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上条さんと美琴のいちゃいちゃSS part29

930■■■■:2017/04/21(金) 19:24:43 ID:do8VD7AU
卒業式 2話
2月14日(火)午前7時

制服の上にエプロンを装着して、朝食を作り終える。
炊飯器で米を5合炊き、量だけは大量の朝食を作り終える。
卵8ケと、ベーコンを入れた、ベーコンエッグ、それにほうれん草400gを
軽くサラダ油で炒め、さらに盛り付ける。

もちろんその60%はインチキシスターが食べるわけだが、これでも
全然足りないらしいからどんな食欲なんだと言いたくなる。

味噌汁は、鍋一杯に炒めたもやしと豆腐を1kg投入したもやし味噌汁だ。
味的には・・まあ素材が素材だけにそれなりとしかいいようがないが
これでも当麻とインチキシスターは歓喜してくれる。

私は自分も食べるので材料費は全部出すと言うのだが、妙なところが
潔癖な当麻はそれを拒否し、結局半分を私が出す事で話はついている。
それでも、少々大げさに感謝されるのが私には少しおかしくもある。

配膳を終え、私も着席する。
一同「いただきます」

ご飯をかきこむように食べ終え、当麻が少し食べ始める。
「美琴美味しいな・・」
「え・・そう?材料費なんて一人の200円くらいよ」
「美琴の愛情だよ・・」
インチキシスターは食うのが忙しいのか一言もしゃべらない
「ふふ・・ありがとう」
「美琴もずいぶん素直になったよな・・」
「え?ツンデレアーマーなんてとっくに解除済みじゃない」

「はあ・・そうか?」
「まあ、1年たったしな・・」

「そうね」
「私も・・素直じゃなかったわね・・」
「でも・・」
「もう・・当麻に隠し事はしないわ」
「これからは一緒に暮らすんだもの・・」

私は、軽い食事を終え、方付けを始める。

「じゃ‥当麻そろそろ行きましょう」
「ああ・・」
「美琴も今日はしっかりと頑張れな・・」
「ええ。はっきり自分の意思を示して後悔しない」
私は、昨晩当麻と話あった結果を告げに学校へ通う。
・・・・・・・・・・・
午後4時
今日はバレンタイン・デー

授業も終わり、私はクラスの子からもらったチョコやクッキーを整理し内容を
チェックする。その数の多さにげんなりする。
(まったく・・私は男じゃないのに・・ほぼ全員じゃないの・・)

驚くことに明らかに食蜂派閥の子まで私にチョコやクッキーをプレゼントしてくる。
(まあ元生徒会長への虚礼て話?かな)

基本ノンケの美琴は、女子校の中でどれほど自分が崇拝され、頼れるお姉様扱い
されている事に鈍感だった。そんな美琴にとって、毎年バレンタイン・デーで、
ほぼクラス全員からプレゼントを貰うのが基本煩わしい。

基本女子校である常盤台で本来ならバレンタイン・デーは無縁なイベントに見えるが
なぜか、友人間でプレゼントを贈る日と脳内変換され、盛大に行われる。
しかも・・いつも美琴と食蜂の間でどちらが多くのチョコを集めるかというくだらない・・
ことが去年からイベント化し、結局同数で引き分けとなった。

(まったく・・面倒くさい・・なんで女の私が食べきれないチョコ貰うのよ)
抱えきれないチョコやクッキーの山を宅配便に梱包し、託送の手配を終える。

(部活も含めれば多分100人はいるわね・・)
御礼状と、返礼品の手配を考えると頭が痛くなる。




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