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その他の神々に関するスレッド

1言理の妖精語りて曰く、:2006/07/16(日) 15:08:04
ティリビナ神群、マーディキ神群、魔路神群、納豆神群、飛来神群
といった紀に至っていない神々に関する記述を行う場です。
新しい神群や精霊に関する記述も同様です。

545言理の妖精語りて曰く、:2007/07/29(日) 17:21:15
豚も野に帰れば猪となろう。
服を脱ぎ、文明を捨てるのだ。

546言理の妖精語りて曰く、:2007/08/01(水) 23:41:57
味噌神ミルシルは味噌汁ではない。
汁気は少ない。盛りはとうの昔に過ぎた。

547言理の妖精語りて曰く、:2007/08/12(日) 23:36:29
そう、どうでもいいことだった。

548言理の妖精語りて曰く、:2007/08/18(土) 17:30:41
ヌアランダーラに侍る者には、あることないこと吹き込んで、気に入らない相手を
南東海諸島に送り込ませる連中までいた。ヌアランダーラもろくに吟味せずにそのまま
やらかすことが多かった。不満や憎しみが積もり積もっていくのも無理はなく、
【竜】やら神々やらその他もろもろの強者にヌアランダーラの討伐を頼み協力しようと
する『株』が多かった。この飛来神が【地球】からいなくなるのも時間の問題だった。

「洞窟砕き」によってヌアランダーラは死んだ。

549言理の妖精語りて曰く、:2007/08/18(土) 17:38:12
協力者であった『ヌアランダーラの株』は、「洞窟砕き」を用いた神に、
『株』の名前を記した名簿を処分して欲しいと頼んだという。
聞き入れられて神々の図書館からなくされたとも、
そのまま書架に残されているとも言われるが、それ以降
創作や狂言を除いて、新しく『株』の名が世に知られることはなくなった。

550言理の妖精語りて曰く、:2007/08/18(土) 18:50:05
という情報操作を行ったわけなのだが。
なぜだかうまく行き過ぎてしまい、本当に消滅してしまったのは言語魔術師たちの間では笑い話である。
消滅した枠には、コピーを収めることで一致し、現在はヌアランダーラ2号が『ヌアランダーラ2号の株』をせっせと生んでいる。

551言理の妖精語りて曰く、:2007/08/25(土) 22:22:20
神とはそれ自体が一つの世界である。

552言理の妖精語りて曰く、:2007/08/25(土) 22:32:37
そしてそれを信じるものもまた、自身の内に世界を得る。

553言理の妖精語りて曰く、:2007/08/25(土) 22:41:06
何不自由なく事が進み、己の思考と現実の区別を失った彼は、「神などいない」と呟き、神のいない世界に生きている。
その隣人は、何事も無く送られる日々の暮らしを大きな存在による加護の結果と捉え、神のいる世界に生きている。

554言理の妖精語りて曰く、:2007/09/04(火) 03:00:23
ツカバネも零落する前は美しい山の女神だったとのことだ。

ツカバネは山婆(ズーズヤサ)という妖怪へと零落したが、
自然の神が零落する、ということは、神という「自然を支配・統御する側」
から妖怪という「自然そのもの」に引き摺り下ろされると言うことでもある。

神としての力は、自然の一部であるには大きすぎ、また異質である。
そのため環境との軋轢から、凶暴化し祟り神と成り果てるものも少なくない。

555言理の妖精語りて曰く、:2007/09/04(火) 16:48:49
神から邪神、妖怪へ零落するパターンの神話群は神を貶め統御しようとした
人為が働いているが、反面、超自然の力が強い地方(山岳地帯や密林など)で多く見られる。

これは、人々が自然に打ち勝とうとする意思の根源が、脅威である超自然に対する根源的恐怖に
根ざすものであることに起因する。

即ち、超自然的な存在の力が強ければ強いほど人々はそれを恐れ、取るに足らないものであると語り継ぎ零落させようとした。
ここで一つの疑問が持ち上がる。

世界で語り継がれる上位神、紀元神群。
そしてそれらに敗北したその他の邪神群。

これらの力関係は、果たして本当に民間の伝承通りであったのか、どうか。

556言理の妖精語りて曰く、:2007/09/16(日) 20:22:01
サトワクペスには不安を司る弟がいる。
場合によっては、不安は恐怖よりも心を蝕む。

557言理の妖精語りて曰く、:2007/09/19(水) 16:44:54
土偶神群が滅びた理由は、まずダス以外に彼らを創れる存在がないこと、
彼ら自身に土偶神の子や分身を残す能力が無いことがあげられます。
そのため壊されればそれっきりで数は減る一方でした。
他の飛来神群と組んで我々の【地球】にやって来た時にはたった7体しか残ってませんでした。
しかもさっそく侵略に投入されたビジャラギは速攻で殺られ、
ハニー(埴輪)を生み出し操る能力の仕組みまで【地球】の神々に知られてしまいました。
神々が知った知識の一つに、「ハニーは本体の土偶神に引き寄せられる」というのがありました。
欠片さえあれば大元の土偶神のいる方向を知ることができるのです。
こうしてハニーを確保された土偶神は隠れても見つけられて滅ぼされました。

最強のムラバキでさえも紀神ピュクティェトによって討たれ、土偶神の歴史はその幕を閉じることとなったのです。

558言理の妖精語りて曰く、:2007/09/21(金) 01:41:16
「チク・シールは予言した。『上書きの時は近い』
ゼオートの一族はパンゲオンの首をすげ替えることに成功した。
彼らは「神々」を僭称し、真正の神たる我々を追放するだろう。
私も例外ではない。私が消えた後、神殿と祭祀は放棄され、
やがて王族と人民はあの忌まわしい末子を崇める。」
令星の神ワリブはある人間にこう語った。

559言理の妖精語りて曰く、:2007/10/12(金) 23:03:47
否定の神の出現は予言されていた。
ゼオート神群や南極の唯一神などがそれだ。
その出現は、混在の神話から秩序の神話への移行と連動する。

560<<妖精は口を噤んだ>>:<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

561言理の妖精語りて曰く、:2007/11/04(日) 12:58:21
ときたま、紀神伝承の中に「紀」の関係しない神が描かれることがある。
これは紀神教の度量を示すために土着・外様の神をあえて受けいれたのだ、と解釈されていた。
ところが近年、これらの非紀神存在が既存のどの神話にも存在していないことがわかった。
紀神伝説の中に現れる、非紀の神。
ヒキコモリと名づけられたそれらはなぜ、何のために存在するのか。

562言理の妖精語りて曰く、:2007/11/18(日) 20:06:50
「アルセス」という名で、槍を扱い、衆々の助けとなり、色を好む超人の伝承がある。
無論、紀神伝説の一部として組み込まれている。

ただ、なぜか、この「アルセス」は「赤い髪の少年」ではなく「青い長髪の女」である。

紀神教ではこれを「アルセスの多面性を表すもの」としているが、
中道派の紀神研究者の間では
「紀神教成立以前に紀元槍の担い手が存在していたのではないか」とか
「かつては、現存する紀元槍の他にも紀元槍があったのでは」と、しばしば推論の種にされている。

563言理の妖精語りて曰く、:2007/11/19(月) 00:20:09
【酒神 ビッガイ】
酒屋の神様。
外見については国・地方によって異なり、共通性が無い。
酒の生みの親で酒を愛して止まない神で、その酒好きのあまり色々とうっかりエピソードも残している。
例えば、一週間後に死ぬと予言された王から国中の酒を奉納されて、それに気をよくして死神に王の寿命を延ばすように交渉した話は有名である。
ちなみに、草の神として、草を作る人々からも崇められているのは内緒である。

564言理の妖精語りて曰く、:2007/11/19(月) 00:23:29
バッカスか。

565言理の妖精語りて曰く、:2007/11/19(月) 01:07:51
ビッガイを信仰する国、というよりも民族は少ない。
酒、という実に手間と無駄の多い嗜好品は一部の自称「通」くらいしか扱わないからだ。
酒精に変わる酩酊物質なぞそこらに生えているし、原料とともに必須な菌も「猫の国」なる隠語で呼ばれるごく限られた地域からしか穫れない。
これで美味であれば希少性からよい商品になるのだが、「最高級の酒」でも「中規模都市の薬剤局にあるクスリ」と同程度の味わいとあっては。

酒とはまさに「好事家好み」の品であり、ゆえにビッガイもイロモノとして面白半分・不気味さ半分で奉られている。

566言理の妖精語りて曰く、:2007/11/19(月) 11:41:53
バッカスの酒神としての側面がビッガイである。
ビッガイの工神としての側面がバッカスである。


双面神バッカスbackass・ビッガイbigIをその名とする。

567言理の妖精語りて曰く、:2007/11/19(月) 21:09:04
>>566
側面ばっかりで正面が無い。
バッカス/ビッガイは顔を持たない存在であり、その肖像は常に横顔で描かれる。

ところで実在人物というかモロにゆらぎ参加者が元ネタなのって、なんかキモチ悪いんだけど。
誰か中和方法考案求む。切に。

568言理の妖精語りて曰く、:2007/11/19(月) 21:23:59
>>567
ウェバラナイエとかもだろうか。
ちょっと議論スレに移動。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1195048721/l50

569言理の妖精語りて曰く、:2007/11/19(月) 21:30:28
実際の神話も、実在の英雄がモデルになっている神っているようですし。
およそこの架空の神話上で起こるようなことっていうのは、ぜんぶ実際の神話上でも起こっていたことなんじゃないかなと思う。
最初期の吟遊詩人たちの誰かが、自分の知ってる人物を女神の名前に使って自己陶酔してるとことか想像できて楽しくないか?

570言理の妖精語りて曰く、:2007/11/19(月) 22:00:28
おあー
メシ喰って戻ってきたらなんか波風がー

うんそうなんだ主観なんだ
だから別にマジで中和法探したとかでなくて、なんと言うか「じゃあゆらぎやめれば」とか蔑みのレスでもつかないかなー、と書いただけなんだよぅ っひぃぃ

ごめんなさい(´・ω・`)

571言理の妖精語りて曰く、:2007/11/19(月) 22:08:54
>>570
なんたる小心者ww

572言理の妖精語りて曰く、:2007/11/20(火) 21:47:51
>>570
なに期待してるんだwww

573言理の妖精語りて曰く、:2007/11/20(火) 22:23:55
>>570
M?w

574言理の妖精語りて曰く、:2007/11/20(火) 22:47:14
「じゃあゆらぎやめれば?   でも、たまには書き込んでよね」

575言理の妖精語りて曰く、:2007/11/20(火) 23:47:34
>>574
書き込みに来てたらやめてないじゃねぇかwww

576言理の妖精語りて曰く、:2007/11/21(水) 00:36:18
>>574
魔性の女がいるでよww

577言理の妖精語りて曰く、:2007/11/21(水) 00:37:07
>>576
おれにはオトコに思えるがw

578言理の妖精語りて曰く、:2007/11/21(水) 01:13:37
>>576
これコピペにしようぜw

579言理の妖精語りて曰く、:2007/11/21(水) 13:10:36
>>576
「見に・・・来てなさいよ」にしようかと思ったけど安易なデレは良くないと思ったから三点リーダをつけなかったんだ。

580言理の妖精語りて曰く、:2007/11/21(水) 18:24:25
その場で思いついて一言添えたような感じが良い。
二重あっさり、とでも呼べようか。

581言理の妖精語りて曰く、:2007/11/21(水) 18:49:45
俺はこれかなぁ・・
http://utun.jp/Mtz/?siina_riku01.wmv

582言理の妖精語りて曰く、:2007/11/21(水) 19:32:09
↑広告?

583言理の妖精語りて曰く、:2007/11/21(水) 20:59:40
>>581
・・・どう見ても詐欺です、ほんとうにありがとうございました。

584言理の妖精語りて曰く、:2007/11/21(水) 21:01:36
>>581
どう見ても魔性の女がいるでよww

585ひろし:2007/11/21(水) 23:33:29
あれ?おいおいおいおいおい
いくらマウスのホイールを回してもよぉ、
ぜんぜんスライドしねえじゃねぇかよ!
見えないよ!肝心なところが、核心が!

586言理の妖精語りて曰く、:2007/11/22(木) 00:35:37
どうすろ。
削除依頼出すか?

587言理の妖精語りて曰く、:2007/11/22(木) 02:34:43
>>585
ひろし、必死になんなwww

588言理の妖精語りて曰く、:2008/02/15(金) 00:08:43
【群れを成す意思ヴォロテオン】
八百万体の下級飛来神を纏める神。
その姿は、眼球を模した拳大の石球である。
彼自身の力は弱く、神としての能力だけを見れば最下級の飛来神であり、また知能も低い。
しかし、常時八百万という驚異的な数の下級飛来神を纏め行動する為、その脅威度は極めて高い。

古代の東方にて過去、数度に渡り飛来し【ナルカミサマ】と呼ばれ恐れられていた。

589言理の妖精語りて曰く、:2008/02/16(土) 07:17:46
眼球を模した姿なのは当然、というか順序としては逆である。
かの神が生物を造る際に、自らの知覚を分け与えたおかげで今日の我々には視覚が在るのだ。

590言理の妖精語りて曰く、:2008/02/16(土) 18:33:03
数百万にも及ぶ群の統一意思、それがヴォロテオンの正体である。

591susu:2008/02/16(土) 20:42:23
すなわち無責任な言葉の横行。
そして暴走。
「成る神」は群れ成す力をまとめ上げることで神になるのみであり、神としてあり続けることはない。

592susu:2008/02/16(土) 21:07:43
否。
神と呼ぶに値する行動を取ったものは、その行為が終えられた後も神である。

593susu:2008/02/17(日) 01:46:59
うるせぇなあ。
>>588が神だって決めたんだから神なんだよ。
ガタガタくだらねえ事くっちゃべってねえで仕事しろ仕事。

594言理の妖精語りて曰く、:2008/02/17(日) 10:40:43
決め付けてしまえば命の無い石や木や金属の像ですら神となる。

595言理の妖精語りて曰く、:2008/02/17(日) 11:42:47
姿を与えられていない無形の像もまた神となる。

596言理の妖精語りて曰く、:2008/02/17(日) 12:44:50
偶像崇拝を信仰さえあれば神となるにか

597言理の妖精語りて曰く、:2008/02/17(日) 21:14:48
>>596
日本語がおかしいw

598言理の妖精語りて曰く、:2008/02/17(日) 21:38:08
【群れを成す意思ヴォロテオン】
クリーチャー・ゴッドの召喚
ヴォロテオンはクリーチャーとして召喚された際、8つの視認ポイントを持つ。
任意:ヴォロテオンから視認ポイントを好きな数取り除き、取り除いた視認ポイントと同じ数のゲームパーマネントを指定する。指定されたゲームパーマネントはクリーチャータイプ・「ゴッド」を持つ。

599言理の妖精語りて曰く、:2008/02/18(月) 22:47:02
納豆神は困った「う〜ん、こいつはもう少しというところで“魔人”になりきれないなあ」
納豆神はネバついた指で“こいつ”の額をぺしぺし叩く。だが
相手は銀色の寝台の上で深い眠りについているようで全く反応しない。
すると部屋の外から黒衣の男がやってきて言った。
「神に牙剥く、という性質を添加なさればよいと思います。
魔人の魔人たる所以は、常人の域を超え、高みに在る神々を捕え引きずり下ろして
足蹴にしてしまうところにあったのですから」
だけどねえ、と納豆神は渋る。「こいつの牙がこっちに向いたら不味いよ。こいつけっこう強いんだよ」
「ご謙遜を!」と男。
「貴方は納豆神群の最高神ナットゥー・ラ・ネヴァーツキーで在られます。ご神徳は他の追随を許さぬ
事実上全世界の主神であられる。それにここはあなたの王国。そして“こいつ”は言うなれば貴方の被造物
です。被造物が造物主に敵う道理はありません。本家の“魔人”ですら神々の前に敗れ去ったのです」
男も“こいつ”の額にぺちぺちとでこぴんを当てる。
「そうかなあ、そうかなあ……そうだなあ。うん、やってみよ。やれることはやっとこう」
こうして納豆神は黒衣の進言を受け入れた。男が退出するのと入れ替わるように
白衣の技師たちが部屋の中に入っていく。

600言理の妖精語りて曰く、:2008/02/19(火) 04:24:59
竜牢会・総本部の光景であった。

601言理の妖精語りて曰く、:2008/02/19(火) 21:22:22
牢+籠絡ということで「牢絡」なる用語を考えてみたナットゥー・ラ・ネヴァーツキーは、
黒衣の男にどういう語義・用法にしようか相談を持ちかけた。
これからわかる通り、この納豆神は黒衣の男をかなり信頼しているようである。

602言理の妖精語りて曰く、:2008/02/19(火) 21:28:47
黒衣の男=ナットゥー・ラ・ネヴァーツキー

用語を考えたナットゥー=コピー。良く言えば影武者。

603言理の妖精語りて曰く、:2008/02/19(火) 21:34:16
では悪く言うと……

604言理の妖精語りて曰く、:2008/02/19(火) 21:41:54
実をいうとな。

……コピーの方はまだ醗酵しとらんねや。
だから、つまり、その。

ただの豆?

605言理の妖精語りて曰く、:2008/02/19(火) 21:46:21
まて、仮とはいえ「ネヴァーツキー」の名を与えられているのだ。
糸はひいているはず。
ただの豆であるはずがないぞ。

606言理の妖精語りて曰く、:2008/02/21(木) 19:16:19
腐った豆?
冗談じゃない。
パンゲオンを見ろ。
背中にとんでもない数の微生物を載せててもビクともしない。
新たな生命のゆりかごとなった、敬意をはらうべき豆だ。

607言理の妖精語りて曰く、:2008/02/23(土) 14:03:23
つまり黒幕っぽく登場したやつが実はボスではなく操り人形で、下っ端っぽく序盤から登場していたキャラが真の黒幕。
と言うネタをやろうとしたのに、操り人形の黒幕っぽさに注力しすぎて真の黒幕を超えた力を持っちゃったんですね。

よくあります。

608言理の妖精語りて曰く、:2008/02/24(日) 02:05:55
納豆神とか「食物そのものでもある神々」というのは、
さらに高位の存在が食用としてつくった存在。
いわば「生きたアンブロシア」と言える。
納豆云々は単に「味付け」の問題であって深い意味はない。
需要があれば他の食べ物でもある神々が新しく作られるようになるだけだ。

609言理の妖精語りて曰く、:2008/02/24(日) 02:54:08
「あんぶろしあってなーに?」
「カミサマの食べ物のことだよ」
「ふーん、たべられるの?」
「カミサマだけはね。私達には食べられないよ」
「ふふっ、ねえさまでもたべられないものがあるのね」
「ああ、食べられないよ。……食べたらカミサマになってしまうからね」

610言理の妖精語りて曰く、:2008/02/24(日) 11:17:56
ミッタケが邪気眼に興味持たないのはわかった

611言理の妖精語りて曰く、:2008/03/29(土) 13:09:54
アワラ人は空気の神の支配下にあるといっても過言ではない。

612言理の妖精語りて曰く、:2008/03/29(土) 13:36:50
薄く巨きな大紀の精霊「アトモスフィアー」は、アワラ民間信仰での天空を支える龍「不意に虚空へ灯りをともす蛙(阿灯不意蛙)」を紀神教に習合したものである。
紀神教ではこの天龍の善面を巨球神ドルネスタンルフの眷属とし、悪面を悪相神キュトスの使い魔とした。
いわゆる「彼方に灯りをともすマルメラーデ」と「シャーネスの厄風」である。

613策神リバエブ語りて曰く、:2008/04/17(木) 22:26:13
―それで、実際の所みなさんの強さというのはどのくらいのものなんでしょう?

「結論から言うと弱い。もうほとんど惰性でだらだら命散らしてるんじゃないの。
アスト嬢とかそういうのに美学を見出してそうだし。」

―確固たる意思の下、勝利のための犠牲として死んでいるわけではないと。今のお話だと、アストレッサさんもそうした風潮に危機感を抱いているわけでは無さそうですが・・・

「なんつーか、みんなバラバラに活動してて統率が取れてないんだね。雑魚沢山、ボス沢山。でも紀神に恨みがある奴等しか騒いでなくて、他の子達はかなりマイペース」

―皆さん個性が強烈ですからね(笑)

「っていうか、好き勝手やってるだけなんだけどね(苦笑)、実際の所集団としての強みは皆無だといっていいと思うよ。もう完全にお姫様のワンマン経営だもん」

―紀元神群側も大分個人主義的な色が強いように思うのですが、そうした点を考慮しても勝ち目は薄いのでしょうか。

「まあたしかにそうなんだけどね。 でも、こういっちゃなんだけど正面からぶつかり合ったらどう考えてもあっちの方が強いでしょ、実際。 うちの大将連中が弱いとはいわないよ? シャルでもヒゲオヤジでも、何なら新しく生まれたっていう化物イカとやらせたってお姫様とアスト嬢ならゴリ押しで勝ちをもぎ取れるはずさ」

―それだけの条件が揃っていて、勝てないと判断する理由はなんなんでしょうか。

「あっちの層の厚さかなあ。やっぱり。 こっちは戦力のトップがランク付けできるでしょう。お姫様とアスト嬢がツートップで、コンティニャとハグレスがその補佐に回ると。でもねえ、うちはトップが落ちたらそれで終わりなんだよね。迂闊に前線に出して危ない目に合わせられない。仮に二人が居なくなったらうち等は空中分解だ」

―紀元神群はそうではないと?

「あっちは全員がトップみたいなもんでしょう? 全員がウチのトップとタイマン張れる。 だから実質上のトップが居ないし、長老役だったはずのアレがいなくなっても連中ぴんぴんとしている。これはさ、ちょっと勝てそうにないよね」

―ははあ。 組織としての体裁が、逆に両トップの足を引っ張っている面もあるということでしょうか。

「まあそんなとこ。 あー。これカットしといてね。こんなこと言ってるのばれたら俺イヴァダストから放り出されちゃうし」

―ええそれは勿論。信頼を裏切るような真似をしては我々の沽券に関わります。
 では、今日はどうも興味深いお話をありがとうございました。

「いーえいえ。お安い御用ですって。まあ与太話が聞きたくなったらさ、また来てよ。 中々楽しかったし」

―光栄です。



*

インタビューのカット部分が噂神エーラマーンの情報爆撃によって公開された事によってイヴァ・ダスト内に衝撃が走った。
この事件により、飛来神群上層部への不信が一気に高まり、飛来神群側の士気は著しく低下、紀元神群へと攻撃の手も勢いを徐々に減じていったという。

策神リバエブはアストレッサの裁定によって処刑を言い渡されたが、敵紀神の情報操作であると先行して発表したクロウサーの行動の為、矛盾した内容の判決である処刑は取り消しとなった。
彼を処刑すれば噂は真実であったと認めることになってしまう。アストレッサもそれは回避せざるを得なかったのだ。
だがこの事によりアストレッサとクロウサーの間の対立は決定的となった。
常から派閥化していた両者の力関係は、以上の経緯から自然とクロウサー側に付く事になったリバエブの参入からクロウサー側に大きく傾く事になる。

614言理の妖精語りて曰く、:2008/04/17(木) 23:17:13
遠くを眺むるブロッガー


景神ブロッガーは景観を司る神であり、浮遊大陸から見下ろす地上を絶景たらしめている美の神である。
アヴロノ皇帝ネビローンは破壊されたアヴロノ島の替わりの土地として浮遊大陸イヴァダストを選出、生き残ったアヴロノ全軍を挙げて飛来神群に戦いを挑んだ。
しかし策神リバエブが景神ブロッガーを暗殺すると、イヴァ・ダストから見下ろす世界は世にもおぞましい凄惨な光景に変化し、繊細なアヴロノたちはイヴァ・ダストを自分達の住処にする気をすっかりなくしてしまった。
一方飛来神群たちは、そもそもおぞましい光景ならば日常的に見ているので(寧ろ自分達がおぞましいので)大して気にしなかった。
故に、ブロッガーがリバエブの身勝手な機転で殺されても誰も何の文句も言わなかったのである。

しかし、ブロッガーは第二統率者アストレッサの配下であった為、緊急避難といえどもこのことは両者の間に消えぬわだかまりを残した。

615言理の妖精語りて曰く、:2008/04/17(木) 23:23:45
しかし、ブロッガーの死はそれだけでは収束しなかった。
景観の神ブロッガーはあらゆる眺めを司る。
光景であればすべてを視認することが出来る彼はつまるところ千里眼の神でもあったのだ。
ブロッガーは死に際にその全てを見通す瞳を地上に落としてしまったのである。


この時まで、見るという行為はただ受身の、光を瞳で受け取り光景として頭の中で再現するというそれだけの現象だった。
しかしブロッガーの瞳はあらゆる光景を作りだし、目の前に浮かび上がらせる事が可能だった。

瞳が大地に触れた瞬間、世界に外界に働きかける瞳という概念がもたらされた。
同時に、世界中に千里眼を初めとする魔の瞳を持つものたちが誕生したのである。
魔眼竜バーガンディアなどの異形はこうして超常の能力を獲得し、伝説にその名を残すことになるのである。

今でも、魔眼の持ち主の事を景神の系譜と呼ぶことがある。

616言理の妖精語りて曰く、:2008/04/18(金) 23:55:44
時間神ケルペス

カコログ、イマ、ウィーシュの三柱から成る過去現在未来の時間を司る神。

617言理の妖精語りて曰く、:2008/04/19(土) 04:05:57
連結神モライオネ

過去と現在の間に収束神ネッコ、現在と未来の間に分岐神エッダが御座す。
時間の「流れ」と「可能性」を司る神。


又の名を「フラグスキャタの杖蛇」「フラグコレクタの猫」

618言理の妖精語りて曰く、:2008/05/04(日) 21:02:26
【罪神アレ・ス】
睥睨する耀神アレと、スロデ神群の姫君との間に生まれた神。
しかし、紀元神群とスロデ神群の同盟が破棄され戦争へと突入した際に
母を父であるアレによって殺され、自身は呪われし大罪の烙印を捺され地上へと堕とされてしまう。
その後、罪神として全ての紀神や紀人、さらに紀神を信仰する全ての人間たちによって命を狙われ続けることになる。

619言理の妖精語りて曰く、:2008/05/06(火) 21:02:30
罪神は二振りの剣を持っている。
一振りは、母神の血により生み出された純白の短剣『アマツツミ』
一振りは、地上で出会った刀鍛冶から奉納された漆黒の長刀『クニツツミ』

620言理の妖精語りて曰く、:2008/05/17(土) 20:32:34
罪神アレ・スは、自分が命を狙われている理由を知らない
自分が紀神とスロデ神族の血を引く罪神だという事も知らない
その手に持つ短剣が、母神の血と嘆きによって産まれた弟神だという事も知らない。

621言理の妖精語りて曰く、:2008/05/17(土) 21:22:26
地上に堕ちたアレ・スを拾い育て上げたのはアクバル・アズラと呼ばれる一人の人間であった。

622言理の妖精語りて曰く、:2008/05/22(木) 19:41:57
オアシス国家連合軍の最高責任者であった初代アクバル・アズラ大将軍の懐刀として育てられたアレ・スは、
ある任務の途中で出会った、一人のキュトスの姉妹と恋に落ちる事となる。

623言理の妖精語りて曰く、:2008/07/14(月) 22:07:39
二十一年という長期間をかけた人類とバベルの融合。
その完了をみる二十一年前、つまり人類がバベルと初めて接触した際のこと。
人類が初めて異基知性体と出遇った頃のこと。
人類が初めて、自らを「人類」と名乗る覚悟を決めたときのこと。

魔路神群の永い計略は、ようやく実をつけた。
紀元の独自創造に辿りついたのだ。

624言理の妖精語りて曰く、:2008/10/02(木) 00:48:51
パズルにはめ込まれる最後のピース、用意された仕組みを起動させる最初のスイッチ

それにあたるのが『地獄解放』であり、

625言理の妖精語りて曰く、:2008/10/05(日) 21:56:24
「グロリアの開示録」に記された追放のはじまりである

626<<妖精は口を噤んだ>>:<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

627<<妖精は口を噤んだ>>:<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

628言理の妖精語りて曰く、:2015/01/28(水) 00:16:55
【後ろへ進む者ポロイナ】
常に、全ての後ろへと、進んでいる。
ポロイナの後ろに回りこむことは出来ない。彼は常に、あなたの後ろにいる。
あなたが振り返れば、後ろへ進み続けるポロイナの背中が見えるだろう。
しかし、ポロイナの顔を見ることは、誰にも適わない。誰もポロイナの顔を知らない。
ポロイナは飛来神群に分類される。しかし、これには疑問符が付く。
彼には、宇宙から世界へと進むことが、出来ないからだ。それは前進である。

629言理の妖精語りて曰く、:2017/01/02(月) 03:06:15
ヘルマヌビス

この世にあらざる獣の頭を持つ、犯罪者共同体「ルチアーノ一家」の部族神。
かつてはジョネー一家、ボンドーネ一家、マルチェロ一家という血族も庇護下に置いていたが、
同じ神に仕えるはずの彼らはやがて抗争に突入し、ルチアーノ一家のみが生き残った。
彼らは所謂「マフィア」であり、ヘルマヌビスは、彼らに一切の足抜けを許さなかった。
ヘルマヌビスの命令は絶対であり、これはつまり、三家を壊滅させた抗争も彼の容認下であったことを意味する。

父の名はセト、母はネフティス、兄はアヌビス、そして霊的な父はヘルメス、だというが、
これらの神々の存在はこの世界では確認されていないが、
ある調査によると彼の中に「彼以外の四人の神的存在から受け取られた」と思しき神威反応が確かに見られた。
主要な神威は暴風と夜闇と死と冨にまつわるものであり、これに加え魔術と錬金術の達神である。
智慧と技能を貴ぶ精神性と共に賭博と盗みと謀略を愛する危険な性質を持ち合わせる。
これらを生業とする者、これなしでは生きられない者を愛し、彼の目にかなった者は、
彼を崇める「家族」に迎え入れられる。

ルチアーノ一家には独特な響きを持った名の構成員が見られる。
家系の名称も含め、この世界における【地球】在来の文化圏とは異なる起源を持つと考えられ、
その先祖は恐らく彼と共に「世界の外」から渡ってきたものと推察される。

630言理の妖精語りて曰く、:2017/03/11(土) 02:20:24
「この世には少なくとも二人の唯一神がいる。ウィ・バレテとマハ=ディヤルニ」

ウィ・バレテは啓示した「遠い未来、地上のほとんどの民が私を崇拝する日が来る」
マハ=ディヤルニは啓示した「遠い未来に至るまで、地上から不信心がやむことはない」

「二人の唯一神はいずれ自身が率いる超常の軍勢を率いて正面から衝突するだろう」
不在獣の頭を持つ群盗の部族神はこう予言した。

「その日までは、とりあえず世界は壊れない」

631言理の妖精語りて曰く、:2017/03/12(日) 11:14:07
南東の島の神【トケケッ・キロッ】は、多眼魚体、巨大な瓜のような顔を持つ。そして、その魚体に、人のような手足が生えているのだ。

632言理の妖精語りて曰く、:2017/03/13(月) 00:32:21
この神はアレ・スを受け入れ島に匿ってくれた。

633言理の妖精語りて曰く、:2017/03/29(水) 02:20:15
ナプラサフラス・ルチアーノのボス即位は「一家の真の神」ヘルメース=アンプゥにとっても快いものであった。
ルチアーノの血族どころか、ホモ・サピエンスですら無い者がボスになる。
このためにそれ相応の闘争はあったわけだが、即位にまでこぎつけた。後は組織そのものがこの変革についていけるか。
その矢先の幹部総抹殺事件。ナプラサフラス一派だけを殺させようと内部の人間が仕組んだのか、
それとも純粋に全世界英雄協会の英雄たちの用意周到な酔狂なのか。

不幸な事故である。「一家の神」にとって価値を見出せる人材も根絶やしにされた以上、
あの事件の時点で「ルチアーノ一家」は存在しなくなったに等しい。

自分に塁が及ばないよう、本体を世界各地に設けた隠れ家の一つに移し、使い魔を介して
自分を頼ろうとする者に拒絶をつきつけたり、気が向けばささやかな魔道具を与える。ヘルマヌビスは潜伏期に移行した。

634言理の妖精語りて曰く、:2017/04/03(月) 00:18:31
アウターの中にもセルラ・テリスに匹敵するくらいの力を持った奴は実は何柱かいたりする
だけどそういう連中に限って
顕現の途中で永久にフリーズしたり
うっかりヨンドヴァナラウンドの方に行ったり
知性と意識と感覚器官を棄てた状態でやって来たり
やって来た瞬間に世を儚んで自殺したり
修練の果てにポニーと一体化して入滅したり
と軒並みそんな感じなためそのクラスの存在で飛来神群の益になった者は今のところいない

635言理の妖精語りて曰く、:2017/04/06(木) 18:14:11
そもそもアウターは外の世界からきたおかげか、
人間や紀神には理解できない概念を幾つももっている。故に、
おおかたのアウターの思考回路は突拍子のないものばかりだ

636言理の妖精語りて曰く、:2017/04/07(金) 11:52:05
オェル=トェガ

縮めて「オルテガ」ともいう。丸められた地球の中心(核)を擬人化した女神。

637言理の妖精語りて曰く、:2017/04/08(土) 15:13:47
オェル=トェガは平たい大地が丸められることで立体的な意味での「中心」が生じた事で誕生した。
平たい大地の中心は、大地の外延があることで存在していた。それが失われることで、中心の概念が変更された。

大地の中心はもはや地表には存在しない。

638言理の妖精語りて曰く、:2017/05/14(日) 19:50:53
【ガーフ・ユーン】は、承認の神である。
彼は、四つの透明な立方体と、それを繋ぐ五次元の線で構成されている。
一つの立方体で、承認を受け止め、別の立方体から、それを放出するのだ。

639言理の妖精語りて曰く、:2017/05/14(日) 23:32:45
ガーフ・ユーンの御子なる承認欲求の神は親神と異なり、人間的、あまりに人間的な姿をしている。

640言理の妖精語りて曰く、:2017/05/15(月) 21:46:08
かの御子は哀しきイキリオタクたちの神。かといって彼等に加護を与えるわけでもない。

641言理の妖精語りて曰く、:2017/05/25(木) 15:43:48
馳獅頭雄 (はせ・しずお)

嵐と熱風と熱病と蝗の害を司るアッカドの魔神パズズが日本でもうけた子供。
母親の胎内にいたころにパズズの妻ラマシュトゥに流産させられかけるが生き延び誕生した。
生まれたとき、泣き声のかわりに蛇のようなシューッ、という声をもって産声とした。
父親のお気に入りでもあり、自身の名とこの蛇の威嚇音のような産声を混ぜた「パズス」という「神としての名」を授与されている。

誕生後「ジ・オーダー・オブ・ホモ・サピエンス」の保護下に入り、長じてメンバーとなる。
その後「(ジ・オーダーが定義するところの)人類と敵対する姿勢」を見せたラマシュトゥの討伐に参加、止めを刺したことで組織内の地位を向上させる。

642言理の妖精語りて曰く、:2017/06/01(木) 17:53:12
人類変容に伴い、世界の自然環境も改善されていった。
それは妖精や妖怪といった自然霊たちの再盛も意味した。

彼らの中には羊のようになったヒトを食べ、あるいは取り込もうとするものもいた。

獅頭雄はこうした悪性自然霊たちと戦った。

643言理の妖精語りて曰く、:2017/06/07(水) 10:40:30
馳獅頭雄の最後の戦いの場となったのは、九尾の狐「玉藻前」との戦いであった。

再生した自然の滋味を喰らい、人類の脅威となるまで回復したこの大妖狐を倒すべく、

「ジ・オーダー」、プロセスド種族、「信仰を失った古い神々」が協力した。

644言理の妖精語りて曰く、:2017/06/08(木) 05:31:06
きゆらシティでは、獅子の頭を持った英雄が活躍している
彼は、様々な超常現象を解決し、復活した邪悪な神々を打ち倒す
夜の町に、蛇の威嚇音が響く時に彼は現れ
摩天楼に、獅子の咆哮が轟く時、全ての災いは打ち破られるという

人は、彼を【獅子吼する蛇】と呼んだ


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