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上条さんと美琴のいちゃいちゃSS part29

973鉄橋は 1:2017/08/05(土) 02:49:35 ID:0Ruv04MA
さて、美琴の退院日。
空は快晴。
肌を刺す寒さが心地よい。

「まぁま!! まぁーま!!」

元気に手を振るのはインデックス。
上条に抱かれた彼女は、ニット帽とマフラーをつけたモコモコ装備だ。
彼を抱き上げる上条の服は、黄色いスラックスに青いパーカーだ。



そして、顔は真っ赤だ。

病院の前で待っていたのは美琴。
服装は校則を厳守し制服だ。
ベージュのブレザーにチェックのスカート、そして彼女の代名詞である短パン装備だ。



そして、顔は真っ赤だ。

視線はずらさず上条は近づき、
ついに彼女の正面で立ち止まる。

「まーま!! たゃい!!」

手を大きく上げて挨拶するインデックス。
しかし、

「…………」

「…………」

両親のリアクションはない。

「あう?」

きょとん、としたインデックスは両親を交互に見る。
微動だにしない。
インデックスは、不思議に思ったのか上条の右頬をつねった。

「イーテテテテテテ」

「ちょっと、なにやってるのインデックス!!」

美琴が手を伸ばした瞬間に、インデックスが手を離した。
目標を見失った手は、上条の右頬に着地する。

「「あっ……」」

赤かった顔をさらにかぁーっと赤くする2人。
揃って飛び退いた。

「ぱぱぁっ!! だっ!! まぁま!!」

ママから離れてご立腹なインデックスは、上条の首もとをぺちぺちと叩く。
全然痛くない。




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