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小噺をば

39超初心者:2003/03/03(月) 12:43
小噺その21

小洒落た喫茶店の一角で午後のひと時を過ごす二人の女。一人は藍華、もう一人は…
青デルモ。ハーゲン艦の甲板上で、シヴィエ藍華によって頭を掴まれ、無残にも
ぶらさげられた、あの青デルモである。デルモ・コーポレーション設立以降の
再会当初は失禁という、いささかの粗相もあったが藍華の暖かいフォローによって、
その後何度かお茶を一緒するまでになっていた。と言っても妖しい関係ではない。
あの恐怖のトラウマから脱する手助けをしようと、リハビリよろしく藍華が付合って
やっているのである。「ね、今では私、メタルの力を使わないし。もう、過去の事と
して忘れましょう…」すると、漸く慣れてきたのか、返事する青デルモの顔にも笑み
が戻る。「ええ。でもあの時は本当に生きた心地がしなかったの。私もうここで死ぬ
のか、と思ってた」「馬鹿ねえ、そんな訳ないじゃない。あなたたちの誰一人、命を
狙ったことなんかないわョ」そうね…と、明るく頷く青デルモ、それでもふと一言を
加えたがるのは、心の片隅に尚引っ掛かるものあるせいか。「藍華さん、もしあの時
ハーゲン様のラグ・ビームがなかったら、あのあと私をどうするつもりだったの?」
これだけはどうしても聞いておきたい質問だったのだろう。藍華としても、にっこり
返したつもりだった。「そうねえ、あの時はメタルも大量の銃弾を浴びておかんむり
だったから…。あなたを人質にして、艦内に残されていたりおんを救いにいってた
かも知れないわね」「じゃ、じゃあ、ずっとぶらさげられたままで…?」「勿論よ♪」
ということは…首だけで全体重を支える?アニメでもそこまで酷いことをする
のか?命保証すると言っても、大怪我につながらないか?後遺症は?ここまで考えた
ところで、青デルモの股間には、例の生暖かいものが。折角のリハビリも再び後退
である。濡れた椅子を拭き取りながらこれまた例の紙パンティを差し出す藍華、この
失敗を挽回するには仕方がない、と顔を近づけ熱いディープキス。結局はこれが一番。
以来この青デルモ、条件反射のようにキス魔になってしまったのは言うまでもない…。


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