レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
上条さんと美琴のいちゃいちゃSS part29
-
「ごめん!! ごーめんってば!!…………ん?」
視線の先、建物と建物の間で手招きする人物。
土御門だ。
日常モード終了。
顔をシリアスモードにチェンジさせる。
振り返り、インデックスを美琴に託す。
「悪い、インデックスを頼んだ」
そして駆け出す。
美琴もまた、その背を見送ったあと別の方向に走り出した。
美琴が路地に入ると、先程手招きしていた打ち止めと番外個体が視界に入る。
真剣な表情の彼女たち。
美琴が声を出そうとした瞬間、
後頭部に衝撃を受けた。
ハリセンである。
「いたい!!」
「なにやってますの?」
ハリセンを肩に担ぐのは白井。
呆れた顔の打ち止め、番外個体の他、
滝壺、初春、佐天、神裂が揃っている。
ため息を吐いたのは佐天だ。
「退院して、上条さんと会った瞬間に返事をするんじゃなかったんですか?」
右手でインデックスを抱く美琴は、左手で頭をさする。
涙目なのは、ハリセンのせいだけではない。
「だ、だってぇ」
神裂のポニーテールが揺れる。
「だってじゃないですよ。振られる可能性ゼロなのに、何をそんなに怖がるんです?」
美琴は、その言葉を受け俯いた。
沈黙がその場を支配する。
「……だって……」
インデックスだけがキョロキョロと頭を動かしていた。
そして、
「…………だって…………恥ずかしい」
スパパパパン
照れながら頭上を花でいっぱいにする美琴に、いくつものハリセンが襲いかかった。
どこから取り出したんだそれ。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板