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35
:
チーフなも
:2002/09/15(日) 14:53
なものす・スクラップブックより。
子どもが独立するまで親は楽できない 厚生労働白書
賃金は増えても、生活水準が向上するのは、子どもたちが独立し始める50歳以降−−。厚生労働省は10日、02年の厚生労働白書を公表した。現役世代に焦点をあて、働き方、ライフスタイルの変化や多様化、経済状況を分析している。
労働人口自体の高齢化などに伴い、全体の勤続年数は長期化、男性の01年の平均は13.6年で、81年より2.6年のびた。ただ、年齢別にみると20〜30歳代は転職増などを反映して、20年前に比べ平均勤続年数は減っている。
夫の所得が高いほど妻は専業主婦の割合が強いが、87年には夫の所得700万円以上の階層で妻の無業割合が59.1%を占めていたのに対し、97年では1000万円以上の階層での専業主婦割合は52.3%と、相関関係が弱まっている。夫婦とも高所得である割合も上昇。夫婦の働き方が多様化している姿が浮かぶ。
年齢別に生活ぶりをみると、20歳代の若年層は親と同居している「パラサイト」派が増えていることなどから、実質的な所得水準は30歳代より高い。その後、独立して新たな世帯を構えた後は、子どもが出来るなど負担が増え、50歳以降は親の死去や子どもの独立で世帯が縮小する一方で賃金水準が高くなるため、生活水準があがる。50歳代の平均の世帯所得は823万8000円と、全世帯平均を約207万円上回っている。こうした年齢間格差は、20年前に比べて拡大傾向にある。 (11:11)
http://www.asahi.com/national/update/0910/008.html
「夫の所得が高いほど妻は専業主婦の割合が強い」こと、すなわち、ジェンダー分業に社会階級的な差異があることに、昔ながらのフェミニストは触れたがらないが・・・。
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