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小噺をば

14超初心者:2002/12/10(火) 21:22
小噺その11
郷造社長はただの頑張り屋にあらず、その気配りにも年輪を感じさせるもの。
社員とのコミュニケーションも怠りなく、今10人の黒デルモ社員たちと、
個別面談に及んでいる。当初りおんは怪訝な顔だった。「そんなに気を使わなく
たっていいじゃない。ついこの間まで私たちに襲いかかってきていた連中なのよ!」
が、そこは大人の器量、噛んで含めるように諭す郷造である。
「そんなこと言うもんじゃない。彼女たちだって考えてみりゃ可哀想な人たちなんだ。
罪を憎んでデルモを憎まずって言うだろう?」そうねー彼女たちの人生も
考えてあげなきゃいけないのよネェ、と素直に応じるりおん。熱しやすく冷めやすい
ところはあるが、根は情に厚い気風の良さが彼女の信条である。ではその面談内容、
チョイ垣間見てみると…
黒デルモ「私、本当に結婚出来るでしょうか…?」
郷造「そりゃあ大丈夫さ。キミみたいな可愛いコは周りが放っとかないよ」
黒デルモ「でも時々不安になるんです。デルモ以外に私、取り柄があるのかしらって…」
郷造「何度も気絶させられ、パンティを晒すのが取り柄なのかね?そんなものより、君自身
の魅力をもっと見つめていった方がいい。自分自身の幸せのためにね」
黒デルモ「有難うございます。私も、もう気絶なんかしたくないし、お仕置きもイヤ。
好きな人と優しい愛に包まれたい…ただそれだけが夢なんです…」
郷造「キミも優しいコだ、その夢、きっと叶うよ…」郷造にとっては手馴れた人生相談と
ばかり軽く流した会話である。きっと眼前の女も自信をもって幸せを掴んでくれるだろう…
そこまでは間違っていない。ただ何年か後に、デルモ同士の結婚式の仲人を務めようとは
夢にも思わぬ郷造なのであった…


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