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修理先

1名無しさん:2005/04/29(金) 01:05:26 HOST:server12.janis.or.jp
年代ものの古い機器の修理先を教えてください。
たとえばチューナーはここ、アンプは、SPはとか、チューブ関係はここ
とか
今後の中古を買うときに参考にしたいのです。
宜しくお願いします

26マリオ:2006/04/13(木) 19:05:24 HOST:pl163.nas923.kanazawa.nttpc.ne.jp
テクニクスが現物も見ないで修理拒否してきたカラクリがわかってきた気がします。

27アナログLP:2006/04/13(木) 20:47:14 HOST:196251078203user.viplt.ne.jp
ビンてーじ好きさん
>客は馬鹿が多いので、メーカーを信頼しきって、任せているが実情はこんなもの

客はばかが多いのですか。そんなに多いですか。
メーカーに修理を依頼した私もばかですね。

28メンテ係:2006/04/13(木) 22:36:30 HOST:z23.61-45-14.ppp.wakwak.ne.jp
 うぅん、書いておられるのとは、実際はちょっと違うんですがね。
 メーカーで修理するときは当然純正部品を使います。
 大変なのはその部品のストックでして、使う可能性が無きに等しくても一定量をストック
しておく必要があります。
また、2〜3年で部品が劣化するので、非常に高い調達コストで少量の部品を手配します。
 汎用品ならまだしも、磁気ヘッドとかの専用部品は製造ラインごと保管しています。
 ラインが稼動するのは、年に数時間なんですがね。
 正直なところ、純正部品さえあれば、修理にはたいした技術は要りません。
 怪しいところはすべて交換しますから。
 で、メーカー本体ですべての部品在庫管理、製造ライン管理、修理をするのは困難
なので、ジャンルごとに別会社で、代行してもらっています。
 で、ヒット商品、高額商品は、ある程度長期にわたって部品を保有していますが、
 そうでないのは、法定期限を越えた次の棚卸でばっさりと処分するのが実情です。
 その結果、後継機種の部品が流用できない、部品ストックが無い機種は、型番を聞
いただけで修理不能となります。
 ある程度適合する部品を使って、技術力で修理することは、メーカーでなければ、
できますが、メーカーがそれをやってしまうと、責任問題にもなりますので。

 これは、オーディオに限らず、車でもコンピュータでも同じでしょうけどね。

29メンテ係:2006/04/13(木) 23:23:06 HOST:z23.61-45-14.ppp.wakwak.ne.jp
 誤解を招いてはいけないので追記します。
 修理作業を外部に委託していても、動作チェック、特性チェック等はちゃんとやっていますから
ご安心を。実作業を誰がやったとしても、責任はメーカーで負っていますから。

 それと、疑問なんですが「修理の外部委託」って悪いことなんですかねぇ。
 特に隠してやってるわけでもないし、オフィスの派遣社員の方に仕事頼むのと同じようなもんだ
と思うんですが・・・
 技術力といっても、開発系は技術力勝負でしょうけど、生産ラインで個人の技術に頼ってた日に
は、安定した製品ができませんて。誰がやっても同じ性能を出すラインを作るのも技術ですけどね。

30Moon:2006/04/13(木) 23:33:13 HOST:i125-203-20-144.s02.a001.ap.plala.or.jp
 私は地元LUXMANの修理サービスの方と20年来のつきあいですが
メンテ係さんの言うとおり、古い機種は純正部品がなくてそれを探し出すのが一仕事
既に生産終了のADプレーヤー2機種(PD300,PD310)、数か月かかって修理完了しました
各センターの在庫部品はなく、最後に秋葉原で流用できる部品を当たってくれました
更にPD300では、流用部品の規格が完全には一致せず、回路を変更したそうで
修理後6か月間の保証も、他のセンターでのサービスは受けられませんよとのこと
それなりの費用はかかりましたが、30年近く使用して未だバキュームを含めて完全稼働中、その技術者魂には感服します

アンプのL-540も、アナログ回路は上位機種と同等、ボリウムだけがプアーなのを交換していただいたり
この方とのつきあいでは、修理ばかりでなく機器のチェックや果てはオーディオ談義、他メーカーの使用部品のことにまで及び
このようなメーカーとつきあえること自体が嬉しくなります。

 この世界、ビンてーじ好きさん程、擦れた世界でもないという一例。

31Moon:2006/04/13(木) 23:35:58 HOST:i125-203-20-144.s02.a001.ap.plala.or.jp
失礼しました、訂正です。
ビンてーじ好きさんの話程には、擦れた世界でもないという一例。

32ひまじん:2006/04/13(木) 23:35:59 HOST:softbank220009068091.bbtec.net
どこで誰が修理しようと、オリジナルの性能が出ていれば問題ないと思います。
ただ、代替部品を使うと音色まで変化してしまうことはないのでしょうか。

33Moon:2006/04/13(木) 23:48:09 HOST:i125-203-20-144.s02.a001.ap.plala.or.jp
DENONアンプで石を交換したことがありますが、音色もヒートアップの時間も特性自体大幅に変化しました。
アル評論家の「時間が経つと石も劣化するので、メンテとして自分は石も換える」というS誌での発言を鵜呑みにした結果ですが
アンプは音の練り上げが振り出しに戻ってしまうのでしょうね、二度とやりたくない失敗です。
いらい、評論家不信、雑誌購読を中止しています。

 一方、アナログプレーヤーは、回転制御が命
水晶発信器と回転制御ICの組み合わせが一般的で、これを製品型番毎にロット生産するらしく
生産量の少ない機種の場合は、他メーカーの同等ランクと同一部品を使用したりと
メーカー同氏の連携も有るようで、現在は共通部品ストックが国内の何処にあるか探し出すのが一仕事ということです
ちなみに、MICROsLUXMANは似たような規格のプレーヤーでも、部品は全く別物なんだそうです。

34ビンてーじ好き:2006/04/14(金) 08:56:10 HOST:p6e05d1.tokynt01.ap.so-net.ne.jp
少しばかり暴言が過ぎたようです・・・・。(謝)

私の言いたかった事は、腕の良い修理業者(元メーカー技術者で年ほぼ金世代)
の方々が有している、オーディオ全盛期〜現在に至る知識&経験が正当な評価を
されることなく、消え去ろうとしている状況です。

オーディオ全盛期には、少しでも特徴を出そうと、特殊部品まで別注し、差別化を
図り、音質追求していたのは事実。デジタルに移行してから、均一化され
然程高額でないものでもそこそこの音を出せるようになったものの、微妙な音の
世界では、未だに昔の音を大切にしている方々も多いように思います。
(確かにiPODは便利です!)

カラーテレビが普及して、価格が暴落するのと同じ理屈なのでしょうけど、
音の世界は、趣味性、芸術性(←ソフト面)が強く、デジタル化がこれだけ進んでも
好きな音は千差万別、機材に関しても同様だと思うのです。今のメーカーにとって
オーディオはドル箱ではない(????)。

二十年前の製品のメンテナンスに対して、メーカー責任を押し付けていたら
メーカーなんて全て廃業でしょう。賞味期限、保障期限があるので、そこまで
図々しくは申せません。

しかし、回路図、理論、特性などを経験上把握し、名機を蘇らせる力量の
技術者が少なくなり、折角の名機がゴミと化していくのはどうかと・・・。

資本主義の理屈ではマーケット縮小、人件費の高騰により切り捨てられる
マイナー技術者という位置づけで良いのかということが、疑問に思うこの頃なのです。
(責任の無い評論家は、高給&賄賂漬???)

不快に思われた方々、本当に御免なさい。もう書きません。

35アナログLP:2006/04/14(金) 09:32:59 HOST:113206147058user.viplt.ne.jp
「ことば」ってむずかしいですね。
人によってどのような受け止め(解釈)方でもできますから。
 それにしても自由主義、資本主義、アメリカ型主義の洗脳のおかげで
オーディオを含めておかしな?世の中になっているのは事実。
 古来の日本民族的な素晴らしい手法を壊さないでほしい。そうじゃないととんでもない日本になります。
 もうなっているか・・・・・・・。

3638cm:2006/04/14(金) 12:56:40 HOST:ZL016043.ppp.dion.ne.jp
>法定期限を越えた次の棚卸でばっさりと処分するのが実情
現実問題として、在庫に税金をかける自民党税調には反対なのですが、メーカーが潰れてしまっても困るのでなんとも言えません。
個人的には、オリジナルなものより時代は進み・進歩してることもあるでしょうから、よりグレードの高いメインテナンスを望みます。金は出します・・・?。(どう価格程度まで-10万の価格に対して、修理代10万の意味)

37アナログLP:2006/04/14(金) 16:47:05 HOST:066209211203user.viplt.ne.jp
マッキンのアンプをエレクトリ以外で丁寧に修理してくださるところありましたら教えてください

38SANDA:2006/04/15(土) 00:49:23 HOST:60-56-74-185.eonet.ne.jp
「アナログLP」さん 、「http://www.eonet.ne.jp/~audio/」に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

39アナログLP:2006/04/15(土) 06:42:42 HOST:176189211203user.viplt.ne.jp
ありがとうございます。
早速問い合わせてみます。

40ニッポンバシのヌシ:2006/04/15(土) 06:54:21 HOST:p57b9b7.narant01.ap.so-net.ne.jp
いつもは買わないアナログ誌だが、便利な修理先が羅列してあった
ので、このたびは購入した。九州のエイブルか、、、、

41:2006/05/18(木) 18:44:48 HOST:i125-202-64-61.s02.a020.ap.plala.or.jp
ビンてーじ好き様

消え去ろうとしています。

其のとうりだと思います。
団塊の世代が続々退職を始めました。
メンテ技術のある方もメーカーから追い出されています。
ビンテージ、それに近いものは購入しても不安です。
ですが古いものの中に今には無い魅力に輝いた機器が沢山あります。

どうしたらよいでしょうか。
私も困っていましたが此のままではオーデイオが向上しません。
メーカーが出来なければ捜すしかありません。
さりとて高額な修理代はお断りです。

一生懸命捜せば世の中にはいるものです。
SPの修理オジサンは見つかりました。
早速頼みましたが一人なので本当に安くて助かりました。
その後偶然今度は家の近くにメーカーのアンプメンテ専門のOBさんに知り会い(ネコと暮らしてる)
またまた直に修理依頼しました。
これも信じられない位の修理代でした。(此の方を今お助けマンと呼んでます)

どこの町にもこのような方が一人位いると思います。
これからも少しずつ必ず増えてきます。
皆様も嘆いてばかりいずコマメに捜してオーデイオライフしましょう。

42:2006/05/18(木) 23:11:44 HOST:i125-202-64-61.s02.a020.ap.plala.or.jp
因みにスピーカーは振動板清掃2本で5000円
アンプはULを3結にしていただき4000円でした。

43センタポンチ:2008/11/05(水) 00:26:56 HOST:i1094053.icntv.ne.jp
>21
>サンスイから独立したとか・・・・・HPでは立派なこといっているが
>不親切極まりない対応・・・・・・・大島

ここにオーバーホールを依頼すると、
スピーカリレーの接点の接点は
『聞かなかったから』と言ってノーチェックです。
結局自分で清掃しました。

44センタポンチ:2008/11/05(水) 00:30:35 HOST:i1094053.icntv.ne.jp
接点の接点→(可動)切片の接点でした。

45昔の電波少年:2008/11/05(水) 19:45:04 HOST:p3011-ipbfp901osakakita.osaka.ocn.ne.jp
メーカーで生き残ってるところは少ないですね。
ラックスは経営が変わり別会社みたいですし。
テクニクスは事業部がないし。

そこで、古くからあるオーディオショップに相談されてはと思います。
それなりにルートを知っているはずです。
でも、河口無線は経営が変わりチョット難しいかもしれません。

46昔の電波少年:2008/11/05(水) 19:45:01 HOST:p3011-ipbfp901osakakita.osaka.ocn.ne.jp
メーカーで生き残ってるところは少ないですね。
ラックスは経営が変わり別会社みたいですし。
テクニクスは事業部がないし。

そこで、古くからあるオーディオショップに相談されてはと思います。
それなりにルートを知っているはずです。
でも、河口無線は経営が変わりチョット難しいかもしれません。

47Ⅲ-LZ:2013/02/02(土) 15:05:10 HOST:server121.janis.or.jp
修理はメーカーに断られた方用に必ず治せる方が居るようです。
その方の腕が良か悪いかは賭け的なところがあり非常に難しいです。
たまたま善い人に当たった為に私は満足しております。
これは同じ機械でも故障個所も関係してくるので一概には答えられませんが
回り合わせ的だなーとおもっています。

49いいものはいい:2013/04/10(水) 09:17:16 HOST:91.36.209.233
わたしもビンテージ派かも。
ですからヤフオクでジャンクを狙っています。狙うのはその時代ごとでエポックメーキングなモデルです。
評論家諸氏の評価でなく自分が当時感じた製品を直します。
修理にはもちろん技術がいります。一般部品ならいまでも入手可能ですが専用ICだったら大変です。
そういう場合は、同じジャンクをさがします。
いま気に入ってるのはSONYのレコードプレーヤーPS−Xシリーズのバイオトレーサーです。
アームが電子的にダンピングかけられていてオイルダンプアームよりすごい。
おなじカートリッジの低域がのびて高音が澄んできた。
修理するには、回路図もいります。不良解析作業がおもしろいです。
解析がおわると製品の設計思想がどことなくわかります。
おなじ故障モデルがくると、同じような箇所の故障のときある、傾向不良ですな。
長年使った製品でも、毎日使ったような形跡がありません。使用頻度は高くないので修理すればまた長く使えます。
やぱっぱり、いいものはいいです

50いいものはいい:2013/05/05(日) 09:21:35 HOST:91.36.133.44
私もいまは趣味として、エポックメーキングなモデルだけを修理します。
半田の経年変化は、あります。その多くの問題は実装技術が問題です。
パワーTrjは発熱しますので、その金属足は伸縮します。これが長い年月間の繰り返しで半田したところにクラックが入ります。
こういうのは、結構おおいです。ReVoxのB225のパワーTRもそうでした。
目で見るだけではよくわかりません、でも経験を踏むとそのクラックは見つけらレル事があります。

51球冷:2013/05/05(日) 11:47:32 HOST:softbank220010227134.bbtec.net
3年もすると半田で保持したパワー部は浮いてくる
音も悪くなる powerも出なくなる
半田は銅の5倍以上の抵抗
だからTO3のソケットが良いとされる

せめてからげ配線 だがメンテ性がが悪くなる
ねじ止め 圧着端子に留めれば良いのだが見たこと無い

52前期:2013/05/05(日) 13:58:04 HOST:h220-215-132-031.catv02.itscom.jp
球アンプの半田も熱で駄目になりますね。
半田吸引器で古いものを吸い取って新たに付け直すのがいいようです。
最近の鉛抜きの半田はやりにくそうですね。小生は千住の古い半田を
買いだめしてありますので閻魔大王と面会するまで大丈夫そうです!?

53SAT-IN:2013/05/05(日) 14:42:52 HOST:s800022.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
自分はカラゲ配線、やらないですね。
決めうちする自信がなくて、つい後で外すことを念頭に入れてしまいます。

54RW-2:2013/05/05(日) 16:19:29 HOST:24.223.1.110.ap.yournet.ne.jp
拙者はハンダ無しでも完全動作するほどカラゲてからハンダ。ハンダは線脈が判る程度に
少量ですね。NF素子やフィルター用の素子は決定まではチョン付けかワニ口クリップで
検討します。

基板の場合でも脚はなるべく切らずに脚同士カラゲます。基板ホール部にもハンダは
流しますが、素子がぐらつかないよう補強的な意味もあります。

55球冷:2013/05/05(日) 18:46:15 HOST:softbank220010227134.bbtec.net
p板に半田で 裏打ちすると最低の音になる
球のアンプはチョン付けでも良いでしょうが
長期的にはからげでしょうね。

出力管回りと SP配線はからげ必須
どんなSPコード使っても意味ない気がする
今は SPコードはオルトの銀メッキ
以前はドイツ製の廉価な銀メッキ線があったが良い音しました。

56くろねき:2013/05/06(月) 00:19:45 HOST:wb92proxy08.ezweb.ne.jp
皆さんこんばんは。

うちにあるケンウッドKA-5010は、
パワートランジスタの実装方法が
ちょっと変わっています。

今風の、基板に直に半田付けする方法と、
昔のTO-3メタルキャン・タイプにあったような、
ワイヤーの先に付けたコネクターに
差し込むタイプの折衷のような方法で、
パワーアンプ基板の端から、短いフィーダー線が
上に放物線を描いて立ち上がっていて、
その先のドーター・ボードとも呼べないような豆基板で、
半田付けで接続してあるんです。

振動をアイソレートするための構造のようですが、
豆基板の周りは風通しが良さそう。
半田部分の放熱にも有利?

この構造、どうも5010と姉妹機KA-7010(懐古録参照)だけの採用のようで、
その後の後継機は一般的な基板直付けになっているようです。

57いいものはいい:2013/05/06(月) 20:56:15 HOST:91.36.152.252
個人製作品なら問題ないですが、メーカー品は、まさにコストとの戦いです。
それを裏うちするのが実装技術です、むかしはやったワイヤーラッピングはもう見かけません。
Trソケットなぞは、もう古い機種にしかつかわれていません。
ふるいモデルでちょっとびっくりしたのは、ラッ○○マンの有名なもでるの実装がまるでアマチュアレベルでした。
故障したところも其の箇所からでした、でも概観のデザインやレバースイッチの感触はとても心地よいものです。
1960〜1978年ころは、電気メーカー各社の技術レベルは相当に差があります。

58もけ:2013/08/24(土) 09:44:19 HOST:125-31-103-35.ppp.bbiq.jp
はじめまして、
かつて、3社の個人修理業者に依頼しましたが価格で選んだ為かどれも納得のいく結果とはなりませんでした。
早い話、音が出るようになれば修理完了となっていたようです。
今では自分で納得のいく修理(良い音がする)ができるようになりましたので下記の修理工程を行う修理先を探されるのが良いと思います。
アンプでは
①セレクター、スイッチの分解清掃及び酸化防止の処理を行っているか(音質改善効果が非常に高いのに駄目な業者は手間がかかるのでやらない、
  分解せずに接点クリーナーを塗布しセルフクリーニングできれいになるなどと言う)。
②左右チャンネルが同じ部品で修理してあるか。(トランジスターの型番が左右で異なる修理を行っている業者は音質のことは考えていない)。
③むやみに音響用の電解コンデンサーをかえてしまう(サンスイなどのアンプは音響用電解コンデンサーで音質調整してある事を無視している)。
CDプレーヤーでは
①ピックアップの交換と調整のみでサーボ関連の電解コンデンサーなどの部品交換を行わない(電力消費の少ない新品のピックアップを奢ってもサーボの電力供給
  が落ちている為に新品の時より早く故障する)。
以上のことは修理時に確認されたら宜しいかとおもいます。
大手家電量販店に持ち込む際は気をつけたほうが良いです、過去にデノンのサービスに修理を依頼したつもりが個人の修理業者によって修理されて返って来たことがありました。

59SAT-IN:2013/08/24(土) 17:13:20 HOST:s958151.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
オーディオ製品を修理に出した経験がなくても大体は想像つきます。
隔靴掻痒ですね。

60くろねき:2013/08/24(土) 17:51:02 HOST:wb92proxy02.ezweb.ne.jp
皆さんこんばんは。


☆もけさん☆
はじめまして。

スイッチやVR類は分解が困難なものもあり、
そういったスイッチ類で代替品が入手できないような場合は、
接点クリーナー処理も致し方ないのでは、と思います。

それに「下手な分解」は接点クリーナー処理よりももっとたちが悪いでしょう。
そういう意味では「下手な分解」しかできないなら開業するな、
という話になるのでしょうが。


音声回路のコンデンサーについても同様で、
状態に問題無ければ存置でも良いのでしょうが、
他スレでも指摘があるように絶縁値が著しく悪化しているケースが多くあり、
そういう場合はたとえ同一銘柄でなくても
交換したほうがトラブル予防の点でも望ましいようです。

ただ交換する場合、生産が継続されているか
性能が維持されているストックがある場合は同一銘柄とし、
生産が終了しストックも無い場合は後継の改良型にしたり、
音質的に近いものを探す、といった配慮が望ましいのでしょうね。

61RW-2:2013/08/25(日) 12:48:00 HOST:24.223.1.110.ap.yournet.ne.jp
機械の故障修理で悩まずにすむ方法は2つあります。

1 骨董モノ、貴重モノ、高価品は使わない。手当に大枚吹っ飛びます。
  壊れたら新製品に即刻買い替えられる程度の機械が宜しい。

2 自分で修理できないモノは使わない。入り組んだ筐体、専用素子専用
  OPアンプ使用、複雑怪奇な回路構成。そのような機械を選ばない。

62SAT-IN:2013/08/25(日) 17:37:34 HOST:s643142.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp
①の貴重モノ、高価モノに該当しないだけの厄介モノに手を出して苦労しました。
無知ゆえ故障品に何万も出してしまうと、しょうがないんです、後に引けないんです。
捨てられない、売れない、諦められない。
苦しみを楽しみに変えるために踊るのです。(省)

63RW-2:2013/10/19(土) 14:20:25 HOST:24.223.1.110.ap.yournet.ne.jp
昨今、魅力ある製品がなくなりますと、いにしえの銘機なる機械のジャンクを格安で
入手してレストアを謀る輩が多くなります。拙者もその一人であります。

しっかしその修復の仕方がまたテキトーな輩も多いようです。
ガリが出るからとやみくもに接点復活材を注入したり、ボリュームを分解して磨いたり、
えいや〜と交換に走ったり・・・。そんなことをしても治りません。単電源の回路ですと
初動ノイズが発生しますし、カップリングにケミコンを使っている場合は絶縁値が回復
するまでガリが出るのです。信号路をフィルムコンに置き換えますと止まります。

ケミコンをやたらめったら交換しているケースも見受けられます。曰く、経年変化で
容量が30%増しになっていたので交換と・・・。不良になって増えたのではなくて、最初
から減るのを見込んで多めに積め込んでいるのです。それが減っていませんし、絶縁値が
まともであれば交換する必要はありません。スピーカーネットワークであれば容量は
厳密に管理しなければなりませんが、アンプのデカップリングやパスコンであれば10〜30%の
違いや左右の差など、スピーカーユニットの個の差に比すれば大した問題ではありません。

高級アンプでもケミコンを鉢合わせとして無極性として使っているアンプも数多く見られます。
才気走ってここを安易にバイポーラケミコンに交換している例を見ました。なぜ有極を無極性
化したのかを考える必要があります。回路図的には等価であっても挙動や音は変わります。

64777:2021/03/03(水) 15:09:15 HOST:softbank126225118226.bbtec.net
QUAD ESLスピーカーの修理で定評あったサウンドポイント55 の三村さんは 2019年 5月に亡くなられたそうです。
ご冥福をお祈り致します。
代わりの修理店を探していたらここを見つけました:

STAX ・ QUAD ELECTROSTATIC  LOUDSPEAKER
RESTORATION
ttp://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/index.html

2021年 2 月 4 日現在、4 件の予約があります。 (作業中 1 件)
 計 5 件の内訳は、QUAD 4 件、STAX 1件です。

内容は、4件がフルレストア、1件がユニットのみで、完了は 5 月になると思います。
また、未だ予約には至っていない、レストア内容などをご相談中のものが2件あります。
お待たせして申し訳ありませんが、ご予約順に対応しておりますのでご了承ください。

外出の機会がかなり減り、作業時間が増えたことで作業が捗っているようです。


最初にお読みいただき、ご了承いただきたい事柄

 静電型、この優れたスピーカーを少しでも永く世に残したいと思い、道楽でSTAXとQUADのレストアをしています。

 2021年2月現在のレストア実績は次のとおりで、自家用、依頼を受けてのレストア、友人に依頼してのモニター使用や譲渡、オークション出品などをしてきました。

STAX フルレストア  ESS-3A  ELS-4A  ESS-6A  ELS-6A を各一組
    ユニットのみ  ESS-6A   ELS-4A  各一組、 ESS-4Aを二組
    高圧電源装置 ESS-6A 二台

QUAD  フルレストア  ESL-63 13組  PRO-63 12 組  ESL-2805 4組  ESL-2905 1組  ESL-988 1組
    ESL-63の片ch、PRO-63の片ch
    ユニットのみ ESL-2905  ESL-2805  ESL-63  各1組

 中には、PRO-63を落札された後にESL-2805を追加で直接お譲りしたケースや、QUAD と STAX の両方のレストアをお受けしたケースが二件、ESS-4A を落札された後に追加でESS-6Aを直接お譲りしたケース、あるいは、PRO-63を落札した後、お手持ちの63のレストアをお受けしたケースなどもあります。

 ACOUSTATにつきましては、手持ちのものも含めて二組は高圧回路の修理などをしていますが、ユニットは未だ未経験です。 ユニットのレストアをご希望の場合はご相談ください。

 レストアを始めて六年ほどになりますが、全てのものが元気に鳴っていて、ご愛用いただいています。
静電型スピーカーは、音はいいのだが故障し易い、メインテナンスが高額だ、などと言われています。 私のレストアの手法は、具体的にはそれぞれのページをお読みいただくとして、出来る限り長期間、その性能が維持できるように考えた末にたどり着いたものです。
ttp://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/index.html

65777:2021/03/03(水) 15:13:31 HOST:softbank126225118226.bbtec.net
今やっている QUAD ESL の修理業者はド素人みたいですね:

思い付くまま・・・・・ひどい仕事

これはいけません。
先ずは写真をご覧ください。
この写真は、ユニットを二枚に離してフイルムの貼られた面を出し、フィルムを圧しながら写したものです。
指の周りにプツプツと、何か突起が見えます。 これは何でしょうか ?

このフイルムを剥がしてアップで写したのが下の写真です。

信号電極の裏からキノコのようなものが生えてフィルムの裏に繋がっていました。

これを見たとき、目が点になったというか、開いた口が塞がらなかったというか、兎に角びっくり仰天しました。

種明かしをしますと、これは、枠と電極の剥離を防ぐため、フィルムが貼られている状態のまま、枠と電極の間に補強のために接着剤を付けたことにより、その接着剤が流れてフィルムの内側にくっついてしまったものと想像されます。 想像と書きましたが、まずそれに間違いありません。 キノコの頭に付いている黒いものは、くっついてしまったフイルムです。 これでは、この部分のフイルムは信号どおりに動くことはできません。 この部分のフィルムは、キノコに囲まれたそれぞれの狭い面積が、あたかも個々の小さなスピーカーのように動作してしまう、と想像されます(最高に楽観的に考えた場合ですが・・・・)。

これが誰の仕事なのかは知りませんが、本当に酷い仕事です。 絶対にやってはいけない仕事です。
これがレストアを請ける業者の仕事だとしたら、絶対にこんな業者にレストアを頼んではいけません。
この個体はある方からレストアを依頼されたものですが、前回レストアから帰ってきて、わずか三か月で再びノイズが出たそうです。

枠と電極の剥離が起きていない場合、補強のために接着剤を追加し「裏打ち」をすることは否定しません。 ただし、それには次の二つの条件を満たす必要があると考えます。
まず、現在は剥離が起きていないとしても将来は必ず起きますから、剥離を防止するためにラグを増設すること。 次に、フィルムを剥がした状態で裏打ちし、接着剤がフィルム側にはみ出た部分があった場合はそれを完全に削り、平滑にしてからフィルムを貼ること、です。 更に言えば、使用する接着剤の種類にも留意すべきだと思います。 これは一概には言えませんが、オリジナルと同じようなゴム系のものは避けた方がいいと私は考えています。

レストアを依頼する場合は作業内容を十分確認し、保証内容も含めて納得の上で出してください。
ttp://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-hidoi/zakkan-hidoi.html


思い付くまま・・・・・ひどい仕事 その二

またまた遭遇してしまいました。

「ひどい仕事」で紹介したのと同じです。
今回いくらかマシなのは、「キノコ」の数が五つ「しか」ないことです。
ちょっと判りにくいので矢印を付けておきました。 奥の一つはピントが行っていないので特に判りにくいのですが、頭にフィルムの黒い破片が付いています。


今回のレストアのご依頼は、ノイズの出ているユニット一枚だけということで、ご依頼者が本体を分解し、該当ユニット一枚だけをお送りいただいたものです。 現状では他のユニットにノイズは出ていないとのことですが、このユニットと同じような状態のものがある可能性が否定できず、最悪の場合、高圧が「キノコ」を通って信号系に流れ込み、遅延回路(ネットワーク)や入力トランスを破壊するという事態もあり得ますので、知ってしまった以上、私でしたら、ノイズが出ていないからといって放置することはとてもできません。

しかし、本当にひどい仕事です。 以前、誰の仕事か判らないと書きましたが、実は判っています。 
〇〇さん、こんな仕事が重大なトラブルに繋がる可能性があることが判りませんか。 それ以前に、そもそもこんな酷い仕事をしてはいけません。

今回のユニットは、私が勝手に「黒ユニット」と呼んでいるものです。 この「黒ユニット」については、こちらをご覧ください。


と、ここまで書いて、下書きとして準備していたところで、またまた遭遇してしまったので併せてUPします。
今度は「大キノコ」です。 このユニットは、分解するまでは修理歴の無いものかな、と思っていたのですが、オリジナルの状態でこんなはずはありません。 来歴は判らないので何とも言えませんが、フィルムを貼り替えずに裏打補強したことは間違いないようです。 今回のケースでは、接着剤がそこそこ盛り上がっている部分が多くありましたが、基板とフィルムとが繋がっている部分は運良く(?)、この写真の部分だけでした。

直径約5mmと「大キノコ」で、頭に派手にフィルムが残っています。 溜息が出るような酷い仕事です。
ttp://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-hidoi2/zakkan-hidoi2.html

66777:2021/03/03(水) 16:25:31 HOST:softbank126225118226.bbtec.net
QUAD ESL63 の修理をしている業者

株式会社ロッキーインターナショナル 2020/3/10
QUAD ESLの修理に関してお知らせです。2017年より一部製品の修理受付を終了
のご連絡をしておりますが修理に関しまして完全事前予約制にさせて頂きます。
《修理受付終了製品》
・ESL57/ESL63/ESL63pro/ESL988・ESL989(ヴィンテージ含)
※上記製品は部品の廃品により修理・点検を終了しております。

《修理受付予約保留製品》
・ESL2805/ESL2905
※上記製品はオリジナルの部品は廃品になっておりますが、今日まで現行品の部品を
  代用して修理・点検を受け付けておりましたが現状メーカーからの部材供給が不安
定なため受付を保留しております。また予約に関しても受付をしておりません。予約
再開の目処が立ち次第、HP上でご連絡申し上げます。
※また部品供給の状況によっては修理受付終了にさせて頂くことがございますので何 
卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
《修理受付製品》
・ESL2812/ESL2912
※上記製品はオリジナルの部品の入荷が不安定でございます。修理・点検に関しては
    完全予約制にて受付しております。なお現状修理完了までおおよそ3ヶ月のお時間
    を頂戴しております。
ttps://www.rocky-international.co.jp/pdf/repair_ESL.pdf


サウンドボックス
QUAD ESL57,ESL63 ESL63Pro 修理受付中 
ttps://www.soundbox.co.jp/quad63repair.html

67777:2021/03/03(水) 17:02:36 HOST:softbank126225118226.bbtec.net
2012年 01月 15日
QUAD修理で判明したとんでもない新事実
ttps://dracdrac.exblog.jp/15273611/

ESL-63につきものの、ボツボツ音がするトラブルに見舞われたが、修理費用がべらぼうなので躊躇し、休眠状態になっていたが、よさそうな修理工房を見つけて、ようやく修理が終わり、後は到着を待つだけとなった。

年末ギリギリに運び込んでから約2週間と、修理期間もすごく短いし、何しろ今まで知り得なかったことをご教示頂き、かなり勉強にもなった。

将来の予防的メンテを含めての修理総額は、今ある2つの修理店の4分の1位だと思う。
ここではその修理メンテ内容の詳細はお示ししないが、2台共にカナリ細かくチェックした上で修理していただいたことだけ申し述べておくことにする。

後は到着し、エージングをしながら音の状態をレポートしていく予定だ。
何故エージングが必要かということも含め、この間において意外な、そして空恐ろしいことが明らかになった。

これを書くか書くまいか相当迷ったのだが、こういうことが闇から闇に消えて行くのは良くないと思い切った。}先ほどのことは修理が必要なボツボツ音の出る方からのもので、中を開けて見ることによって驚くべき過去の経緯が明らかになってしまった。

一方正常と思っていたほうだが、小生が音量が少し小さいと感じていた理由がハッキリした。
このSPは静岡の工房に運んだもので、ユニット3枚交換して帰ってきたものだった。

しかし中を点検チェックしてもらうと、またもやとんでもないことが発覚したのであった。
全パネルユニット4枚中、生きているのは交換してない1枚だけで、交換した3枚は死んだ状態だという。

パネルには導電塗料を塗布するのだが、それを忘れたのか、あるいは57という別の機械のものを塗布したのか、全く導電体として機能してないから音がでない状態であったらしい。
修理交換してない1枚だけが生きていて音が出ていたから、道理で音量が小さかったわけだ。

塗装しなおしし、導電リボンを交換、更に電源ユニット交換でようやく正常な状態になったらしい。
しかしこれは明らかに手術ミスであり、訴訟されても仕方がない事例である。
小生も音が少し小さいと思っただけで、通常の3分の1しか出てなかったことは気が付かなかった。
というのはのこのSPは構造上、裏側からも音が出て、ソレが混合すると、3分の1の音量なのに少しという感覚認識となってしまったからだ。
SPが4つ有るのとほぼ同じ状態で音が混合されて聴こえてくるから、両方いっぺんに聴くと、ほんの些細な事のようにしか聴こえて来なかった。

音など感覚の世界は実に恐ろしいものだ。

修理に出したもbのが、以前より悪くなって戻ってくることは、医療の世界と同じような頻度があるかも知れない。
だからユーザーはひたすら良い医者を見つけることが必要とされる。

今回そのような過去の事実があからさまになって、これで今まで漠然と抱えていたこのSPに対するマイナスイメージが現実となり、今回それに対してできる限りの手を打っていただいた。
まだ音を聞いてないが、これで30年かかってようやくまともな音に返り咲いたのではないかと期待している。

更に今回の徹底修理メンテで、過去からまとわりついてきたこのSPの亡霊たちがいなくなる禊ができたのではないかとも期待する。
そして10年以上通電されなかった、動いていないパネルが3枚あるということは、今後のエージングの楽しみもある。

目の玉が飛び出すような修理代金を請求しながら、改悪されていたという悲劇はあってはならないことだ。
輸入代理店、販売店、メンテナンスサイド、雑誌や評論はもちろん、更にはユーザー自体が知見を持つことが必要なことと改めて認識した。

今回の総点検および修理で初めて分かったことにも仰天したが、30年経ってようやくこのSPから厄が消え禊となったたような気持ちになれた。

68777:2021/03/03(水) 17:53:33 HOST:softbank126225118226.bbtec.net
思い付くまま ・・・・・ 如何なものか
まずは写真をご覧ください。
63系のユニットの写真です。
接着剤が流れ出て、枠の下まで流れて固まっています。 この写真は信号電極側を下にしてありますが、この接着剤が固まったときは上下逆になっていたはずです。 これを置いた台に接着剤が流れて固まり、バリのようになって残っています。 そして、これをそのまま使い製品にしてしまっています。 このユニットに手が加えられた様子はなく、恐らくオリジナルのままでしょう。
「維持に金がかかる ?」の項にも書いたとおり、あるスピーカー設計者の方に伺ったのですが、一般的なスピーカーを組み立てる際の接着剤にはゴム系のものが使用されているようで、水道の蛇口のようなところから接着剤を出し、それを塗布しているようです。 これをやった職人さんは、余分に付けてしまって流れた接着剤をそのままにしたようです。 さらにその後、フィルム貼り、導電剤塗布、ユニット貼り合わせ、ユニット単位の性能テスト、本体への組み付け、性能測定、など、この場所が見える段階での多くのチェックをこの状態で通してしまっているのです。
どう思われますか。
63系のユニットでは、多かれ少なかれ、このような接着剤の流れ出しが見られます。 劣化するとボロボロに崩れてしまいます。 チリやホコリを嫌うスピーカーであることは十分知っているメーカーであるのに、如何なものかと思います。
ttp://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-bari/zakkan-bari.html

69777:2021/03/03(水) 17:54:08 HOST:softbank126225118226.bbtec.net

QUAD ESL63
思い付くまま・・・・・維持に金がかかる ?

静電型スピーカーは、すぐに壊れる、デリケート、修理が高額、などと言われ、購入に二の足を踏む方が多いようです。

それでは、まず、普通のコーン、ホーン、ドームのスピーカーについて考えてみましょう。
普通に使っている分には、恐らく、30ー50年経っても音は出ると思いますし、ヴォイスコイル部分が錆びてジャリジャリといったり、エッジが破れたりしない限り、普通は修理に出すことはあまりないでしょう。 しかし、エッジ、ダンパーは確実に経年劣化していますし、磁力も落ちています。 更に、ネットワークのコンデンサーも確実に経年変化を起こしています。 継続して使っていると、音の劣化に気付きにくいと思います。 どれだけの方が定期的にこれらのパーツを交換したり再着磁を行ったりしているでしょうか。 QUAD-63 と同価格帯のスピーカーでこれらのメインテナンスを定期的に行った場合、維持費はどれだけかかるでしょうか。 普通のスピーカーは、なまじ音が出てしまうがために維持費のことが考慮されていないだけのような気がします。

次に、静電型について考えてみます。
静電型は、ノイズが発生してしまうために、その時点で修理が必須となってしまいます。 しかし、それまでは、高圧回路とフィルム、あるいは導電剤の経年劣化で能率は落ちるものの、殆ど重量のないフィルムをクーロン力で駆動しているため、音の劣化は少ないと思います。

それでは、静電型がすぐに壊れる上に修理が高額と言われるのは何故なのでしょうか。 これは悪口ととられると残念ですが、これまでの経験を踏まえ、正直に書きます。
これらの評価は、主にQUADに対するもので、それが静電型全体の評価に繋がったものだと思います。 これば、QUADの市場占有率が高いので仕方ないことなのかもしれません。

レストアの項にも書きましたが、QUADのノイズの原因の殆どは枠と電極との剥離で、次に多いのが枠とフィルムとの剥離です。 何故剥離が起きるのかというと、接着剤が劣化するからです。 発売以来、50年以上、ゴム系のものが使用されています。 そして、どんな接着剤であろうと劣化するのは明白で、しかも剥離によるノイズ発生事例はいくらでもあるのに、剥離を防ぐ方策が、これまた50年以上とられていません。 あるスピーカー設計者の方に伺ったのですが、一般的なスピーカーを組み立てる際の接着剤にも、結構同じようなものが使用されるようです。 水道の蛇口のようなところから接着剤を出し、それを塗布しているようです。 確かに、エポキシ系のような二液混合型では使用時間に制限があるため、生産性・収益性が低下してしまいます。

更に、レストアを請ける側にも問題があるように感じます。 いい加減な作業では悪評に輪をかけてしまいます。 ネット上でもひどい話が見受けられます。 また、輸送事故を防ぎたいのでしょうが、法外な送料を要求するところもあるようです。 商売ですから利益を出すのはいいのですが、責任のある作業をして欲しいと思います。

代理店や修理業者を儲けさせるために、意識的に耐久性を落としているのではないかと思ってしまいます。こういうのを下衆の勘繰りと言うのですが・・・・・
台数が少ないためでしょうか。 STAXやMartin Loganの丈夫さを言われることはないようです。
要は、同じ質の音を継続させようとすると、普通のスピーカーでも静電型でも維持費はそれなりにかかる、ということを言いたいのです。
決してQUADの悪口を言う意図はありません。 QUADが素晴らしいスピーカーであることは自明です。
ttp://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/zakkan-takai.html

70777:2021/03/05(金) 09:49:13 HOST:softbank126225084106.bbtec.net
QUAD 正規代理店 ロッキーインターナショナル ROCKY INTERNATIONAL
お客様各位 2020/3/10 QUAD ESL修理に関してのお知らせ
2017年より一部製品の修理受付を終了
《修理受付終了製品》
・ESL57/ESL63/ESL63pro/ESL988・ESL989(ヴィンテージ含)
※上記製品は部品の廃品により修理・点検を終了しております。
ttp://rocky-international.co.jp/pdf/repair_ESL.pdf


ロッキーインターナショナルも以前は QUAD ESL63 のエレメント交換修理を引き受けていましたが、エレメントをオリジナルとは全く違う分厚い丈夫な材質に変えた為に酷い音になってしまい、評判を落としていたのです:


2016 年 10 月 18 日 ㈱ロッキーインターナショナル
QUAD ESL スピーカー、エレメントユニット交換修理の修理代
エレメントユニットの交換は基本的に 1台分全ての交換を行います。

・ESL 63 および 63pro 1台あたりおよそ 30 万円

※ESL57 は修理対象外製品となります。

ESL 63 および 63pro の交換エレメントは、新発売のESL2912、及び2812に搭載されている最新のエレメントを使用します

71777:2021/03/05(金) 09:51:36 HOST:softbank126225084106.bbtec.net
ヤフオクでは QUAD ESL63 は激安価格なのですが、すべてエレメントの接着剤が剥落していて本来の音は出ていません:


ヤフオク! -「QUAD ESL63」の落札相場・落札価格
ttps://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch?p=QUAD+ESL63&va=QUAD+ESL63&b=1&n=50
ttps://auctions.yahoo.co.jp/closedsearch/closedsearch?va=QUAD+ESL63&b=1&n=50&auccat=&tab_ex=commerce&ei=utf-8&aq=-1&oq=&sc_i=&exflg=&p=QUAD+ESL&x=0&y=0

現在 QUAD ESL の修理ができるのは次の二か所だけです:

サウンドボックス (ドイツ QUAD Musikwiedergabe GmbH 代理店)
ttp://www.soundbox.co.jp/
ttps://www.facebook.com/soundboxaudio/

QUAD ESL57, ESL63 ESL63Pro 修理受付中
ttp://www.soundbox.co.jp/quad63repair.html 

オーディオ機器の修理
ttp://www.soundbox.co.jp/ortofon.html

復刻品 QUAD-II 真空管モノラル・アンプ (ドイツ QUAD MusikWiedergabe GmbH) 製 ¥600.000/ペア 
ttps://soundbox.co.jp/QUAD/QD-II_3.htm

オランダ QUAD REVISIE社製 復刻品 QUAD 33/2プリアンプ +  QUAD 303QR パワーアンプ + QUAD FM3 特価セット価格 ¥400,000/セット 
*QUAD FM3QR
ttps://soundbox.co.jp/QUAD/QD_33_303_FM3_set.htm

ドイツ QUAD Musikviedergab GmbH 社 QUAD ESL57 復刻新品 (受注生産品) * QUADESL57QA ¥1,300,000 ペア(税別)
ttps://soundbox.co.jp/QUAD_ESL57QA_Cata_a.pdf

ドイツ QUAD Musikviedergab GmbH 社 QUAD ESL63 復刻新品 (受注生産品) * QUADESL63QA ¥1,600,000 ペア(税別)
ttps://soundbox.co.jp/QUAD_ESL63QA_Cata_a.pdf

サウンドボックスの修理は自社修理ではなく外注なので割高になります。
その外注先も問題の有る所が多いみたいですね。


▲△▽▼


STAX・QUAD ELECTROSTATIC LOUDSPEAKER RESTORATION
ttp://www2.ttcn.ne.jp/~bafu/index.html

メールアドレス
stax_buy@yahoo.co.jp

埼玉県 さいたま市 見沼区
 岩  田

72私の息子はEL34:2021/03/13(土) 06:39:35 HOST:flh3-125-196-137-32.osk.mesh.ad.jp
HEY GUYS

最近QUADのESL-63の振動フイルム交換の様子をかなり詳しくYOU TUBEに
ぅPされていたので最初から最後迄見たけど肝心のフイルム張りの部分が
省略されていた。KNOW-HOWは晒したくないのかな?

COMING SOON。

73777:2022/02/03(木) 07:50:59 HOST:softbank126241216202.bbtec.net
QUAD ESLの修理お任せください _ サウンドポイント55
ttps://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/soundpoint55/newpage4.html

旧製品からの部品取り整備後移植。

63,63PROの振動板の張替(MTAUDIO提携)

1ユニットあたり¥1万〜¥4万、基本工賃¥1万です。

(整備で済む場合と振動板交換またはオリジナルの整備品の移植等でお値段が変わります)

ESLのノイズでお困りの方、ロッキー、サウンドボックスの修理代が高額で諦めて居られた方一度御相談下さい。

現物を見せて頂いてお見積り致します。

お問い合わせ電話 075-711-0055 までお気軽に

年中無休朝9時〜夜8時まで電話受付

お問い合わせメールはこちらから soundpoint55@nifty.com

サウンドポイント55への地図
ttps://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/soundpoint55/tizu.html

〒601-1253
京都市左京区八瀬大衛町717-2 秋岡ビル 4F
サウンドポイント55
℡075-711-0055
ttps://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/soundpoint55/newpage4.html

サウンドポイント55 真空管アンプ組み立て修理
QUAD ESLスピーカー格安修理出来ます 年中無休で受付いたします

オーディオ買取soundpoint55. オーディオ買取 真空管、ビンテージ物、なんでも買取 いたします
お問い合わせ電話 075-711-0055 までお気軽に

お問い合わせメールはこちらから soundpoint55@nifty.com
ttps://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/soundpoint55/

74777:2022/02/03(木) 19:56:38 HOST:softbank126241216202.bbtec.net
サウンドポイント55 スピーカー在庫のページ
ttps://geolog.mydns.jp/www.geocities.co.jp/soundpoint55/newpage3.html

パルメコ 38cm同軸2WAY LS-1     2ペアー在庫  写真1,2,3 ¥63万

(初代BBCモニター、WE系の特注品と思われる構造です。ドライバーは713か?)

(残念ながらコーン紙に破れ補修が御座いますが音質には問題御座いません。)

(超ヘビー級のユニットでコーン紙はジェンセンより遥かにパンパン、ロレンツの

ツイーターを付けて3WAYにしてBBCで使われました。あのアビーロードスタジオ、
  アメリカのバンガードのスタジオでも採用されてました。)

バイタボックス 30cm同軸       1ペアー在庫あり 写真1,2,3   ¥20万完売
(ロンドンWE直系、601とは比べ物にならないクオリティーです)

シーメンス ワイド・アングル       極上1ペアーあり。          ¥60万 完売
(25cmコアキシャル3パラ。マッチングトランス付き。平面バッフルで御使い下さい)

これらはビンテージの中でも最高に位置するユニット群です。
アルテック、JBL、TANNOYに愛想をつかした方御試聴ください。  

アルテック 604D 38cm同軸 N-1600ネットワーク付き     ペアー¥25万

(オリジナルNEWコーン紙に貼り替えました。音質には問題御座いません。)

アルテック 604-8G 38cm同軸 ネットワーク付き         ペアー¥21万

アルテック 604-8K 38cm同軸 ネットワーク付き         ペアー¥18万
(コーン紙に少しだけ傷があります)

806,802各種在庫あり。  アルニコユニットのみです。        ペアー¥5万より

416A、416-16Z、803A他在庫あり                    ペアー¥7万より

JBL LE-85(3ペアー有り¥8万) 、LE375(20万)、LE-15A、2220B他各種ウーハーあり。

TAD TD4001ペアー(極上オリジナル振動板)              ペアー¥30万

TL-1601A、2ペアー(極上のオリジナルコーン)             ペアー¥12万

QUAD ESL57(3ペアー在庫あり、金、黒、ベージュ)          ペアー¥18万

QUAD ESL63(3ペアー在庫あり、茶、黒)                ペアー¥25万

QUAD ESL63PRO                              ペアー¥28万
ESLは全て整備済み。

JBL オリンパスS8Rシステム 程度良                   ペアー¥90万完売

JENSEN G-610C inBOX エッジ補修小、音質には問題ありません。

 純正ユートピアウルトラフレックスBOX入り 定価¥266万       ペアー¥95万完売

Gauss 2インチドライバー HF-4000(アルニコ) 4本在庫在り     ペアー¥20万完売

写真1,2,3 振動板の状態、ボイスコイルの抵抗値等は揃っております。

外観は多少剥げ錆等御座いますが電気特性音質は完品です。 4本まとめて ¥35万完売

JBL 2インチ用ホーン2350 2本在庫  再塗装致しました  ペアー¥90000
スロートアダプター2328付です。

75777:2022/02/04(金) 03:32:28 HOST:softbank126241252067.bbtec.net
因みに、QUAD ESLでまともな修理ができるのはサウンドポイント55だけです。
QUAD代理店のロッキーインターナショナルでは既に旧型ESLの修理は受け付けていません。
ドイツQUAD Musikwiedergabe GmbH 代理店のサウンドボックスではエレメント総入替え以外にはまともな修理ができません。

4年前にサウンドポイント55の主人が亡くなられてから、QUAD ESL使用者は修理ができなくなってみんな困っていたのです。
今度の再開はおそらく前に仕事を手伝っていた弟さんだと思いますが、何とか潰れない様に応援して下さい。


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