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汎用記述スレッド

1言理の妖精語りて曰く、:2006/02/19(日) 14:27:12
 この場所は特に制限を設けない総合記述スレッドとして汎用的に扱います。
 ここに記述された文章が神話を構成する断片となります。

745言理の妖精語りて曰く、:2007/03/29(木) 16:55:15
そして摂取から変移して、姉妹に項を遷す。

反転。

746言理の妖精語りて曰く、:2007/03/29(木) 18:39:04
syangara

747言理の妖精語りて曰く、:2007/04/01(日) 23:59:56
『イスラームの琴』とはトルクルトア神秘派の著書の題名であるだけでなく、
異界において『アラジフの書』につけられた呼び名でもあるという。
イスラームとは、その呼び名が出た小説の書き手がいた国の宗教であるキリスト教とは別の宗教、
つまり『異教』である。この宗教圏では、失われかけた文化圏の知識を拾い上げ、中世に哲学や科学が発達し、
その成果はキリスト教の宗教圏でさらに花開き、その世界における近代科学の発達にも貢献することになる。
失われた知識、秘められた英知の探求というテーマの受け皿として異教の名が選ばれたと言えるかもしれない。
しかしアラジフの書が持つ暗黒面と併せて見ると、そこにあるのは驚異や尊敬だけではないことがわかる。
異教とは自分たちが置かれる風土とは異なる『外なる世界』。しばしば外部は恐怖と脅威と異形の受け皿となる。
『外なる世界』は『異教』に限らない、例えば『異民族』。この書き手の他の作品では
その世界に実在する民族が、邪神に従う人肉嗜食者の子孫とされている。

748言理の妖精語りて曰く、:2007/04/02(月) 00:32:42
本当に人肉を喰らう邪神の眷属だった。

749言理の妖精語りて曰く、:2007/04/02(月) 00:40:36
トルクルトア神秘派の「イスラームの琴」も猫の国の存在を仄めかしつつ、隠匿された知識や「外」「異なるもの」へと記述が進んでゆく

750言理の妖精語りて曰く、:2007/04/02(月) 01:03:23
【キリシタンバテレンの妖術】
トルクルトア神秘派の著作のひとつ。主にこの世界ではない場所における
『魔法にしか見えないが、純然たる科学技術であるもの』を集めた書物。
妖術師扱いされた技術者・学者についての記述もある。
元は『猫の国』のある国で使われた語。外国からやってきた異教徒が
用いた当時最新の技術を、妖術と見なしたのが起源という説や、
単に風評により異教徒を妖術使いとした時に使われたという説が立てられている。

751<<妖精は口を噤んだ>>:<<妖精は口を噤んだ>>
<<妖精は口を噤んだ>>

752言理の妖精語りて曰く、:2007/04/06(金) 17:45:03
【ノア】
アザミの話に登場する、『猫の国』の旧人類の遺産である人工知能群の一つ。
ウトナピシュティムと同じく洪水神話に関わる神話の登場人物からとられている。
アザミの話が正しければ、この人工知能群は『手を与えられた猫』の言葉をまとめて辞書を編纂した。
これにより『手を持つ猫』たちの言語がおおむね標準化され、文字の綴りが統一されたという。
ちなみに、神話のノアはこのようなことはしていない。
この『ノア』という名はこの神話の宗教が広がる地で男性名として使われており、
その一人にノア・ウェブスターという辞書編纂者がいた。
人工知能群ノアは後者のノアに近い存在だと言えるかもしれない。

753言理の妖精語りて曰く、:2007/04/07(土) 23:43:44
ギランディアン派はワリバーヤ王朝の第四代目王・ルータマス二世の御世に興った。
ギランディアンは名家に生まれたが、寺院に出され、そこでミオーラウ(神職者)として
の修練を積んだ。一族の間では既に後取りは決まっており、ギランディアンを
初めとする末の三人の兄弟たちには聖職者として身を立てさせようとした。
上の三人の兄妹が家に残るかわり、ギランディアンは兄ナプラサフラスと弟リュギーン
とともにリュドリクサス寺院に奉公に出された。
ナプラサフラスは「あと数年、産まれるのが早ければ……」とウジウジ繰り返し、
リュギーンは「兄上は聖ナプラサフラスの名を持つ割には冒険しないんですね。」と
口だけで努力と行動が伴わないナプラサフラスを揶揄しながらも仲が悪いわけではなかった。

754言理の妖精語りて曰く、:2007/04/07(土) 23:54:41
ギランディアンはというと、この時からまとう空気が違っていた。
兄にせよ、弟にせよ、他の多くの子弟にせよ
神職者になった後の事を語らせれば、どの貴族、どの有力者のお付き・相談役になるか、
といった世俗的な方向にしか話を展開させなかった。
たいていの者は寺院に入れられたことを不運と感じており、どうせなら
それで利益をあげようという考えだった。
ギランディアンはそれに馴染むことができなかった。

755言理の妖精語りて曰く、:2007/04/08(日) 00:02:44
ところで、寺院にいる子供たちには、少なくとも二つ層がある。
貴族や名家出身の子、
口減らしのために出された平民の子や身寄りの無い子。
ギランディアンは後者の子らに近づいた。
そこで彼は、後に親友となり、敵となるイルムと出会う。

756言理の妖精語りて曰く、:2007/04/08(日) 00:19:50
イルム、後のリーグシル派の有力候補、過激な武闘派幹部である。

757言理の妖精語りて曰く、:2007/04/08(日) 00:21:03
たかが一派の幹部と侮ってはいけない。熱烈な若手信者達を掌握し、影から手を引く彼の影響力はリーグシルの中でも大きく、とても計り知れない

758言理の妖精語りて曰く、:2007/04/08(日) 00:32:09
ギランディアンははじめ、貴族でない子に幻想を抱いていた。
恵まれないゆえに清廉な努力を積む者達、だと考えていた。
だが彼らも同じ人の子。彼らも彼らで欲はあったし問題を抱えてもいた。
そこに勘違いして飛び込んでしまった上流階級の子弟。
場は白け、下手をすると不穏な空気になりかけたところをイルムがフォローした。
これがきっかけでイルムとの交友が始まった。ギランディアンはイルムの
もとをちょくちょく訪れるようになり、いつしかそれが自然になった。
平民の子も父母の顔を知らない子もそう感じるようになった。
彼らの中には、後にギランディアン派の一員となる者もいたくらいである。

759言理の妖精語りて曰く、:2007/04/08(日) 00:53:51
当時のふたりを知る或る人物はその様子を「ギランディアンはまるでイルムの弟のように見えた。
二人はまるで本当の兄弟のようだった。イルムがギランディアンに親しくするのは、彼が
名家の子だから、と考えるやつもいたが、少なくとも自分にはそう思えなかった。」と語る。

イルムはギランディアンを挑発するときに「昔のように頭をなでてやろうか?」と言ったそうだが、
それは同時にかつての親密さの名残でもあっただろう。

760言理の妖精語りて曰く、:2007/04/08(日) 19:56:25
女のアザミは男のほうと同じ世界の出身で同じときにいて、他世界への人類の脱出を阻止しようとしていた。これは人類の多くが他世界へ既存世界の闘争を持ち込もうとしたからだった。このアザミの身体には男のアザミの子が宿っていた。
男のアザミは女のアザミの攻撃を回避し、人類を脱出させる準備を整えた。準備が完成したその日、男のアザミは人類の大部分を裏切り、抹殺した。もっとも命は奪っていない。既存世界の闘争を他世界に持ち込もうとした人々を猫に変化させ、類似世界に送り込んだ。

761言理の妖精語りて曰く、:2007/04/09(月) 19:03:12
朝出社したら机がなくて上司から退職を宣言された。
私はきびすを返すとそのままハローワークにいった。
就職したのも初めてならば、くびになったのも初めてで、加えてハローワークへいくのも初めてだった。
午前中のハローワークに人は少ない。
係のおばさんに尋ねると、昼が終わったあたりからぐっと人が増えるらしい。良い時間にきたとほめられたが、全然うれしくなかった。これくらいうれしくないのは久しぶりだった。

762言理の妖精語りて曰く、:2007/04/09(月) 19:25:53
え・・・・実話?

763言理の妖精語りて曰く、:2007/04/09(月) 21:28:58
いいや。いきなり退職宣言されるなんてことは実際はないかこれはフィクションだ。
こういう現実でありそうなことも神話の記述になるかなと思って試しに書き込んでみた。

764言理の妖精語りて曰く、:2007/04/09(月) 21:41:44
言理の妖精は普段、「Zの領域」に棲んでいる。
世界を弄りたくなると、そこを出て、ペンや絵筆やキーボードやナイフで神話を作る。
領域の外は神話だらけの神話だけ。

765言理の妖精語りて曰く、:2007/04/09(月) 21:42:19
>>764
それなんてローゼン?

766言理の妖精語りて曰く、:2007/04/09(月) 21:49:10
「それなんてローゼン?」
妖精は唐突に尋ねた。
聞かれた妖精は面食らって、
「えっ・・・え?なに?」
訊き返した。
訊き返された妖精はむっとして、
「だから、『ゼットノリョーイキ』って言ってたろ?だから、『それなんてローゼン?』って言ったんだよ」
と、強めに言った。
強めに言われた妖精は困った顔で
「え、えーと・・・『ローゼン』って・・・何?」
と、小さな声で答えた。
尋ねた妖精は得心した。
ああ、オレはいま、「ネタかぶり」を見たのだ、と。

767言理の妖精語りて曰く、:2007/04/09(月) 22:10:11
>>766
パクリじゃないし、露骨でもないからダイジョウブ

768言理の妖精語りて曰く、:2007/04/09(月) 22:16:56
>>767
そのセリフ>>765に言ってやれ

769言理の妖精語りて曰く、:2007/04/09(月) 22:24:27
>>768
おれが>>765

770言理の妖精語りて曰く、:2007/04/09(月) 23:16:16
さて無職となったわけだが、ちっとも再就職する気がおきない。
なんつーか、人間怖い?
それは冗談として社会になじめない感じがあるので世界の辺境のような場所で働く仕事はないかなと探してみる。ハローワークで。
あった。みつかった。しかも金払いがよい。
死体洗い、もとい、ゆかんの仕事だ。葬儀会社の仕事で遺体をお湯で洗って清める仕事だ。
さっそく応募してみるか。

771言理の妖精語りて曰く、:2007/04/09(月) 23:25:04
ギランディアンは叫んだ。国に争いが起こるのも、天災が地を襲うのも、
悪鬼モロレクが跳梁するのも、全て我が教えを奉じないためである!と。
そして多くの偽宗派と邪教が幅をきかせているためである!と。
ギランディアン派の正しい信仰を持つべきだ。他宗派、他宗教は駆逐すべきだ。
最初はイロモノ男としか見られていなかったが、あまりにもしつこく繰り返し、
信者にもその価値観を実践させたため、本当にヤバい男であると見なされるようになった。
ギランディアンは何度注意しても行動を改めなかったので
縄を頂戴することになり、獄にブチ込まれた。

が、当時の王ルータマス二世に世継ぎが生まれた。特赦によりギランディアンは解放される
ことになったのだが、何を勘違いしたのか感涙のあまり王子を正しい信仰に導くぞ!と言い出したので
官吏の皆さんはブチ切れた。さすがにまずい状況だと感じた彼は隣国のペラティアに逃げることにした。

772言理の妖精語りて曰く、:2007/04/10(火) 20:26:14
【エルトティティ】

言語を司る神人

言理の妖精の中に宿り、黒の色号を持つ。

773言理の妖精語りて曰く、:2007/04/10(火) 20:28:37
「zの領域」は言理の妖精と密接な関係があるとし、それをどう定義するか竜(秩序派)哲人達の間で議論が続けられている。

774言理の妖精語りて曰く、:2007/04/12(木) 00:35:05
忌戦節の次の日が誕神祭の日です。
前日におこもりをした分、みんなでお祝いしましょう。

775言理の妖精語りて曰く、:2007/04/12(木) 01:07:54
最古の紀人であった郁田は、狂鍛冶師・観栄明によって弟の郁由を人質に捕られ已む無く人鉄の魔剣へと鍛えられた。

776言理の妖精語りて曰く、:2007/04/12(木) 01:26:50
観栄明は郁田を人鉄の魔剣へと鍛えた後、捕らえていた郁由をも人鉄へと換えたが、それは鍛えずに売り払った
それから幾年が経ち、ある国の弓鍛冶師の下へと渡った郁由は、史上初の人鉄の弩として生まれ変る事となった

777言理の妖精語りて曰く、:2007/04/12(木) 23:14:07
ルーウィスパ。五つの身体から五つの頭が生えている。
1.ゼオートの主神の伴神。
2.ゆらぎの怪物。

右頭蛇首、主頭蛇首、左頭蛇首
第一右頭蛇足、第一左頭蛇足
第二右頭蛇足、第二左頭蛇足
第三右頭蛇足、第三左頭蛇足
右頭蛇尾、左頭蛇尾

778言理の妖精語りて曰く、:2007/04/12(木) 23:14:38
だがこれは失敗作に終わった。
人鉄が意思持つ鉄であったためである。

779言理の妖精語りて曰く、:2007/04/12(木) 23:19:29
意思を持つ、大したことじゃない、と、思うだろうが、これは振るい手に只の鉄の武具と違う、多大な影響を与える。

780言理の妖精語りて曰く、:2007/04/13(金) 00:12:23
観栄明の生涯は紀元に連なる妖刀を鍛える事だけに費やされた、そして、その結果の末に生み出された二振りの妖刀こそが、紀性を喰らい続け増大してゆく狂刀【五重剋】と、紀性に至った人間を鍛え上げ作り出した凶刀【イクタチ】である。

781言理の妖精語りて曰く、:2007/04/13(金) 19:42:20
紀元神群の長シャムザルと敵対したぜオート神群の神柱。

ゼオート神群を率いる邪神アルセス
アルセスの伴侶、破壊神キュトス
キュトスの飼う災厄の魔獣マロゾロンド
蛆虫の化身ハザーリャ
おぞましき骸デーデェイア
百頭の獅子シャルマキヒュ
血塗れの猿ピュクティェト
地の知を貪る蝗ラヴァエヤナ
陰惨なる大烏賊ペレケテンヌル
蹲る獣の頭蓋ドルネスタンルフ


782言理の妖精語りて曰く、:2007/04/14(土) 01:51:50
行頭からの三柱以外は特に害意ある呼び名ではないんだな。

783メーア・トゥルム語りて曰く、:2007/04/14(土) 21:57:10
母が愛していたのは父ではなく父の歌でした。
母の葬儀の後、父は三日三晩歌い続け、声を出せなくなってから10時間後に息絶えました。

同じように、彼女が愛しているのは私のピアノでした。
彼女の唯一の言葉である唄を乗せられる曲でした。
ですから私は旋律になりましょう。この血の海全てを曲にして、彼女に捧げましょう。
この体が燃え尽きて、彼女の歌を全ての国民が聞いた時、
私は真に彼女の歌と共に生きられましょう。

784サナトス・ラーズワルド語りて曰く:2007/04/14(土) 22:26:09
火の海はあの男の人の近くまで迫っていた。
逃げてと何度も叫んだけれど、身振り手振りだけでは伝えられない。
だってあの人は多分、目が見えない。
塔の上にいることを、今初めて疎ましく思う。言葉の違いさえなければ…!
あの人はいつも通りピアノの蓋を開け、鍵盤に手を乗せ、息を吸う。
逃げて、お願いだから逃げてください!
曲は歌の始まるところまで来てしまった。
じっと、見えない目で見つめられ、どうしても逃げられなくて、私は歌い始める。
後はもう、殴りかかってくる波のような旋律に、押されて暴れる私の海を歌うだけだ。
あの人は、今日でこの曲を完成させるつもりなのだろうか?
リズムはどんどん駆け足になり、船から落ちたあの感覚を思い出し、
...vivo hodie!
終わって欲しくない瞬間が、終わってしまった。
体中の力が抜けて、ふらつきながらあの人を見ると。

ピアノごと、火に包まれていた。

785言理の妖精語りて曰く、:2007/04/16(月) 20:49:33
魔眼、魔貌というものがある。これらの中には人を魅了し惹きつける力を持つものがある。
さらに眼(視線)や顔貌ではないく、その美しい肉体美で魅了するものは「魔体」と呼ばれる。

例としては悪魔タバクシャラス、肉体言語を操る言語魔術師アヌビ(アヌビス) などが上げられる。

―――世界最初にして最後の窮極の「魔体」
あるところにナルシスという美しい男がいた。少年とも青年とも壮年とも云い難いが、彼に釣り合うものはミエス・リヴァ位だろう。
完璧な筋肉、理想的な人体構成、黄金率を誇る肉体は絶対的に美しいと表現される。
「草花は彼の為に咲き、禽獣は彼の為に啼き、星々は彼の為に輝き、世界は彼の為に巡る。百神千霊万人が彼に見惚れるだろう」と記述される。

ある日、彼は水面に映った自分に見惚れ、恋をしてしまった(偶然あるいは彼に振られた悪神の陰謀?)。
以来、飲食を断ち、不眠不休となった彼は瞬きひとつせず、そこから動かなくなった。

様々な神霊から加護を受けた彼だが、誰の言葉にも耳を貸さず、触れようにもその神々しさに慄き、ただ見守ることしかできなかった。

そこである神が槍を投じ、水面の影を打ち崩したところ、ナルシスは河に映った写像とおなじように霧散していった。

786言理の妖精語りて曰く、:2007/04/16(月) 21:21:35
>>785
ポポタマーの奇抜な説
ナルシスはキュトスの姉妹にいた《男性体》オレになる《千蛮変化》アターシャ、槍を投じた神はアルセス?理由は写像とナルシスに対する歪んだ嫉妬?

787言理の妖精語りて曰く、:2007/04/16(月) 22:06:54
ナルシスは自己陶酔・自己愛などを意味するナルシシズムの語源となったのは羞恥の通りだ。

788言理の妖精語りて曰く、:2007/04/16(月) 22:08:05
ああ恥ずかしい、そういって妖精はつばを吐いた。

789言理の妖精語りて曰く、:2007/04/16(月) 22:16:33
ぎゃー、喰らうざーさんの妖精玉だー!眼に染みるー!

790妖精玉:2007/04/16(月) 22:35:57
言理の妖精の必殺技。
負の言詞で構成された圧縮言語を正の言詞で構成されたものにぶつける。相手は死ぬ。

791言理の妖精語りて曰く、:2007/04/16(月) 22:50:54
ようせいたま。

792【刈り取りの軍勢】:2007/04/17(火) 00:01:30
ガナン共和国連邦の異端審問官で構成されている。名目上は国内外の不穏分子を監視・鎮圧する特殊部隊という扱い。
名称コードは魔路神群の主神フォドニルの率いた草刈り鎌と牛に騎乗した天駆ける軍勢が由来。

異端と敵を徹底的に撃滅する紀械群。異端は敵と同義語であり、ひとりでも異端者がいれば街を焼き払い、住人を皆殺しにした。
任務上需要があるのか通常の部隊と違って対霊装備も施している。彼の「不死刈り」なども彼等の所業である。
零落した異教の神、辺境に巣食う亡霊(精霊)は「存在しないもの」であり、発見され次第、悉く抹殺された。

793言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 00:18:49
【刈り取りの軍勢】の活動期間は五日間であった。
部隊・装備、ならびに領民の損耗に比べて成果がほぼ零に等しかったためである。
五日間、百二十時間の活動において、延べ7万2千人超の人・精・霊を【殺し】、百二十余の聖堂・祠を破壊。二名の魔女嫌疑者を【処刑】、一柱の土着神(等級:副神級)を【絶縁】した。
部隊運用上問題があった点といえば、稼動開始地点を国内、それも連邦第三首都に定めたことだろう。
・・・国境から外部へ向けて進軍させればまだ国力を減らす羽目にはならなかったのだ。

794言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 00:27:32
刈り取りの軍勢は二種類ある。異端審問を行なう処刑人である刈り取りの軍勢、通常の「戦争」を行なう軍事活動組織としての刈り取りの軍勢。

795言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 00:29:18
この失策「刈り取りの軍勢」を考案したのは九尾評議会。
やつらは戯れにこの虐殺を示唆したのだ。すべて彼等の掌の上・・・・。

796言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 00:30:25
見分け方は簡単。
「汝の神はいずこにおわす?」の問いを笑いながら発するのが「刈り取りの軍勢」。

797言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 00:32:27
九尾評議会の九つの尻尾は創生猫を表しているとされるが、創生猫を司る猫柱は確定されておらず、巫女もいない。
創生猫とは創生竜に相対し対立することで存在する概念なのだ。

798言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 00:32:48
なぜなら位階も巫女も必要ないからだ。

799言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 00:33:13
>>796
・・・・・・・どっちの?

800言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 00:34:53
この「軍勢考案」は評議会メンバーと噂される「厚衣」のアルフレイムによるもの。
噂であって、九尾評議会とアルフレイムの実在は未だ確認されていない。

801言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 00:35:54
・・・名称にそもそも区別がないからなぁ。
たぶん「戦争」のほうじゃないのかな。

802言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 00:38:35
刈り取りの軍勢のイメージ(紀械)はこういうのだったんだ。

ttp://www.diced.jp/~fbi/review1_gff1.htm

803言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 00:40:06
バー寒はいいものだ。
腰が無いあたりが実に良い。

804言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 00:40:59
>>802
いやだからどっちの「軍勢」なのかと

805言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 00:42:06
ガーベラの後ろすがたに惚れる

806言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 10:32:32
アトラク・ナチャの血を引く者がいるらしい。……で報告されていたのは
ヤルダバ・ナチャ、サクラス・ナチャ、エンリキ・ナチャの三人。
ヤルダバ・ナチャとサクラス・ナチャは双子のオカマであるが、
ふたりの弟エンリキ・ナチャはある種の傾向を同じくするものの
オカマではなく雄雄しきオス(漢)であったとのこと。
ヤルダバ・ナチャとサクラス・ナチャは『架空化の刑』、
エンリキ・ナチャはキュトスの姉妹の凶刃によって世界から姿を消したらしい。

807言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 12:44:19
ナチャの一族はアエルガ=ミクニーの手で創造されたという。
ナチャの祖をつくるときに材料となったのは蜘蛛神アトラク・ナチャの血だとも糸だとも言われている。
彼らに与えられた役割は、グレジェルミラン大岩獄に棲むアトラク・ナチャがつくる巣を手入れして、
その完成時期を調整すること。アトラク・ナチャの巣は完成すると世界の終わりを引き起こす要素となるため、
巣をいじらせてそれを遅らせたり進めたりできるということは、世界の終わりをコントロールできるということでもある。

808言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 16:57:29
ナチャ一族は秩序の守護者である。

809言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 18:31:10
世界の破滅を知るもの。糸を解くもの。世界の歴史を読み解くもの。

810言理の妖精語りて曰く、:2007/04/17(火) 22:26:15
ヤルダバ・サクラス兄弟などが受けた『架空化の刑』・・・・それは世界からの放逐、一種の流刑に等しい。

811言理の妖精語りて曰く、:2007/04/18(水) 01:04:43
デウスエクスマキナ

自覚なくそれに近いのがアルセス。

自覚あるだけに寂しがってるのがアーザノエル。

812言理の妖精語りて曰く、:2007/04/18(水) 18:01:42
シャイニング紀元槍なんてやめてくださいねほんと。

813言理の妖精語りて曰く、:2007/04/18(水) 20:19:11
創始者にキュトスの姉妹リルモーラを抱く魔術教団、『蒼空の魔女教団』。
抜ける様なあおぞらを天空母神とし、その加護を受ける。一方、よあけ(暁と夜空)を敵対視している。

814言理の妖精語りて曰く、:2007/04/18(水) 20:19:30
「よあけ」って神、魔女?

815言理の妖精語りて曰く、:2007/04/23(月) 12:28:11
ベルグ・ア・フィリスの記述に私は上書きする。

つまり、『楽孫属・地流』は毒殺されたわけではない、と。
彼は優れた後継者を確保する上での最良のコトワザ『鷹の子は鳶に非ず』を
張っておいたのだが、それが効きすぎて強くなりすぎた息子に暗殺された、なんてことはない。
彼がそんなヘマをやらかすだろうか?おまじないに過ぎなかったコトワザを
体系だった魔法にまで高めた男が、コトワザゆえに死ぬなどということがありえるだろうか。

816言理の妖精語りて曰く、:2007/04/23(月) 22:33:40
・ワインの件について

ボシャノサラダ
スープは薄口。南方風。
トンボ肉、到着は前日夕方予定。下準備引くと半日強しか使えず。
オクリモノ。ワイン倉開放許可アリ。ただしカギは調理長。
ルーツをお尋ねになるかも。配膳係はヨシュア。予習させておく。
オールア地方産のフルーツがお好き。カガチア?聞いた事ない。調理長も見たことないらしい。
ウーイェが調達の取り付け。よくやった。なんか香りの強い果物らしい。
ティリア沿岸の塩、輸送中の湿気で半分が石。ハンマーも通じない。


――『第二次建国戦争』とも呼称された戦の初期に交わされた暗号文らしきメモ。調理人の覚書に見せかけて領主の間で回覧されたらしい。

817言理の妖精語りて曰く、:2007/04/24(火) 00:01:12
エミュレート・アルケス。
エミュレートとは猫語。他のシステムに似せて、ある機能を擬似的に実現すること。

アルケス=アルセス。すなわち第四大地における非常に強力な根元的概念、すべての論理空間を貫き存在する『紀元槍』の再演である。
マシンパワーに任せた演算処理能力で単純な力量は最強・対紀槍用に特化している。128の中の最終兵器【Curagi】のプロトタイム。

818言理の妖精語りて曰く、:2007/04/24(火) 00:03:17
アルケスを演算できる装置の完成が最大の課題であった。
この課題は結局、人類と紀神との協調のときまで持ち越されることとなる。

819言理の妖精語りて曰く、:2007/04/24(火) 00:04:48
兵器として設計されたアルケスは、平和の維持のために建造されることとなる。

820言理の妖精語りて曰く、:2007/04/24(火) 16:04:07
平和の為に作られた。調停者。自分から傷つけることはできない。
紀を消滅させる。どっかの太公望の太極図みたいな。

821言理の妖精語りて曰く、:2007/04/25(水) 16:27:58
血涙天女に本体はない。波動であり本質に宿るもの。その中に充満し、またそれ自身である。

三次元の空間に広がる魔路(川、容器)を渡り、その中に満ちる魔力(水、内容液)に浸かり、その源泉に生まれ、末端で死に絶える。

つまりの本質、「流れ」そのものである。

上層において放散し下層において凝固する。

四元素においては形なく移ろう水。あるいは靄である。

定義を定義する、本質の改竄者。

822ナギャン地区の魔術師語りて曰く、:2007/04/27(金) 17:30:47
?なんだあの男は、、、、マイカール・チャーラム!?みんな伏せろ!

く、配列機関で論理記述を並列展開しているのか?これ以上は持たないぞ!

ああ、エド、エド、私の愛しいエドウィン、こんなことになってしまって、すまない。せめて最期は君の胸の中で死にたいんだ、、、、、

823言理の妖精語りて曰く、:2007/04/27(金) 18:27:27
ジョナス!まだだ、俺達はまだ折れないッ!折れさせもしない!
お前も、俺も、みんなも……ぐぅッ!?

「寛容とは、馴れ合いに非ず。平和とは、惰弱に非ず。悪から目を背ける事を、正しき言葉で覆うなかれ……」

聖者気取りの狂信者めが……呪文の間に小言を挟むたぁ、随分と余裕をカマしてくれるじゃねぇか!
……決めた。ここで命を捨ててでも、テメェに一矢報いる。絶対にだッ!

824言理の妖精語りて曰く、:2007/04/27(金) 19:54:06
「「合体!」」

825言理の妖精語りて曰く、:2007/04/27(金) 20:14:21
いかん!やめるんじゃ二人ともーー!
今のままでは合体はまだ無理じゃ!

826言理の妖精語りて曰く、:2007/04/27(金) 20:32:41
連結ぅー!だめだ、メルトダウンしてしまうぞ!

827言理の妖精語りて曰く、:2007/04/27(金) 21:31:39
「「命を無駄に捨てやしない……さようなら、ブレン老師。」」

バヒュオオオオオオオオオオオオオオオオ!!(←マイカールのところに飛んでいく音)

828言理の妖精語りて曰く、:2007/04/27(金) 21:54:08
そして三人で連結。PPPシステム起動。敵中枢最深部に衝角破城釘を打ち込み自爆。

829言理の妖精語りて曰く、:2007/04/27(金) 21:54:32


830言理の妖精語りて曰く、:2007/04/27(金) 22:21:30
トリオン・パンゲイオラス・ポニー・システム

831言理の妖精語りて曰く、:2007/04/27(金) 23:36:00
墓標船に記されし「エイプリルフール」という単語に心当たりはあるか?

832言理の妖精語りて曰く、:2007/04/27(金) 23:43:13
ブレン老師って同性愛者ではないけど、あらゆる矛盾を肯定する、異端(変態)の容認者だったよね?
魔術師としては破格の能力、賢者としても高い素養を持っていたけど普段着は裸体にマント纏っただけとかいう。

833言理の妖精語りて曰く、:2007/04/27(金) 23:45:52
あとネクタイな。

834言理の妖精語りて曰く、:2007/04/27(金) 23:57:45
大魔術師ブレン・アーニスタ

裸族。裸マント+ネクタイ、素足に革靴

835言理の妖精語りて曰く、:2007/04/27(金) 23:58:51
>>834
で、ポニーの娘な

836言理の妖精語りて曰く、:2007/04/27(金) 23:59:19
女装もお上手。

837言理の妖精語りて曰く、:2007/04/28(土) 00:02:28
裸族。裸マントにネクタイ、素足に革靴、で女装がお上手なポニーの娘。

なんてカオス。

838言理の妖精語りて曰く、:2007/04/28(土) 00:06:43
のーのー。
いっつ、のっとかおてぃっく。
いっつぁ、ぱらどくす。

839言理の妖精語りて曰く、:2007/04/29(日) 00:25:37
ブレン・アーニスタ老師「ふたなりとか両性具有とか性別を持たない謎の生物だとか……そんな解答はみ・と・め・な・い!
そういうすり合わせというか強制合体論説は全くもって無粋極まりない。ま、わしに夢を見続けて欲しいというのもあるがな。」

840言理の妖精語りて曰く、:2007/04/29(日) 00:53:52
え、なにいってるんだ。女が女装してなにがわるい。あれおれの中じゃ中年男のイメージがガがッガ

841言理の妖精語りて曰く、:2007/04/29(日) 22:17:19
「猫の手も借りたい」という言葉は秘剣「猫の手」から取られているのは周知の通りだ

842言理の妖精語りて曰く、:2007/05/03(木) 19:08:28
しかし実際に猫の手が借りられれば、他のどんな手も力不足に感じられることだろう。
ときに猫の手は万能とさえ感じられる。
そして・・・ああ・・・あのぷにぷに・・・。

843言理の妖精語りて曰く、:2007/05/03(木) 19:14:46
にくきゅー!

844言理の妖精語りて曰く、:2007/05/12(土) 18:57:55
俺の家には大きな蔵がある。
頑丈な南京錠がかかっているので本来は入れないんだけど
実は、蔵の裏には子供が屈んだら入れる位の穴があいている。
その為、俺は子供の頃はよく其処から潜り込んで探検ゴッコをして遊ぶ事が多かった。
ある日、いつもの様に穴から蔵へと入り込んだ俺は隅に置かれた小さな箱を見つけた。
大きさは手のひらに乗るぐらいだったと思う。
箱には『円環○○飛○神封○如○令』(?の部分は読めない字)と書かれた御札が張られていた。
好奇心のままに札を破り箱を開けると、色褪せた小さな紙袋が入っていた。
紙袋の表には確か『マチテネムルヤナルカミサマ』と書かれてたと思う。
何故か面白く感じて、口に出して何度も読んだので、鮮明に覚えている。
暫く紙袋の文字を読んで遊んでいたが次第に袋の中身も気になり紙袋を開いた。
次の瞬間、俺は悲鳴を上げていた。
箱の中には白髪のような物がびっしりと詰まっていたからだ。
急に込み上げてきた恐怖に箱を取り落とし、次の瞬間には蔵の外へと飛び出していた。
それから暫くして、冷静になった俺は御札を握り締めたまま出てきていた事に気が付いた。
でも、それを元に戻しに行く勇気も出ず、結局その日以来、蔵には近づかなくなった。
因みに、その御札は今でも持っている。




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