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その他の神々に関するスレッド
1
:
言理の妖精語りて曰く、
:2006/07/16(日) 15:08:04
ティリビナ神群、マーディキ神群、魔路神群、納豆神群、飛来神群
といった紀に至っていない神々に関する記述を行う場です。
新しい神群や精霊に関する記述も同様です。
457
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/28(水) 15:18:53
ムートゥアルーガとズーズヤサってちょっと似てる。
458
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/28(水) 15:37:43
使用例
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1140326832/583
459
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/28(水) 15:41:52
これもしかして完結したの?
460
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/28(水) 18:51:24
とある平行世界を支配していた神々
【純神族】
最も数の多い神族。この神々が要素を取り込むことで、その種族を支配することに
特化した存在となる。猫を取り込めば猫神族に、人を取り込めば人神族となる。
【猫神族】【竜神族】【魔神族】【人神族】
それぞれの種族を取り込み、その種族の支配に特化した神々。
5種の神々は皆、『千呪』という存在によって滅ぼされた。
461
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/29(木) 02:29:24
千呪は文字通り、千の呪いが形をなしたものだったと聞く。
まさか「たかが」呪いによって滅びる羽目になるとは、
神々も思ってなかった。その平行世界にはその神々しかいなかったから。
この世界と違って、実在する神はその一群しかいなかった。
自分達に匹敵する相手なんて他にいなかった。
だからこそ能天気に同じ神々の御世が続いたわけだが。
462
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/29(木) 12:01:37
生まれるはずだった男児が一人まるごと世界から抜け落ちた。
そのあとには『男児|少年|青年|壮年|中年|老年』の形をした
時空上の空洞が残った。そこに千の呪いが流入すると、
空洞は鋳型となって呪いに形を与えた。
こうして、生まれるはずだった男児と同じ姿形をした『千呪』が産声をあげた。
463
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/29(木) 23:11:11
エイプリルは社会の敵だな。
464
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/29(木) 23:18:47
なぜに?
465
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/30(金) 18:50:05
社会(やしろかい)とは東方地域を拠点とする秘密結社の一つである。
その活動内容は人々に災いをもたらす者の排除、その中には千呪の抹殺指令も含まれている。
466
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/30(金) 19:13:09
社会、退魔組織みたいなもんか
467
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/30(金) 19:57:41
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/7039/1151653856/184
この集団って、もしかして社会じゃね?
468
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/30(金) 20:01:30
おお、でもルイン・オブ・パンテオンを盗んだ犯人ってだれ?
469
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/30(金) 21:13:32
千呪は何故か双満月の夜の間だけ無防備になる、その時を狙って現れる社会の刺客をエイプリルは影ながらに葬り続けていた。
470
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/30(金) 21:34:54
>>468
六位の巫女の従者、巫女に仕える以前の頃、社会から脱会した際に序でに盗んだ。
471
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/30(金) 21:48:42
従者が裏切り盗み出すまでの間、社会はROPを使用し様々な悪魔や神々、そしてキュトスの姉妹達を滅した。
472
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/31(土) 09:21:37
【社会】にしたほうがよくね?
一般的な意味で「この世界の社会は〜」とか使いたいときもあるだろうし
473
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/31(土) 10:05:32
ではこれから【社会】とか社会(やしろかい)とルビ振るとかの対策をしよう
474
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/31(土) 14:03:46
【社会】ってヨンダラライト人間観、人類史上主義者っぽくない?
475
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/31(土) 15:25:55
誤書誤読はゆらぎの華よ。
476
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/31(土) 16:14:44
そもそもゆらぎってなんだろう。カオス。名状し難きゆらぎの神話。
477
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/31(土) 21:20:31
以前から感じていたけど、ゆらぎはカオスとは違うっぽい。
なんというか、秩序が固体、混沌が液体とすれば、ゆらぎはゲル状というか。
478
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/31(土) 21:22:22
ゆらゆらゆらいでるかんじ
479
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/31(土) 21:25:05
紀神ではない神、すなわち――彼らにとっては不本意な呼び名だが――「その他の神々」は、紀神の源泉たる「ゆらぎ」を理解できないものかと悩み続けていた。
480
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/31(土) 21:33:54
それ理解しちゃったら紀神になってる
481
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/31(土) 21:36:13
>>480
ああ、そうさ、そうとも、そのとおりだよ!
あっはっはっはっは!
ちくしょう紀神どもめ!
482
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/31(土) 21:56:23
クロウサー、アストの最初のヴィジターって元々は紀神だったんじゃないっけ?
483
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/03/31(土) 22:02:29
遠くを眺むるブロッガー
484
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/04/06(金) 00:49:45
間路神群は魔路神群を経て磨路神群へと達する。
485
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/04/11(水) 21:55:39
それぞれの神群は『古き神』たちの下に『新しき神』を従えていることが多い。
『新しき神』には、古き神が自分の一部を分離して生み出した『分神』や
神ではない生き物と交わって生んだ『半神』などがある。
ゼオート神群の『新しき神』である紀人は、この神々が【紀】を有する
【紀元神群】だからこそ生み出せる存在である。というより、彼らが【紀】の側の
存在であるため、【紀】を得た者も自然にゼオートの新しき神になるということかもしれない。
486
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/04/11(水) 22:11:38
紀神神群の根幹たる【紀】、それを求め、知り、触れて、【紀】に至った神柱は新しき神になってしまう。
487
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/04/12(木) 23:07:21
【紀】を自らの陣営に持ち込もう、と果敢にも手を伸ばした者は多くいる。しかしその誰もがゼオートの眷属と化した。
488
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/04/12(木) 23:08:25
そうして他の神群の英傑・賢者を取り込み、さらに紀神の一団は強大化する。
489
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 00:43:58
飛来神群の大降臨祭が始まった。
絶賛飛来中。
飛来神群祭りですぜ!
490
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 00:45:52
これは意図しない飛来であった。
だが、故にこそ備えが発揮された。
491
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 00:49:21
コンティニャ。
大三計画・始動!
492
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 00:51:32
ロン。
大・三・元!!!
493
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 00:53:10
竜が降臨。
494
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 01:03:43
襲来第一撃目でオルゴーがぬっころされました。
セルラテリスは玩具にされて虚ろなおめめで路地裏にポイです。
パンゲオン世界最強戦力は完殺されました。
そんな悪夢を世界中の人間が一斉に見た。
【大殲滅】前夜のことである。
495
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 01:07:34
悪夢の神が舞い降りたためだった。
【大殲滅】―――飛来神群による五度目の、そして最大最悪の殲滅戦争。
全人類、全種族の生存を賭けた戦いは、
しかしその大半の存在が消滅することで幕を閉じた。
496
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 01:08:15
神と精霊が死に、魔神どもが逃げ惑う。
おお、われわれは何に祈ればいい?!
497
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 01:09:25
暴虐の嵐が理性や信仰の衣を容易く吹き飛ばし。
むき出しにされるそれぞれの真価。
498
:
姫貝
:2007/05/14(月) 01:20:27
剥いちゃ、舐めちゃらめぇぇぇぇぇ
499
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 01:36:08
>>494
の玩具にされてってなんかエロ井な
500
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 15:09:40
お、アウターとヴィジター勝利END?
501
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 15:30:54
飛来する邪神が天より降りてくる。これは世界終焉の先触れ。時報。
502
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 15:31:06
つまり富竹
503
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 19:36:03
ふたけって何?
504
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 21:17:09
紀神がいなくなったら新しい神作ろうぜ。
今度は可愛くて言う事聞いて逆らわないやつな。
505
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 21:17:47
ウタゲのことではなかろうか。
506
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 21:18:45
>>503
ふざけた
たいおう
けがのもと
の略。安全標語。
507
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 22:16:29
あと、
>>506
のイメージキャラクター。ぼくふたけ、フリターのカメラマンさ
508
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/14(月) 22:25:02
フリターってなんだ
509
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/16(水) 01:51:06
フロントドライブ・リアラダー・スクーターの略。
前輪駆動型簡易車両(後方操舵式)。
510
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/16(水) 01:52:11
ただし地上を這いずる物のみを指す、だな。
511
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/16(水) 17:40:00
これでしゃべったらモトラド。AIは標準搭載
512
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/16(水) 18:29:40
モトラドって地上をはいずるのかwww
513
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/16(水) 22:00:23
こう、なめくじみたいにずるずる。
514
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/16(水) 22:03:36
PKFS搭載でホバー移動するものもいる。
515
:
BELive
:2007/05/16(水) 22:42:45
PKFSだとホバーじゃないんじゃないかと小一時間(ry
516
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/16(水) 22:45:45
ふたけはぽにー。
517
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/16(水) 22:49:34
ぽにー駆動方式はPKFSに並ぶ普及具合ぽにー。
518
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/19(土) 19:01:58
後神代末期、ヌアランダーラはワレリィによる【扉】に呑み込まれ地上から姿を消す。
519
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/19(土) 20:04:06
恥ずかしい名前の剣の名前が思い出せないけど、巨人でも
持てないようなでかい剣だった。なんか重々しいブツを振り回す
爽快感にあの飛来神のこだわりが集約されている感がある。
ヌアランダーラは自分の姿を気にして出歩けないかわりに
自分の配下に小っ恥ずかしいことをしていたけど、
あの飛来神はそういうのを一切気にしないタイプ。
おかげでヌアランダーラにありがちな鬱屈した××がない。
520
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/19(土) 20:09:57
最初は型どおりにかっこつけているが、熱中してくると
「ッくォォあぁぁぁぉ!」って感じで言葉にならない叫びになる。
でも頭の中では引き続きかっこつけている。しかも野生的な衝動と結びついている。
そんな彼には悲しい過去がある。
521
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/19(土) 20:53:02
財布を落としたのだ。
便器の中に。
あの水中に。
522
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/19(土) 22:08:32
俺はなんでこんなに見捨てられるんだ?
なぜ便器に手を突っ込むのをけっこうすんなりやれたのだ?
なぜ……なぜ……なぜ?これが、俺の、器、だから?
ふやけたお札を速攻で両替に使って何事も無かったかのように刻は過ぎ去る。
しかし、思えばあの刻に、俺の方向性は決まってしまったのかもしれない。
そして今、俺は死のうとしている。何も自分を満足させることが無いまま、
その生涯を閉じようとしている。俺の生に何があったか?
無意味な叫びと、何もせずに唸ってきた不満ばかりではないか。
もし今度生まれることがあったら
523
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/19(土) 22:23:02
絶対にお前を殺してやる!メテェェェェスカテェェェェェス!
524
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/20(日) 22:33:28
「もしフレウテリスの騎士の誰かを殺せたら、お前に美しい姿を与えてやろう。」
そう言われたから頑張ったのに、結果は敗北そして死。現実とは厳しいものである。
ナメクジのまま、ウミウシのまま、その異形の屍は野にさらされた。
誰かがそれに火をつけると、11日のあいだ燃え続けたという。
525
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/21(月) 00:00:48
コンティニャは泡沫のためには泣かない。たとえば彼のような。
彼の焼け跡からは鉄の糸でできた(ポニーテールのような)房が発見された。
これが何であり、なぜここにあるかはわからなかった。
526
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/05/24(木) 09:49:12
『退魔曙光剣』『逢魔落陽剣』
ヌアランダーラの最も大きく頑強な一対の触腕にある鉤爪。命名者はミッタケ。
一応、右が『逢魔落陽剣』で左が『退魔曙光剣』となっている。その振るい方は
剣というよりも手刀のようなものだが、その『刃渡り』の長さもあって剣になぞらえられている。
もともとヌアランダーラの体に備わっているものであるため、最も自在に操作できる武器なのだが、
ミッタケのポリシーにあまり合わない面があるのか、切羽詰ったりしない限りあまり使われない。
だが緊急時に表層のミッタケの人格が取り払われた時は別である。
527
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/06/01(金) 13:27:45
イヤボーン
ヌアランダーラのオプション機能の一つ。表層人格による精神活動を
一時的にかなぐり捨て、本性を露にして暴れまくる。相手は死ぬ。
表層人格の記憶の消去も伴うため、同じような状況になってもまた使える。
の によって記憶消し機能と『本性』の機能の一部が
止まってしまって以降、かつてのようなイヤボーンはできなくなった。
『百枚の盾』が襲撃してきた時に竜騎士アスナークとかを殺しまくった後は三日ほど鬱になったらしい。
528
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/06/01(金) 16:35:59
切れるとパワーアップですか。しかし落ち込むとは飛来神にしては理性的且つデリケートですね。
529
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/06/02(土) 17:15:27
飛来神はたいていこんなやつらです。
有名な連中は変態なので有名なのです。
530
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/06/16(土) 12:03:16
味噌神の姿は、ペースト状ともゲル状とも言われる。
かつて納豆神や豆腐神との戦いに敗れ、このようにされた、とも。
531
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/06/16(土) 13:23:02
味噌を敗残者の象徴としてイメージ付ける納豆・豆腐の策略である。
という「裏話」も併せて流された、某紀神の悪行のひとつであった。
532
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/06/30(土) 18:11:03
【アムア】
太陽と許しに仕える古いもの。視覚的には月に、感覚的には何かの「怒り」
に似たものとして知覚されることが多い。「存在」属性が薄く、尋常の感覚では
認識する事ができない。紀神でさえも気を抜いていると見逃す。ただしアムア
のためにしつらえられた何かの象徴物に宿っているときは別である。
夜にだけ、罪人のもとに現れ、適切なメッセージや許しを与えることがある。
このため、一部の大悪人にとっては古くから知られた存在である。ちなみにアムア
を初めにアムアと呼んで崇めたのは、千人殺しの司道、堕聖オロ・ベッケヒムである。
彼が作った多くのアムア・メダイによって、はじめてごく少数の人々に確認されるようになった。
いろいろと独自の活動をしているようだが、その内容は全く知られていない。
大イビカンと深い関わりがある。
むかしペレケテンヌルに狩られそうになったことがあり、そのときは
紆余曲折の末、ピュクティエトの助けを借りてやっと逃げおおせた。
533
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/01(日) 01:17:39
アムアは世界の「非在」のなかになかば隠れている。「非在」はいまだかつて
世界に記述されたことのないものたちの領域で、つねに存在の輪郭に接しており、
否定という形で世界のなかにある。アムアは大部分が否定でできており、半ば以上
存在しない。アムアが「矛盾」や「法則への背き」に許しを与える者として
あるのは、アムアが部分的に非論理的な存在であるまさにそのためかもしれない。
アムアが月に似ているのは、「いつでも遥か遠くにあるように見えること」
「こちらが動けばついてくるように見えること」「ゆっくりと形を変えること」
「太陽を水で薄めたような色にぼんやり光って見えること」などの点においてである。
534
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/13(金) 00:33:03
『ヌアランダーラ』の場合、
ディルメレン年代記では『ケイア=ストラタイ』が主導権を握り、
四つの月の年代記では『ペリア』が主導権を握っている。
『ミッタケ』が表に出ていられている歴史は実際のところごく僅かである。
彼の表出は、まさに奇跡的な偶然の積み重ねの結果と言えよう。
535
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/14(土) 13:00:41
【ケイア=ストラタイ】
暴食乱行のケイア=ストラタイ。ディルメレン年代記では
ヌアランダーラの心になっていると記述される。
『ヌアランダーラの株』に恥ずかしい名前をつけることはないが、
その代わり小腹が空くと傍らにいいる『株』をつまみ食いする。
そのため誰もヌアランダーラに近づきたがらないが
ケイア=ストラタイは常に自分の周辺に侍る者を求めており、
拒否するものがいればその場で食べてしまう。
536
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/14(土) 17:24:18
解放者マーブラーミグの協力によってこの怪物は滅ぼされる。
537
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/15(日) 00:46:32
邪悪なるマーブラーミグはこのような伝承を流布して自身の詐術を強化した。
538
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/15(日) 01:01:31
マーブラーミグ「悪いが俺も『食っちゃう側』なんだぜ?」
株「ああ―――――――!」
539
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/22(日) 23:38:53
【ポルキス】
「大いなる雌豚」の異名をとった大魔女。
無数の眷属を短期間のうちに産み出すことができ、
その能力に支えられた大軍勢は神々にすら恐れを抱かせたという。
が、とある魔術師(神であったとも)にかけられた呪いにより
彼女は魔力を失い、眷属創出の力を失う。
その後、彼女は魔力・能力によらず三人の子を産んだ。
かれらこそ『ポルキスの御子』と呼ばれる三者だという。
補充元を失ったポルキスの軍勢は神々によって徹底的に狩られ、
全滅の危機を迎える。大魔女でなくなっていたポルキスは
三人の『御子』だけでも生き延びさせようと残された力を与え、
黒いコウノトリ・ソー=ラヵーに託した。
540
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/22(日) 23:57:42
このこと彼女や御子を信奉する地域では赤子はコウノトリが運ぶと伝えられる。
541
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/23(月) 00:21:15
【オルクス】
ポルキスに産み出された軍勢のなかで最高の力を与えられた者。
将軍、司令官の役割をポルキスにかわって行っていた。
自分に与えられた力と役割を名誉に感じ、満足していたが、
『牙無し』(その頃はまだその名で呼ばれてはいなかったが)
をはじめとする『ポルキスの御子』が、ポルキスから「おなかをいためて産んだ子供」
として可愛がられているのを見て嫉妬にとらわれる。
嫉みのあまり『御子』を憎み、殺意すら抱くようになった彼は、生き残った自軍とともに神々の側に
降伏を申し入れ、『ポルキスの御子』が運ばれていった先に乗り込む計画に協力する。
542
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/25(水) 23:29:13
三人の『御子』は三つの種族の始祖となった。
始まりの人々は三つ。
血のヨークシャー、骨のランドレース、肉のデュロック。
現代では三宗家二十七分家となった。
543
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/26(木) 00:01:15
彼らは恐るべき点は、自分たちが何らかの意味で「食い物である」という自覚(信念)を持っていることだ。
ある意味、彼らはその源流たる『ポルキスの御子』よりも潔い。
544
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/26(木) 01:07:36
彼らは【肥満体系】の乗っ取りを企てた。
『豊満なる年代記』の編纂もその一大事業の一部である。
しかし彼ら自身は筋肉質な集団であったので、
実行と達成には多くの困難がつきまとったのである。
その結果、この世界に「豚の身体は贅肉でできている」
等の偽りが広く撒き散らされることにもなった。
(註:「偽り」はただ単に嘘や間違った知識・情報を意味するわけではない。)
未だ残る『猪』との確執とも合わせ、解決すべき問題として現代にまで残っている。
545
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/07/29(日) 17:21:15
豚も野に帰れば猪となろう。
服を脱ぎ、文明を捨てるのだ。
546
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/08/01(水) 23:41:57
味噌神ミルシルは味噌汁ではない。
汁気は少ない。盛りはとうの昔に過ぎた。
547
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/08/12(日) 23:36:29
そう、どうでもいいことだった。
548
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/08/18(土) 17:30:41
ヌアランダーラに侍る者には、あることないこと吹き込んで、気に入らない相手を
南東海諸島に送り込ませる連中までいた。ヌアランダーラもろくに吟味せずにそのまま
やらかすことが多かった。不満や憎しみが積もり積もっていくのも無理はなく、
【竜】やら神々やらその他もろもろの強者にヌアランダーラの討伐を頼み協力しようと
する『株』が多かった。この飛来神が【地球】からいなくなるのも時間の問題だった。
「洞窟砕き」によってヌアランダーラは死んだ。
549
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/08/18(土) 17:38:12
協力者であった『ヌアランダーラの株』は、「洞窟砕き」を用いた神に、
『株』の名前を記した名簿を処分して欲しいと頼んだという。
聞き入れられて神々の図書館からなくされたとも、
そのまま書架に残されているとも言われるが、それ以降
創作や狂言を除いて、新しく『株』の名が世に知られることはなくなった。
550
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/08/18(土) 18:50:05
という情報操作を行ったわけなのだが。
なぜだかうまく行き過ぎてしまい、本当に消滅してしまったのは言語魔術師たちの間では笑い話である。
消滅した枠には、コピーを収めることで一致し、現在はヌアランダーラ2号が『ヌアランダーラ2号の株』をせっせと生んでいる。
551
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/08/25(土) 22:22:20
神とはそれ自体が一つの世界である。
552
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/08/25(土) 22:32:37
そしてそれを信じるものもまた、自身の内に世界を得る。
553
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/08/25(土) 22:41:06
何不自由なく事が進み、己の思考と現実の区別を失った彼は、「神などいない」と呟き、神のいない世界に生きている。
その隣人は、何事も無く送られる日々の暮らしを大きな存在による加護の結果と捉え、神のいる世界に生きている。
554
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/09/04(火) 03:00:23
ツカバネも零落する前は美しい山の女神だったとのことだ。
ツカバネは山婆(ズーズヤサ)という妖怪へと零落したが、
自然の神が零落する、ということは、神という「自然を支配・統御する側」
から妖怪という「自然そのもの」に引き摺り下ろされると言うことでもある。
神としての力は、自然の一部であるには大きすぎ、また異質である。
そのため環境との軋轢から、凶暴化し祟り神と成り果てるものも少なくない。
555
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/09/04(火) 16:48:49
神から邪神、妖怪へ零落するパターンの神話群は神を貶め統御しようとした
人為が働いているが、反面、超自然の力が強い地方(山岳地帯や密林など)で多く見られる。
これは、人々が自然に打ち勝とうとする意思の根源が、脅威である超自然に対する根源的恐怖に
根ざすものであることに起因する。
即ち、超自然的な存在の力が強ければ強いほど人々はそれを恐れ、取るに足らないものであると語り継ぎ零落させようとした。
ここで一つの疑問が持ち上がる。
世界で語り継がれる上位神、紀元神群。
そしてそれらに敗北したその他の邪神群。
これらの力関係は、果たして本当に民間の伝承通りであったのか、どうか。
556
:
言理の妖精語りて曰く、
:2007/09/16(日) 20:22:01
サトワクペスには不安を司る弟がいる。
場合によっては、不安は恐怖よりも心を蝕む。
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