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芸術品・建築物・楽曲その他
1
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/01(日) 01:39:07
各種創作物についてのスレです。芸術家についての記述も可。
2
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/01(日) 01:43:38
人によって造られた自意識を持つ人形=ヒト。
しかしヒトは人を生む事もできる。そう造られた。
ヒトの子たる人が人を生み人とヒトがそれを育て育った人がヒトを造り
3
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/01(日) 11:35:00
「キュトスの姉妹」あるいは「キュトスの魔女」
隠遁者の集団は女性のみで構成されていることが多い、という噂から創作された、戯曲「殺神忌憚」に登場する架空組織。
人数の規定とナンバリング、その全員が非人間的特徴を持つという点が受け、現代に到るも数々の「キュトスの姉妹」が生み出されている。
なおモデルとなった隠遁者の集団は、戯曲が上演されたのち所在不明になっている。
劇中にて悪役的に描かれていたため、一説では架空設定を誤信した近隣住民によって「魔女狩り」されたとも言われているが・・・。
なお、現存する「キュトスの姉妹」は隠遁者たちとは無関係の信仰集団。
4
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/08/02(木) 14:03:59
ウンウンオクト神殿には相似形をした二つの本殿がある。
5
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/08/02(木) 15:01:16
物や形には力が宿るという信仰は数多く、彼らもシンメトリーに特別な意味を見出していた。
6
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/08/04(土) 13:01:42
相似形であるゆえに左右対称ではなかったが。
だれだ遠近建築法とか採用した奴は。
礼拝位置が厳密に定められるから、順番待ちで37時間とかの行列になっちゃってるぞ。
7
:
hsy
:2007/08/05(日) 01:00:42
http://www5.uploader.jp/dl/flicker/flicker_uljp00024.mp3.html
なんというクオリティの低さ、こんなのを上げる奴は間違いなくマゾ。
・・・不意に電波が舞い下りたので作った。
なにかのテーマ。個人的には銀の物語っぽい気がした。
8
:
hsy
:2007/08/05(日) 01:47:06
http://homepage3.nifty.com/martianchronicles/shinjae.mid
ついでに昔作ったやつも置いとく。結構気に入ってるので。
雰囲気的にはバトル曲。ビークレットなんかにも似合いそう。
著作権フリー。使いたい人は適当に使っちゃって下さい。
弟に聴かせたら「廚臭い(意訳)」と言われたけど。
しかしMIDIは音がしょぼくて嫌いだ・・・
かといって音源買うほど音楽に打ちこむ気はないし・・・
9
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/08/05(日) 03:32:36
>>7
何だ此の溢れる80年代ロック(←外国の)感!やばい此れ好き。
(注:何と無く80年代と言ってるだけで正しいかどうかは全く判りません。
10
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/08/05(日) 11:07:12
どうせロダなりにぶち上げるんだったら「俺サマちゃんがいかなるリビドーの元にこの傑作を世に送り出すのか」くらいなお言葉が欲しいなあ。とか思うのは欲目かね。
さして賑わってるわけでもない企画で超絶クオリティな代物がぽんと出てくるなんて夢見てるヤツぁここにゃいねえだろ。
11
:
hsy
:2007/08/05(日) 12:36:25
> いかなるリビドーの元にこの傑作を世に送り出すのか
暑さで目を覚ました。頭は比較的はっきりしている。幸いなことに前日のアルコールは残っていない。しかし部屋に散らかった酒の空き壜は当然残ったままだ。うんざりする。宅飲みの場所提供というのもなかなか楽じゃない。
それにしても、この暑さは酷い。空気が喉につまるようだ。水気が少なく、サウナとは別種の不快感。埃と家そのものの匂いに責め立てられている。
僕はひとまず家じゅうの窓を開け放ちにかかる。外にはいくぶん風があって、おかげで多少はましな状態になった。けれども元の部屋に戻ってくるころには今まで以上に部屋の片付けが面倒臭くなっていた。それでもやらなきゃいけない。この暑さじゃ、黴が生える、虫が湧く。
しかしやぱり面倒だ。時刻は大体正午を少し回ったくらい。僕は部屋の惨状から目を逸らすかのように台所へ向かう。まず、何か食べようと思った。
そうして。
悲劇に、出会ってしまった。
台所に入って、まず目についたのはコンロの上の鍋。そういえば、昨日みそ汁を作った気がする。温めなおせば食べられるんじゃないか。僕はほとんど無意識にコンロに火を入れた。それからなにげなく、中を覗いた。
目を疑った。
みそ汁の表面にぴっちりと、白っぽい膜が張っていた。最初は灰汁か何かかと思った。でも違う。密度、分量ともに圧倒的すぎる。牛乳を温めたときに出来るものとよく似ている。しかし、これはみそ汁だ。牛乳じゃない。もちろんカレーでも豚汁でもトントロポロロンズでもでもない。
あわててコンロの火を消し、さてどうしようかと考える。いかにも禍々しい。深淵。駄目だ。覗きすぎると呑み込まれる。かつての第一次地獄開放とは、こういったものだったのだろうか。そんなことを思わせた。
しかし、人間は好奇心があるからこそここまで進化してきた。好奇心は猫をも殺すという諺を、そのときの僕は失念していた。
僕は鍋の蓋を開けた。突っ込みっぱなしにしてあったお玉を手に取って、ゆっくりとかき混ぜた。膜が壊れて散り散りになる。まだ多少白っぽくはあったけれど、元の、みそ汁本来の色が戻ってくる。
(これなら、食べられるかもしれない……)
そのときの僕はどうかしていた。こんなの、明らかに人の領分じゃないってわかった筈なのに。あのキュトスの魔女たちだって、こんなシロモノに挑めるかどうか、わかったものじゃない。
僕はお玉でみそ汁を掬った。
そうして、思い切って口へ運び。
「ぶ」
味蕾がそれを感じた瞬間、吐きだした。少し飲みこんでしまったことを本気で恐怖して、流しに向かって何度も咳きこむ。
「酸っぱい……」
今までに感じたことのないほどの酸っぱさ。柑橘系ではなく、ヨーグルトにたっぷりの悪意を込めた感じ。飲みこんだ量は少ないのに、胃がむかむかした。
こんなのって酷い。
僕は思う。開け放した正面の窓をじっと見る。子どもの遊ぶ声が聴こえた。
どうして僕がこんな目にあわなきゃいけないのか。なにもしていない。理不尽だ。こういうときに使われる諺があった。「アルセスのせいだ」。アルセス。そうだ、アルセス! なんと禍々しい名だろう。あのみそ汁に相応わしい! アルセス、古き神、紀神にして邪性を持つあの神。全ては仕組まれたことか。なんていうことだ!
僕は流しの三角コーナーに残りのみそ汁を全部捨てた。液体が流されて、酸っぱい匂いが台所中に漂う。いたたまれなくなって、僕はその場所を逃げだす。
アルセス、アルセス。僕はあなたを許さない。あなたが神だろうと関係ない。今この世界に真実居るのかどうか、わからないけれど、それも関係ない。僕はあなたを恨む。あのみそ汁は、旬の野菜をたっぷりと入れた自信作だったのに。作った直後は、あんなにも美味しかったのに。
僕はギターを取り、MTRに繋いだ。ヘッドホンをつけ、天を仰ぐ。狭い部屋の、小さな天井しか見えない。それでも僕の目は遥か向こう、神の領域を見ていた。
「僕は、あなたを許さない」
声に出してみると、少しだけ勇気づけられた気がした。
そうして僕はギターを奏で始める。神に裏切られた悲しみと、神への冒涜ですらある怒りを込めて。いつかこの曲がアルセスに届くことを願って。
僕は神に、挑んだ。
12
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/08/05(日) 16:54:28
舞い降りた電波=カビかwwwwww
13
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/08/06(月) 21:05:41
>hsy様
文章中で貴方の
http://homepage3.nifty.com/martianchronicles/shinjae.mid
へリンクをさせて貰いたいのでですが、よろしいでしょうか
ご都合が悪いのでしたら遠慮せず仰って下さい
14
:
hsy
:2007/08/06(月) 21:26:19
>>13
全然問題ないです。むしろ大歓迎です。
適当にやっちゃってください。
15
:
hsy
:2007/08/06(月) 22:50:59
http://www5.uploader.jp/dl/flicker/flicker_uljp00025.mp3.html
使ってもらえて嬉しかったので昔の駄曲放出第二弾。
これ、ギターだけで作ってるんですがどうやったのかさっぱり覚えてない。
このカオスっぷりはなかなかゆらぎっぽいのかも。
コキュー姉さまに洗われてる最中はこんな感じなのだろうか。
16
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/08/06(月) 23:36:48
>>15
何と言うか幸せそうな曲ですね
17
:
hsy
:2007/08/24(金) 00:23:59
http://homepage3.nifty.com/martianchronicles/resort.mp3
一人セッションしてみた。
ゆらぎ世界にリゾート地というか、避暑地のようなものはあるのだろうか。
なんだか聞いた覚えがない気がする。
あったらあったで、メクセトさんに脅かされたり、
アルマによって食料全部食い荒されとか、酷い目にあう図しか浮かばないのだけど。
18
:
hsy
:2007/09/21(金) 00:15:25
http://homepage3.nifty.com/martianchronicles/famicom.mp3
なんという個人スレ。
ファミコンぽい音でごちゃごちゃと。でも短かすぎ。
どういうシチュエーションで使われる曲かさっぱりわからない。
でももしかしたら、アルセス・ストーリーてこれくらいチープな曲のほうが似合うのかもね。
ファミコン的、RPG的。
19
:
hsy
:2007/11/04(日) 07:20:26
http://homepage3.nifty.com/martianchronicles/pianoren.mp3
今度はそこはかとなくスーファミっぽい音。
デーデェイアとかこんなイメージなんでしょうか。
ディオルみたいに黒いイメージの戦いでなしに、比較的白いイメージで戦う。
セラティスまで行くと白すぎて、ちょっと曲のイメージとはずれてしまいそうな。
そんな感じ。
20
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/11/04(日) 13:12:09
うpるなら目立ちましょうぜダンナ。
21
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/01/12(土) 14:03:59
あー、タイコ拍きてぇー
22
:
言理の妖精語りて曰く、
:2008/01/13(日) 17:37:56
閲覧者ぜのん
観察者。
観察を通して対象の内面を自己の内に投影し、それを文字や絵画や音楽や・・・およそ様々な手段で表現した。
ただし、創作物は観察対象の名前をつかって発表したため、人物を観察対象とした際には色々ともめることが多かった。
23
:
言理の妖精語りて曰く、
:2015/01/25(日) 21:27:18
ある時ぜのんは、グレンデルヒを観察して、総合舞台歌劇『グレンデルヒ』を書いた。
グレンデルヒとの批評合戦は、季節が3巡りする間続いた。
24
:
言理の妖精語りて曰く、
:2016/07/28(木) 21:06:53
トントロポロロンズの歌
とんとろぽろっぽろん
とんとろぽろっぴな
とんとろぽろろっぱろん
とんとろぽろれろれん
ぽっぽらぴーぽれん
ぽろっぽぴーぽろん
ぽろろっぴろん
ぽろん
とろ、ぽろろんず
※【猫の国】からの盗作の疑いが濃い詩。
現在、アマイヌ自警団によって調査中だが、容疑者は「記憶が定かではなかった。今は反省している」などと、妄言を吐いている模様。
盗作元は【猫の国】のクサノ・シンペイなるカエルか、タニカワ・シュンタロウなる幼児あたりであると思われる。
(【猫の国】からの情報は、極めて断片的であるため、推測による補完が大きい。)
(しかし、カエルの詩を書く者がカエルだけであることは、幼児の本を書く者が、幼児しかいるわけがないように明らかである)
25
:
言理の妖精語りて曰く、
:2016/11/17(木) 19:02:29
ひびけ わがこころ
ひかりきらめく いかづちとなりて
てんのはてまで なりわたれ
――“雲上姫”ミブレルによる詩の断片
レーテン山頂上、黒雲母の碑に刻まれしものの複写
26
:
言理の妖精語りて曰く、
:2017/04/14(金) 19:58:12
大地の歌 第三歌 踏みつけられしものの歌
大地は、全てを受け入れる
踏みつけれて 強くなる
受け継がせしもの 汝 キュトス
全てを産み出し 全てを喰らう
踏みつけられしもの 汝 キュトス
全てを支えし 全ての母
「大地の歌」は断片的にしか残っておらず、その大半はいまだに紛失されたままである。
27
:
言理の妖精語りて曰く、
:2017/04/15(土) 17:49:37
・アルセス王の歌
アルセス=ウィーグラーは、最弱の王だ
いつもわんわん泣いている
アルセス=ウィーグラーは、良き王だ
みんなのことを考える
けれど、どんだけ頭をしぼっても
いい考えがうかばない
だから 王様 わんわん泣いてる
アルセス=ウィーグラー 良き王だ
28
:
言理の妖精語りて曰く、
:2017/04/15(土) 19:47:14
ウィーグラーの騎士は、最強だ
誰に聞いても そう答えるさ
ウィーグラーの騎士は、テーブルすわる
さんかく しかく かたちは色々
最初は大きく丸かったけど
騎士ふえすぎて すわれなかった
だからみんなで 持ちよって
もっと大きなテーブル作ろう
たくさん集めて 大きなテーブル
小さなテーブル 大きなまるへ
けれどもみんなはめちゃくちゃで
できたテーブル おかしなものに
グロッウィ=スタンナーは、金のテーブル
ぴかぴか光って お金持ち
誰より目立ち うらやまれ
みんなにじまん したけれど
金のテーブル つめのあと
だれかがつけた つめのあと
グロッウィ=スタンナーは、すごくおこって
はんにんさがしを したけれど
はんにんぜんぜん みつからない
さがせど さがせど みつからない
グロッウィ=スタンナーは ぶちきれて
けっかんすべて ばくはつだ
ついには すべて だいなしで
グロッウィ=スタンナー はかのなか
テーブルといっしょに はかのなか
アルセス王は わんわん泣いた
アルセス=ウィーグラー 悲しんだ
金のテーブル なかったならば
たのしい なかまで いられたろうに
アルセス=ウィーグラーは良き王だ
今日も わんわん 泣いている
29
:
言理の妖精語りて曰く、
:2017/04/15(土) 19:48:46
けれども グロッウィ=スタンナー
たおれて しんでも ただではすまさぬ
ウィーグラーのくにから ぬすっと消えた
スタンナーの墓に みな消えた
スタンナーの呪いは すさまじく
生きてる騎士の ひゃくにんぶん
ウィーグラーの国の ぬすっとは
そろいもそろって あの墓へ
むかったぬすっと どうなった?
誰に聞いても 知りはせぬ
ひゃくねんたった いまもまだ
スタンナーののろいは けんざいだ
よふけになると こえがする
スタンナーのはかから こえがする
ぬすっとたちの だんまつま
それで このくに おちついて
だれもが へいわに くらしてる
ウィーグラーのテーブル あながある
金のテーブル おさまるあなが
ウィーグラーの騎士は 最強さ
誰に聞いても そう答えるさ
ウィーグラーの騎士は 最強さ
誰に聞いても そう答えるさ
30
:
言理の妖精語りて曰く、
:2017/04/30(日) 06:09:19
ラトラ・エレヌール・ティガは、不世出の音楽家である。
彼女が作り出した曲は、奇妙なタイトルのものが多い。
昨年の名曲『勇者はこたつである』もそうであるし、デビュー曲である『英雄は布団から出てこない』からして、そうした傾向はあった。
そして、現在作曲中の新曲のタイトルは『神は、取材のためお休みです(ノット エターナル)』であった。
人々は、その曲を歓迎しながらも、そのネーミングセンスには、毎回首をかしげたという。
31
:
言理の妖精語りて曰く、
:2017/05/30(火) 07:08:31
『ゆらぎ連句 無き子の葬式』とは、落語の演目。
ネオ江戸期における新々落語の一つに数えられている。
遊び人の八っつぁんは、おかみさんに部屋から叩き出されて、暇をもてあましてしまった。
彼は、「ゆらぎ連句」なる遊びを考え出して、娯楽に目がない長屋の「おるう゛ぁのご隠居」からタダ酒をせしめんとする。
ご隠居も年だし、簡単に騙せると考えての策であった。
「ゆらぎ連句」では、落ちに起きた事柄を、語った人物が実際に再現しなければならない。
八っつぁんは、それを利用してタダ酒が飲める流れにご隠居を誘導しようとしたのだ。
しかし、ご隠居もさるもので、なかなか八っつぁんの思うようにはいかない。
あれこれ言い合ううちに、ついには夜が明けてしまった。
翌朝、おかみさんが八っつぁんを探しに来ると、八っつぁんは、ボロボロと泣いていた。
驚いたおかみさんが、理由を問い質すと、八っつぁんは、泣きながら答えた。
「産まれていない子どもが、起きてない事故でおっ死んで、生まれ変わってないのに生まれ変わってきたから、めでたくないのに祝わにゃならん
おい、酒代をくれ」
八っつぁんの完敗であった。
32
:
言理の妖精語りて曰く、
:2017/06/05(月) 06:30:50
常夜の町には、朝が来ることはない
そのため町では、蛍の照明が尊ばれる
中には、建物一つがおおきな蛍籠になっている家もあるほどだ
そして千年に一度の夕暮れが近づくと、ランプの中や硝子の家で、あるいはキュリス花製の透明なドレスの中で、蛍たちは、騒ぎ出す
夜の町に、蛍が自由になる時が、訪れるのだ
33
:
言理の妖精語りて曰く、
:2017/06/05(月) 10:51:25
常夜の町においては床屋政談が禁じられている。常夜政談は絶対悪である。
此処ではそんな無粋なことはせず、ただただこの美しい情景を味わおうではないか。
34
:
言理の妖精語りて曰く、
:2017/07/08(土) 08:23:56
ガイラ諸島のどこかには、古代王朝が残した翡翠の宮殿があるという
35
:
言理の妖精語りて曰く、
:2017/07/08(土) 20:42:36
一方、クォ諸島の忘れ去られた辺境には、赤と白に塗られた、天にも届くほどの高い鉄塔が存在するという。
その塔の下には、どんな原始の文明が埋もれているのだろうか?
36
:
言理の妖精語りて曰く、
:2017/07/09(日) 08:33:49
ワリバーヤ王朝の太守ハーリド=ナルーサは、その宮殿に巨大な水槽を作り、そこで様々な海の生物を飼っていたという。
その水槽は、翠煉瓦で形作られ、その室内に向いた壁は、継ぎ目の無い一枚の大きな玻璃で出来ていたと言われている。
更に、水槽の床には、色とりどりのタイルで呪術紋様が描かれており、その上を通りかかった生物は、呪術によってタイルと同じ色に輝く仕組みになっていた。
そして、その紋様の並びは天の星々と一致しており、水槽の生物によって星の光を再現していた。
太守ハーリドは、真昼の屋敷に、夜の星々を招き寄せたのだ。
37
:
言理の妖精語りて曰く、
:2017/11/23(木) 07:38:16
【レーヴェヤーナ本神殿】は、地上に存在する建築物ではない。
だが同時に、それはどこにでも遍在してもいる。
つまりそれは、【紀元槍】の『枝』の一つであり、またその一側面なのだ。
その別名を【神々の図書館】と言う。
それは、無限の知識の集積体
それは、書かれなかった本の格納庫
それは、万物の真理に通じる迷宮
そして、【永劫線】そのものである三位一体の【キュトスの姉妹】『ノエリオン三姉妹』の仕事場(あそびば)であるその『地点』は
つまり【本】という概念を通して『観た』世界の構造そのものである
更に言うならば、
それは、無数の本によって築かれた尖塔であり
それは、全てが本によって構成された大都市であり
そしてそれは、過去から未来へと進み続ける【本】にまつわる全ての記録であった
人はそれを『バベルの図書館』または【レーヴェヤーナ本神殿】と呼ぶのだ
38
:
言理の妖精語りて曰く、
:2017/11/27(月) 19:04:16
【キュトスの昼、アルセスの夜】とは、正反対の世界に生きる二人の恋を描いたラブストーリーである。
『健康と上品』を至上価値とする『昼の世界』と『暴力と反逆』を基礎とする『夜の世界』
二つの世界は表裏一体であり、同時に決して相容れることがない。
二人の運命や、如何に。
39
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/01/07(日) 13:35:51
建築物や庭園の中には、何らかの物語や、思想、精神などを表現しているものがある
これには、意図的にそう設計されたものもあれば、結果としてそうした芸術的な要素が含まれてしまったものもある
前者は哲学庭園など、後者はいわゆる「呪いの屋敷」などがそれにあたる
そうしたものの究極であり、到達点であるのが【神話迷宮】である
【永劫線】より得られた資料によれば、ある世界群では、そうした【神話迷宮】が主要な戦力になっているという
大地や人々から力を得るパワーソース、周囲の世界を飲みこむ「触れる思想」、理解者を求める「実体化した苦悩」など、その在り様は様々なようだ
また、その構造も多様であり、支配者である「城主」や中枢である「迷宮核」などの存在が例外的な共通点として挙げられるものの、他に外見的な特徴で【神話迷宮】を見分けることは不可能なのだという。
40
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/01/11(木) 05:18:46
後の時代【神話迷宮】を巡るツアーが盛んになった
これは、元々各宗教の神官による巡礼や、武芸者の修行に端を発するものであったが、それは次第に単なる観光へとその意味を変えていった
41
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/01/16(火) 18:34:56
この世のどこかには【歌う城】があるという
それは、常に各部分が動き続ける城であり、尖塔や渡り廊下、果ては一つ一つの部屋に至るまでが歩くように動き回り、こすれあって奇妙な音を響かせるのだという
42
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/03/12(月) 05:30:47
【世界交錯鉄道】の駅は、まるで一つの世界のようであった
そこでは、様々な世界の、全く異なる外見を持つ人々が常に行き交う
そして、頭上には、どこかの世界の海や川が透明な天井としてホームに交叉し、足元にもまた別の世界が透けて見える
滅びかかった世界、繁栄している世界、既に滅んだ世界、無人の世界、退廃を極めた世界
燃える世界、凍える世界、単調な世界、多様な世界、そして産まれたばかりの世界
様々な世界が交叉するその地点は、どこの世界にも属さない
だが、確固とした独立性を保っており、確かにそれは一つの世界なのだ
43
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/03/13(火) 04:49:41
【世界交錯鉄道】のシンボルは【紀元錘】であり、その駅の天井には黄金の【紀元錘】がぶら下がっていた
この鉄道は【紀元錘】の祝福を受けているのだ
44
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/03/13(火) 05:25:15
【迷宮城コルセスカ】は、鏡の城である
キュトスの姉妹の一人にも数えられるこの城は、入ったものに無限の選択肢と夢幻の姿を与える
すなわち、この城に入った者は、どんな姿にでも変身出来るのだ
ただし、本当に変身したいならば「城の問い」に正解しなければならない
「本当の自分」とは何か、自分の本質とは何か、自分はどこから来て、何をして、どこへ行きたいのか
それらを答えることが出来たものだけが、この城で変身することが出来るだろう
45
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/03/14(水) 20:59:20
【紀元交錯鉄道】では【紀元錘】をエウリオンと呼ぶ
そしてこれは、駅舎にある花時計の針である【紀元槍】と対になっている
46
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/05/03(木) 14:08:30
死者を祀る演劇による祭礼の本質は、対象の死者をして語らしめることである
それにあたっては、身体動作による「模倣の活用」と箱庭療法のごとき「セットの運用」が求められる
47
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/05/03(木) 14:08:31
死者を祀る演劇による祭礼の本質は、対象の死者をして語らしめることである
それにあたっては、身体動作による「模倣の活用」と箱庭療法のごとき「セットの運用」が求められる
48
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/05/09(水) 05:50:23
【キシン音楽祭】は、神々によって結成された楽団同士の戦場である
そこでは、紙ごとに統一された様々な個性が、ぶつかり合うのだ
例えば、知識と法の神であるラヴァエヤナの楽団は、【囚人楽団】である
それは、囚人のためのレクリエーションであるとともに、彼らの更生を世に披露するためのPR集団でもある
手足に巻かれた鎖を振り回したり、日用品を流用した自作の楽器を演奏するだけでなく、足を踏み鳴らし、ムカデのようにつながりながら踊り歌う彼らの姿は、様々な神の楽団の中でも、ひときわ有名である
49
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/05/12(土) 20:57:18
かつて、歌こそが民衆の知識にして呪文であった
集団の成員すべての力を合わせ、統一された行動を行うための労働歌、ギルドや職人の秘伝を伝える口伝歌
子どもに医療や身近な危険を教えるための童歌など、歌は最も身近な魔術であったのだ。
そして歌は、呼吸を通した間接的な心身制御、多層的な情報の伝達、精神統一、などの目的を達成する、いわば動的な知識だった
それに対して、プログラムに代用される機械のデータは、パンチカードの時代から静的な知識と相場が決まっている
機械技術の発展がいちじるしい現代ではあるが、はたして、機械はそのような動的な知識を身につけることはあるのだろうか?
機械が静的なデータを「歌わされる」のではなく、動的に「歌う」日は、来るのだろうか?
50
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/05/23(水) 05:36:27
【蠅声歌】(さばえうた)とは、現在の神の秩序に反逆する、古の神々の歌であるとされる
これは、言葉が天地万物の共有するものであり、ヒトとその神の特権ではなかった時代を取り戻そうとする運動、そのものでもあった
51
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/05/24(木) 06:25:10
【蝿声歌】は、【猫の国】の神話で天より降りてきた「槍持つ神」に迫害された「蝿声なす神々」に留まらず、全ての反逆者たちの歌となった
52
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/06/29(金) 06:22:26
【猫の国】から伝わったアニメ映画などから判断すると「動く城」や「天空の城」は、あちらではかなり珍しいようだ
しかし、【魔導国家ヘクセン】をはじめとして、こちらではそうした建築物はさほど珍しくはない
「踊る城」などは、その一つである。
これは、脚が生えて移動するだけでなく、雌雄の区別があり、子を成すことさえするという特異な建築物であるが、【ヘクセン】の一地域である【ラダトゥイーユ地方】では標準的な住まいである
なんでも、この「城」には「婚姻期」という周期が存在し、それが近づくとまるで人間の若者のように【ラダトゥイーユ】の人々は、「城」の「結婚相手」を相談して決めるのだとか
そしてその「婚姻」は、人々の意見だけでなく「城」同士の相性にも左右され、「婚姻の踊り」で見事にステップを踏めるかどうかが、それを決定づけるというのだ。
53
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/08/22(水) 06:06:56
・泣き虫アルセス王の騎士の歌(女騎士の断片)
かわのほとりの アルセスおうは いつもわぁわぁ ないている
そんなおうにも きしがいて みんなで わぁわぁ さわいでる
あるせすきしだん いろいろいるが そろいもそろって へんじんばかり
*
しろいどれすの 『がらんてあ』は たったひとりの おんなきし
おしゃれなくにの 『すてあと』しゅっしん いつもかがみを きにしてる
あるひ 『がらてあ』 こものが ほしくて
まちをさんざん あるいたけれど
あるせすのくには どいなかで おしゃれなものなど ありはせぬ
しょうがないので ぬまちへいって
ひとくいわにを みつけた 『がらてあ』
こいつをつかって なにかつくろう
『がらてあ』ぬまちを ちょこちょこわたり
わにのとつげき ひらりとかわし
ひがさで どろも ふせぎます
しろてぶくろを つけたまま わにのくちをおさえたならば
あとはいっきに うらがえし
ひとくいわには もがいたけれど
『がらてあ』 かいりき ちからもち
わにのていこう ものともせずに
ひっくりかえして こわきに かかえた
だれもがおそれる ひとくいわにも あっというまに ただのもの
こうして 『がらてあ』 てにいれた
おしゃれな わにがわ はんどばっく
いきようようと まちにかえり
しゃなり しゃなりと まちあるく
みんなのはんのう うかがうけれど
なんだか きたいと ちがうような?
よろこんでくれるから まあ いいか
『がらてあ』 きょうも おしゃれに あるく
しろいどれすの がらてあは たったひとりの おんなきし
だれもが たたえ ちからを おそれる
おしゃれが すきな だいごうけつ
54
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/10/12(金) 06:39:47
さまざまな宗教や宗派が乱立していた時代、各宗教・宗派はそれぞれ武装したり自前の戦力を用意して身を守ろうとした。
これが【僧兵】の始まりである。
異なる派閥に属する僧兵同士は、当然仲が悪かったが、中には例外もあった。
そうした僧兵同士の友情や恋愛を描いた文学が、世に言う【僧兵文学】である。
この僧兵文学は、後世にさまざまな憶測や創作を含んで拡大し、一大ジャンルとなったのだ。
55
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/10/23(火) 05:47:55
全部食べれば【紀元槍】に到達できるという神の料理【紀元の九皿】
その材料は、いずれも伝説上のものであり、正式な名前すら分かっていないものも多かった。
【猫の酒】【ラリスカニーアの面の皮】【〈アイシィテイル〉晶子のしっぽ】【固体化したモルゾワーネフ】そして【世界獣パンゲオン】
これらの伝説の材料と、それを調理する正当なレシピを見つけ出すこと。
それこそが、八助に与えられた使命であった!
56
:
言理の妖精語りて曰く、
:2018/10/26(金) 03:09:58
【ティアテラからの手紙】
大抵は幾許かの金銭――大抵は銀貨
時間に纏わる箴言及びたわいも無いことが記されたボトルメール。
だが数点のレア枠は芸術品といっても差し支えない
実際に乗れそうな精巧な帆船と本物の海賊の宝の地図が封入されている。
この瓶にはロマンを詰めてみたのさ。
その昔南東海を荒らしまわった海賊がいたそうだ。
最も彼ら本人は海軍に捕まってしまって縛り首になってしまったが……
時を越えて海賊のお宝の地図が
入っているなどロマンのある話じゃないのかね?
生憎俺にはちと暇が無く探しにいけないが――
ああ、探しに行く船が無い?心配には当たらない。
その瓶を海上で割れば……
57
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/02/13(水) 07:44:55
閉じ込められた姫は、伝説の【呪女王】レストロオセより呪いの手ほどきを受け、九つの詩篇を書き上げた。
それは、世界を呪う虐げられたものたちの歌。
58
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/02/15(金) 18:28:52
【バルロスの廟】
北方帝国二代皇帝バルロスが死後葬られた巨大な廟
どこかの神跡にあるとも言われるが、この廟そのものが神跡であるという説もある
59
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/02/18(月) 07:21:09
ヨーグルトは、騎馬民族にとって欠かせない食品であり、現代では都会のセンスで磨かれ、おしゃれな料理にも使われるようになっている。
塩ヨーグルトを使用した料理などは他国の人間によく驚かれるが、それも食べたものをみな虜にすることで有名なのだ。
60
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/04/04(木) 20:26:25
【鉄願の歌】〜セラティス神殿より発掘された断片
我が手は祈りを捧げるためではなく、武具を持ち、敵を討つためにある
我が眼は涙を流すためではなく、敵を逃さぬためにある
我が脚は、膝を屈するためでなく、大地を踏みしめ敵を踏み砕くためにある
・・・
わが心臓は炉、血潮は炎、総身に鉄の願いを宿し、無限の荒野をゆくものなりき
鍛え抜かれた我が身は鋼
運命の槌にて奏でられ、弱き心を捨てし者
61
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/04/04(木) 20:42:54
――――――――ラプンシエルによる書き込み
そんなに金属になりたいなら、資源ごみにでも出なさいよ、暑苦しい
もっとも、誰も引き取ってはくれないでしょうけど
62
:
セラティス教の司祭、語りて曰く
:2019/04/06(土) 07:35:40
――――――神は、筋肉に宿る
【猫の国】の神話によれば、神は七日目に休まれたというが、それこそ筋肉の「超回復」を表現しているのだ
63
:
セラティス教の司祭、歌いて曰く
:2019/04/06(土) 07:38:55
筋肉、筋肉、筋肉は素晴らしい
受動的なだけではなく、能動的な存在
伸び、縮み、躍動し、傷つき癒やされて強くなる
成長するもの、人とともに在るもの
筋肉、筋肉、筋肉は素晴らしい
筋肉祭りは、閉ざされた世界すら塗り替え、救うであろう!
64
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/04/18(木) 20:34:33
エウリーダは【真なる銅】とも呼ばれる伝説上の金属であり、密林の奥に存在したとされる伝説の都も全てこのエウリーダで出来ていたという。
これは、鉛よりもたやすく加工し薄く伸ばすことが出来る金属でありながら、加工法によっては鋼よりも固くなり、またその内に外界の様々な情報を記録として留めておくことも出来たのだそうだ。
エウリーダは古代文明に繁栄をもたらしたが、その便利な性質は古代文明の人々を堕落させ、新たな発明や発見の必要性を停滞させてしまったとも言われている。
だが、それもまた古の話。
銅色に輝く高層都市も、それによって築かれた文明も、皆すべて滅び去って今はすでに無い。
今ではそれも、おとぎの中に出てくるような、あるいは密林に彷徨う迷い人の脳裏によぎる幻影に過ぎないものなのだ。
65
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/04/29(月) 09:38:56
ねじまき塔は、古代植物文明に存在したとされる建築物である。
もちろん、この塔も植物で出来ていて、陽の光を追って一日につき一回転する性質を持っている。
塔のてっぺんは十字の花弁であり、陽を追い求めるそれこそがこの塔の中心であり、古代の都市に時を告げる仕組みの中枢でもあったのだ。
66
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/05/04(土) 22:53:33
白い筋が走った水色の岩石は【天空石】と呼ばれ、天空諸島では建材に良く用いられる
67
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/05/17(金) 11:11:05
上方から無数に枝分かれする「川」の紋章が掲げられている場所は、ほぼ間違いなく【魔路神群】を崇拝する信者の関係する施設や神殿である
【魔路神群】信仰の関係者、あるいは紋章学に精通したものであれば、紋章の形や強調された部分、枝分かれの数などからその施設の由来や進行されている神、建設された年数などを判別することが出来るのだという
68
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/05/19(日) 07:29:42
魚人族に伝わる悲劇の伝説は、さまざまな芸術の題材となった
婚約者(作品によっては義理の妹)の呪いによって、生きながら内蔵が腐る病にかかった魚人の王子が、死の床で恋人を思って歌う場面はそうした芸術の名場面である
この悲劇、『サバール王子の悲恋』は、今後も世界の宝として受け継がれていくであろう
69
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/06/15(土) 10:32:11
【風水屋敷】
風水技術の精髄がこめられた建物は、もはや陸上の戦艦であると言える
特に、新時代風水の影響で育ち、運気が不安定な外部で生きることが出来ない世代にとって、そうした【風水屋敷】は不可欠な存在である
それはいわば、彼女たちの、外界と接する鎧でもあった
70
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/06/25(火) 06:36:22
【平たい大地】の時代では、魔法使いは塔の上から【邪視】によって世界を支配していたという
これは、妖精王エフラスが完成させた仕組みであり、【大地の球化】はその支配を恐れてのことだとも言うが、なにぶん、あまりに古い話なので詳しいことは分かっていない。
71
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/06/27(木) 00:53:05
【真なる鏡球】
ラフディ人が共通して持つと言われる心象風景の一つ。或いはそれが具象化したもの
ラフディの芸術家は一生をかけて、空洞の鏡球の内部を表現しようとする。
72
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/07/29(月) 23:14:07
【ミラクルすてきなイルカキングカイザーの歌】とはおそろしい呪いの歌である。
73
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/08/20(火) 06:35:43
【携帯神殿】
【猫の国】から伝達したと言われている童話では、【三花子】という童話の英雄―――――【桃花子】・【浦島花子】・【金花子】などの逸話が有名である
だが、その【三花子】には含まれないがそれなりに有力な英雄の物語も、また存在するのだ
その中の一つ、【力花子】という英雄のエピソードに登場するのが【御堂コ花子】であり、彼女が常に担いでいるものこそが、この「携帯する神殿」である
これは【お神輿】という祭礼に用いる「移動用の神の家」の原型、いわばプロトタイプであると考えられており、後に普及した量産型とは異なり、単独での携行を前提としている
こうした【携帯神殿】は、後により小型化・軽量化を遂げ、さまざまな分野で活用されるようになったことで知られている
74
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/09/13(金) 12:38:25
「語りましょう。持つものは紀元槍に到達し、世界を統べることが出来るという【妖槍イィクスカリヴェル】にまつわる九人の英雄の物語を」
「そして、そのどれかが妖槍に変じるとされ奪い合いの対象となった【十二大紀槍】とその十二人の担い手の物語を」
75
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/09/16(月) 07:43:51
図書館島の図書館塔は、天に届かんという本の山で出来ている。
無限に書き続けられる図書館迷宮は、宝を守る迷宮であると同時に、それ自体が宝の山である。
この迷宮には、通常の建築物では考えられないような設備や現象が多々見受けられる。
そうした中では、重い意味の崩壊によって出現する文章ブラックホールや痴愚なる知性の暴走によって生み出されてしまうホワイトアウトホールなどが有名だろう。
図書館迷宮とは、本の宇宙であり、意味と文脈の迷宮なのだ。
そして、図書館迷宮にはまだ「先」がある。
図書館迷宮は、最古と最新、クラシックとポップス、さらに断食本と美食紀行本、上品な礼法の本と性技法や俗悪エッセイが入り混じる情報の集積地であると同時に、その情報を管理し表現する技術の集約地でもあるのである!
重なり合い、層となった文と絵そして写真の重層は、それぞれ異なる意味を奏で、それらは決して混ざり合わないながらも互いに響き合い影響しあって重奏となる。
注釈、引用、言及、付記、関連図書に参考図書、二次創作に偽書にリメイク、そしてそれは、新たなる技術によって拡張現実(AR)として表現され、光の文字となりて浮かびあがって宙を埋めていくのだ。
76
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/09/16(月) 07:46:38
図書館迷宮では、本が歌い、本が語る
前提知識や読解力の向上がなければ認識することすらかなわない光の文書館、その積層文書は、破壊不可能な情報集積体であり、第二の、そして真なる図書迷宮である
紙魚、本の虫、即身本を目指す読書家、誤植、自動なる意味変化、探索者・読者の認識の変化とともに自動的に変化をとげる文字の群れ、渡り文字
そこには多くの情報生命体が産まれ、育ち、集っている
そこでは衝撃とひらめきの後に、のろのろと遅れて意味が現れ
意味は常に強度インパクトよりも遅い
意味の合間にこそ、インパクトは発生する
構造と文脈が感動を支えている
たとえ砂粒一つといえど、その成立は宇宙の開闢からの悠久の歴史を辿らなければ決してあり得ない事柄であるし、その位置は宇宙全ての存在との相互干渉によって成り立っている
辺境や空隙など存在しないし、無意味や無価値な位置もあり得ない
それを言うなら。宇宙の全てが無意味な偶然なのだから
図書館迷宮の真なる、そしてつねにすでに新たなる階層は、光より早い意味(ミーム)と強度(インパクト)で出来ている
77
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/10/27(日) 22:36:42
魔法のパン屋の焼くパンは、7つのかまどにいっぱいで
魔法使いの焼くパンは、呪文を歌って甘くなる
魔法使いの焼くパンは、放ると雲まで飛んでいく!
78
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/10/31(木) 22:11:56
ノナナーンの歌
79
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/11/02(土) 08:15:25
パンに音楽を焼き込めて、八十八を重ねよう
黒パン三十六、白パン五十ニ個
四角く長いブロック重ねて
出来上がるのは、パンの鍵盤
パンのピアノで歌いましょう
焼ける魂、大地の讃歌
80
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/11/28(木) 21:10:50
【石槍墓】
古来、石を積み上げて槍状にした墓は、特別なパワーを発揮することが知られている。
食べ物が腐りにくくなる、体調が良くなる、家が繁栄する、お気に入りにしているweb小説の更新速度が上がるなど、その効果は様々である
昨今の墓づくり技術は、わざと悪い「相」の墓を生前葬で作ったり、死後婚オプションを女神ルウテトまで格上げすることで死後の壮絶な離婚騒動を狙うなど、敵対する家系を没落させるために使われることも多い。
昔はこのように、自分たちを高め助けるというシンプルな使われ方をしていたことが、この例からもよく分かることであろう
81
:
言理の妖精語りて曰く、
:2019/12/30(月) 22:21:33
今では、AR空中神殿でどこででも参拝が可能とはいえ、電子通貨でのお賽銭は禁じられている
まだまだ、その通貨的な価値は空虚なものとされたままなのだ
82
:
言理の妖精語りて曰く、
:2020/01/05(日) 22:25:36
すると、そこらじゅうが、まわりにあったもの全てが動き出した
そう、これが【モビール・パレス】(動く宮殿)
ここでは全てが動き出し、あらゆるものが変化するのだ
83
:
言理の妖精語りて曰く、
:2020/03/20(金) 22:38:03
霹靂(へきれき)の壺は、紺碧の地に雷が走る独特の文様を持つ
この壺は、クロウサー家に伝わる家宝の一つだったとか、そうでなかったとか
84
:
言理の妖精語りて曰く、
:2020/04/04(土) 12:43:51
生の半ば、戦場にて倒れた勇士たちのために、数々の歌が作られた
宿敵、復讐、戦いの中で育まれた因縁、友情、冒険、そして恋
特に、背中合わせのまま倒れた弓使いと槍使いの二人の友情を描いた『弓と槍の慟哭』は、名歌として有名である
85
:
言理の妖精語りて曰く、
:2020/04/07(火) 07:20:58
人の欲望に反応し、自動的に拡張・変形、いうなれば成長する迷宮は、その欲望と同じくらい邪悪で曲がりくねっていた
そして、それはどこか悲しいものだ、と迷宮に現れる謎の少年は語ったのである
なぜなら、そうした迷宮は、自分で自分がどこへ向かいたいのか、ほんとうの意味では自覚していないのだから
迷宮は、今日も無限に拡張し、ねじれ、曲がりくねっていく
己自身の「起源」(はじまり)と夢(もくてき)を見失いながら
86
:
言理の妖精語りて曰く、
:2020/04/08(水) 10:32:51
『三人の男と二つの足場』や『一本のザイルで別れた母娘』は、登山者における悲しい運命を描いた名歌である
譲ったものと譲られたもの、そのどちらが幸せなのか
そして、そのどちらがより罪を背負ったのか
山間を吹き抜ける風は、何も答えてくれない
ただ今日も、歌の頃と同じく、アラガート山は美しく険しく切り立っている
人間の矮小な問いになど、答える価値はないと言うかのように・・・・・・・・
87
:
言理の妖精語りて曰く、
:2020/05/15(金) 23:08:46
物語は、聴衆に合わせて内容が変更されることも多い
再話のたびに、路線やテーマや展開が変わる
それは、伝言ゲームのように古来から「由緒ある物語」が伝承されてきた太古から変わることのない、物語の本質なのだ
88
:
言理の妖精語りて曰く、
:2020/05/16(土) 22:17:20
妖精に愛された吟遊詩人は、異界を觀る片目を持ち、平和をもたらすという九つの歌を求めて旅したのだという
89
:
言理の妖精語りて曰く、
:2020/07/26(日) 23:37:18
芸術は、力となる
キュトス神を信奉するある山岳寺院の回廊には、キュトスの姉妹全員の肖像画が飾られている
その回廊は、修行のためのものだ
各姉妹の肖像画は、その前に立つ者に力を与える
その者は、一時的に姉妹の技や術を使用できるようになるのである
そう、修行とはその回廊を通り抜けることであり、その修業を受けるものは、すべての肖像画の力を持った先輩僧侶からの試練をくぐり抜けなければならないのである!
その試練を無事にくぐり抜けることが出来たものは、先代院長を含め、わずか三人だけなのだという・・・・・・・・
90
:
言理の妖精語りて曰く、
:2020/11/23(月) 23:04:58
【悲鳴ソング】にも、才能は必要だ
魔界では、より優れた悲鳴を供給するため、血筋、育成、選抜(オーディション)、加工・調整などあらゆる面における悲鳴のスペシャリストが存在しているのだ
91
:
言理の妖精語りて曰く、
:2020/11/23(月) 23:06:23
そして、合唱隊や舞台効果としてのコロス(BGM)については、さらなる厳しい査定と評価が下されるのだ
92
:
言理の妖精語りて曰く、
:2021/03/02(火) 07:41:01
民間に伝わる詩歌【エフニカの姫】によれば、太古の昔、エルフの国【エフニカ王国】を二分する大きな内乱があったという
同じく歌によれば、その発端は、当時の王の愚行であった、とされている
王は早くに妻を無くし、その忘れ形見である一人娘だけを大切に育てていた
その溺愛っぷりは、周囲の目を覆わんがほどであり、娘のために専用の宮殿や軍隊、果ては領土の割譲までをも行い、それはまるで新しい国を一つ作り上げんとするような有様であったそうな
そして、王はどうしても再婚しようとしなかった
新しい妻をめとるべきだという廷臣たちの忠告にも、全く耳を貸さなかったという
しかし、姫が生まれて14年になろうかという年になり、王にも変化は起きた
突然、再婚を発表したのだ
ただし、相手は不明
再婚相手は、姫の誕生日になるまで公開しないという
急な発表によって、廷臣たちをはじめ王国はわずかに混乱した
だが、めでたいことが重なるのだ
それはとても嬉しいことだということで、人びとはそれを片付け、受け容れる方向で日々を送っていった
そしてついに、姫の14歳の誕生日、その当日となった
その日、人びとは二重の果報を前に浮かれ騒ぎ、王からもたらされる二つ目の良い知らせを待ち望んではしゃいでいたという
だが、そこでもたらされたのは、ある意味不幸な知らせであった
王が発表した再婚相手は、王国民全員がよく知る人物であった、そのことまでは問題ない
しかし、その相手は大きな問題であった
それは、姫であった
その日14になったばかりの、王の実の娘だったのである
王の狂った通知を知らされた人びとは混乱し、その混乱はやがて国を二分する大きな対立になっていった
王を止めようとするものもいないわけではなかった
けれど、そのほとんどは牢に入れられ追放され、後にはそうした反対派は、必ず処刑されるにまで至ってしまったのだ
それでも、そうした迫害にくじけず、反対を貫かんとした者もいた
その代表こそ、当の姫本人である
姫の意志は強く固く、やがてその意志は反対派をまとめ上げ、彼女は反乱軍のリーダーの位置に収まるようになっていったという
【エフニカ結婚内乱】は、こうして始まったと歌では語られている
しかし、現在の【エフニカ王国】はこれを否定する
その歌は、たわいもない民衆のおとぎ話であり、ありもしないでっちあげであると
だがそれでも、人びとはこの歌を愛好し、ことあるごとに歌うのだ
愚かなる王と勇気ある姫、そしてその二人の勢力に引き裂かれた英雄たちの悲劇の物語を
93
:
言理の妖精語りて曰く、
:2021/03/10(水) 08:37:59
七技混迷絵画ノ一 『飛翔天女頭突撃ノ図』
94
:
言理の妖精語りて曰く、
:2021/04/27(火) 20:15:24
【ラパチーニのくちづけ】は表向きは単なる園芸愛好家の集まる小洒落たカフェだということになっているが、実のところカルト教団の本拠地らしい。
95
:
言理の妖精語りて曰く、
:2021/06/15(火) 08:51:41
歌を歌おう
小さな孤独とその終わりの歌を
銀の森の少女の歌を
96
:
言理の妖精語りて曰く、
:2021/07/20(火) 08:46:22
【水晶人】にとっては、クリエイターや芸術家とは「プリズム」のようなものであるのだという
それは、自然界のあまねくものから反射される光や輝きを、己を通して分節し、変化させる者
創造性や個性とは、個人や個体だけで判別されるものではない
それ以外の全て、環境や関係との差異や相互干渉によって現れるものなのだという
どれほど素晴らしい芸術であっても、それを理解できる鑑賞者や理解される文脈がなければ意味がない
あらゆる輝きやキラメキは、そこに美を見出す条件が整わなければ、決して存在せず、受け入れられないものなのだ
そう、彼女たちは語ったのだ
97
:
言理の妖精語りて曰く、
:2021/07/20(火) 09:37:37
そしてプリズムは、傷つくほどにその分節する輝きをより多様に、より美しく増していく
それはまるで、カッティングされることによってさらに光り輝くダイアモンドのように
困難を乗り越えるたびに、創造者や表現者の放つ魅力はより増していくものなのだそうだ
ただ、【水晶人】から分かたれ対立する【黒晶人】は、こうも語る
あまりに重い傷、つらい過去はくすみや染みとなり、黒く重たく沈み込むだけである、と
二つの種族のどちらが正しいのか、あるいはどちらもが正しかったり、両方とも間違っているのか…それは分からない
ただ今日も、【水晶人】たちが住む【鉱石森林】での展覧会では、さまざまな芸術がまるで花園のように、色とりどりに咲き誇っている
その多様さ、その美しさは、他ではとても見られないほどのものだ
その輝きは、尊く、とても美しい
あるいは、【黒晶人】たちが、時折仕掛ける、趣味の悪いライブや【テロアート】でさえ、その花園の掛け替えのない一部のように見えるほどに
98
:
言理の妖精語りて曰く、
:2021/07/22(木) 18:43:51
・俺YOEEE小説
主人公の敗北や無様さを楽しむタイプの小説カテゴリー
古代文学を揶揄した蔑称ともされる
99
:
言理の妖精語りて曰く、
:2021/08/09(月) 22:50:00
九つの惑星の名を持つ九棟の大聖堂は、天の星と照応し、大地の竜を従える
だが、その中の一つ【地球聖堂】(カテドラル・テラ)は数年前より行方不明なままなのだ
繁栄のため大地の気を巡った争いが、九つの聖堂を分かち、大地に多くの亀裂を刻んでしまった・・・・・・・・
100
:
言理の妖精語りて曰く、
:2021/08/22(日) 11:05:10
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ユーザーが制作されたフリー素材ストーリーもございます!
もちろん、あなたが投稿するのも自由!
それではどうか、『迷宮芸術』のご注文は、我ら、『グレンデルヒ・ガーデンラビリンス』へよろしくお願いします!
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