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上条さんと美琴のいちゃいちゃSS part29

920■■■■:2017/04/02(日) 13:19:56 ID:R554/THU
俺は美琴に膝枕されていることに気が付く
俺が寝ている間に、事後処理はすんでいた。

美琴がヘリを磁力で無理やり着陸させ、事件を首謀した何者かは逃げたのか人払いの
術式は解除され、辺りは元の観光地の喧噪を取り戻す。フランス政府へ手を回し、
事件の後処理を終える。
表向きには何事もなかったように、すべてが収まる。

後から聞いた話だが、敵はロケットランチャーや、戦闘機を駆使し、戦争でも起こす構え
だったらしい。

だが、そんなものが美琴に通用するはずもなく、一切の攻撃は、届く前に無効化され
世界遺産モン・サン・ミシェルと観光客に何らの被害も発生がない。

あれだけ猖獗を極めたゾンビと化した1000名は八竜の力で、術式を解除され、元に戻っている。

俺の右腕は何事もなく復活している。一体そこにどんな秘密があるのか俺も全く
理解してはいないが、美琴は大した驚くこともなく現実として受けて入れている。

その間に、学園都市の統括理事会事務局と初春飾利へ電話をしていた美琴が通話を終え、俺の元へ歩み寄る。

「ありがとう、助かったわ」
俺は、これだけの事態を何事もなく収拾する美琴の手腕に舌を巻きながら、当然の疑問を
口から発する。

「だけど・・このまま放置していいのか?」
「え?」
「美琴を暗殺しようとした奴の件」

「そうね・・やっぱり事件の首謀者には相応の罪が必要よね・・」
「とは言えここはフランス、私が簡単に動ける場所でもない、だからフランス政府
に事件解決をお願いしたけど、フランス政府に裁けるかしらね・・」

「え?それは」
「当麻・・あのおっさん覚えているわよね、セクハラ親父」

「え?」
「今回の事件は、私に大量殺人の疑惑をかけ、なおかつ十字教の
聖地モン・サン・ミシェルの破壊をイスラム原理主義者に着せる
一石二丁を狙っていた」
「は?・・」

俺は、事態の奇怪さに驚愕させられる。
「それは・・」
美琴が明るい顔で奇怪な話を始める。
「まあ事実は小説よりも奇だったわね・・」
美琴が軽口のようにとんでもないことを話始める
「今回の事件の背後に、イスラムと学園都市の排除を唱える、
イスラム原理主義の皮を被った十字教魔術集団と、それと結託した
軍産複合体がいる・・まあそんな話」

「はあ?・・」
「ようは、現代の十字軍を学園都市と中東へ起こそうとした・・そんな話よ」

「それて・・悪辣だな・・」
「私が・・イスラム原理主義と手を組む?ありえない。だけどそんなねつ造をするのが
十字教と、十字教よりのマスコミのフェイクニュースなのよ」

「まあ、でも・・売られた喧嘩を私は買う主義」
「どうせあの糞爺さんはたたけば埃がでるでしょう」

「いいのか?」
「本来外の世界の政治に絡むのは、ルール違反だけど・・私の名誉棄損し、当麻を殺そうとしたことは絶対許せない」
美琴の顔が精悍な表情に変わる。
「行きましょう・・私に大量殺人者のぬれぎぬを着せ自分の
都合で大量殺人をする奴に鉄槌を食らわせましょう」
「ああ」

久しぶりに見る、正義感の塊の美琴、その誰もが見惚れる笑顔を守るため
俺も立ち上がる
俺と美琴の周りの世界を守るため

続く




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