雑談スレッド５

562：鈴木賢一：2006/01/13(金) 00:53:58: 僕、引退します。

スキルの違うヤツがいる。経験豊富なヤツがいる。才能に恵まれたヤツがいる。
そして彼らに勝たなければ明日がない――。
やっとの思いで登り続けると、高い高い山の頂が見え、
途中で違う道へと歩んだ仲間の後姿がかすかに見えるだけ。
そんな不毛とも、無間地獄ともとれる世界で必死になって
『自分の存在意義』を探しつづけ、いつしか『ここから開放されたい』
と願うようになり、ついに引退を迎え、内心ホッとしている自分がいます。
呪縛から解かれる、そんな思いです。
誰もが”引退”を迎えるものです。
ぼくの経験から分析すると身体的・年齢的なピークを超え、
それを技術や経験による戦術でカバーするようになり、
若手の台頭によって増えつづける責任から逃れたいと願うようになると
”引退”の２文字がいつもアタマの中でグルグル回るようになります。
ちょっとした壁でも「引退」と思い始めます。
つまり、その責任と重圧から逃げたくなるのです。
学生時代の同期が続々と引退する中で、同級生が数人残っているのでございます。
そんなやつらに「オマエはまだ続けろ」と
言い切っているぼく自身はどうなんだと、そう思うわけです。

離れると見えること。
離れたから見えたこと。
見えたからなんだというのか。
これからの人生は暇つぶしです。

約束を守ることなく逃げ出すことにしました。

みんなごめん。

新着レスの表示

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

（画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります）

掲示板管理者へ連絡無料レンタル掲示板