ホワイト・デルモ副官 - 1022599181

72：超初心者：2003/06/20(金) 19:31: 小噺・副官様このスレではご無沙汰してます編（夏のご挨拶…粗品デスガお中元をば＾＾；）

デルモ・コーポレーションは課外活動も盛ん。ノリノリでバンドを組んだ黒デルモたちに
引続き、今度はサッカー・チーム結成の話である。言い出しっぺは勿論副官。総じてデルモたち
は元気がいいのだが、中でも彼女のバイタリティは群を抜く。多くのデルモたちを束ねる
ナンバー２の立場でありながら、その気さくな性格と面倒見の良さで現場の黒デルモたちからも
慕われている副官。真面目で頑張りやの彼女が司令に尽くす一途な姿勢にも、好感が持てる。
そんな彼女の提案に、忽ち集結する熱血のイレブンを紹介すると…
監督：司令
フォワード：トニア、サニア、ビアンカ、リエ
ミッドフィールダー：副官、なおみ、あずさ
バック：サキ、キャサリン、あゆみ
キーパー：ヴァレリ
コスチュームは何とあのまんま、靴もパンプスで通すというのだから、当初は誰も本気で
取り合わなかった。どうせ新手のキャンペーンガールだろう、くらいにしか思わなかった
周囲は、お嬢さんたちのパンツ目当てで来たんだよ～、と冷やかすことしきり。ところが、
である。デビューしていきなりデルモ・チームは破竹の勢い、近在のアマチュアチームを
あっという間に総なめすると、そのまま１線級のプロチームにも連戦連勝、見る見る
国内トップにまで昇り詰めてしまった。青ざめる選手や関係者を尻目に彼女たちの上昇指向は
止まるところ知らず、今日は世界最高峰レアル・マ○リードとの頂上決戦である。
「ゴ～～～ル！！」この試合５点目のシュートを決めたのはトニア。終わってみれば５―１で
デルモ・チームの圧勝だったのだから、世界が騒然とするのも無理はない。まさにサッカーの
歴史を土台から揺るがす大事件。それでも当のデルモたちはいつもどおり、明るい陽気を
振りまいている。「５－０でも良かったンだけど、私、ベッカ○さまのファンだからぁ～♪」
ノー天気な“なおみ”のコメントに、ン十億の移籍金で加わった彼の心境察するに余りあるが、
要は結果が全てである。監督の司令と共に、チーム・キャプテン兼マネージャーの副官もその
名声言うに及ばず、実益として得られた事業収入や放送権料、スポンサー協賛料はそれこそ
莫大な額にのぼった。今後当分続くデルモ・チームの天下。改めて副官の先見の明に驚かされる
エピソードというしかない。なお余談だが、試合でトニアたちが暗器を隠し持っているのでは
ないかと恐れ相手選手誰も近寄らず、結果フリーにしてしまったこと、そのしわ寄せとして
キャサリンが相手の露骨なハイキックを腹部に受け気絶したことなどは、敢えて付言すべき
トピックであろうか…。