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上条さんと美琴のいちゃいちゃSS part29

824■■■■:2016/12/12(月) 20:22:18 ID:YAC2XN9.
「木原唯一は、御坂美琴よりチャンスが無かったのか?そんなはずないだろう?」
「美琴は、言っていたぞ、研究者として2年前唯一先輩は仰ぎ見る存在だったと、私にはすべてが眩しく見えたとな」

「けえ、御坂美琴は食えねえな、正義の味方面をしながら、裏社会にさえ敵を極力作らねえ」
「裏社会に触れつつも、決して裏社会に落ちない。ある意味化け物だよ。あの女は。」

怒りに満ち溢れていた木原唯一の表情が柔らかくなるのを俺は見逃さない。
御坂美琴には不思議な魅力がある。敵にさえも魅了する不思議な力。
裏とか暗部は、表の人間からは強く見えることもある。だが、裏を知り、裏に触れつつ
決して裏に落ちない人間こそが一番強いのかもしれない。

「なあ上条、ひとつ最後の頼みを聞いてくれねえか」
「なんだ?」
「お互い能力なしで肉体言語で会話をしねえか?」

「はあ 俺はレベル0だけどな」
「私もレベル0だよ。」
「そうか・・テメエも苦労したな」
「上条、正直表街道を突き進む御坂美琴を嫉妬していたのは事実だよ」

「そうだろうな、分かっていたよテメエが美琴を羨んでいたのは」
俺は、すっかり憑き物が取れたような木原唯一を見つめる、怒りも自嘲も取れ
アレイスター側近の誇りを取り戻し、聡明な顔つきを取り戻す。

俺は、拳を握りしめ、木原唯一に対峙する。

////////////////////////
「さて、これで全部終わりかしら」

木原唯一が準備した数々の破壊工作活動を、部員で手分けして阻止する。
本人の思考を読んだおかげで手間が省けた。

ファイブ―オーバや、様々な駆動鎧、エクステリアに操られた能力者など。
木原唯一は、大覇星祭妨害にとどまらず、この学園都市自体を破壊するつもり
だったのだろうか?

この事態が表ざたになれば、もはや学園都市機能できなくなるほどの混乱が
巻き起こされたことは間違いない。

だが、それももう終わり、2万体もの駆動鎧、1000機の無人ヘリ、500基のファイブ
オーバーも私と一方通行が全部破壊し、後は未元物質を吐き出す工場を破壊するだけ。
それが終われば、食蜂とともにエクステリアを破壊するだけ。

木原唯一は、垣根帝督の脳細胞を培養し、未元物質を吐き出す、工場を維持していた。
垣根帝督は私と、当麻に敗北後、不可解な事故で行方不明になっていた。
その事実は、木原唯一に隠ぺいされ、誰も知らぬ間に未元物質を吐き出す、装置へ
変容を遂げていた。

私は、その装置から、垣根帝督だったものが、世に放出される前に阻止すべく
地下空間に鎮座する垣根提督の脳細胞から作成された、巨大脳と対峙していた。

地下に巨大空間に設置された、脳を培養する水槽
超硬質プラスチックに保護され、スペック上はいかなる地震も、気化爆弾でさえ破壊
できない装置。その装置と無数の配管とコードがつながり、未元物質を吐き出す装置
と化している。

「こんな気色悪い装置はさっさと破壊しましょう」
私は、その木原の製造した装置を破壊すべく、右手を前に突き出し、手の平からX線
レーザを放出しようとする。

だが私が装置を破壊しようとした瞬間に人らしきものが現れる。
その人もどきは私に声をかける。

「久しぶりだな、御坂美琴」
「アンタ誰?」

垣根帝督の脳が作り出した人もどきが話を続け始める。
「人を殺そうとして、ご挨拶だな・・」
「人?アンタはただの未元物質じゃないの?」
垣根帝督もどきが、人語をしゃべり始める。




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