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上条さんと美琴のいちゃいちゃSS part29

839■■■■:2016/12/23(金) 14:42:01 ID:UuRSg4Pw
(しょうがない、監視カメラのサーバーをハッキングするか)
私が待合室の監視カメラからサーバーへのハッキングを考え出
したころ、私の携帯へ別の電話がかかってくる。恐らくは、アイツの
担任だろう。私は当たりをつける

「常盤台の超電磁砲の御坂美琴さんですか?上条の担任の月詠です」
「はい御坂美琴ですが」
「実は上条ちゃんが行方不明になりました」
「え?」
(やはりそうか)

「驚かないでください、昼休みに忽然と消えました」
「そうですか・・ご連絡ありがとうございます」
「アンチスキルには通報しましたので、すぐに居場所は判明します」
(絶対にすぐにはみつからないわ)

「本当にありがとうございます」

私は電話を切り、頭を搔き揚げる。
(もう、悲しみに打ちひしがれる無力な少女は卒業よ)

「何があっても、どんな手段を使っても、たとえアイツが拒否しても
私がアイツを地獄の底から引っ張り出す」

・・・・・・・・・・・
私は、心を完全武装状態に切り替え、食蜂へ電話を入れる。

食蜂操折が、私と同様にアイツになみなみならない関心を持っていることは
知っていた。

だから、アイツのために食蜂にも動いてもらう・・
(恋愛と戦争は手段を選ばないのだからさ)

「食蜂、上条当麻がXX総合高校から拉致された」
「え?」
「時間がない、今は手を組みましょう」
「え?御坂さん、今なんて?」
「無駄口は後、手分けして、上条当麻を探しましょう」

「随分切羽つまっているのね?」
私は、すっと息を吐く
「なんとなく・・嫌な予感がする」
(まちがいないわ)
「御坂さんらしくないわね、そんな根拠のない話をするなんて」
(アンタもわかっているでしょ、変だってさ)

食蜂が電話ごしに苦笑いを伝える。
「まあいいわ、御坂さんの直観力を信じるわ」

「で、発見したら連絡すればいい?」
「ええ、それでいいわ」

私は、食蜂との通話を切り、意識を脳で感知した無線LANへ切り替える。
(さあ作戦開始よ)

(ちょっと前なら、見境なく、監視カメラを確認したんだろうな )
(でもそんなことは・・もうしない)

思った通り、市販品に毛の生えた程度のセキュリティで、洗いざらい調べることが
できた。この学校のサーバをハッキングして監視カメラのデータを、丸ごと入手して、
前にアクセス経路を確保したアンチスキルのサーバーの顔認証システムで上条当麻の
顔を検索する。

(まあ、発想の転換よね、どうせデジタルデータ、全部一遍に調べたほうがいい)
(あ・・こいつらね・・当麻が拘束したのは)
(あとは、解析ソフトにかけて、人工衛星のデータと照合すれば1時間くらいでわかる
でしょう)

「さあ御坂美琴行動開始よ、アイツを助けるわよ」

続く




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