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上条さんと美琴のいちゃいちゃSS part29

959■■■■:2017/06/09(金) 11:15:41 ID:05tsRUL.
とある科学の超荷電粒子砲 Ⅲ 20話: 5章―1

10月1日(木) 午前6時30分

「おはよう」
「は・・あ 眠い・・」
当麻は、全然眠れなかったのだろうか、大口を開け、いかにも脳はまだ寝ています
という表情で起きてくる。7時間の時差、わずか90分のフライトで克服できるほど
普通の人間の体はできていない。
「美琴は元気だな」
「あらそう?」
当麻はよほど眠いのだろいかのろのろと半分眠りながら、食卓に着席する
「時差ぼけなんてもんじゃないぞ・・」

「あらそう?で食べられそう?食欲ないなら無理に食べなくていいわよ?」
「はは・・御冗談を?美琴の美味しそうな朝食の食べないなんて選択肢は上条さんには
ありません」
「うれしいわね・・そこまで期待されちゃって」
香ばしい香りが
「では召し上がれ」
「いただきます」
頭はぼーとしても、胃袋は関係ないのか当麻ががつがつと、茶碗ごと食べそうな勢いで
むさぼりつくように食べる。たぶんほとんど嚙んでいないだろう。

「まったく・・アンタ噛んでないでしょ。そんな急がなくても・・」
私は軽く注意したが、一度火が付いた高校生の食欲は止まらない。
ほとんど2〜3分の後には食器が空になっていた。その勢いにつられて私も
せかさせるように、慌てて食べ終える。
私は、きれいに米一粒、汁一滴残っていない食器を方づけ、食器洗浄機へ放り込む

「やっぱ日本食が一番だな・・ごはんと味噌汁、醤油に納豆に焼き魚肉じゃが」

料理を褒めてもらえるのはお世辞であってもうれしい。
私はにこやかに返事をかえす。
「こんな普通の料理で喜んで貰ってうれしいわね」
「でも美琴はタフだな・・時差呆け関係なく、5時起きで」
「まあ・・いつでも体細胞の代謝を整え、疲労回復機能を効果的に使えるのも
高位の電撃使いの売りだからね・・」

「美琴はいつも頼りになります」

「ありがとう、で・・軽口も叩く元気も出てきたみたいだけど学校行く?」
「そうだな・・まあ美琴の美味しい朝食で元気でたし行くわ」

「あら嬉しいわね」
私は粗忽な当麻に寝る前に終えた事前準備を説明する。

「あ・・そうそう教材と筆記用具と録音機、弁当をカバンに入れているから、学生服に
着替えすれば行けるわよ」
「後学生服とワイシャツとベルトは玄関のハンガーにかけているから
それをそのまま着てね」

当麻が苦笑いしながらぼりぼり頭を掻く
「え・・そこまで準備してくれたのか?」
「まあ当麻に不幸だーとか言われるのもつらいから。あらかじめ不幸になりそうな原因
は全部排除するわよ」

「美琴にはかなわねえなあ・・心がけが違うわ・・本当良妻賢母だな」

「そう?当麻にはこんなくだらないことに頭を悩ませたくないのよ」
「日常の事は、全部私は任せなさい・・ね」

「じゃそろそろ準備して」
「ああ 午後4時に校門で会おう」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
3日にブランクはあったが何事もなく授業は終了し校門へ向かう。心配していた課題は
俺が知らないうちに完璧に記入され、事なきを得る。

美琴は5分前なのにもう校門前で目をつむり待っていた。
どうやらスマホに能力を使い直接脳を繋ぎ作業をしているようだ。
電磁レーダーで確認したのか、俺に駆け寄ってくる。




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