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上条さんと美琴のいちゃいちゃSS part29

879■■■■:2017/02/09(木) 13:45:02 ID:RTuyQ23Y
「それも当麻がやる気をだしてくれなきゃ意味がない。
当麻が一歩前に進んでくれた」
「それがどんな小さな一歩でもね」
「だから私は全力で当麻を支える」
私は立ち上がり、こぶしを握り、上条当麻の顔を見つめる。

「美琴・・」
当麻がほほえましい表情を作り私を見つめる。
「ああそうだな、2人で不幸を卒業することにした」
「小さな幸福を積み上げ、幸福のためを作るだったな」

私は、当麻の言葉にうなづき、さらに言葉を繋ぐ。
「そう。ヒロインを救う主人公が不幸だなんて、シャレにならないわ」
「ジャンヌ・ダルクのように一つの国家を奇跡で救い、死後聖人になっても、処刑されて
は意味がない」

「私は、当麻にはガンジーやマンデラのように最後は成功し、盛大な葬式の元死んで欲しい」
「私は、そのために必要な事はなんでもする。能力・人脈・財力・科学知識すべてを捧げる」
「だから・・ともに荒海へ漕ぎ出そう」

私と当麻は立ち上がり抱擁を始める。無言で2人の体温を、吐息を、鼓動を感じながら
(もう言葉なんていらない)
熱い何かが、まるで生体電流の奔流のように私の体を貫いていく。
(やっぱり私にはコイツしかない。それは理屈じゃない)

だから、・・私はこいつを、上条当麻を何があっても支える。

限界なんて知らない、意味ない、この力が光り散らすその先まで

続く




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