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上条さんと美琴のいちゃいちゃSS part29

924■■■■:2017/04/10(月) 14:30:16 ID:.I78PthU
「え?」
「最近、私の担任の綿辺先生が考え直さない?て言ってくるのよ」
「長点上機や霧が丘へ変更する気はない?てね」

「そうだろうな・・月詠先生が御坂美琴の研究開発なんて対応できないとか言ってたしな・・」

私は箸を置いて苦笑いをする。
「まあ、とある高校に勉強や能力開発は期待してないわよ」
「はっきり言って当麻がそこにいなければ行く意味なんてないわ・・」

「私は、いますぐ当麻と一緒に暮らしたいわ」
「こんな週1日じゃ満足できない」
「え・・」
私は本音をぶつける
「ね・・当麻は私といるのが楽しい?」
お肉を食うのを中断した当麻が私の顔を見つめる。
「美琴・・どうしたんだ?」

「いや・・当麻が目の前の困った女の子を助ける事をどうこういうつもりはないの」
「私もそんな当麻に助けられた女の子だし・・」
「その恩を一生忘れることはないし、ささやかだけど少しでも当麻へ恩を返したい」

「だけど・・今は・・できるだけ私だけを見てほしい・・」
「つまんない、ちっぽけな女だけど・・私は当麻の一番になりたいし・・そのために
なんでも努力したい・・」

「美琴・・」
「俺はそんな・・大層な男じゃない・・」
「それに・・」

(しまった・・サザエさんシンドロームで変な事を言ってしまった)
私は当麻が自分を卑下しそうな気配を感じ、軌道修正を図る。
「御免・・当麻と居るのが詰まんないわけじゃないの」

「え?そう・そうか・・?」
「私はもっと当麻に触れたいし、当麻と一緒に過ごしたい」
「でも・・春になれば・・私がとある高校にいけば・・一緒に住めるわよね」

「え?」
当麻は少し、びっくりしたように話を返す
「は・?」
「前から考えていたのよ・・私が卒業したら一緒にマンションに住みましょう」
「そうすれば毎日会える」
「毎日、一緒に学校へ通って、毎日一緒に同じ屋根の下で暮らせる」
「ね・・いいでしょう」

「だけど・・学寮は・・」

「当麻・・アンタの学校の実態を私が知らないと思っている?」
「当麻の学校の雲川さんはずいぶん豪壮な屋敷に住んでいるわよね」
「私達がマンションに住むことになんか問題あるかしら?」

当麻が箸を置いて沈思している。
私は当麻の神妙な顔を眺めながら話を続ける。
「私はね・・とある高校へ勉強しにいくわけじゃないのよ・・」
「そこに当麻いるから行くのよ」
「だから・・来週新居を探しにいきましょう」
「いい?」

「ああ・・」
私は当麻が同意してくれたことを素直に喜んだが、その返事が心からでないことに
もっと注意を払うべきだった・・
だが、自分の世界で盛り上がっている私はそのことを気が付かなかった。

・・・・・・・・・・・・・・
2月13日(月)常盤台中学 面談室 

私は、突然校長先生に呼び出され、校長室へ入室する。
生徒会長として通いなれた場所だが、正直気が重い。その原因を
考えると、余り気が進まない。

(はあ・・やっぱりそうなるかな・・)




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