちなみにCATV局からの地上波との相乗りケーブル経由の受信です。
で質問なのですが、
1. 雑音の原因がケーブル内でのマルチパス等なのか、チューナの劣化
なのかはどうやった弁別出来るのでしょうか?
(チューナに付いているマルチパス計では検出されませんでした)。
2. 0.1MHzの同調ずれが則、受信音質の劣化を意味しているのでしょうか?
3.このような(初期の)古いシンセチューナは修理可能なのでしょうか?
とすればどこに持ち込めばいいのでしょうか?
4. 切分けをテストをかねてPanasonicのデジタルAVアンプXR55(チューナ
付き)購入を考えておりますが、技術の進歩により、当時約10万円したこの
チューナと、たぶんIC化が進んだXR55内蔵のチューナでは基本性能は差が
あるのでしょうか?(音の好き嫌いは別問題です。ただし、当方は聞き流し
派なので余りこだわっていません)。
よろしくお願いします。

494元放送局エンジニア:2007/05/15(火) 23:38:57 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
ST−S8さん。 (1)は、何かアンテナ端子にビニール線でも付けて、近くの強力な電波の局を
受信して下さい。 その周波数も、0.1MHzずれていたら、チュウナー自体の故障(調整ズレ)
です。 この掲示板の「448」に、わたしの書き込みがありますが、パイオニアのF−120Dと
いうチューナーで、同じ現象となりました。 いくつかの調整箇所を、調整したら、勝手に直って
いました。 周波数表示は、内部の(受信周波数−10.7MHz)発振器(局部発振器)を読み取って、
何らかの計算処理後、受信周波数に変換されています。 この処理方法が、機種により異なりますが
調整のズレた、コアやVRを正常に戻せば直ります(当然ですが)。 調整は部品不要ならばメーカ
に依頼されては、いかがですか? (部品が無いのは修理不可ですが、最近はサービス・マニュアル
を廃棄したという理由で拒否もあります。 最近のチューナーは数万円で、サンヨーや日立などの、
お決まりのICが使われていて、メーカの違いは、なさそうです(ポータブルラジオ音)。

SANSUIやPIONEERの1990年以降のチューナーも、同じ傾向で同様のICばかりです。
メーカーの違いは、デザインや機能で、出てくる音は、同程度(ポータブルラジオの音)です。 
ハイファイ・オーディオの「音質云々」の時代では、(FM放送は)もはや、ありません。

495元放送局エンジニア:2007/05/16(水) 09:37:15 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
1990年以降の多くのチューナーでは、検波回路に「クワドラチュア」方式が採用され、調整箇所が
少なくなり(調整の人件費が低減)ました。
クワドラチャ検波 (quadrature detection)
www.cqpub.co.jp/term/quadraturedetection.htm
www.weblio.jp/content/q.d.

1990年以降のチューナーには興味がありません。ICの性能で音質も決まり、
音質の話、メーカーの違いなど、離すことが時間の無駄です。

496ST-S8:2007/05/16(水) 09:41:09 HOST:proxy7.ics.ntts.co.jp
元放送局エンジニアさん、ありがとうございます。
チューナ側の同期ずれをこの方法で確認してみます。
チューナ側不具合の公算が強いですが、修理代が1〜2万円でしょうから
新品買うかどうか微妙なところです。

497元放送局エンジニア:2007/05/16(水) 15:34:11 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
各チューナーの低音域の「出」が悪いので、周波数特性を、確認してみました。
FMマルチステレオ信号発生装置に内蔵の発振器+プリエンファシスでの信号。

30,100,400,1K,6.3K,10K,15Kです。驚いたことに、TU-D707、F-120、F-120D、TU-α707R
すべて、極端な低域不足はありません。 D707は30〜1Kはフラット、6.3Kで+0.2dB程度
他機種は、やはり低域で-0.2〜-0.5dBで、その他はフラットです。 モノラル、ステレオ
ともに、同様な特性です。 測定結果では、大きな違いは、見つかりません。

音色の違いは、どこで発生するのでしょうか?

498元放送局エンジニア:2007/05/16(水) 22:09:51 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
Sさん。ピアノの音の件、同じような症状が出せました。 出力信号に、38KHzのキャリアが漏れて
影響しているようです。19KHzのフィルターが最終段にあるのですが、その調整がズレているようです。

一度、他の機種で聴いてはどうでしょうか? F−120、F−120D、お送りしましょうか?
TU-α707Rもいいですが。 KT−6005の代用に使ってみてはいかがですか?

送料(\1,300程度x2)が必要ですが、お気に入りでしたら、お売りします。
(F-120 \4,000、F-120D \5,000)(TU-α707Rは\15,000)

499S:2007/05/17(木) 06:41:00 HOST:h208063.ppp.asahi-net.or.jp
元放送局エンジニア様

ピアノの音の件ですが、不具合の検討がついたとのこと。
すばらしい!頼もしいです。KT−6005の調整よろしくお願いします。

チューナの代用はとりあえず不要です。
( サンスイのバリコンのチューナは聴いてみたいとは思いますが )

ところで、KT−5007を入手されたみたいですが、音色等は如何ですか?

500元放送局エンジニア:2007/05/21(月) 00:02:30 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
日本のFM放送の変調規格は、次の仕様です。
FM放送周波数 : 76.0MHz 〜 90.0MHz
FM放送占有帯域幅 : ±100kHz
FM放送最大周波数偏移 : ±75kHz

わたしの使用中の、 SANSUI製 TU-D707のスーパー・レシオ検波は
1.4MHzもの復調帯域です(±700KHz) 。 なぜ、こんなに広帯域
に設計する必要が、あるのでしょうか?  メーカーは必要と考え
たのですから、現状のFM放送(設計当時=1978〜79年)は、こんな
電波が多い(かった)のでしょうか? パルスカウント方式に対抗
した結果でしょうか?

TU-D707の可変出力は、MPXフィルターを通っていないので38KHz
がそのまま出ています。 固定出力はMPXフィルターを通ります。
このフィルター、L,Rで調整が異なり、L側は、最小値がありますが
R側は、コアの範囲に最小値がありません。 19KHz以上だから
聴こえないはずですが、耳は感知し、他の音楽と干渉をおこします
ので、聴こえます。 昔は、テープレコーダーの録音・発振器との
ビート発生で、このフィルターは絶対に必要でしたが最近では他の
方式のデジタル録音機が多くなり問題にしなくなりました、しかし
調整は重要なようです。

501元放送局エンジニア:2007/05/22(火) 23:06:06 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
FMチューナーの検波部の帯域ですが、やはり、オーバー変調対応のようです。
次のような文章が、ありました。

「1978年にオンキョーが発売したFM専用チューナー。T-410DGは
デジタルシンセサイザーチューナーの機能性や受信精度のみでなく,さらに
受信性能面や音質面においても、最先端の高性能を実現すべく開発された。

T-410DGでは,全回路を通じて,100%を越えるオーバー変調に強い
設計になっていました。上記のようなIF部に加え,広帯域レシオディテクタ、
低歪率MPX部,ダイナミックマージンの大きい電源・オーディオアンプ部を
採用し,200%変調時にも0.09%以下という低歪率で、オーバー変調を
クリアしていました。」

オーバー変調は、常態化されているようです。

502サンスイファン:2007/05/22(火) 23:47:38 HOST:FL1-125-197-4-238.hkd.mesh.ad.jp
こちらの掲示板では、TU-D707の評価が高いようですが、
トリオの高級バリコンチューナと比較された方はいないのでしょうか?
L-01T、L-02T、KT-9900等との比較では、どうでしょうか?

503YAMAHA A-2000:2007/05/24(木) 07:46:31 HOST:FL1-125-198-101-22.ngn.mesh.ad.jp
誰か、AU-D607の最終段のバイアス調整値を教えて下さいませんか?

504無線家:2007/05/24(木) 17:22:42 HOST:aa2003110282001.userreverse.dion.ne.jp[172.16.19.8]
ここの掲示板を見て、昔のレシオ検波のFMチューナの音が結構良さそうに思っています。
調整するのは大変そうですが、デジタル処理をした回路より原音に近い復調ができるのかもしれません。
レシオ検波のダイオードをショットキータイプに変えるともっと良くならないでしょうかね?

505元放送局エンジニア:2007/05/24(木) 23:21:43 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
SANSUI製のTU−D607は、クワドラチャー検波、TU−D707はスーパー・レシオ検波
です。 クワドラチャー検波は、テレビの音声(FM変調)復調用に開発されたようです。 LCで
位相を90度遅らせて、元の信号と比較します。 レシオ検波には、2つの同調回路があります。
鋭い選択製と、高い信号レベル(同調により)が扱えます。 信号にセンターがあり±の電圧が発生
します。 パルスカウント方式は、10.7MHzから直接復調すると、信号レベルが低いので再度
低い周波数(1.XXMHz)に変換しています。 この変換過程には、歪み発生の要因が多くあり
完全に優秀とは言えません。 本当に優秀ならば、以前に開発した、TRIO、PIONEERなど
は、現在の主力チューナーにも採用しているはずですが、現状はSANYO製などの、ICを使った
クワドラチャー検波方式が多いです。 コストの問題もありますが、独自のIC化など続けていても
おかしくないと思います。 下記のサイトには、ブロックダイヤグラムが記載されています。
www.audio-heritage.jp/SANSUI/tuner/tu-d607.html
www.audio-heritage.jp/SANSUI/tuner/tu-d707.html
アキュフェーズ製チューナーは?(PDF)
www.accuphase.co.jp/model/pdf/t-1000.pdf
根本的に、方向を変えて、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)により、信号を直接処理する
チューナーがほしいです。 高額チューナーは開発不可でしょうから、海外メーカなどに期待します。

ワディア社のCDプレイヤーはDSPだらけで、100万円前後です。 兄が所有していますので、
時々、聞くことがあります。 多くの問題点、信号処理が、プログラムで対応出来るので理想の音質
が可能となります。 (ワディア製CDプレーヤーの内部、高級パソコンの様です)

506無線家:2007/05/25(金) 12:42:43 HOST:aa2003110282001.userreverse.dion.ne.jp[172.16.19.8]
全てデジタル化なんていうのは趣が無い様な気がします。
TU-D707のデザインが好きですし、アナログダイヤルの感触も良さそうでね。

> TU−D707は、音楽から、肉声が浮かび上がり、楽器の分離(種類が聴き取れる)、音に艶があり
> ダイナミック(小さな音から大きな音まで、その差が聴き取れる)です。
と以前の掲示にありました。

知人がTU-D707とSA5ESを持っていて、比較感想で同様の事を申しておりました。
知人によると、TU-X1もFMの音が同様に良いそうです。
でも私は信じていなかった。この掲示板を見るまでは!

カタログスペックで比較すると、ステレオセパレーションが古いチューナは劣っていますが、
当時のMPX ICの性能ためだと思います。これがどの程度、音に影響するのかも興味があります。
結構、真空管アンプのごとく奥が深いかもしれないですね。

アナログチューナも、もう中古以外ないですから、TU-D707のような
良い物を今の内にぜひ手に入れて聞いてみたいですね。

507元放送局エンジニア:2007/05/25(金) 20:15:08 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
「音質」は不思議です。 アンプも同様で、10社ほどの「名機」、A級アンプ、など、50台ほど入手しては視聴後
売却していました。 最後に残ったのは、SONYのTA−1120FとTA−3200Fです。 1120Fは同じ
CDを聴いても、聴こえる楽器の数が数倍です。 他社の「名機」でも、全く聴こえてこない楽器が、大きな音で再現
されます。 トランジスタの性能なのか、NFBに原因があるのか、ダンピングファクターの良さなのか、不思議です。

1120Fはクラシック、3200Fはジャズに向いています。 アンプは音楽を聴くもので、電気的性能が、いくら
良くても、「音楽」が再現できないアンプは「失格」です。

1120Fの設計者は、クラシックの演奏者でもあるようで、「音楽」を知った人の設計は、こんな「奇跡」のアンプ
を生み出しました。

FMチューナーも同様で、何が音質を良くしているのか、不思議です。 「郡遅延特性うんぬん」と書いている機種は
良い音がしていますので、メーカは「要因」を、知っていると思われます。

「楽器の数」つまり、楽器が分離して、独立して聴こえます。 ピアノはピアノで、はっきりと分かれて聴こえます。
他のアンプ、チューナーの音は「ごっちゃ」「団子」「一塊」で表現していますが分離せずに、まぜこぜ状態の音です。

ビデオ画像をはっきりさせる「エンファンサー」「輪郭補正機」のように、特殊な細工で、このような分離が可能なの
かも知れませんし、そのような装置を販売しているのを見たこともあります(使ったことはありませんが)。

30Hz〜15000Hzも聴こえれば「音楽」再現には十分です。 「奇跡」の製品を集めています。 さすがに、
カセットデッキ「奇跡のXK−009」は、手放してしまいました。 DATには勝てません。 DATデッキは性能
が良すぎて、普及しなかった(音楽業界の反対で)最高の、音楽録音装置でした。 CD−ROMの音の違いは、塗装
されている媒体の「穴」のジッターによるります。 評価・比較したサイトがあります。 コピーすると、ジッターも
増えて、違った音になります。

508元放送局エンジニア:2007/05/25(金) 22:35:01 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
<CD ジッター 関連サイト>
hp.vector.co.jp/authors/VA019034/audio/CD-RvsCD.html
www.soundden.com/column/jitta.html
www003.upp.so-net.ne.jp/jf1elr/jitter.htm
members.jcom.home.ne.jp/0378947801/%82%89%82%8E%82%84%82%85%82%98CD2006.html

509元放送局エンジニア:2007/05/26(土) 21:41:56 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
SONY製品を批判するサイトに、次の文章がありました。

「SONYがオーディオで名機を排出したのは1120Fが最後で、CDの時代以降
 ありません。1120Fはサブ機ですが現役です。」

510ゆういち:2007/05/26(土) 22:24:46 HOST:ppp1387.hakata06.bbiq.jp
久し振りに、SONYのST-S333ESJを引っ張り出して聴いてみました。
が、RCA端子が接触不良?のようでたまに片チャンネルになります(^_^;)
これはこの機種にはよく見られる不具合のようです。
なんだろ、はんだ不良かな?
音はとても繊細で、パッと広がる感じが心地良いです。
でも、なんか作られた音という感じがしないでもないです。

この機種はAMステレオ対応ですが、私の住んでいる地区ではAMステレオは
未対応です。
AMステレオ、聴いてみたいですね。

511デジアナ:2007/05/26(土) 23:37:13 HOST:p4021-ipad53hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
>>504
変えなくても、普通にショットキーなのだが、
ttp://www.niji.or.jp/home/k-nisi/da-f9000.html

512HG:2007/05/26(土) 23:43:34 HOST:softbank218127146014.bbtec.net
僕の家では、チューナーの性能が良くないのか、
「FM臭さ」がいつもついて回ります。
低音が膨らんで温かみがあって、高音が少しシャリつくんです。
よく、オーディオショップなんかでFMを流しているあんな音です。
チューナーは、120や1100、あるいは2200だったか03なんかの型番のつく機種や
7070なんかのレアなものなども使ってきましたが、結局今はデザイン重視で、
5T10に落ち着いています。
流して聞く分には、ICF-1100のほうがバランスが良かったりして最近は、チューナーを聞くことはなくなってしまいました。
もっぱらラジオです。
ICF-5500は良くできていると感心することも多いです。

513ぼん:2007/05/27(日) 08:47:56 HOST:softbank220028156002.bbtec.net
苦節3週間・・・やっとひずみっぽくなくすべての局は聞けるようになりました。
原因は放送局ではなく、機材の配置だったようです・・すんませんR局殿

ここで切り替えて・・
FMのサウンドはNHK以外は、HGさんの言われる傾向だと思いますね。
なんだか、聞いていると「あぁ、機械の音だなぁ」と感じますね。
このような音作りがHi−Fiだと感じさせてしまうのかもしれませんね。

514貧乏アマチュア:2007/05/27(日) 10:41:49 HOST:h219-110-201-019.catv02.itscom.jp
>>513
>FMのサウンドはNHK以外は、HGさんの言われる傾向だと思いますね。

小生はNHK、それもクラシック音楽しか聴きませんから他局のことはわかり
ませんがNHKに限って言えば良い音だと思います。日曜日には海外局収録の
演奏も放送されることがありますが、それぞれ音録りにも主張がるようです。

515ぼん:2007/05/27(日) 11:17:05 HOST:softbank220028156002.bbtec.net
貧乏アマチュアさん、こんにちは。
私は、他局も含めJAZZが好きなんですが、
疲れたとき、NHKのクラシックは時々聞きます、
そこで感じるのは、録音が優秀なのか、
送り出しが素直なのか、聞きやすく疲れない音質ですね。
ロックのような音楽ですと、物足りないのかもしれませんが
ゆったりと、ナレーションも楽しみながら聞くクラシックは
このような味付けの放送が良いですね。
放送品質とは、こういう放送を言うのではないのでしょうか。

516元放送局エンジニア:2007/05/27(日) 14:41:36 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
SONY製 FM/AMチューナー ST−J75を調整しました。 以前より一度聴いてみたかった機種です。
フロントエンド、検波(レシオ)、MPXを調整しました。 大きくずれていました。 結果、高感度受信可能
となりました。 音質ですが、低音域、中音域、高音域、すべてに分離感のある、すばらしい音質です。

ただ、もう少し、肉声の浮き上がり、ピアノの伸びがほしいです。 ピアノは急峻な鋭い音が魅力ですが頭打ち
で、つまった感じです。 肉声の分離度も、もう少し、あれば95点です。

TRIOのKT−8300が90点なら、現状では85点です。 F−120やF120Dよりは、音の分離が
よく、ジャズ系の音楽に向いていると思います。

使用されているICは、FMのIFに「SANYO A1231N」+「HITACHI HA1202」、
MPXに「HITACHI HA11223W」、AMは、各社定番の「SANYO LA1245」です。

FMはレシオ検波で、±250KHzは、直線領域にあります。 このチューナーの特徴(高速コンパレータ
使用)は、SONY製の以降のチューナーに受け継がれています。

SONY製のICは、表示部分の制御関連のみです。

517元放送局エンジニア:2007/05/27(日) 16:07:36 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
TRIO製 KT−6005を調整しました。 音質は、今まで調整したチューナーには無い
「臨場感」「録音した場所の雰囲気」が伝わる、低音域に「どっしりとした(ドスンなど)」
力強い音です。 分離度、音の伸び、を比較するより、出てくる「音楽」に驚く機種です。

最近のチューナーには無い、強烈なダイナミック感があります。 オペラや大編成の音楽鑑賞
に適した1台です。 音には分離度もあります。 異質なチューナーです。

518S:2007/05/27(日) 18:34:19 HOST:h209030.ppp.asahi-net.or.jp
>>516
>>517

元放送局エンジニア様

KT−6005の件大変ありがとうございました。
本日もNHKのFMを聴いていました。カセットの録音していました。
以前より小さなノイズ感?が減ったようで、さらに落ちついた音になったように感じています。
ありがとうございました。

KT−8300やST−J75とは音の傾向が異なりますか?

519mm:2007/05/27(日) 18:34:34 HOST:I023194.ppp.dion.ne.jp
最近KT-9900入手しましたが、不明な点がひとつあり誰かご存知方お教え願えればと思います。
DDLという表示のランプがありますが何なのでしょうか? 当方のはランプが今のところ点灯しません。玉切れか故障かはたまた作動状態に至ってないのかは不明です。
その点以外は特に問題はなく正常に作動しています。

520S:2007/05/27(日) 18:55:43 HOST:h209030.ppp.asahi-net.or.jp
元放送局エンジニア様

以前、オンキョー T−411(高級機みたいでした)を使っていたことがありますが、KT−6005と同じ傾向の
音でした。作られた年代により流行があるのではと考えています。音的には好きな傾向の音でした。

今から考えれば、オンキョーは調整が出来ていなかったようで小さな音がしていました。

521Shino:2007/05/27(日) 20:43:28 HOST:adsl-695.ehm.enjoy.ne.jp
mmさん
DDLとは、フロントエンドから終段のローパスフィルターまで総合的に管理して,歪み最小点に周波数をロックする「ディストーション・デティクテッドループ」という方式です。チューニングノブから手を離すと自動的に周波数をロックするようになっていました。

522mm:2007/05/27(日) 22:17:39 HOST:I023194.ppp.dion.ne.jp
Shinoさんご回答ありがとうございます。
よくある周波数ロックのインジケーターという理解でよろしいでしょうか?
ということは、当方のチューナーはロックが故障もしくはインジケーターの玉切れの可能性が高いかもしれませんね。

523無線家:2007/05/27(日) 23:26:26 HOST:FL1-122-132-19-91.hkd.mesh.ad.jp
ST−J75はデジタルチューナですがレシオ検波を使用しているのですね。
興味あるなぁ。
「郡遅延特性」も面白そうですね。IFフィルターの特性が非常に大きいでしょうが、
今は、セラミックフィルタばかりですが、LCフィルタは?、
郡遅延特性の良いといわれる、SAWフィルタを使用したチューナは?
ソニーのユニフェーズフィルタとは何?
音質にはとても影響するでしょうね。

524元放送局エンジニア:2007/05/27(日) 23:47:18 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
mmさん。 TRIOのKT−xxxx機種を5台ほど調整しました。 どれも特定のコイル(金属ケース入りで、小さなコア)の調整ずれでした。
チューニングのノブから手を離した時に、センターメータが中央に少し(1mm程度)動くようならば、機能しているようにも、思えます。
全く、メータが動かなければ、機能の調整不良です。 ランプはよく切れ(電球かLEDか、確認が必要です)ます。

525元放送局エンジニア:2007/05/28(月) 00:11:39 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
IFのフィルターですが、KT−6005には、大型(といっても幅18mmx高さ15mm薄さ5mm程度)の
ものが1つ最初にあるだけです。他はLCのみ+レシオ検波(コイル2つ)です。 
多くの1980年代のチューナーには、3本足の小型(高さ7mmx幅5mmx薄さ1.5mm程度)の薄茶色の
セラミック・フィルターが数個(2〜3個)使われています。 郡遅延特性の調整されたものは、外形は同じで、
青色(ブルーに赤マークなど)のセラミック・フルターです。 SONYのST−J75には、ブルーのものが3
個ほど使われています。 郡遅延特性とは「基本波」に対して「高調波」が、ずれてフィルターを通過する特性の
ことで、当然、全ての波が、同一位相で、通過しないと、歪みが発生します。

セラミック・フィルターの会社(ムラタ製作所など)が、力をいれて開発しているのですから、相当に影響がある
と思います。 通信などに使う「メカニカル・フィルター」「クリスタル・フィルター」は、音楽用途には相性が
悪いのだと、思われます。

KT−6005の音が「太くて、どっしり」しているのは、フルターの構成が関係しているのかもしれません。
SAW(弾性波)フィルターは、テレビの映像、音声フィルターに多く採用されています。(急峻な特性)

526元放送局エンジニア:2007/05/28(月) 01:49:58 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
長い文章になりますが、最近、思っていることを、書き込みいたします。

「郡遅延特性」ですが、人の耳は非常に識別能力が高く、A/D変換も最小でも16ビットはほしいですが、
映像は10ビットあれば十分です。 「基本波」に対して「高調波=倍音」がずれていれば、別の音と認識
されて、これが、楽器の分離感に影響するのではないか、と思っています。

郡遅延特性が悪いと、「まぜこぜ」「団子」「ごちゃ混ぜ」の音に聴こえると、思われます。 人の「音」
に対する研究が必要と思われます。

ここで、仕事柄「テレビの話」をしたいと思います。 昔、テレビは「白黒」で放送が始まりました。
やがて、カラー放送に移行するのですが、すでに「白黒テレビ」が売れていて、購入者にも影響が出ない
方式(互換性=コンパチビリティー)が重要でした。

第二次大戦前、米国のCBSが、モノクロカメラの前に円盤を回し120度3分割した、色フィルター
(赤・青・緑)からの信号と、回転数、色フィルターの位置情報を伝送する方式を開発し、米国の正式な
放送規格として、認可されます。 RCAを中心とする家電メーカは、反対し(互換性なし)、受信機の
製造を行わない抗議に出ます。 戦争に突入し、CBS方式の普及は、実現しませんでした。

戦争中にRCA社は「人にとって、色とは何か」を研究します。 この結果、輝度信号は細かく送る、
(〜4.2MHz)。青、緑系は「大まか」な信号を送る(〜500KHz)。オレンジ系は「ある程度」
送る(〜1.5MHz)ことで、十分な映像を送れることを、確認します。

3つの信号、「輝度信号」「オレンジ系=I信号」「青、緑系=Q信号」を1つの搬送波に乗せて互換性を
確立するために、副搬送波(FM放送の38KHz=パイロット信号(19KHz)x2のように)として
3.579545MHzを使い、I信号、Q信号(Qは1/4遅らせる意味)の2相に分けて、それぞれの
信号で変調後に、MIXします。(直角2相変調)

輝度信号、I信号、Q信号が、お互いに影響しないような、周波数分布になっています。 このMIX方法
を「周波数インターリービング=周波数織り込み技術」と呼んでいます。 NTSC方式の映像信号はこの
ような構成です。 音声は 映像信号よりも、4.5MHz高い搬送波(電波)をFM変調しています。

この4.5MHzが映像信号の4.2MHzと近いために、昔のテレビの音声には、映像内容により音声に
ノイズ(バズ音)がよく出ていました。 SAWフィルターの開発により、最近、「バズ音」は発生しなく
なりました。 

「郡遅延特性」は、テレビ関連では、昔から重要な問題でした。 つまり「塗り絵」のようなNTSC方式
では、輝度信号に、色情報が乗るのですが、色が輝度と「ずれる」と「ボケ」た画像となります。
色情報は周波数が低く、輝度情報は周波数が高いので(大きなモノは周波数が低い、細かいものは周波数が
高い)ので、細かいものほど、色がずれる傾向があります。「郡遅延特性=グループ・ディレー」の調整は
重要な技術で、テレビ製造メーカ各社の「極秘情報」でした。

人には多くの認識機能(人の顔の判別には、特別に脳の処理が働いています)があります。
音の認識にも、何らかの特殊な認識機能が関係していると思われます。このような研究が進むといいのですが。

527S:2007/05/28(月) 05:57:35 HOST:m024138.ppp.asahi-net.or.jp
>>525


「ダブルスイッチング・デモジュレーター方式」とはいかなるものでしょうか?

ttp://www.audio-heritage.jp/TRIO-KENWOOD/tuner/kt-6005.html

に製品情報がありました。

528元放送局エンジニア:2007/05/28(月) 08:15:01 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
Sさん。 ダブル・スイッチングですが、この機種では、普通は1つの調整コイル(コア)が
2つあります。 お互いに、逆の特性で、双方のコイルを交互に調整して、38KHzの信号
が漏れるのを、最小限にしています。 このため、この調整がずれると、普通の機種よりも、
キャリア漏れが多くなり、小さなノイズが出たままとなり、聴きづらい音に感じます。

この機種以降では、ほとんどがIC化されて、無調整でもキャリア漏れが少なくなっています。

多くの機種では、19KHzの抜き出し用のコイル、x2用に38KHzのコイル、分離回路
のコイル、SCA信号除去コイル、などがあり、まだ少し漏れる38KHzを除去するMPX
フィルター(無調整のものが多い)が最後に、あります。 LCのフィルターを通過すると、
「郡遅延特性」が悪くなります。

529元放送局エンジニア:2007/05/28(月) 09:12:57 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
SONY製のTA−1120Fは「郡遅延特性」が抜群に良いアンプなのかもしれません。
設計当時には、このような「特性」は、アンプ設計には関係せずに、歪み率ばかり研究されて
いたかもしれません。 少々歪みが多くても「郡遅延特性」が良いと、多くの楽器が聴こえ、
きれいに定位するのかもしれません。 コンデンサー結合では、周波数による遅延が異なり
位相の変化も異なるために、楽器がきれいに分離しないなど、不人気のアンプとなるのでは
ないでしょうか? オーディオ用「郡遅延特性」計測方法が知りたいです。 映像関係では
計測方法が確立しています。

530元放送局エンジニア:2007/05/28(月) 09:34:38 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
<スピーカにも「郡遅延効果」>
www.soundden.com/sp-harikae-2.html

531無線家:2007/05/28(月) 17:56:15 HOST:aa2003110282001.userreverse.dion.ne.jp[172.16.19.8]
「郡遅延特性」は、本当に奥が深いですね。
映像の研究はあるのに、音の方は究明されていないとは、
すごく勉強になりました。ますます興味がわきました。

オーディオ用「郡遅延特性」計測方法が確立すると、
面白いでしょうね。

郡遅延特性の調整されたセラミックフィルタは、
かなり昔のチューナでも使用されているようですが、
いつ頃から使用されるようになったんでしょう。

セラミックフィルタが使用される以前の、郡遅延特性にこだわったチューナは、
LCフィルタなんでしょうか?

何か回路的な工夫があるんでしょうね。
TU-D707の説明を読むと何かすごい回路があるような?
興味がつきないです。

532mm:2007/05/28(月) 20:35:59 HOST:I023057.ppp.dion.ne.jp
>>524

元放送局エンジニアさん、的確なコメントありがとうございます。
残念ながらチューニングノブから手を離してもメーターは反応しませんでした。修理にだすことにします。

533元放送局エンジニア:2007/05/28(月) 22:29:30 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
デジタル AM/FM受信機の郡遅延特性に関するサイト(PDF)P.34参照

pioneer.jp/crdl/rd/pdf/14-3-4.pdf#search='%E9%83%A1%E9%81%85%E5%BB%B6%E7%89%B9%E6%80%A7%20%EF%BC%92%EF%BC%B4'

<ステレオ復調性能の改善>
ステレオ復調時の性能は、IF段に挿入されているBPF(バンドパスフィルター)
の郡遅延時間(GDT=グループディレータイム)でほぼ決定される。

534元放送局エンジニア:2007/05/29(火) 11:59:54 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
FMチューナーとは関係ないですが、今後の「本命ディスプレー」有機EL液晶(自分で光る)
SONYの「トリニトロン」に続く、独創(独走)商品になるでしょうか?
www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200705/07-053/index.html

535元放送局エンジニア:2007/05/29(火) 12:08:13 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
「有機ELディスプレー」で「液晶」では、ないようです。「有機液晶」という自分で光る
液晶も、今後の本命ディスプレーとして、各社が開発中です。 現在、寿命が短いのが欠点
のようです。

536元放送局エンジニア:2007/05/29(火) 20:05:06 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
1974年発売の松下(テクニクス)製 ST−9700の説明に「郡遅延特性」の説明
があります。 LCフィルターでも、郡遅延特性の平坦化は可能のようです。
www.niji.or.jp/home/k-nisi/st-9700.htm

537元放送局エンジニア:2007/05/30(水) 10:49:18 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
1972年発売のパイオニア製チューナーに「フェイズリニア」セラミックフィルターが使われています。
これ以前のチューナーには「クリスタルフィルター」が使われていました。 当時、学生で、サービスの
アルバイトで、多くの機種を修理していましたが、高価そうなフルターが2個使われていて通信機として
の性能は良さそうでしたが、出てくる「音」は、どうだったか記憶がありません。

538オークションマニア:2007/06/02(土) 13:41:09 HOST:FLH1Abo239.hkd.mesh.ad.jp
FMマルチステレオ信号発生器とステレオモジュレータは同様の測定器?
左右のセパレーション調整に使うのでしょうか?
Transmission Analyzerは、何をする測定器でしょうか?

539デジアナ:2007/06/02(土) 17:04:00 HOST:p4021-ipad53hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp
そのとおりだが、TVステレオ用もあるので注意。
しかも、高周波信号発生器につながないとあまり役に立たない。
トランスミッション・アナライザは、その名のとおり高周波アンプやフィルターの測定等に使う。

540たけし:2007/06/02(土) 18:05:31 HOST:softbank221024072061.bbtec.net
元放送局エンジニアさんの技術、知識の深さには敬服します。
ところでパイオニアのF−26というチューナーをご存知ですか?先日、ある機会を得て
聞きましたが驚きました。ピアノの音の立ち上がりの良さ(早さ、鋭さ)がすごかったです。
正直なところ「FMの音なんて」と思ってました。国産最高のチューナーでしょうか?

541元放送局エンジニア:2007/06/04(月) 17:16:52 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
土曜日の23時より、BS−2のアナログ放送で「Bモードステレオ=無料で録音出来る最高の音」で
「トワエモア」のフォークソングを聴いていたのですが、現在使用中の機器が正常で、入力信号の良さ
で、すばらしい音質で聴けることを、再確認出来ました。 ライブハウスでの録音で、小編成の楽器、
近接マイク、など、好条件での(NHKの)録音です。 DATで、デジタル録音を、行いました。

SONY製品は有名な「ソニータイマー」があり、DATも数年で使えなくなりますので、全て(3台)
ビクター製です。 XD−Z505はデジタル入力での録音は(安価ですので)ダメですので、上位機
のXD−Z707で行いました。 光入力は同軸に比べ、音質が相当に落ちますので、同軸接続で録音
しています。 光の利点は、双方の機器のアース(グラウンド)から絶縁されることですが近くで接続
(1m以内)するのであれば、同軸の方が有利です。

BSチューナーはSONY製SAT−100GRXです。

新しいFMマルチステレオ信号発生器を入手(\2,000)して、CDを聴きました、以前の機器よりも、
大変にきれいな音質です。 よくオークションに出品される松下製の機器よりも、相当に古いタイプ
ですが、19KHzの水晶発振器があり、完全なディスクリート(ICなし)での設計ですので内部
の調整が楽です。 このFMマルチステレオ信号発生器とペアになる、松下製FM変調器との相性の
良さでしょうか? ±300KHzまで変調が可能です。 TU−D707でも±200KHzでは
音が歪んできます。(ピークの最大音量時) FM変調器のパワーが大きいので、家中のチューナー
で聴くことが出来ます。 FMマルチステレオ信号発生器ですが、車の車内用に売られている機器も
相当に高音質です。 無調整(入力レベルは調整)で、使える割には、音質は、すばらしいです。

542ゆういち:2007/06/04(月) 18:05:51 HOST:ppp0890.hakata06.bbiq.jp
XD−Z707は当方も所有しておりますが、音がいいですね。
とても素直な音質です。
FMのエアチェックには最適だと思います。
上位機種の909も所有してますが、707の方が音いいです。
(個人的な感想)

543元放送局エンジニア:2007/06/04(月) 20:36:10 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
オークションでXD−Z505が出品された場合、「トレイが出てこない」「コントロール・パネルが表示しない」
「ボタンの操作が出来ない」などで、安価(\3,000以下)なら「買い」です。

この機種は、トレイのメカが固まってしまい、その結果、ボタン操作不可、表示しない、などとなります。 決して
コントロール系のICの故障ではありません。 
修理は、力いっぱい、メカを動かすと「解除」されます。 テープをセットしたまま長期間放置したり、サイズの大きい
テープ(メーカにより少し横幅の長いものがあります)の相性で、動かなくなります。

再生音に温かみがあり、アナログ入力の録音(FM放送など)には最適です。 デジタルの入力は、安価な分、簡略化され
ていますので、良い音質ではありません。 さすがに上位機種のXD−Z707はデジタル入力も良い音です。 しかし、
再生音が「冷たく感じます」ので、再生はXD−Z505で、聴いています。

544元放送局エンジニア:2007/06/07(木) 16:53:28 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
BS放送ですが、2007年9月30日で、9チャンネル(MUSE方式ハイビジョン)が終了。
2011年には、アナログ方式BS−1(7チャンネル)、BS−2(11チャンネル)が終了。

デジタル・ハイビジョン放送は、画質も音質も、アナログ放送よりも悪いという評価ですが、
非圧縮のデジタル音楽放送(無料受信可能)は、新規に開局しないのでしょうか?

2011年以降は、FM放送のみが唯一の(無料)録音可能な(非圧縮な)放送になりそうです。

545元放送局エンジニア:2007/06/07(木) 17:24:28 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
2007年4月より(試験)放送中のデジタル・ラジオ(VHF7チャンネル)ですが、
どのようにすれば、受信可能なのでしょうか? 
plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0611/16/news052.html

546元放送局エンジニア:2007/06/07(木) 17:37:39 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
デジタル・ラジオの技術は確立されているが、放送免許の段階で(公益性、政治色、利益など)
開始出来ない状況。 小型機種の発表が多いが、据え置き型チューナーなども発売されるので
しょうか? 2011年までには、実用放送開始の方向のようです。
plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0605/10/news114.html

547保守派:2007/06/07(木) 22:04:55 HOST:p3181-ipad70marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
本日のベスクラ
横山幸雄 ベートーベン ピアノ・ソナタ・リサイタル
〜2006.8.4.東京オペラシティ・コンサートホールで収録〜

演奏に感服しました。音楽全体の穏やかさに。録音もよろしい
と思います。

548元放送局エンジニア:2007/06/07(木) 23:12:43 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
デジタル・ラジオの受信機は、業務用の¥140万、チョット安くて¥15万のほかに
パソコンのUSB端子に接続可能な¥9,800の製品もあります。
www.pixela.co.jp/company/news/2007/20070309.html
ベータ版のソフトが付属しているようです。

TBSがクラシック(ばかりでは、ないようですが)専用局を運用中(4月〜)。
<関連サイト>
(PDFファイルです)↓
www.sknet-web.co.jp/product/tbs_sk20060327-1.pdf#search='%EF%BC%B4%EF%BC%A2%EF%BC%B3%20%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%20%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA'
www.sknet-web.co.jp/sknet/news_release/dradio.htm
(TBSのクラシック専用局)
www.watch.impress.co.jp/av%2Fdocs/20061129/tbs.htm

549元放送局エンジニア:2007/06/08(金) 13:39:47 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
NHKの「デジタル・ラジオ」のホームページです。 番組内容は「お寒い」です。
せめて、FM放送並みの番組を期待しますが、この番組表では・・・・・
www.nhk.or.jp/dr/
CD並みの音質のようですが、実際にはCDをそのまま流すものが多くなりそう。
厳重な暗号化で、コピーは不可など、著作権対策が相当に厳しくなるようです。

550元放送局エンジニア:2007/06/12(火) 16:44:44 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
インターネットでの「無料」クラシック放送もあります。
FM局が配信しているようです。
パソコンのオーディオ出力で聴くことになります。
classical.morrie.bi

米国では、衛星(デジタル)音楽放送が主流になりそうです。
HDラジオ、XM社、・・・ 本場では、いろいろな方式で普及。

日本でもCS放送では「有料」クラシック放送局はあります。
www.music.co.jp/classicnews/tv/cj.html
デジタル放送でも視聴可能ですが、高額です。
www.jcom.co.jp/services/tvmore/classica/

551元放送局エンジニア:2007/06/12(火) 16:51:42 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
インターネット放送のリンクは、こちらです。
classical.morrie.biz/

552元放送局エンジニア:2007/06/14(木) 00:09:09 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
<デジタル・ラジオの行方>
www.asahi.com/culture/tv_radio/TKY200611100288.html
diary.jp.aol.com/k4ap5sax5rpy/1313.html
<周波数、変調方法など>
www.kikuradio.com/info/terrestrialdigital.html

TBSのクラシック放送は、1曲3分程度のお粗末な内容。

デジタル・ラジオでの音楽放送のデジタル録音には、契約
が必要となりそうです。
実際には、デジタル録音した信号の再生には、契約した際
の暗号解除コードがないと、再生不可の模様。アナログで
の録音は可能ですが。 B−CASカードのような契約と
なりそうです。

現在のVHF帯のテレビ放送枠1〜12CHを、デジタル
ラジオだけに割り当てるのは、贅沢です。この周波数帯は
非常に「よく飛ぶ」周波数で(UHFはサテライト局が多
く必要となります)通信関係には、重要な周波数帯です。

デジタル放送の変調方法は「マルチキャリア」のOFDM
変調です。現在のアナログ・テレビ放送の変調方式に比べ
同じエリアの確保には、1/10程度の電力で可能のよう
です。昔のモデム装置が300ボー〜4800ボーだった
のが56Kなどと、高速になったのは「マルチキャリア」
の恩恵です。 ここで詳しく解説されています。
bizmakoto.jp/bizmobile/articles/0508/24/news099.html

553無線家:2007/06/14(木) 11:12:15 HOST:aa2003110282001.userreverse.dion.ne.jp[172.16.19.8]
最近、デジタル系の事ばかりで、チョット引いているのですが、
FMチューナに関係する話題を少しばかり記載します。
先日、FM専用の5エレの八木アンテナを上げました。
今までは、CATVに乗っているFM電波でしたが、
比較するとロケーションのおかげか、アンテナで受信した方が格段に良いです。
チューナでは、どちらかというとAM番組の方を大きなループアンテナ経由で、
よく聴きますが、FMもこれだけ高品位で受信すると楽しいです。
ただ、アンテナの指向性があるので、普段はNHKに合わせてあります。
大きなアンテナを用意するのは大変でしょうが、
既存のチューナが生き返るかもしれませんよ。

554ST-S8:2007/06/15(金) 10:08:44 HOST:proxy7.ics.ntts.co.jp
CATVでFM聞いていますが、バリバリノイズが乗るのでST-S8を調整に出すことにしました。
つなぎでXR55(チューナ付きAVアンプ)を買いました。
ところがXR55でも同じでした(特にNHK-FM千葉)。
で、簡易室内アンテナにしたらまともに受信出来るのはNHK-FM千葉ほか1曲くらいですが、サーノイズしか聞こえませんでした。
来秋、CATV局が見に来てくれますが、ウチの中見てもしょうがないと思いますが、どんなもんでしょうね?
(自宅〜NHK送信所は3km、自宅〜CATV局は1kmです)。

555無線家:2007/06/15(金) 11:02:07 HOST:Air1Aak038.ngn.mesh.ad.jp
CATVのFMは、私の所では、信号レベルがアンテナよりかなり低かったです。
VHF帯のTV信号もかなり高レベルで含まれていると思いますし、
多分岐のためのブーストも多段でかかっていて、信号品位の劣化は大きいと思います。
ノイズの問題は、何が信号源であるかで対策が変わると思います。
車、パソコン、蛍光灯、ネオンの広告塔、その他電子機器など。
時間によってノイズレベルが変化しないのであれば、
CATV局からケーブル経由で信号が届く間に問題がありそうです。
その場合はCATV局に調べてもらわないとわからないでしょう。
それから、放送局から3kmというのは近いと思うのですが、
途中に障害物が無ければ、屋外アンテナだときれいに受信できそうですね。

556ST-S8:2007/06/15(金) 17:19:56 HOST:proxy7.ics.ntts.co.jp
屋内アンテナを延長して庭の桃の木に引っ掛けただけでも
最高と言ってもいいくらいの受信状況です。
マンション街の1階なのですが、他棟の間隙を縫って送信所
からダイレクト受信可能です。
ただし、FM東京の受信が困難です。こちらはCATVでもノイズ
が目立たないのでチューナ2台で使い分ける手もありそうです。
(目立たないですがボリュームをかなり上げるとFM東京も同じ
性質のノイズが乗っています。ここいらへんが何かヒントにならない
かと思っています→CATV曲に提示済みです)。

557無線家:2007/06/15(金) 23:53:13 HOST:FL1-122-132-7-49.hkd.mesh.ad.jp
CATV局の存在理由のひとつに、難視聴地域でも
受信サービスが可能であることです。

FMも提供電波に入っていますから、
原因をぜひ究明してもらうべきです。
元の電波ソースが悪ければ、チューナーがいくら良くても
良い音にするのは難しいでしょう。

それから、アンテナ入力端子が2つあって、
切り替えられるチューナーもあるので
検討なさってはいかがでしょうか。

あと、どうしてもノイズの原因が解消されないのでしたら、
カーステレオのラジオには、強力なノイズ対策を施された物があります。
私も、つい先日ですがハードオフで千円で購入した物にACアダプタを
付けて使っている物があるのですが、結構すぐれものです。

中間周波の帯域は一般のチューナよりは狭く設計してあるようですが、
感度と混信とノイズに関しては、非常に良いと思います。

558ST-S8:2007/06/18(月) 11:21:56 HOST:proxy7.ics.ntts.co.jp
解決策が見つかりました。
CATV用セットトップボックスのVHF出力をFMチューナにつないだら、
受信レベルは落ちましたが(84→62dB)、雑音レヴェルは許容範囲
に収まりました。
壁アンテナコンセントからのこれまFMチューナにつないでいたケーブル
をテレビのVHF端子につないだところ時々白いちらつきが出ますが
我慢の範囲内に収まりました。
さて、さらにCATV会社に原因探査をお願いしたものかどうか思案の
しどころです。
直感的にはVHFの受信電波は、多段でブーストしてかつ各戸を回り
回ってきているので、どこかの家でコンセントが無終端で雑音を
拾っているかも(小生宅は引き回しの最後)。
最近、上層階からの水漏れ被害にあったので、他戸の終端状況に
関して強いことは言える立場にはありますけど、どうもねぇ。

559無線家:2007/06/19(火) 12:48:55 HOST:aa2003110282001.userreverse.dion.ne.jp[172.16.19.8]
とりあえず、解決して良かったですね。
全てを満足するような、めぐまれた環境の方は
少ないと思います。

> さて、さらにCATV会社に原因探査をお願いしたものかどうか思案の
> しどころです。
ダメもとで、調査だけはお願いしても良いのではないでしょうか。

CATVのFMと、アンテナのFMを切り替えて聞き比べて
おりますが、これほど音の差がでるとは思いませんでした。

ミニローカルFM局も、結構楽しいです。
今度は、もっと良いFMチューナを
購入しても良いかなと考えております。

560元放送局エンジニア:2007/06/19(火) 17:22:51 HOST:i125-205-53-174.s10.a025.ap.plala.or.jp
故障品(デジタル表示しない)のTU−D707を安価で入手(2台目)しました。
アナログ部分は問題なく、調整の結果、正常に、高感度で受信出来ています。 
周波数ロック機能がありませんが、36時間後でも、センターメータに変化はなく、
周波数の「ズレ」は、ほとんどありません。 ただ、音質が「いまいち」です。

低音域の「出」が少ないので、電源回路の出力(±13V)に、2200μ25Vの
電解コンデンサーを、それぞれに2個ハンダ付けしたところ、他のD707と同等の
音質となりました。 SANSUIのオリジナルは100μ50Vですが、これでは、
低音域は出ません。 電源回路を、軽く考えては、いけません。 「展覧会の絵」の
重低音がよく聴こえるようになりました。 皆さんにも、電解コンデンサーの追加を、
お勧めいたします。 デジタル表示部分の故障は、簡単には直りそうに、ありません。

561ST-S8:2007/06/20(水) 10:12:36 HOST:proxy7.ics.ntts.co.jp
無線家さん、
CATVとアンテナの音質差とは雑音レベル以外の要素もあった
ということでしょうか?
ところで、ウチではケーブル張替えまでは、CATVの乗ってくる
雑音とST−S8の同期ずれによる雑音の複合事象であるとほぼ
断定していたのですが、ST−S8にSTBのVHFを供給すると
同期ずれの状態でも、XR55のFMをしのぐ音(広がり感と帯域感)
がするではないですか!といっても音楽を楽しむ観点からは大差ない
です。

562無線家:2007/06/21(木) 23:39:38 HOST:FLH1Abv019.hkd.mesh.ad.jp
ST−S8さん、
>CATVとアンテナの音質差とは雑音レベル以外の要素もあった
>ということでしょうか?
雑音レベルの差というより、放送局により、信号レベルの差が結構あります。
同調時の雑音の差はCATVもアンテナも変わりません。
しかしながら、聞き比べてもはっきりわかりますが、
アンテナの方が良い音、原音に忠実な音、表現が難しいですが、
広がりのある音に聞こえます。
放送局によっては、信号が弱い場合もありますが、
それでもクオリティは、アンテナの方が良いです。
(知人も同じ感想なので、客観性はあると思います)
CATVの場合、FMは問題なく聞こえれば、
それで良いのですから、文句は言えないですね。
アンテナとの比較をしなければ、こんなものかなと思う程度でしょうね。
あと、地方のミニFM局が結構楽しいです。

563無線家:2007/06/22(金) 00:01:25 HOST:FL1-122-132-14-173.hkd.mesh.ad.jp
>デジタル表示部分の故障は、簡単には直りそうに、ありません。
LED表示まわりの、はんだクラックのような?
LEDドライバーのトランジスタ?
出すぎた推察でしたら、ごめんなさい。
修理に成功される事を祈っております。
電源回路のコンデンサ追加の件は、参考になりました。

564ST-S8:2007/06/22(金) 10:32:22 HOST:proxy7.ics.ntts.co.jp
CATV/アンテナでそのような差があるのは不思議ですね。理屈からは。
逆に、よいと思える方の高域に何か乗っていませんか?

XR55のチューナ部で、CATVとアンテナ(室内用の庭出し)で60〜62dBですが
差は分かりませんでした。XR55のFMのグレードの問題かも。
ST-S8とXR55の音質差は歴然です(帯域感/セパレーション)。
ただ、ST-S8のSpecでFMなのに〜18kHzとあるのは謎ですね。

565ST-S8:2007/06/22(金) 13:45:17 HOST:proxy7.ics.ntts.co.jp
【追伸】おっと、空中伝搬/ケーブル搬送中のマルチパスの差は
あるかも知れませんね。

566元放送局エンジニア:2007/06/22(金) 20:16:02 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
SANSUI製品のサービスマニュアルは「カスタマーセンター」に申し込めば、確か¥2,100ほどで
コピーを送ってくれます。振込先は、電話で教えてくれます。 一部分なら、FAXで送ってもらえます。
www.sansui-jpn.co.jp/sub6.html

24日(日)にSONY製「ST−SA5ES」が届きます。これでFMチューナーテストを最後にします。
どこかのサイトで、このチューナーが「パルスカウント検波」と、ありましたが、本当でしょうか??
どなたか、このチューナーの詳しい仕様書のあるサイトを、ご存知でしょうか。

TRIO、KENWOODの音質は、好みではありません。 PIONEER製も、何か性に合いません。
SONY製のチューナーは、ST−5150D、ST−J75のみ聴ける状態です。 TU−D707と
ST−SA5ESの比較が、楽しみです。 24日の深夜までには、報告いたします。

567ゆういち:2007/06/22(金) 20:33:33 HOST:ppp5975.hakata06.bbiq.jp
元放送局エンジニア 様

>TU−D707とST−SA5ESの比較が、楽しみです。

とても興味深いです。
私も以前SA5ESを所有していましたが、あまり好きな音質ではなかったので
手放してしまいました。
333ESJの方が個人的には好みの音でした。
テスト結果を楽しみにしております。

568無線家:2007/06/22(金) 23:18:44 HOST:FL1-122-132-16-25.hkd.mesh.ad.jp
SA5ESと333ESJは、以前、私も両方もっていました。
作りからして333ESJの方が、かなりグレードが高いです。
両方とも手放したので今は持っておりませんが、
私も333ESJの音の方が良いと思いました。

今使用しているチューナーは、FMはイマイチなので、
ここの掲示を参考にさせていただいて、
FM専用のアンテナを活かすためにも、
もっと良いチューナーを入手しようと思っております。

元放送局エンジニア様の比較結果が楽しみです。

569S:2007/06/23(土) 20:31:08 HOST:h208100.ppp.asahi-net.or.jp
元放送局エンジニア様

ST-JX8 と ST-J75 の音質の差はどのような感じですか?
教えてください。

現在 SONY 333ESG と パイオニア F-717が手元にあります。

SONYのESシリーズではESGが一番音質がよいとどこかのHPで情報がありました。

音質の良さはESGの方が好みですがF−717の方が機械として調子がよいです。
でもあまり変わらないですが、微妙な差はあります。

少しピアノ音等で音が歪む件ですが、所持したチューナ多分全てに発生しました。

NHKに連絡したら調べてくれるようです(放送としては問題なしということのようです)。

570無線家:2007/06/24(日) 15:06:04 HOST:FLH1Adt051.hkd.mesh.ad.jp
333ESGは、
「バブル真っ直中の機種のせいか、音を作りすぎる感じ」で
ESシリーズでは受信した音に関しては最下位。という意見もあります。
その後のESA、ESJは、良いようです。
あくまで、それぞれの感想意見ですが、判断に迷うんですよね。

でも、SonyのESシリーズは、素晴らしいと思います。
こんなグレードの高い製品は出てこないなぁ。

571元放送局エンジニア:2007/06/24(日) 15:11:13 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
Sさん。のご質問ですが、ST−J75は、他のチューナーと比較すると、一枚紙がめくれたような
明瞭度の高い、キレの良い、低音域も伸びた、すばらしい音ですが、全体的に、「にぎやか」です。
ポップス、ジャズ系には最適のチューナーですが、クラシックの長時間リスニングには向かないかも
しれません。

ST−JX8は「落ち着いた、おとなしい」音ですが、J75と比較すると「がっくり」します。
ST−J75の定価はJX8(\7万)より\5,000安いですが、これはケースの構造代のように
思います。 ST−5150Dと同等程度の音です。 従来からのソニーの音です。

TU−D707とST−SA5ESの比較ですが、SA5ESの仕様では15Hz〜15KHz
となっていて、低音域の「出」は、すばらしいです。 TU−D707と同程度です。 しかし
肝心の中音域、高音域の「張り」「伸び」「力強さ」がありません。 肉声、楽器の分離度は、
他のチューナーよりは、はるかに、すぐれていますので、初めて聴いた方には、すばらしい音と
感じると思われます。 TU−D707では、肉声が楽器よりも表に出ますが、SA5ESでは
肉声が楽器に埋もれてしまいます。 SA5ESは楽器の種類も、あまり聴こえません。

「展覧会の絵」のシンバル音、管楽器など、比較になりません。 ST−J75の方が良いです。

古楽器演奏の「オワゾリール」ブランデンブルク協奏曲など「バロック」演奏の録音は、近接の
マイク録音で、楽器の明瞭度、定位がしっかりしていて、試聴に向いています。

TU−D707が100点なら、SA5ESは92点位です。 SA5ESでの録音は、したく
ないです。 「バロック」「室内楽」など、TU−D707は、すばらしい音質です。

572元放送局エンジニア:2007/06/24(日) 15:28:22 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
SONYのST−S333ESGは設計(製造?)のミスで、初期故障が発生します。
電解コンデンサーの不良ですが、左右が同時に故障(断線状態=音が出ない)する場合
(わたしの場合、¥50ほどの部品代に、修理代金\8,000ほどでした)が、あります。
これ以後ソニー製品の購入(新品)は、していません。(ソニータイマーでしょうか?)
VTR、DAT関連などは、もっとひどいですが。

ST−SA5ESが、思ったよりもNGでしたのでST−S333ESJを入手します。
水曜日には届くと思われます。

573S:2007/06/24(日) 15:58:47 HOST:m024139.ppp.asahi-net.or.jp
元放送局エンジニア様

パイオニア F−777が人気があるようです。
機会がありましたら試してみて教えてください。

また、ケンウッドの KT−1000D,KT−2020、KT−1010F、
KT−880F等を試したことがありましたら、教えてください。

574S:2007/06/24(日) 16:03:28 HOST:m024139.ppp.asahi-net.or.jp
>>573

ケンウッドの KT−1000D → KT1100Dでした。

575元放送局エンジニア:2007/06/24(日) 16:17:55 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
TRIOのKT−880Fは手元に10日程しか滞在しませんでした。 ST−J75とは
比較にならない機種です。 普通のチューナーです。 

ST−SA5ESの良さは、低音域の音の「やわらかさ」です。 雲や綿のような「ふんわり」
とした感じの独特の音質です。 もう少し、中・高音域の「伸び」があれば、すばらしいです。

TU−D707の低音域は「力強さ」です。 これは、電源の電流供給能力によると思われます。
低い音は、長時間の電力が必要ですので、電源が弱いと「ドスン」といった音が「ストン」と、
なってしまいます。 電源の出口の電解コンデンサーは、最低でも1000μは、ほしいです。

576元放送局エンジニア:2007/06/24(日) 17:54:49 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
ST−SA5ESですが、6時間ほどエージング後では、少し状態が変わります。
音の「伸び」が良くなりました。 「力強さ」は、ありません。肉声の分離も、
良くなりました。 「ピアノ」は頭打ちもなく、「のびのび」しています。
もう少し、いろいろ聴いて見ます。 ST−S333ESJとは、中身の基板を
(よく似ているとの報告がありますので)比べてみます。

577ゆういち:2007/06/24(日) 21:08:19 HOST:ppp2867.hakata06.bbiq.jp
元放送局エンジニア様

>SONYのST−S333ESGは設計(製造?)のミスで、初期故障が発生します。
電解コンデンサーの不良ですが、左右が同時に故障(断線状態=音が出ない)する場合
(わたしの場合、¥50ほどの部品代に、修理代金\8,000ほどでした)が、あります。

私の333ESJがまさにその状態です(^_^;)
これはこのシリーズの持病みたいなものみたいですね。
修理、そんなにかかるんですね、どうしよう・・・。

578S:2007/06/24(日) 21:46:33 HOST:m024171.ppp.asahi-net.or.jp
当方の若干の不具合はRCAジャック(出力部分)に接触不良が発生する場合があるということです。
電子回路は一応問題ないようです。RCAジャックはきゃしゃな取付け方法で基盤に取り付けてあるよう感じました。

また、修理代金\8,000ほどでしたとはほとんどが技術料でしょうか?各種の調整をやってもらえたのでしょうか?

333ESGと717とを聴き比べましたが、さほど差がないと感じた場合とやっぱりこっちと感じた場合とありました。
ダイレクトコンパレーターICというものを両者使用しており同じICのようです。

最後は愛着がわくかどうかでしょうか!
( 使用するアンプやスピーカにより評価が変わるし、差がわからないアンプやスピーカもあると思います )

579ゆういち:2007/06/24(日) 22:17:32 HOST:ppp2867.hakata06.bbiq.jp
S様

私も717とESG所有しております。
どちらも受信に関しては当方の環境では問題無いです。
音は717は地味ながらも質感を良く出し、耳あたりの良いものです。
ESGは高音控えめで、どちらかと言えば中低域重視のいわゆるアダルトサウンドかと
思います。
後のESAはそれとは対象的なニュートラルな音に変わっていました。
ESJはさらに繊細さが増し、AMステレオに対応ですね。
いづれにしてもこの当時のチューナーは熟成期に入っていて完成度は高いと思います。
F-777は聴いたことないですが、評判はいいですよね。

580元放送局エンジニア:2007/06/24(日) 23:47:37 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
感度のF−777、音質のSA5ES、との書き込みもあります。 パイオニア製品の音は、
アンプ、SPなど、好みではありませんので、(まだまだ高額でもありますし)入手の予定は
ありません。 ST−S333ESJを最後にします。 TU−D707の修理もあります。

他では、TU−D707の評価を見ません。 あまり売れなかったのでしょうか? 黙って
使っていて、内緒なのでしょううか? 表示部分の故障があまりに多く、不人気だったのかも
しれません。 奥行き、高さ、が大きく、ラックなどに収まらないのが困りものです。

581元放送局エンジニア:2007/06/25(月) 00:10:54 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
ST−S333ESGの修理代、車でサービスセンターに持ち込んで、この代金ですので、自宅まで
取りに来ると、\10,000 以上になるかもしれません。 この機器の「定番」の故障なので文句を言え
ば、少しは安くなるかもしれません。 同じ故障が3度続き、猛烈に抗議したら無料になったことが
ありますよ。 いずれにしても、1990年以降からのソニー製品はダメです。

AV機器は全て「三菱」製です。 地上デジタルも、あえて三菱製「ブラウン管32インチ」です。
ビクターが始めた「安いVHSテープでSVHS並みの録画の出来る」機能、3次元ノイズ除去機能
など、VTRも故障知らずで、高性能(全て(メカも)プリント基板上に組み立ててある)最新の
三菱「Super Winder」シリーズが3台です。 (オークションで、¥3千〜¥4千)

582ゆういち:2007/06/25(月) 00:13:59 HOST:ppp2867.hakata06.bbiq.jp
F-777はオークションでもとても手が出ない価格なので、
私も入手出来ないでいます。
音はたぶんパイオニアらしい中庸を行くものでしょう。
TU-D707は人気機種ですよ。
オークションでも程度の良いものはいい値が付きます。
また長岡氏の話題で申し訳ないですが、氏も当時高く評価しており、
マニア羨望の機種ですね。

正直欲しい。

583元放送局エンジニア:2007/06/26(火) 13:09:25 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
SONY製ST−S333ESJが届きました。接続直後に聴こえた音から、SA5ESよりも
相当に高域が伸びた音質だと感じました。ST−SA5ESよりは「ベスト・バイ」でしょう。

今まで聴いてきたチューナーでの中では、ダントツです。繊細で、低音域まで再現されています。

古楽器演奏の「オワゾリール」CD、モーツァルト「フルートとハープのための協奏曲」の試聴
普通のアンプ、SPなどで聴くと、フルートとハープしか聴こえませんが、弦楽器演奏もあり、
1120FやTU−D707では、多く聴こえます。フルートの「管」に共振した、太い音など
が十分伝わってきますが、ST−S333ESJは、弦楽器、共振音が聴こえません。

TU−D707が100点なら、94点ほどです。 楽器のふくよかな音、余韻、弦楽器の倍音
打楽器の重低音など、TU−D707は、大変によく再現されます。

トランペット、シンバル、ティンパニー、トライアングル、などの音が、実際の音と同様に聴こ
えるTU−D707は、やはり、最高です。 時間をかけて、ピアノの音を、比べてみます。

この機種のブロック・ダイヤグラムにある「等価量可変型郡遅延等価器」回路の、マニュアルで
調整する微妙な調整で、この「音質」が生まれていると思われます。
www.audio-heritage.jp/SANSUI/tuner/tu-d707.html

チューナーの入手は、これを最後にいたします。 内部のプリント基板などの比較を、したいと
思います。(ST−SA5ESとST−S333ESJ)

584元放送局エンジニア:2007/06/26(火) 14:24:01 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
ST−S333ESJとST−SA5ESの内部写真を「ヤフーオークションにアップ
いたしました。(現在、出品料金=無料)7日間に設定しましたが、すぐに削除される
かもしれません。 早めに、ご覧下さい。 うわさの通り、ほとんど同じです。

落札(1円)しないで下さい。みなさんが見れなくなりますので!
page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m41719106
page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w8451680

585元放送局エンジニア:2007/06/26(火) 15:38:27 HOST:i125-205-54-19.s10.a025.ap.plala.or.jp
再度、3機種を切り換えて聴き比べました。 ST−SA5ESはST−S333ESJの縮小版のような音
です。低音域、高音域の伸びが、あまり感じられません。 ST−S333ESJは、低音域、高音域ともに
よく伸びた音ですが、何か表面だけの音で、深みがありません。 余韻というか、残響というか、物足りない
人工的な音です。 TU−D707は、すべての帯域で、楽器の余韻、残響、伸び、力強さがあります。

SA5ESとS333ESJは、FMの回路はほとんど同じで、部品(コンデンサーなど)が異なるだけの様
です。アース(グラウンド)ラインに銅製の板で、電源補強がされています。(中央付近)

フロントパネルの操作盤との接続が、プリント基板に(S333ESJ)になっています。 S333ESJ
が、お買い得です。 しばらくの間、S333ESJは、滞在予定です。 SA5ESは「サヨナラ」です。




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