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汎用記述スレッド

1言理の妖精語りて曰く、:2006/02/19(日) 14:27:12
 この場所は特に制限を設けない総合記述スレッドとして汎用的に扱います。
 ここに記述された文章が神話を構成する断片となります。

288言理の妖精語りて曰く、:2006/08/07(月) 20:45:17
杭のジャスターファイダーは釘のナタリエルに心臓を貫かれて灰になったという。
本人は彼女に倒されて本望だったようだ。

289言理の妖精語りて曰く、:2006/08/09(水) 18:31:11
【ラブドヨーニゴ】
討たず、討たれざるラブドヨーニゴ。
キュトスの姉妹の44番目ネクロゾーンが引きずり出して使役する異獣の一匹。
彼は何者によっても絶対に殺されることがないかわり、
逆に誰かを殺すこともできない。彼の手でどれほどひどい傷を与えられようと
傷つけられた相手は必ず生還する。

290言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 18:43:12
歴史上に存在する全ての魔王を称して、
『十八魔王』と呼ぶ。

291言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 18:46:25
【魔王】を討ち果たす存在を【裏魔王】と呼ぶ。
地獄で魔王ハルバンデフを倒したカーズガンもこの裏魔王の一人である。

292言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 18:49:44
ある者は言う。
【魔王】には【魔王】たる絶対の所以があり、
また【魔王】を倒せるのは【裏魔王】だけなのだと。

ある者は言う。
【魔王】は大悪を成した者が周囲からそう呼ばれるだけであり、
【魔王】を倒した者が後から【裏魔王】と呼ばれるに過ぎないのだと。

293言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 19:09:36
有名な十八魔王はハルバンデフやベルグ・ベアリスであるが、
魔王テンボトアンの存在も忘れてはならない。

294言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 19:28:24
魔王テンボトアン。
それは最悪の竜使いの名前である。
最も恐るべき竜を生み出し、操った彼に畏敬の念を込め、
「竜の威を借る魔王」という格言が生まれた。

295言理の妖精語りて曰く、:2006/08/10(木) 19:37:03
最も恐るべき魔王は誰かといえば、それはハルバンデフである。
最もヘタレた魔王は誰かといえば、それはテンボトアンである。

296言理の妖精語りて曰く、:2006/08/11(金) 02:54:00
イヴン・アムズハンはハルバンデフをその著作「諸王における戦略・戦術論」において「風の王」として再評価したわけであるが、これは短期における戦略・戦術を評価したのであって長期戦略においては、残念ながら同書内においてもあまり高い評価は下していない(むしろ低い評価を下している)。
「風の王」で有名なくだりに比べて、あまり有名ではないが、同書内の「政治家と将軍〜長期戦略と短期戦略・戦術の役割分担〜」の章において彼はハルバンデフを以下のように記述している。

「(前文略)それ故、短期の戦術・戦略における勝利は決して永遠の勝利とは同義ではなく、むしろ明日の敗北と同義と言えよう。
 歴史に例を求めれば、ハルバンデフ、パトゥーサ、ムルサ・ドゥカクらがこれに当てはまると言える。
 こと、ハルバンデフにおいては、最も味方としなければならない身内や同族を敵にしたという点において、既に戦いの始めから敗者としての末路は決まっていたのだ。(前述の通り、部族社会において戦争をする場合、これは致命的な失敗である)
 将軍が有能であればあるほど、政治家を軽んじ蔑むようになりこの罠に陥りやすく……(以下略)」

 ただし、彼の著作内において、短期戦術・戦略と長期戦略の双方において高い評価を得た人物はいない。

297言理の妖精語りて曰く、:2006/08/11(金) 23:58:01
【ワユイーン】
妖精の一種。その姿は『毛むくじゃらの胎児』と称される。
翼や羽の類はもっていないが、大気と一体化することで
宙に浮き、空を飛ぶことができる。ひ弱そうな外見とは
裏腹に、行動的で気が強い傾向にある。彼らの社会では
自分や自分達の種族に楽をさせることが最優先課題とされ、
戦争で屈服させた他種族を奴隷として使役していた。
ゴキブリ(コックローチ)を奴隷のシンボルとして最初に
用いたのも彼らである。

298言理の妖精語りて曰く、:2006/08/12(土) 22:00:57
キュトスの姉妹フィランソフィアと大魔法使いライデフとの間に生まれた
コルニアとタリニアは双子の姉妹である。彼女らは『蹂躙の双姫』の異名を持ち、
二人で繰り出す赤魔術は"絨毯爆撃〟と称されるほどの威力と規模をほこる。

299言理の妖精語りて曰く、:2006/08/12(土) 22:18:02
大魔法使いライデフはフィランソフィアを親代わりとして育った。
しかし彼の本当の親はハルバンデフその人だった。

300言理の妖精語りて曰く、:2006/08/12(土) 22:26:41
コルニアは原キャカール人の伝承を伝える『獅子王と仔獅子の書』
にある獅子王キャカラノートの系図にもその名が登場する。
ただし名前だけの登場であり、事跡については記されていない。
名前が同じなだけの別人かもしれない。

301言理の妖精語りて曰く、:2006/08/24(木) 21:01:27
『姿無き声』
『姿無きものども』に連なる眷属の内、高度な知能と多数の未確認情報が上げられる正体不明の存在。
後期フィアレーン研究において主眼とされた研究対象であり、学院都市においては幾つかの学区領域が合同で研究を行っていた。
にも関わらず、姿無きものどもの正体や生態、その他伝承の由来すら判然としなかった。
音も無く自然に増える足跡、何処からとも無くする声、何も無い所から迫る不可視の爪。姿無き眷属達は各地でその凶行や奇行を確実に積み重ねており、早急に対処が求められる。

302言理の妖精語りて曰く、:2006/08/26(土) 15:55:40
【フラッカルヤンダーン】
名前は「硬い納豆の燃える投げ槍」という意味で、多くの納豆神が得意とする必殺技
ならびにこの技によって放たれた槍状の物体をさしていう。対象に刺さると爆発する。
使い手によっては爆発するタイミングや爆発するまでの時間を調整することができ、
飛んでいる途中で爆発させて眼くらましに使ったり時限爆弾として使うことも可能である。

303言理の妖精語りて曰く、:2006/08/26(土) 20:53:13
【メセルス】
南東からの脅威の眷属によるオルガンローデ開発とそれに伴う【竜】研究の副産物。
変身機構であるメセルスルイトを起動することにより、竜が竜騎士になるが如く変身
することができる。ただし竜(竜騎士)とは違い、身体構造そのものが変化するのではなく
変身者の体の表面に一瞬にして戦闘用の軽装甲(コスチューム)が形成される。

テンボトアンにより作り出された九色のメセルスルイトが麗躍九姫に与えられている。

304言理の妖精語りて曰く、:2006/08/26(土) 21:12:47
赤色のメセルスルイトで変身…メセルスロッタ
青色のメセルスルイトで変身…メセルスクエル
黄色のメセルスルイトで変身…メセルスフェナ
緑色のメセルスルイトで変身…メセルスハロフ
桃色のメセルスルイトで変身…メセルスリシェ
黒色のメセルスルイトで変身…メセルスバイド
白色のメセルスルイトで変身…メセルスワーレ
金色のメセルスルイトで変身…メセルスアレル
銀色のメセルスルイトで変身…メセルスルゲト

305言理の妖精語りて曰く、:2006/08/26(土) 21:24:45
各色のメセルスが扱う武器
(赤・斧)(青・剣)(黄・弓)(緑・鉤爪)(桃・魔法杖)
(黒・鞭)(白・槍)(金・戦鎚)(銀・大鎌)

306言理の妖精語りて曰く、:2006/08/28(月) 17:37:10
【ボローム根性焼き】
美戦九姫と一体化したボローム・フィーレバッハの必殺技。
魔力で赤熱させた魔槍ワリューウィアで滅多打ち&滅多刺しにする。
「ボロームボローム根性丸焼き」という強化技もある。

307言理の妖精語りて曰く、:2006/08/28(月) 17:51:09
【ボロームボローム根性丸焼き】
美戦九姫と一体化したボローム・フィーレバッハの必殺技。
「ボローム根性焼き」の強化版。美戦九姫の魂を一時的に体外に召喚し、
同時に9つに分身した星封槍ワリューウィアを持たせ、ボロームと10人がかりで
滅多打ち&滅多刺しを行う。ただし美戦九姫の魂の加護が無いボロームは
生身に等しいため危険度が高い。

308言理の妖精語りて曰く、:2006/08/28(月) 23:44:05
南東からの脅威の眷属たる美戦九姫の力を用い、眷属の切り札たるオルガンローデに立ち向かう、か…。

ボローム・フィーレバッハは智慧と勇気と仲間達との団結を以ってオルガンローデを退けていたが、
オルガンローデの改造が進むに連れて敵わなくなってきた。

(中略)

こうしてボロームは美戦九姫の力を用い、オルガンローデを退けたのだった。

309言理の妖精語りて曰く、:2006/08/29(火) 22:17:10
『ルミナス・ブレイズハート・ダークブレイド』
伝説の英雄シャーフリートの生まれ変わり。ビアレーデとは来世からの恋人だったが、究極魔王ダークシャドウの策略によって引き離された。
伝説の剣シャイニングレボリューションは五段階に進化し、ルミナスのエレメンタルスピリットに呼応して強力になっていく。
ダークシャドウを倒し、ビアレーデを取り戻すが、ダークシャドウの側近のデスカオスこそが真の魔王だったことを知り、魔竜デザイアオブドラグーンを自らの右腕に封じ、呪われた邪眼デススティンガー・ネオに肉体を蝕まれながらも最後の戦いに赴き、自らの中の邪悪と光の力を融合させた『アルティメット・ゴッドフレイム・バーストセイバー』を発動させ世界を救った。

310言理の妖精語りて曰く、:2006/08/29(火) 22:31:28
アルセス「デーデェイア。襲撃任務を依頼したい」
デーデェイア「分かりましたわ、槍の神様。 それで、わたくしは誰を殺さなければいいんですか?」

311言理の妖精語りて曰く、:2006/08/30(水) 16:28:58
【兵衛士】
東方で広く兵士・軍人の呼称として用いられる。
階級を表すさいは個人名の後に「兵衛」をつける。
例えば一番下の階級は「一兵衛」である。
国や軍隊組織により階級の数に多少の違いは有るものの、
大抵は「ニ十兵衛」が最高の階級である。

312リーデ:2006/08/30(水) 18:08:53
エアル・バクスチュアル・オーによる世界の終焉が到来したその時、
キュトスの姉妹は再びキュトスになる事を選択した。
全ての姉妹は統合され、紀神キュトスが復活した。再会を果たしたアルセスとキュトスは、次の世界「ヨンドヴァナラウンド」の創世神となったという。
他の紀神や紀人達は世界に散らばり、各地で信仰されている。
その中で、金鎖の娘フラベウファはキュトスを得たアルセスに捨てられ、世界の果ての断崖で一人静かに絶望しているという。

313言理の妖精語りて曰く、:2006/08/31(木) 20:53:17
神々を語る上で、無視してはならないのがそれぞれの性質である。
彼らについて語り継ぐ伝承にはある程度の誤差はあれ、一定の方向性が定まっている。私はこれに着目し、その神の傾向を属性という器に収め、規定する試みを行った。以下がその区分である。

地のアルセス、風のアレ
火のピュクティエト、水のハザーリャ
闇のマロゾロン、光のドルネスタンルフ
人工のペレケテンヌル、自然のガリヨンテ
秩序のラヴァエヤナ、混沌のキュトス
竜のセラティス、猫のシャルマキヒュ
戦のデーデェイア、調停のエーラマーン
境界のゲヘナ、逸脱のアエルガ=ミクニー

これらの神々は互いに双剋し、お互いの力を拮抗させながらバランスを保っている。戦と混沌を司るデーデェイアとキュトスが死んだことにより神々の戦いが終決したのは、ある意味でごく当然とも言える。

パールスセイ 【神論概略】より

314言理の妖精語りて曰く、:2006/09/02(土) 03:24:26
アルバダオバ

亜流。水棲。特殊な扉化をし、時空を超える個体が存在する。
猫の国に於けるネッシー等の伝説の正体の一つ。

315言理の妖精語りて曰く、:2006/09/02(土) 14:47:23
世界が告げました。
在りがとう。跳び断て。誤眼弟蛇とう。翅ね。
世界が告げました。
空白に虚ろという名の虚構化した蓋然性の高さを象徴したかのごとき零泊の樹木は満ち満ちて空には高く高く深く低く香る自然は馨しく黎明は直ぐ其処にさあれっつらごー。

316言理の妖精語りて曰く、:2006/09/05(火) 00:06:56
【ラーゼフの黒い本】
狂医ラーゼフが記録した「ホモ・サピエンス」のメモを集め、「黒い革」で綴じたもの。
この革はラーゼフ自らが殺したネグロイド(ホモ・サピエンスの黒色人種)
の革を剥いでなめしたものである。本文によれば革にされた人物はホモ・サピエンスの
なかでラーゼフの毒牙にかかった最初の犠牲者でもあるようだ。
記述はこの一冊では終わっておらず、コーカソイド(ホモ・サピエンスの白色人種)の革で
装丁された【ラーゼフの白い本】に続いており、さらに三冊目であるモンゴロイド(ホモ・サピエンスの黄色人種)
の革で装丁された【ラーゼフの黄色い本】で終わっている。

317ノエレッテ謡いて曰く、:2006/09/05(火) 00:11:17
ラーゼフは鬼畜医師。転換。機知躯の石。石像。自動人形。
連想・結論。ラーゼフ・シリーズ。全57体まで完成した汎収集適応インタフェイス。有機素材により構成されたトップダウン式人工知能搭載のワイヤレス。

・・・ただし、オリジナルは居た。
かもね。

318言理の妖精語りて曰く、:2006/09/05(火) 00:39:33
ランスクリーオウ医師連盟医師A「あの一体が使えなくなったところで
替えはきくのだ。ふふふ、しかもラーゼフシリーズは顔も体格も変幻自在。
誰も気付くことはあるまいよ。」
ランスクリーオウ医師連盟医師B「そうですな。フハハハハ!これまで通り、
我々の天下ということですか!全く世間の愚かさが愉快ですらありますな。」
????「そうは問屋が卸さないわよ!」
ランスクリーオウ医師連盟医師A&B「誰だ!?どこから入ってきた!!」
怪盗クラララリア「私は人呼んで怪盗クラララリア!あんたたちの会話、
一から十まで全部聞かせてもらった!観念なさい!」
ランスクリーオウ医師連盟医師A「こンの馬鹿小娘が!聞かせてもらっただと?
下らんな!泥棒の証言なぞ誰が信じるものか?」
怪盗クラララリア「いいえ、馬鹿はあんたたち。話を聞いていたのは私だけではなくってよ。」
ランスクリーオウ医師連盟医師B「ギェェェ!それは『録響晶』!だがそれはコソ泥が手に入れられる
代物じゃないはず!もしかしてキサマのバックについているのは・・・・!!」
怪盗クラララリア「はい、無駄話はこれでおしまい♪間も無く官憲の方々が大挙して
ここに押し寄せてくるわ。あなたたちには逃げ場はない。」
ランスクリーオウ医師連盟医師A&B「そんな〜ッ!!」

319言理の妖精語りて曰く、:2006/09/06(水) 14:31:32
「すべてはアエルガ=ミクニーの仕業だ!」

科学や宗教でも説明のつかない不条理や超自然現象をこの一言で解明したつもりになった学者がいたが、その根拠を論理的に説明できるわけもなく、ほかの学者からは誰からも相手にされなかった。
彼は、「人の世に起こる論理的に説明できない事象は、すべて、アエルガ=ミクニーによる【リセット】と【ロード】が原因で起こったバグであり、それは人の世の物理現象では説明することはできない」という持論を持っていた。
彼の生存中に彼の学説が認められることはなかったが、彼の言葉は大衆の間で不思議な現象を説明するための代名詞として使われるようになった。曰く、「心霊現象というのは、すべて、アエルガ=ミクニーの仕業だ!」など。

また、彼は自説のなかでグレンテルヒ問題にも言及しており、「グレンテルヒなる人物は歴史上のどこにも存在せず、アエルガ=ミクニーによって引き起こされた【バグ現象】を歴史的に説明するために、後世の人々が現象自体を擬人化することで論理的に回収した。グレンテルヒという名前はその符号のようなものである」という新説を唱えたが、やはり誰からも相手にされなかった。

320言理の妖精語りて曰く、:2006/09/06(水) 18:32:39
『MP』
1MPにつき百人単位の高貴な魂と等価。魂の位は芸術家など感性の高い人物ほど高位であり、槍のタングラムに招かれた人の大半は高い感受性と芸術を解する人々であり、その中には偉大な演出家や劇団員、脚本家や作家、音楽家、画家なども含まれていた。
総勢千人ほどと伝えられる槍のタングラムの初回公演は、大量の魂を生贄にすることにより6ものMPを昇華せしめた。

321:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/09/07(木) 20:33:34
『燦然都市連合』
燦然たる珠ダーシェンカが統治する都市群の総称。
レメス信仰が盛んであり、中核都市パイラータで開かれる最高評議会では評議長ダーシェンカを筆頭に、各都市の市長が集う。
三千都市連合という呼称は語呂合わせであり、ダブルミーニング。
三千世界の事象を遍く内包する物、としてダーシェンカが類似定義を行ったことによりファガノン平原を含むカイラン地方はその領域内において完結した生態系を維持する事が可能である。
実際の都市数は、最多の時で71都市。この上限数もまたダーシェンカの作為によるもの。彼女が形相による見立てを用いた魔術体系を用いた為、その影響は各都市に見られる。
東方文化の影響を強く受けている。

322言理の妖精語りて曰く、:2006/09/11(月) 16:14:02
【ザイ三姉妹】
シャルマキヒュの娘たる戦乙女ジャスマリシュの三姉妹。
ザイ=ラミス、ザイ=ジャエト、ザイ=アーウォスの三人。
父親は猫騎士ミューンであるとされるが、白臥猫チルマフとする伝承もある。
竜殺しに長けた三匹の猫騎士『殺竜三騎』が持つラミスの槍、
ジャエトの鉈、アーウォスの矛は元は彼女らが持っていたものである。

323言理の妖精語りて曰く、:2006/09/11(月) 17:32:53
【ザイ=ジャエト】
古き神シャルマキヒュの娘たる戦乙女ジャスマリシュのひとり。
ザイ三姉妹の次女。呪いによって触手に変えられた右手と左手に持つ鉈を武器とする。
性格は前向きというかポジティブというかアッパー系。
髪型は猫の国で言うところの『ボブカット』である。

324言理の妖精語りて曰く、:2006/09/11(月) 18:14:14
アッパー系のザイ・ジャエトはノってくると「ヒャッハァ」とか言って笑う。

325言理の妖精語りて曰く、:2006/09/11(月) 21:30:44
『ザイ=アーウォス』
戦乙女ジャスマリシュのザイ三姉妹の三女。
酷い乱視で、眼鏡がないと何も見えない。
しかしその反面耳は戦乙女の中で最も優れている。
頭に生えた大きな猫耳をピクピクと動かしながら索敵するのだ。

326言理の妖精語りて曰く、:2006/09/11(月) 22:30:26
『竜神信仰』
竜を神と考え、崇め奉る信仰。
界竜ファーゾナーを主神とし、調停竜エルアフィリス、守護竜クルエクローキ、威力竜オルゴーの三柱がその下に付く。

ちなみに界竜ファーゾナーなる竜は現在確認されておらず、信者達の想像上の竜だとする説が有力である。

327言理の妖精語りて曰く、:2006/09/15(金) 23:55:08
【バルベーロー】
才能や魔力に秀でた者を自分達の内に引き入れようとする思想集団。
彼らから引き入れの対象とされる者は「星を持つ者」と呼ばれる。
バルベーローでは優れた才能や高い魔力が「星」と呼ばれ尊ばれる。
バルベーローを構成するのは「星」を有すると判断された者達であり、
その門戸は「星」を持たぬ凡人へは開かれていない。
「バルベーロー」という名前は未来に出現するという紀人からとられている。
彼らの伝承によれば。かつてこの集団の祖達の前に遥か未来の世界から
来た紀人バルベーローが現れ、自身の霊と肉となるべき「星を持つ者」
を集めることを命じたとのこと。以後彼らはこの言葉に従い、
星を持つ者を集めながらも自らの星(つまり才能や魔力)を磨く日々を続けている。
その日がいつかは伝えられていないが、来るべきその時、星を持つ集団バルベーロー
に属する全員の霊と肉は一つに融合し、紀人バルベーローになると信ぜられている。

328言理の妖精語りて曰く、:2006/09/18(月) 02:14:31
さすがばっちゃだ。
あの人なんでも知ってるぜ。

地面を中途半端に熱して、進入した兵の足の裏を定温火傷せしめるんだよな。
最初のうちは誰も気にも止めない。
敵陣の真ん中まで行ったあたりで皆自分の火傷に気付いて立ち往生。
もはや満足に動けなくなったところを一網打尽にされたんだ。
ひどい戦争もあったもんだ。

329言理の妖精語りて曰く、:2006/09/21(木) 20:24:58
【アラストーム】
夢を司る神人。
人が眠って夢を見ている間に人の意識がいっている「場」そのもののようなもの。
それをつくりだしている存在であり、それ自体であり、その中に充満している存在。

330言理の妖精語りて曰く、:2006/09/22(金) 02:36:26
【非仙教】
【紀元錘】を追求する人々によって信仰される宗教の一つ。
その歴史は古く、ジャッフハリム時代以前にすら遡る。
【紀元錘】に触れたとされる一人の人間、
【名前を呼ぶことのできない賢者】と呼ばれる紀人
(もっとも、彼ら自身はそのような存在を普通の紀人と区別して【紀仙】と呼んでいる)
を奉じて集まった人々のグループに端を発する。
多くは山奥や森の中のような世界の片隅や辺境のような所に暮らす
散在する小さな秘教集団のような形で存在している。
武力にしても権力にしても魔力にしても、「力」一般を持つことを基本的に好まず、
戦争や争いなどの起こる場所を避けて生きていく術を心得ている。
そのような性質のため、歴史の表舞台にはほとんど姿を見せないが、
民衆の中ではなんとなく彼らのことはよく知られていて、
小さな村などに行くと、【名前を呼ぶことのできない賢者】やその他の
彼らの聖人達が祭られている祠が時に目につくことがある。

331言理の妖精語りて曰く、:2006/09/22(金) 12:47:01
【紀名派】
非仙教の教派の一つ。
【名前を呼ぶことのできない賢者】の名前を知ることこそが【紀元錘】に至る最大の鍵であるとする流派。
ただし、たとえ知ることができたとしても、その認識は知ることのできたその人だけのもので、
【名前を呼ぶことのできない賢者】の名前は声にだして言うこともできないし、紙に文字で書くことも不可能である。
ただ、その名前を心の中で唱えることによって【紀元錘】に達することができるか、あるいはそれに近づくことができると言われる。

332言理の妖精語りて曰く、:2006/09/22(金) 15:56:40
【名前を呼ぶことのできない賢者】その人を中心に形成された最初の非仙教徒の集まりの事を
特に【紀仙教団】と呼ぶこともある。

333329:2006/09/23(土) 16:40:35
夢の神人ってもういましたね。
名前の付け方間違ってるし。
無かった事にしてください。

334言理の妖精語りて曰く、:2006/09/23(土) 17:00:54
アラストームとトラスティティは共に夢の神であった。
しかし両神は、互いに人々の夢の場をかけて合い争った。
最終的に全ての夢を食いつくし、夢の覇権を手に入れたのはトラスティティ。
アラストームの存在は「なかったこと」とされ、現在では一部地域の伝承に名を残すのみである。

335言理の妖精語りて曰く、:2006/09/23(土) 22:46:34
矛盾があってもそれを上手く利用するのがゆらぎ流w

336言理の妖精語りて曰く、:2006/09/25(月) 00:20:09
かつて、
イウワァバイはカーウィスの半身たるカーティスを殺した。
イウワァバイは龍帝ガドカレクの骨を削り、四つの印璽を作った。
イウワァバイは魔人メクセトの足跡に溶けた銀を流し込んだ。
イウワァバイはトルソニーミカと同じ服装で一年を過ごした。
イウワァバイは『紀狂』にてアローカのゾエルンに秘密の書物を書き写させた。
イウワァバイは麗躍九姫のすべてに恋をした。
イウワァバイは痩せぎすのソーラク王に踏みつけられた。
イウワァバイはコル・ポニーと六聖者の知られざる告白を記録した。
イウワァバイはレーラァに苦言を呈した。
イウワァバイは英雄達の産湯を瓶や壷に入れて収集した。
イウワァバイは肉体を失ったリト三姉妹の次女に機巧家政婦(メイドロボ)の体を用意した。
イウワァバイはマロゾロンドのなかに紛れ込んで見分けがつかなかった。
イウワァバイは魔竜レーレンタークに"豊穣〟と"繁栄〟を喰らうことを教えた。

337言理の妖精語りて曰く、:2006/09/26(火) 23:16:31
紀元槍に関する異説は古来数多く存在した。
曰く、【槍】は超古代文明の遺した惑星軌道エレベータであるとか。
曰く、【槍】は竜巻に似た、単なる自然現象であるとか。
曰く、【槍】は虚空の先からパンゲオン世界をつるすいわば「ひも」であるとか。
だが、もっとも興味深いのは南方民族の異説であろう。
それによると、この世界は巨大なキノコのかさの裏であるという。
そして、【槍】こそはキノコを支える柄。そのキノコの名は「蟻背(アリセ)」。
蟻背は罵蟲(パムシ)の背から生えてきた。
だから空が青いのは、本当は下にある蜜が青いから。

338言理の妖精語りて曰く、:2006/09/27(水) 00:36:49
【ダカ ◆M5vQG7kANk】
801道を信奉する似非関西弁の使い手。あやね ◆eY45Z75rvsに粘着するライバル(自称)
であるが、あやねの分身の一つであるという説もある。トリップキーは#dakaraである
ことが判明しているが、これはダカ自身が自らキーをバラしているため。
ダカのキー公開は、自分がヘマをやらかしたときに「ダカに成りすました何者か」の仕業に
摩り替えられるようにするための行為だと考えられる。

339言理の妖精語りて曰く、:2006/09/30(土) 11:31:25
【リト=ブラッセ】
戦乙女ジャスマリシュのひとり。リト三姉妹の次女。かつて
"戦乙女の母〟シャルマキヒュ女神や他のジャスマリシュとともに
龍帝ガドカレクの軍勢と戦ったが、仲間をかばって
ガドカレクの吐く猛火の直撃を受け、肉体を失ってしまう。
奇跡的にも魂は失われず、怪人イウワァバイにより彼が用意した
機巧家政婦(メイドロボ)の体に定着させられる。
主武器はシャルマキヒュが討ち取った龍帝の角を加工して作られた長大なドリル。
ガドカレクの鱗を貫き命を絶った聖剣・龍帝斬アーヴァスキュアレを意識して
魔槍・龍后穿ガドカレクという名がつけられている。リト=ブラッセは「龍后穿」の名を
証するかのように、このドリルで龍帝ガドカレクの妻・龍后ソルボワールを貫き殺した。

340言理の妖精語りて曰く、:2006/10/04(水) 03:12:38
言語魔術師の中で最も恐れるべき一人は、
世に数多の死亡フラグを自由自在に操るあの者だ。

341言理の妖精語りて曰く、:2006/10/04(水) 20:48:01
パンゲオン
1.無。
2.キャカラノートの神殿。
3.(集合的に)神々。

342言理の妖精語りて曰く、:2006/10/04(水) 22:57:45
前神代までの紀人は新しき神として信仰の対象になったのだが、それ以降の紀人は粗製濫造された者が多く大半は記録にすら残らず埋もれていった。

343言理の妖精語りて曰く、:2006/10/05(木) 16:33:34
ヌアランダーラが【猫の国】を訪れたとき、岐阜本光健はこの怪物に捕食され取り込まれた。
この時ミッタケ少年を苦しめたのは痛みや恐怖だけではなかった。ヌアランダーラのその姿は
かつて引っ越す前、メビウスゼロ世界を持ち寄った友人が書いた怪物の想像図そのものだった。
かつての友人の想像物が実在したことに対して、ミッタケ少年はそれこそ臓腑がえぐられるような嫉妬を覚えた。
しかもその想像物が自分に向かって襲い掛かったことで、彼はあの友人から復讐されたのだと感じた。

344言理の妖精語りて曰く、:2006/10/05(木) 16:37:00
岐阜元光武の今際の際の衝動はヌアランダーラの真相に刷り込まれ、引き継がれた。
そうしてヌアランダーラは、今日もミッタケのかつての親友・金城を探して回る。

345言理の妖精語りて曰く、:2006/10/05(木) 23:02:49
岐阜本光健、今はヌアランダーラである者は、かつて自分が想像したクラインフィニティ世界のもの
を見つけ、その実在を証することに執着する。岐阜本少年にとって金城少年の創造したメビウスゼロ世界の実在は
ヌアランダーラの出現によって証明されてしまった。同じ様にしてクラインフィニティ世界の実在を明らかにし、
少なくともメビウスゼロ世界と同等に真実であることを証明しなければならないという思いに駆り立てられている。
真実とただの空想では真実のほうが明らかに上位。クラインフィニティ世界を見つけないかぎり、
自分はただの空想屋であり、本当にある異世界を見た金城少年に比べ遥かに劣ることになる。

346言理の妖精語りて曰く、:2006/10/05(木) 23:08:18
ミッタケ少年には「(友人など)対等である者に対し、優れてもいいが、劣っていてはならない」という価値観がある。
もし、金城少年と同等の世界を見る目が無かったのなら、自分は金城少年と友達であってはならないということになる。
別の言い方をするなら、「友達でいるのに値しない」。彼がクラインフィニティ世界の真実性の証拠を求めるのは、
金城少年と再開したときに、少なくとも「同等の者」として振舞えるようにするためでもある。

347言理の妖精語りて曰く、:2006/10/09(月) 19:08:33
【カーティス】
想念の魔女。赤魔術師団体【カーウィス】の全団員の想念の中に
住まう実体を持たない存在。「カーウィスの半身」と称された。
カーウィスの他の魔術結社と比べてもあまりにも強靭な結束も彼女の力によるもの。
しかし普段は団員それぞれの深層意識の底に身を潜めており、カーティスの存在を
知っている団員すら存在を意識することはなかった。また、カーウィスの団員は彼女にとっては
自分の肉体同然であり、自由自在に操ることができるため
彼女こそカーウィスで最強の術者であったと言える。

彼女が黒衣の怪人イウワァバイに殺されたとき、カーティスとの
繋がりが強かった団員達も同時に絶命した。

348言理の妖精語りて曰く、:2006/10/10(火) 23:15:59
【ゼルディーオ】
第一次地獄開放の際に地上世界に出現した異獣の一体。
【地上の王都ディスカレイリーグの年代記】や【天上の神国ディスカレイリーグの年代記】
では「風の元魔」として記述され、その他にも「上空から眺めるもの」「地獄から来たもの」
「大いなる死の風」などの異名を持つ。空を飛び、風を操る力と術に長ける。

349言理の妖精語りて曰く、:2006/10/11(水) 09:42:43
リーグス神話によれば至高四元魔はそれぞれ百人の高位魔族を率いているとされるが、
本当だろうか。メクセトは群れをつくりたがるような者ではないし、ギガマルは憔悴しきっていて
部下の面倒を見れはしない。メレキウスは自分と接する者に高過ぎるいハードルを課しがちだし、
ゼルディーオも自分のまわりに誰かがたくさんいることで自由を奪われると感じる性格だ。

350言理の妖精語りて曰く、:2006/10/11(水) 19:21:25
【単位局】
言語詠唱型魔術の利便性向上のため、数量言語化が達成されていないものを正確に表す
単位の研究を行う団体、様々な国や富豪からの援助で運営されている。

【POE】
単位局により開発された文章発音時の恥ずかしさを表す単位、この単位の成立により
絶望と恥辱の詩集と言われる【セルラの桃色詩集】の恥ずかしさ世界一説が
完全な形で証明され(647億〜656億POE)、嬉し恥ずかし系魔法の発展に貢献した。

351言理の妖精語りて曰く、:2006/10/13(金) 22:43:27
【転生王アメイジア】
チャカ大陸北東部のガンド人の神話伝承に登場する王。
世界でただ一人、輪廻転生する能力と使命を神から与えられた。
転生によって世界各地にさまざまな種族・民族・性別の者として生まれ、
子をもうけ、人々を導いたとされる。アメイジアの転生は『西と東の交わるところ』
で行われた魔神との戦いで魂を砕かれるまで続き、この世にアメイジアの
子孫でない者や導かれたことのない民は殆ど存在しないと言われる。

352言理の妖精語りて曰く、:2006/10/13(金) 23:29:39
【エッド・アメイジア】
【エッド】とは「自称」の意。世界中に沢山いる。
大抵は救いようのない狂人だが、まれに信者を獲得していい暮らしをしている奴もいる。
ひとつの街に最低一人は【自称アメイジア】が住んでいるという。

353言理の妖精語りて曰く、:2006/10/13(金) 23:39:03
【フルフミブァルム】
蜥蜴人の一種。種族名は「緑の雲から来たもの」を意味する。
緑色の鱗を持つことから緑鱗人と呼ぶこともある。
数が少ないわけではないのだが、身体的・文化的に
単一の人種・民族にまとまっている。
彼らの神話・伝承では作中での語り部が他種族であることが
圧倒的に多いことも特徴のひとつである。

主な居住地は西方六カ国のペウス。

354言理の妖精語りて曰く、:2006/10/17(火) 17:58:16
【カオス】
またはゆらぎ、とも。
この世界を構成する全てのものが生まれたとされる場。
物質の生成と消滅が一瞬にして起きており、常に不安定。
何かの偶然で、比較的長い時間カオスが安定したときに【ヌーナ】が生まれたとされ、
さらにヌーナがカオスを安定化させたために、今の世界が出来上がった。
猫の国はカオスとは別の次元に存在しており、特別な影響は受けていないようだ。

355言理の妖精語りて曰く、:2006/10/19(木) 09:57:56
デラオンの血族は妖精の一種ワユイーンの最後の一族である。ワユイーンは大地の球化以降の
急降下ぶりは凄まじい。奴隷にしていた種族から反逆されて皆殺しにされたり、今度は自分たちが
家畜扱いされたり、新しい病気で死にまくるでもう災難の連続だった。でもってデラオンの血族もやがて滅びていく
わけだが、その様子を記した物語というか記述の集成が『最後のワユイーンの最期』である。

356魔王:2006/10/21(土) 09:27:50
昔々あるところに魔に魅入られた王がいました。
王は軍隊を率いて大陸の東から西まで焦土に変えました。王が征服できなかったのは大陸北の万猫殿と大陸南の竜の巣だけでした。
焦土と化した都市にはたくさんの孤児がいました。孤児たちは明日生きるために身体や命を売りさばき、同じ境遇の者同士で争い合いました。
そんな孤児たちの中から一人の傭兵が現れました。この傭兵は魔に魅入られた王の跡を追って歩き、王の軍隊の一員として戦いました。かつて孤児だった傭兵は同じ境遇の子どもたちと故郷をたくさん生み出しました。
やがてこの傭兵は王の側近になりました。この頃の王は力が衰えていたので、速やかに傭兵に王座を奪われました。傭兵は王を城門に吊るし、その王女を犯して地上より遥か高みにある塔に幽閉しました。
王となった傭兵は再び戦争をするために先代の手に入れた支配地をすべて解放しました。王となった傭兵は先代とは逆周りに侵攻しました。西から東へ、復興した都市や農地を焼き払って進みました。
再び孤児が生まれました。孤児たちの中にかつての王のように傭兵になる者もありました。そして孤児出身の傭兵が王に復讐を企てました。それをかつて孤児で傭兵であった王は捻り潰しました。王は大陸の西から東までを征服すると孤児たちを罪ある者もない者も関係なく平等に殺しました。
そのうちに王は今までとは違うことを始めました。孤児を保護する命令を公布しました。そして大陸全土に孤児院ができました。
孤児院といっても名ばかりでそこは収容所でした。無数の子どもたちが無惨な死を遂げました。王は成果を確認すると今度は死にかけの子どもたちを手ずから救い始めました。
王の手で直接救われた子どもたちは王に忠誠を誓いました。
救われた子どもたちは自らを洗脳しました、自分は王の所有物だと。
かくして、かつて孤児で傭兵であった王は魔王と呼ばれるものに変じました。

この魔王は邪悪な治世を行った後に行方不明になりました。ある日、密室状態の自室から忽然と姿を消しました。
王は罪深かったので、竜となって空に昇ったととも、竜に変化したあと猫騎士に討たれたとも、またその力を認められて威力神にさらわれたとも言います。
けれども人々の好んで信じたのは、王が地獄に落ちたというものでした。
これは昔々の物語、まだ人間が愚かだったころの話です。
<終わり>

357言理の妖精語りて曰く、:2006/10/21(土) 13:09:03
【エイス・ロネ】
エイス・ロネという一人の人物ではなく、トルクルトアのある歴史家集団の筆名。
しかし彼ら自身は表立ってそれを明かそうとはせず、一種の秘密結社として活動した。
主な業績に古代・中世・近世・近代の四部からなる『ロネ版トルクルトア史』がある。

358言理の妖精語りて曰く、:2006/10/21(土) 13:34:29
ロネ版トルクルトア史・古代の部
第1巻.諸人類の誕生と神話の時代
第2巻.文明初期のトルクルトア
第3巻.獅子王の諸都市との交流
第4巻.白猫の民と黒猫の民
第5巻.ジャッフハリム時代
第6巻.暗黒期史復元の試み
第7巻.二大祖国時代
第8巻.第二暗黒期
(以下続く)

359言理の妖精語りて曰く、:2006/10/25(水) 07:38:26
【エイス・ロネ】の中に、後に紀人となったハレがいたという噂も流れたが、
ハレは生存中に一切のコメントを出していない。
ハレは歴史には興味がないと何度も(その著作の中ですら)言っているが、
エイス・ロネのメンバーであることを知られたくなかったのかもしれない。
無論、真相は不明である。

360言理の妖精語りて曰く、:2006/10/25(水) 23:14:29
【上井ラナ】
超絶萌えキャラ神。
萌えキャラオブ萌えキャラ。
あらゆる萌えキャラに対するヌーナでありパンゲオン。

361:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/10/25(水) 23:23:45
>>360
上井、つまり上【い】である彼は、【あ】であり、始まりのα、そしてパンゲオンであり、原初たる存在【アレ】なのである。

362言理の妖精語りて曰く、:2006/10/25(水) 23:27:19
どこかの宗教における、ヌーナの御言葉とされるもの↓

「この世界には、萌えという概念が必要なのだ」

363言理の妖精語りて曰く、:2006/10/25(水) 23:36:31
うえいらなはway runner

364:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/10/26(木) 00:34:34
>>363
way runner とは、道を駆ける先駆者にして未知を切り開く探求者。
速さの神であり、智の探究神でもある。

365言理の妖精語りて曰く、:2006/10/26(木) 00:39:46
そして『路の女王』とも関係が深い。

366言理の妖精語りて曰く、:2006/10/26(木) 21:26:45
【ケフレーヒル】
レストロオセの四十四騎士のひとり。元の種族は西北人。
常時親友及び恋人募集中な悪魔。騎士の中で最も召喚に応じやすい一人であり、
召喚後も術者と深い関係を結びたいがために地上に残ることで知られる。
ケフレーヒルの親友や恋人になると地獄の諸侯とのつながりを持ちやすく
なると言われ、地獄との関わりを持ちたがる魔術師からの人気は高い。

367言理の妖精語りて曰く、:2006/10/26(木) 22:44:43
【ゾムドレ】
レストロオセの四十四騎士のひとり。元の種族はアヴロノ。
その凶暴さ、獰猛さは悪魔の基準でみても常軌を逸している。その凄まじさたるや、
貪蝗相化させられたロシンバズイの配下の生き残りではと囁かれるほど。
さらに、他の誰かと何かを取引したり契約するなどという思考を
持ち合わせていないため、彼をわざわざ召喚しようという者はいない。

そんな彼も主君たる呪祖レストロオセの前では驚くほど大人しくなるという。

368言理の妖精語りて曰く、:2006/10/26(木) 23:30:25
【トロメリア】
レストロオセの四十四騎士のひとり。元の種族は人間(ノローアー)。
ビシャマルの魔術師団の一員として紀人レメスの捕獲にも参加したという。
古代から積み上げてきた魔法関連の知識量は「デルゴの図書館の書架」と呼ばれるほど。
彼女の知識には失われてしまった魔法や秘儀のそれも含まれる。彼女を召喚する者が
求めるのもその貴重な知識なのだが、代価として「同等に価値のある知識」を示さなくてはならない。

369言理の妖精語りて曰く、:2006/10/27(金) 21:13:30
【パンゲオン・ザ・ダンジョン】
時代、認識、解釈によって姿はさまざまに変わる。
その数ある解釈のひとつでは、これは「槍の砦」と呼ばれる。
紀元槍と呼ばれる謎の巨大槍が砦の中心から天に向かって突き出している。
内部は地獄と呼ばれる非常に危険な異界と繋がっており、砦の中だけ別の次元に存在している。
中に入ることは困難ながらも出来るが、触れるだけで全ての知識、快楽などが得られるという
砦の最上階、槍が砦の外と繋がる場所は、誰一人としてたどり着いたことがない。
まず砦に入ったら、最上階を目指すのはおろか、元来た道を辿っても砦から出られないということがあり、
挑戦して行方不明になった者は数知れない。
砦の一番てっぺんは、砦の外からは見ることが出来るが、実際にその場所までたどり着かないと本当はどうなっているか分からない。
砦の周りは幻惑を見せる霧が漂っており、砦を外から見るものを惑わすといううわさまである。

370:リーデ・ヘルサル語りて曰く、:2006/10/27(金) 21:28:35
>>365
彼の名は『路の王』。
キュトスの姉妹ヘリステラの対を為す、旅人の神である。

371言理の妖精語りて曰く、:2006/10/27(金) 23:58:50
【ゴルプスッド】
レストロオセの四十四騎士のひとり。元の種族はフルフミブァルム。
ジャッフハリム時代に西方から招かれたある武術指南役の息子だという。
メクセトに弱みを握られているらしく、この魔人の玩具たるダルスカームの下手糞な
召喚術に応じることを余儀なくされた苦労人。そしてダルスカームの悪行
に手を貸しオルマズ族をほぼ全滅に追いやった為に、カーズガンからも憎まれる羽目になった。

372言理の妖精語りて曰く、:2006/10/28(土) 11:07:28
【タバクシャラス】
又の名を八尺尺八のタバクシャラス。
レストロオセの四十四騎士のひとり。元の種族は鰭耳人。
鍛え上げられた肉体はまさに筋骨隆々、それでいて肉体美と機能美が共存する芸術的実存だ。
地獄に堕ちてなお、その輝きと煌きは失われていない。
彼に呼びかけるときの掛け声は「オッス!兄貴!」と決まっている。

地獄で最もァツーィ!漢として某三兄弟からも注目されているとかいないとか。

373言理の妖精語りて曰く、:2006/10/29(日) 11:41:07
【ハルハハール】
レストロオセの四十四騎士のひとり。元の種族はフェルケフェーナス。
小麦色の肌と青い瞳を持つ小柄だが美しい少年の姿をしている。
騎士の中でも珍しく精霊の出身であるためか、なかなか強大な力を持っている。
鰭耳人の中でもフェルケフェーナスを信仰していたアウマグ人の出であるタバクシャラス
に自分のことを崇拝させようと躍起になっているようだが…。

374言理の妖精語りて曰く、:2006/10/30(月) 10:32:37
ゴルプスッドの居城には城主が収集した膨大な数の剣がおさめられている。彼は剣好きの悪魔としてよく知られている。
たくさんの剣を所有することは彼の魂が地上にあったときから、それも幼い頃からの願いであった。
彼の両親は剣術師範として西方から招かれ、兵士達に剣の技を教えていた達人であったが、
息子にその才能は受け継がれず、そのためか両親との関係はあまり豊かなものではなかった。
彼自身も剣技の上達に関しては幼い頃から諦めを抱いていたが、『剣』という武器そのものには
並々ならぬ魅力を感じ、書庫に篭っては古今東西の剣や剣にまつわる伝説の本を貪り読んだ。
しかし現物に触ることは両親が許さなかったので悶々としていたそうである。

375言理の妖精語りて曰く、:2006/10/30(月) 22:14:13
【レストロオセ三十七騎士】

聖母レストロオセを守護せし三十七の聖騎士。
彼らの魂は今もなお、神と昇じたレストロオセに忠誠を尽くす。
この世を闇が覆うとき、かの戦士たちは再び地上に降臨しよう。

376言理の妖精語りて曰く、:2006/10/30(月) 22:34:34
【レストロオセの三十七騎士】にも辛い決断をしなくてはならない時があった。
例えば、それは仲間だと信じていた七人の裏切り者を討ち取ることであった。
彼らはそれらを乗り越えてきた。主君に過ちがみられるときは打ち首覚悟で忠言をした。
聖女レストロオセも、媚びや偽りとは無縁の騎士たちを信頼し敬愛した。

377言理の妖精語りて曰く、:2006/10/30(月) 22:42:49
レストロオセの三十七騎士は騎士の鑑、
レストロオセは主君たる者の鑑である。

378言理の妖精語りて曰く、:2006/10/30(月) 22:50:49
レストロオセの44騎士って地獄開放事件の度に何柱か出て来てそうよね。

379言理の妖精語りて曰く、:2006/10/30(月) 23:05:00
地上に出てきた“騎士”ゴルプスッドが紀人カーズガンに尻尾を切り落とされてる。
彼の元の種族は“蜥蜴”人の一種なんだけど、また尻尾が生えてくることは無かった。
蜥蜴と蜥蜴人はやっぱり全く別の生き物なんだろう。

380言理の妖精語りて曰く、:2006/10/31(火) 21:55:10
カーズガンの持っていた剣に、再生能力を停止させる能力があったとも考えられるんじゃないか?

381言理の妖精語りて曰く、:2006/10/31(火) 21:56:10
>>380
新解釈

382言理の妖精語りて曰く、:2006/10/31(火) 23:39:53
>>380
呪いの剣だなきっと。

383言理の妖精語りて曰く、:2006/10/31(火) 23:43:56
オルガンローデの剥落の鉤爪との関連が疑われる。

384言理の妖精語りて曰く、:2006/11/09(木) 10:03:38
チャカ大陸では本大陸がかつて『忘却の地』であったと語る伝説が多く存在する。
本大陸はある魔物の力によって、立ち入った者の記憶を根こそぎ消し去ってしまう
魔境と化したが、ある英雄がその元凶を断ち切ったので、元に戻ったという。

385言理の妖精語りて曰く、:2006/11/10(金) 01:07:11
【太陽の妖精騎士団】
妖精皇帝エフラスが失われた後に代頭したアヴロノの諸新王の一人・ハールが率いる軍団。
名前にある「太陽」は団長であるハールの名の語義が「太陽」であることと、
自身が新しい時代に輝く太陽にならんとするハールの野望に由来する。

ハールと共にフェーリムを生み出す(アヴロノをフェーリムに変える)技術を手に入れようと奔走し、
フェーリム『製造』技術を憎み闇に葬ろうとするヒャガン=アンらと何度も対決した。

386言理の妖精語りて曰く、:2006/11/11(土) 00:41:04
要約する能力

387言理の妖精語りて曰く、:2006/11/11(土) 16:13:21
それは噛み砕く能力であり、効率化の能力である。
引用を集めて、それを切り貼りするだけでは、いけない。」
と、私の姉はよく語っていた。
その姉が死んで今日でちょうど3年になる。
姉の結婚相手は別の女性と結婚し、姉の霊前を訪れることはない。
しかし二人の間に生まれた子はいいやつに成長し、こうして来てくれた。




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