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【安価】禁書SS

184■■■■:2013/02/07(木) 21:43:01 ID:KVQIs9u.
「これは大きな力がかかって弾け飛んでいるわね…どうすればこんなになるのかしら?」

「固法先輩。不用意に近づきすぎですの」

「大丈夫よ。武器とかは持っていないみたいだし…」(あれ?右ポケットの辺りが視えないわね…)

「上条さん危険人物扱い!?不幸だ…」

がっくりと肩を落とす上条。傍から見ると風紀委員に捕まっているようにも見えた。

「あれ、上条が風紀委員に捕まってる?」

「吹寄!いいところに!なあ、これお前のだろ?上条さん取ってないよな?」

上条はそう言って固法が検分している物を指差す。それを見た吹寄は納得したような表情を浮かべ、それから言った。

「ゴメン上条。私が落としちゃったみたい」

「どうすればホックが弾け飛んだり…するわね、それだと」

「そ、そ、それは本当に貴女のブラですの?そんな立派な胸をしていて、なぜAカップのものを…」

続けざまに尋ねられて、吹寄はちらっと上条を見てから言った。

「上条が触ったら大きくなったのよね。何でかは知らないけど」

「ばっ!!何言っちゃってるの!?」

「…まさか巨乳導手《バストアッパー》ですの?」

「いやいやいや、白井、お前も知ってるだろうが!!俺の右手は幻想殺しだって」

「…上条さん。わたくしの胸が小さいのは幻想なのではありませんか?」

「え、いや、お前はまだ中学生だし、そんなもんじゃないのか?」

「…私は高校生だから、私の胸が小さいのが幻想なのでは?」

「ちょっ!?白井の知り合いの人!?何言ってるんですか!?」

なんともいえない威圧感を醸し出す風紀委員の二人組から逃れようと、上条はじりじりと後ずさる。

「大将!乗れ!」

天の救いか、上条の後ろの通りに止められた車の中から、聞き覚えのある声に呼ばれた。

「悪い、助かる!」

上条が開けられた扉から助手席に飛び乗ると同時に、車は急発進してその場を離れた。

助手席で一息ついた上条が体験することは?

1 屋根の上から聞こえてくるトンッという靴音。
2 突然後ろから右手を掴まれ、何かに押し当てられたかと思ったら、右手が柔らかなものに埋まる。
3 左扉にドンッという衝突音が聞こえ、窓の外を見るとシャンパンゴールドの髪の少女が左扉に貼りついていた。
4 「大将、悪いけど、このまま俺の知り合いのところに行く」
5 その他
安価下




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