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【デルタフォース】クラスの三バカの日常Part5

1Ψ:2011/02/05(土) 22:54:39 ID:7MRi28Lg
「クラスの三バカ」こと上条当麻、青髪ピアス、土御門元春、並びに途中でできたバカップル【例:上条×ミサカ・土御門×白雪・青髪ピアス×白井・一方通行×打ち止め 等】はもちろんクラスメートや先生達、常盤台の生徒やオリジナルキャラも登場可能なリレー形式で学園都市や魔術世界の日常をどんどん書いていくスレです。ギャグ中心でシリアスは控えめに。雑談も控えめに。

初心者大歓迎です。

次スレは>>970 の人が建てること。(無理な場合は新しい番号指定お願いします。)

Part1↓
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/6947/1210612236/

Part2↓
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/6947/1262012651/

Part3↓
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/6947/1266059443/

Part4↓
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/6947/1273412014/

まとめwiki↓(2月5日現在、停止中)
ttp://www31.atwiki.jp/kinsho_second/pages/14.html

343ё:2011/06/14(火) 21:25:25 ID:EbLoHZv.
「ダメですよオリアナさん。火織お姉ちゃんは純粋な上にいい意味でも悪い意味でも真っ直ぐな人なんですから」
「初春の言う通りだ。私は君とは初対面だがただの好奇心で人をからかうのは良くないな。もう少し大人の対応を望む所だ」
「確かにからかいが過ぎたわ、反省してる。……それよりも対馬って言ったわね。お姉さんの喉元に突き立ててる物騒な物を引っ込めてくれない?」

 初春と闇咲は割と軽めの窘めだが天草式の対馬は女教皇である神裂へのからかいを許せず、迷い無くオリアナの喉元へレイピアを突き立てる。

「ご心配なく。きちんと認識阻害の術式をかけてますので。先程の女教皇様への態度を改めると誓ってくれればすぐに下げますのでご安心を」
「わ、悪かったわよ。これからは天草式十字凄教のトップに相応しい対応をするから、ね?」
「対馬さんもこの辺で許してあげて下さい。オリアナさんも悪気があったわけじゃなくて火織お姉ちゃんとコミュニケーション取りたかっただけなんです。悪乗りが過ぎたとは思いますけど……」
「……まだ反省の色が見えない気はするけど初春もああ言ってくれてることだし許してあげるわ」

 多少納得出来ない所はあれど初春からの言葉も受けてオリアナを許した対馬、スムーズにレイピアを袋に収めた。
 そして搭乗手続きを済ませた初春たちはオリアナの案内で自分達が乗る飛行機がある場所へと向かう。

「それにしても王族の専用機に乗れるなんて夢みたいです♪ てっきり噂に聞く超音速旅客機に乗らされるとばかり思ってましたから」
「第二王女と第三王女からのお達しでね。イギリスまでの空の旅を快適かつ幸せなものにしろって話なのよ。ホントに貴女ってあの2人に愛されてるのね」
「アハハ……。じゃあステイルさんも?」
「ステイルって確かルーン魔術の子でしょ? あの子は問答無用で超音速旅客機よ。最大主教が結構怒っててね、地獄の空の旅を提供するみたい」

 ステイルに同情しながらも対馬と闇咲は初春と同行するだけでVIP扱いされることをラッキーと思っていた。
 そして王族の専用機に乗り込んだ初春一行はイギリスに着くまでの長い間、快適かつ幸せな空の旅を堪能することに。

――――――――――

 その頃、吹寄と情報屋の会話を聞く為のベクトル操作を終えた一方通行はかなり楽しみにしていた。
 聞こえてきた内容、それは今日の決勝の頑張りと明日の学校で課題を受け取った後のデート(吹寄曰く遊び)についてだった。

――――――――――

☆さんの>>336のエピソードは外伝でお願いします。
こうゆう本編にあまり関係無さそうな話こそ外伝でやって欲しいと思うので。

344■■■■:2011/06/14(火) 23:39:28 ID:LFJ/Wzgg
ついてこれないというか、あまり登場させ過ぎて原作から離れすぎるのが嫌なんじゃ無いかと
特に原作キャラとオリキャラのカップリングとかは嫌悪感とまで言っていいかは分かりませんが
好み時では無い方も多いでしょうしね。

そういう意味で原作キャラとオリキャラの日常パート以外の絡みは
外伝スレの方でやった方がいいかと

345■■■■:2011/06/14(火) 23:42:07 ID:LFJ/Wzgg
訂正

好み時では無い方も多いでしょうしね。

好みでは無い方も多いでしょうしね。

346:2011/06/15(水) 00:42:40 ID:bnl1b3DM
ありー、柵川中学も友愛高校並みの曲者ぞろいにしたかっただけに残念。
個人的には原作キャラ×オリキャラ(土御門×月夜)なんかより
白井黒子×青髪ピアスのカップリングの方に違和感を感じますね。

どうでもいい話。

登場させる気は毛頭ないんですが、この調子だともし月夜の母親なんてのがいたとしたら、
「黒夜」は被るから「闇夜(やみよ)」といったところでしょうか。
白雪闇夜……なんか悪の親玉みたいだな。

347■■■■:2011/06/15(水) 01:07:57 ID:h1rqyeZg
どうでもいい話のベクトルがその文体だとわからねェんだが
上下どっちに向いてるんですかァァァ

348:2011/06/15(水) 12:45:56 ID:o.Hd9lWY
下。のつもり。
でも上もどうでもいいっていえばどうでもいい。

349■■■■:2011/06/15(水) 16:58:52 ID:4fg0njdY
勃起不全のおっさんvsヤリマン娘w※画像有り
ttp://yariman.zxq.net

350:2011/06/15(水) 17:58:38 ID:dqk4y2Yk
>>344
え?>>336の佐天×新坂って
日常パートの絡みだと思っていました。

351■■■■:2011/06/16(木) 00:44:00 ID:yuKoYgm6
>>350
日常ではあるかもしれませんがスレタイにある通りここは上条さんの
高校が主であって佐天さんの在籍している中学は本編とは違うと思うのです

その考え故に外伝の方かなと

352:2011/06/16(木) 01:32:46 ID:8L/4o3qw
分かりました。

353:2011/06/16(木) 01:35:04 ID:8L/4o3qw
じゃあ……本編でそれとなく佐天さんが新坂君を意識しているぐらいに
留めておきます。

354:2011/06/16(木) 01:36:36 ID:8L/4o3qw
本編で→本編では

355■■■■:2011/06/21(火) 23:53:16 ID:vpI5mGGg
www

356±:2011/06/22(水) 22:22:16 ID:qRjedTeM
皆さん、お久しぶりです。
ここ最近テストが近づいてきたのでこの場に足を運ぶ事が少なくなり、書き込む事が出来なくなってきました。
とりあえず7月はじめにテストが終わるので、それまではあんまり来れませんが、暇があれば書き込むので、その時はよろしくお願いします。
………受験生はつらいぜ

――――――――――

「………ところで、情報屋。課題貰ったあとの遊びに行く計画はちゃんと出来てるのか?」
「ああ、それなら―――――もしかして楽しみにしてくれてるのか、吹寄――?」
「ちょっ!!な、何を急に言い出すのだ、貴様はぁ!ただ聞いただけだろう!自惚れるな!」

 顔を真っ赤にしながら完全否定し始める吹寄。
 端から見たら完全にツンデレなのだが、それを聞いた情報屋は精神的に大ダメージをおっていた。

「そっか……吹寄は俺と出かけるのがそんなに――」
「――そ、そんな事は言ってない!………で、結局どこに行く予定だ?」

 自分が言った言葉が情報屋を傷付けた事に責任を感じた吹寄はすぐさま話題を変えた。
 そのあと、情報屋は自分の考えている計画を話したが、それが実は聞かれており、当日に様々なメンバーがその場に集まって来ることをまだしらない。

――――――――――

 一方、そのころ青ピと土御門は会場の中心で論議を繰り広げていた。
 その論議の内容とは…………………………

「何をいってんねん、ツッチー!チアの服が一番似合うのは黒子はんにきまっとるわ!」
「青ピ………それには賛同できないにゃー。チアが一番似合うのは月夜以外いないぜい!」

 ――ただの自分の彼女が一番チアが似合うという事を主張してるだけだった。
 当然、この状況でその会話を止める奴はおらず、むしろ会話に加わる者もいた。

「何言ってんだ。美琴がこの世で一番かわいいに決まってんだろ!」
「チアは関係ないが、真昼さんと赤音さんが一番に決まってる」
「あっ、淡希だって負けてないよっ!」
「馬鹿め!滝壺が一番だぁ!」
「さすがにそれには賛同出来ないぞ、浜面。郭が一番似合ってた」

 なんとクラス内の彼女持ちの奴らが一同に集まって彼女自慢を始めてしまった。
 一方で、それを聞いている彼女たちはそれぞれ様々な反応を示していた。

357:2011/06/22(水) 22:31:22 ID:FG.Gj4jg
ジャージや和風やメイド雪女や変態のチアってどんななんだろ。

358:2011/06/22(水) 22:39:33 ID:FG.Gj4jg
あと真夜、こればっかりは1人に決めてくれ。

359:2011/06/23(木) 19:56:05 ID:IAS.sh5s
訂正
>>95
父さんと母さん→父さん 新坂家の設定ができたのはこの後です。
>>297
一週間→二週間
>>127
『アイテム』ほど彼女を邪険にすることこそなかったものの→『アイテム』に対するほど邪険にすることこそなかったが、

――――――――――――――――――――――――――――――――

 治療を終えたセレナが返った後の研究所では、帰り支度を始めていたレイシェルが、論文を書き続けている師に話しかけた。
「せんせー、息子さんとは会えたんですか?」
 それを聞いてピタ。と真羅が手を止めてしばらく時間が止まり、やがて彼は切り出した。
「いや。あのあと優勝パーティーにまっすぐいっちまってね。また会えずじまいさ。」
「そうですか。」
 なんとなく聞いただけだったのでそのまま帰ろうとしたら、真羅がぽつりと続けた。
「……いつもそうなんだよなあ。」
「は?」
「あいつらが中学生の頃の一端覧祭、見に行くって約束してね。
 前日は学会での発表のみにした。」
「ふーん。それで?」
 口調は変化無し。その代わり真羅はそこでギリッと止まっていたペンの筆圧を上げた。
「当日。バカな教授達への分かりやすい説明を求められるやらやら、挙句の果てには
『実際見せてくれ』ということでの実習まで行って結局午後までかかって
会えずじまいだったさ。」
「……あー……」
「翌年の大覇星祭にも、参加することを約束した。」
「……どうしたんですか?」
「当日、何か暗部でごたごたがあって私の力がいるとかでひっぱりだこになった。」
「……天才って辛いですね……」
「んで、久々に一家団欒になったら、知らん間に娘と息子がインモラルになってて、妻が
当たり前のようにそれを受け入れていた。あと、これは私個人のことなんだが……」
「はい?」
「実家の実父の危篤を受けて、急いで実家に帰ろうとしたら……」
「間に合わなかった。」
「ああ、仕事を『最低限』に抑えて急いだにも関わらず20分程遅く、死に目に立ち会っていたのは
息子ではなく義理の娘と孫達というのを見てどうにもな……」
 ふう、と溜息をついた男にレイシェルは話しかけた
「今からでも帰ったらどうです?」
「だよなあ。このペースだと子供達の結婚式や葬式にも遅れちまう。(まあ恐らく真夜と茜川とかいう方とだろうな……多分。)
 だから……浮気なんかもされるんかいなあ。」
「え?されてるんですか?」
 思えば教職上の理由と言っていたが、夫婦であるはずの彼等が息子の活躍の日に別行動をしていたのはていたのはそんな事情があったのだろうか?
「お前、妻を見たろう、いくつに見える?」
「30代でしょうか?」
「正解は41。私と同年代だ。」
「…若々しいですね。」
「美人か?」
「醜くはないですね。」
 正直で悪くないはずの答えを聞いた真羅は心配ごとが当たった風にげんなりと溜息をついた。
「はあ、やっぱりか……正直年相応の見た目だったらまだ安心できんだけどな。
 なんか最近態度が急に優しいし……」
「いいことじゃありませんか?」
「子供には分からんさ。」
「?えーっと……じゃあ、そっちは浮気とかしないんですか?
 ほら、同僚の研究者にも美人なのとかが確か……」
「こういうのに携わっているとな。人間の見た目の美しさにどうもあんまりビビッと
こないんだよ。」
「ああ、何か分かります。」
13歳で大学を卒業して学園都市の最先端研究にも携わっている天才少年をして「天賦の才」と言わしめた程の研究者を見たレイシェルはなんとなく納得した。
(そりゃぁ普段から人の体いじくりまくってたらねえ。むしろ実験に性的に近い興奮感じるような人ですから。もちろん子供いるから普通の性欲もあるでしょうけどね。)
 そしてもしここにセレナかミランダがいたなら、恐くてとても口に出せはしないものの思っただろう。

 必要ないだろう。普段から自分を含めて老若男女問わず、主に「置き去り」なんかを実験(凌辱)しまくっているあんたには。

 そしてそんな師匠の窮状に流石にいたたまれなくなった少年は話題を戻すことにした。
「帰ったらどうです本当に?」
「ああ。そうするよ。球技大会の勢いにでも乗る気だったが明日にでも仕上げるかこれは。
 ありがとう。」
 真羅はそう言って書きかけの原稿を放っておいて帰り支度をして呟いた。
「でも結局子供達は恐らくまだパーティーだろうな。家にいるのは妻のみだろ。」
「いい機会じゃありませんか。しっぽり愛し合いましょうよ。」
「馬鹿!師をからかうな!」
 レイシェル・フーバーは、顔を赤くして怒った師を見て、とりあえずドームでのお返しができたことに満足した。

360:2011/06/23(木) 20:19:56 ID:IAS.sh5s
真夜の浮気なんかとは無縁な気質は
こういうところを受け継いだのかもしれませんね。

361:2011/06/23(木) 21:38:31 ID:IAS.sh5s
返った→帰った

362ё:2011/06/25(土) 21:38:55 ID:GSyT8o5k
「○○さま、黒子をそのように想って下さるだなんて感激ですわ! 今宵は黒子流フルコース夜伽をギャフンッ!」
「バカなこと言ってんじゃないわよ、というかフルコース夜伽って何よ……。どうかした? 滝壺さん」
「しらいに雷撃お見舞いしたのにみさかの顔にやけてる。やっぱりかみじょうにこの世で一番かわいいって言われて嬉しい?」
「……ちょっと言いすぎかもって思ったけどやっぱり嬉しいものは嬉しいみたい。滝壺さんも人のこと言えないと思うけどなー」

 髪の毛をもっさりアフロにして気絶した黒子をスッパリ忘れて自分の恋人の言葉を嬉しく思っている美琴と滝壺、分かりやすい位に顔が緩んでいる。
 美琴と滝壺が静かに喜んでいるのとは対照的にテンション高めで喜んでいるのは郭。

「聞きましたよね白雪氏、茜川氏! あの半蔵様が私のことを皆さんの前で、皆さんの前で……キャーッ! 私、幸せすぎて困っちゃいます!」
「く、郭さん落ち着いて……って無理だね。会話の内容はともかくやっぱり好きな人に一番って言われるのって嬉しいよ♪ 赤音ちゃんは……ちょっと違うかもだけど」
「私? 私はいーのっ♪ 私と真昼ちゃんを同じ一番に想ってくれてこその真夜君だもん。私としては料理の手を休めて発言してくれたことがポイント高いよ〜」

 郭のテンションの高さに圧倒されつつも、やっぱり自分の恋人に一番と言われて嬉しい白雪と茜川であった。
 ちなみに真夜があの集まりに参加したのは発言したほんの一瞬、発言後はすぐさま厨房へと戻って料理作りを再開させている。
 そして本来なら翔太の発言を聞いてハッスルしそうな結標だがここには居ない、心理掌握の能力で友情が一番状態が継続中で【歩く教会】チームのパーティーに参加しているのだ。
 そんな中、1人だけあの集まりに恋人が参加してなくて寂しげな打ち止めが美琴の制服の裾をクイクイッと引っ張った。

「打ち止め、もしかしなくてもアクセラが一番って言ってくれなくて不満なんでしょ。でも仕方ないわよ、あいつってそうゆうことあまり人前で言うタイプじゃないし」
「分かってるけどやっぱり言って欲しかったなぁってミサカはミサカはパパに一番って言われたママがすっごく羨ましいって僻んでみる!」
「はいはい分かった分かった。とりあえずアクセラ呼んで……って珍しい組み合わせね」

 むくれてる打ち止めを宥めるように頭を撫でる美琴が一方通行を探すとすぐに見つかったのだが真昼と一緒ということに少し驚いていた。
 その一方通行は真昼を連れて厨房のカウンターから顔を覘かせて真夜を呼んでいる所だった。

――――――――――

「明日の紫木と吹寄さんのデートを尾行するぞって何でそれを俺に言うんだ? 一方通行」
「しゃあねェだろ、姉の奴がテメェの許可が下りねェと参加しねェって抜かすンだからよォ。で、どうなンだ?」
「なぁいいだろ真夜。俺の【線形視認】があればあいつらのフォローもしやすいし。それに何より吹寄にも分かってもらいてぇんだよ、愛の素晴らしさってやつをさ」

 真夜は少し悩んだ後で許可を出した、その間も料理を作る手を休めずに。
 一方通行と真昼はそのまま上条たちの所にも報告しようとするが、真夜から待ったがかかる。

「ただし。面白半分で2人を尾行したりしないこと。俺はあくまで紫木と吹寄さんが上手くいくように動くつもりだからさ」
「オゥ、当然じゃねェかァ。俺は基本、カップルの味方だからよォ」
「真昼さんは聞くまでもなかったね。俺は昼から参加する、当日の尾行するみんなの分のお弁当作るから。後で何人参加するのか教えてね」

 真夜は一方通行の答えがとても頼もしかったが、他に誰が尾行に参加するのか気になると同時に不安になった。
 今度こそ一方通行と真昼が上条たちの所へ向かおうとするが、今度は呼び止められたのではなく目の前に置かれたデザートに足を止めた。

363ё:2011/06/25(土) 22:14:04 ID:GSyT8o5k
「ンだ、これ?」
「コーヒーパフェ♪ 一方通行が好きって聞いて試しに作ってみたんだ。で、こっちが」
「マンゴーシャーベットだぞー。数量限定の珠玉の一品だー」

 コーヒーパフェ、要はコーヒーゼリー、コーヒークリーム、コーヒーアイスなどコーヒー味満載のパフェである。
 マンゴーシャーベットは舞夏製作で、味も三ツ星クラスではあるが20個と数に限りのあるものだった。
 一方通行はコーヒーパフェ、真昼はマンゴーシャーベットをそれぞれ口にすると、

「う、うっめェ!! コーヒーの苦味とパフェを形作る甘味がいい具合にマッチしてやがる! うめェ上に俺好みの味、やるじゃねェか弟ォ!」
「こっちのマンゴーシャーベットも絶品だぜ! シャーベットそのもののシャキシャキ感にマンゴーの果肉が残すほんの少しの柔らかさ。しかも瑞々しい甘さ、最高だぜ♪」

 これ以上無い高評価を聞いて真夜と舞夏はハイタッチで喜んだ。

「これでみんなのリクエストに応じたパフェがいけるな♪ あくまでパフェに出来そうなリクエストに限るけどみんなきっと分かってくれるから安心かな」
「マンゴーシャーベットは私の今日の自信作だからなー♪ 美味そうに喰ってくれて一安心だぞー。さー2人とも、それを食べながらそれとなく宣伝してこいー」

 舞夏に促されるまま、一方通行と真昼はコーヒーパフェとマンゴーシャーベットを食べながら上条たちの所へ今度こそ向かった。
 2人が去った後、舞夏と真夜はパーティーのお開きの時間を考慮し、デザートの準備に本格的に取り掛かるのだった。

――――――――――

「つーわけでテメェら明日、紫木とデコ女のデートを尾行するぞ。参加してェ奴は手ェ挙げろ」
「言っとくが面白半分とかは認めねぇからな。あくまで紫木と吹寄のカップル成立のフォローをするんだからな」

 上条たちと合流した一方通行はコーヒーパフェを、真昼はマンゴーシャーベットを食べながら明日の情報屋と吹寄のデート尾行の参加を募った。
 そして返答だが上条、土御門、青ピ、浜面、半蔵は手を上げて参加決定、翔太1人が手を挙げないというものだった。

「ゴメン、明日は前々から淡希が2人っきりで過ごしたいって言ってたから……」
「ま、しゃあねェか。結標の奴がこうゆうのに興味あるとも思えねェし、久々に2人っきりでいちゃつきてェだろうしな」
「となると残るは俺たちの恋人の方だな。とりあえず美琴にも話を……ってちょうと皆一緒にいるじゃねぇか。おーい美琴ー、みんなー」

 情報屋と吹寄のデート尾行参加を決めた上条だが恋人達にも伺いを立てようと思い、偶然にも美琴、黒子(気絶中)、打ち止め、滝壺、郭、白雪、茜川が一箇所で固まってるのを発見。
 上条に呼び出された恋人達は一方通行に代わり、こうゆう説明が得意な土御門が情報屋と吹寄のデート尾行について説明した後で参加するかどうかを尋ねた。

364:2011/06/25(土) 22:35:03 ID:R7wnQMz6
・裏設定
 騙され易く世間知らずな性格故に家計は妻に管理されていますが、
天才科学者である真羅の収入は朝陽よりずっと多く、井ノ原家の生活自体は
彼1人の収入でも維持できます。

365:2011/06/26(日) 21:12:58 ID:ykHja6pc
「見た目年齢30代の、そこそこの器量の女性」
井ノ原朝陽さんの外見に関する描写はこれでいいでしょうか?

366:2011/06/29(水) 23:22:21 ID:dzEwXbGk
・二人目の達成者

 友愛高校チームが宴たけなわの真っただ中、「歩く協会」チームの方はと言うと……
「こまりましたね。」
「困ったねえ。」
「超困りました。」
「困ったもんだねえ。」
 とぼとぼとぼとぼと商店街を徘徊していた。(御坂妹は、妹達の打ち上げの方に参加していた)
「うー!も、もうお腹と背中がくっつきそうなんだよご飯ご飯ごはーん!!」
「インデックスさん、皆気持ちは同じなんですよ。わがまま言わないでください。」
 心理掌握に窘められて駄々をこねているシスターを見たチームの幾人かは軽い殺意を覚えた。というのも、
当初予定していた【喰わせ殺し】での打ち上げが頓挫したのは彼女に依る所がおっきかったからだ


遡ること数時間前
「すっすまねえ皆、今日ばっかりはリクエストに答えられそうにねえ!」
 店に来たところでいきなり店長に頭を下げられて告げられた言葉に慌てふためいた
チームの皆が理由を尋ねた所、店主からの返事は更に衝撃的なものだったのだ。
「いや出ちゃったんだよ!」
「出たって何がだい?」と、顔なじみのステイルが詰め寄ると、店長は頭を掻きながら答えた。
「ここの1500円コース完食に挑戦して今、まさに制覇せんとしている兵が!」
「「「「「「「「「な、何―――!!!」」」」」」」」」
「そ、その人ちょっと見ていいかい?」
「おう、あそこだ。」
 そう言ってくい、と、店長が指差した先にいたのは。
「いやあ、あの娘にしろインデックス譲ちゃんにしろ、まさかこんなかわいい女の子達に
うちが喰い殺されるとは……分からないもんだな世の中は。」

 その少女の食べっぷりは、インデックスとは全く違っていた。
 がつがつとした、セレナが「貪るように」と形容して嫌悪を催したインデックスのそれとは違い、ごく普通に食べているといってよかった。
 ただ普通と違ったところは。
 気迫。
 一心不乱に、話をするでもなく、ただただ目の前の器や食材と格闘している、
そう形容するのが相応しい。
 背筋をぴんと伸ばしたままカッカッカッと丼を丸ごと掻き込み終えたかと思うと、味噌汁に
手を伸ばしてズズズズズ、とすすり上げ、脇の小鉢を箸でつまみ上げて食し、その次には皿に盛られた
ハンバーグをスプーンとフォークで切り分けて食す。
 動作一つ一つ自体はインデックスが挑戦したときと比べると非常に普通で、丁寧なもの
なのだが、まるでやりてビジネスマンかマシーンが高速で処理しているかのように手早くパキパキと
済ませていた。今にも手に残像がかかって数本に見えてもおかしくなさそうだ。
やがて全ての皿の料理を高速処理し終えた少女が店長を呼び、「これで完食でいいの?」と確認し、
店長からの言質を取ったところ、パチン、と、持っていたスプーン(最後に食べていたのはスープだった)を卓上に置いて手を合わせて
「ごちそうさま」と告げた。
 店内が水を打ったように静まり返る中、少女の脇にいてその様を眺めていた少年が店長に
「じゃあ、僕の分はただでいいんですか?」と尋ねるた。「おお、いいとも!」と太鼓判を押した店長は、入り口に戻ってステイルに頭を下げた。
「というわけなんだよ。2人だけとはいえただでさえ食べ放題モードになっちゃっててそっちを優先させなきゃならん今、インデックス譲ちゃんや他のみんなのお腹まで満足させられる器量が
うちにはなさそうなんだ。勘弁してくれ。」
「いや……なら仕方ないさ。悪かったね店長。」
 申し訳なさそうに何度も謝罪を繰り返す店長の様にいたたまれなくなったステイルは絶望と空腹でげんなりしている
インデックスを連れてチームの皆と徘徊する羽目になったのだった。
 その去り際、本来の恋心を押さえられたままの結標淡奇がなんとなしに呟いた。
「いけないいけない、てっきりあの男の娘にビビッときちゃった……」
 そしてボブカットの少女が、その男の娘のことを思い出して苦い表情を浮かべていたことは誰も気付かなかった。

367:2011/06/29(水) 23:24:15 ID:dzEwXbGk
「ここにしましょう。」
「はい?」
 先ほど史上2人目の偉業を成し遂げた巻き毛の女王、苑内麗奈の言葉に、板についたテーブルマナーで無料の西洋料理を食べていた
男の娘、新坂礼男が反応した。
「この店。料理のバリエーションも店内の環境も、店員の態度も、どれを取っても上位ランク。
 おまけにさっきのやり方でグループは無料。
 ここなら、今後の剣道部の皆の打ち上げや歓迎会なんかにうってつけじゃない?」
「はい。僕もそう考えていましたよ。」
 自らの意を得た答えに満足し、以後はバーにいるかのように目を瞑って一人ごちている
少女の様を見た少年はつくづく思った。
(ほーんと。嘘みたいだなさっきまでの。
 普段はあんなんじゃないのに。)
 苑内は普段から大喰らいなわけではなく、むしろ普段の食事は常人以上に簡素で
少量だ。だがその反動からか本気で。つまり満腹まで食べるとなれば、
さっきまでの取りつかれたような様相を見せ、【喰わせ殺し】の1500円コースを食べて切ってまだ余裕綽々といった表情を浮かべるほどだ。
(バレンタイン以外で生かせるとはねこの性質。)
 バレンタインには学校内の誰よりも女子からのチョコをもらってしまい、
「本人の気持ちを無碍にしたくはない」というので時間がかかりつつもちゃんと食べて丁寧に返事を出して、
そしてまた女子生徒からの好感度を上げてしまっている苑内。
 そんな生真面目な彼女が、新坂は大好きだった。

368:2011/06/29(水) 23:36:42 ID:dzEwXbGk
>>337とかなり矛盾してしまいました………

369:2011/06/30(木) 00:31:07 ID:H3TDUs3w
>>366
器量→容量

370■■■■:2011/06/30(木) 00:34:45 ID:FIJ6gGsY
誤字とかそんなれべるじゃなく読みづらいな
なんだこれ

あえて晒しage

371:2011/06/30(木) 00:39:08 ID:H3TDUs3w
あれ?読みづらい?確かに
量が
うちにはなさそうなんだ。勘弁してくれ。」
は失敗だったけれど
なるたけ丁度よく改行したつもりが裏目に出ましたかね?

372■■■■:2011/06/30(木) 00:43:15 ID:FIJ6gGsY
改行とかそんなこと言ってんじゃなくて、
全体的にごちゃごちゃっとしすぎてるんじゃねって言いんだが

セリフと地の文の間に空行挟むとかさ、もちょっとなんかゴニョゴニョ

373:2011/06/30(木) 01:10:31 ID:H3TDUs3w
分かりました。
皆さんからの要望ということでしたら、そうするよう努めます。

374:2011/06/30(木) 01:17:08 ID:H3TDUs3w
(バレンタイン以外で生かせるとはねこの性質。)

は、設定上新坂君の考えです。分かりづらかったかな?

375目から汗が…乙です:2011/06/30(木) 01:47:42 ID:LVRRxcKo
とりあえずハンバーグはナイフとフォークで食べるもんだと
思うんだが……

376涙目:2011/06/30(木) 08:36:05 ID:YcJBd1/c
他のSS作者の文面と比較すれば判ると思うんだけど
読みやすいかどうかなんて

377:2011/06/30(木) 12:10:09 ID:XNkzlGqU
>>375
すいません、間違えました。

読み易い文を目指して、もっと精進します。

378:2011/06/30(木) 14:30:17 ID:XNkzlGqU
 そんなわけで代わりの店を探してさまよう羽目になった「歩く教会」チーム。
 基本的に無言だったのだが、先ほど愚痴を窘められてふてくされていたインデックスの、

「でもでもなんなんだよ新参者なのに私とステイルのポジションを奪おうとしているあの
クルクルビューティーにサラサラ男女は。」

と、いう不平には皆一斉につっこんだ。

379:2011/06/30(木) 14:32:40 ID:XNkzlGqU
こんな感じでしょうか?

380涙目:2011/06/30(木) 18:14:48 ID:YcJBd1/c
376です
空行入れると入れないとでは違いますよ

楽に文を追っていけます
好きなリレースレなんで、小言を申し上げてしまいました

職人さんの苦労を理解できないのに意見ばかり申し訳ありません
今後の展開も期待してます!

381:2011/06/30(木) 19:09:47 ID:H3TDUs3w
もうひとつ、絹旗と新坂の因縁ですが、
やがて外伝に投下予定の短編では、
浜面が来る前に「アイテム」の仕事として彼の暗殺を請け負った結果
返り討ちにされた過去があったということにしています。
(このときはフレンダ、絹旗、滝壺で相手をしたため麦野には会っていない)

追伸
 現在ここの舌のブログ記事に出ているデカ目中国少女(賛否両論あるので
〝美″はつけませんでしたが、私にとっては慣れればそれなりにいいと思う。)
の反響を見ていると、ノクターンが実在したら「美少女」になるのかちょっと不安になってきました。

382:2011/06/30(木) 20:01:36 ID:H3TDUs3w
舌じゃなくて下…

383:2011/07/01(金) 15:06:07 ID:25PCAtBk
 しかし、そんな彼等に希望が舞い降りた。
「あれ?【歩く教会】チームの皆さん、どうしたんですか?」
 と、ある男に声をかけられた。
 サポーターの1人かとでも思ったステイルが軽く事情を話して受け流そうとした所、
「なら私に奢らせてください。」
「えっ、いいんですか?」
「ええ、負けたとはいえあなたたちもよく奮闘したそうですし、
あっちの方だけがパーティーで盛り上がるっていうのは不公平でしょう?」
 その声に、それまでしょぼーんとしていたインデックスがパア―っと顔を輝かせた。
「おじさんいい人!」
「ありがとう。」
 ステイルが念を入れて名前を尋ねると、男は眼鏡を押さえて答えた。
「井ノ原真羅といいます。友愛高校チームの井ノ原真夜の父ですよ。」
 それを聞いた海原と心理掌握は、言われてみれば彼にどことなく似ている風貌の男に対して
(やっぱりあの人の父親だけあっていい人だ)と思った。
 かくてインデックス達がうきうきと周囲の飲食店を物色している中、当の真羅は苦笑しながら自虐的に呟いた。
「まあいいか…あいつにとっても、私に早く帰ってきてもらわない方がいいだろうし。」

384:2011/07/01(金) 15:07:10 ID:25PCAtBk
喰わせ殺しにて優雅に西洋料理を食べていた新坂礼男は、ふと、自分の父親のことを思い出していた。
先ほどかけたところによると、彼はまだ帰ってきていないようだ。

(父さんもレストランで舌鼓を打っているか、仕事か……或いは……
やっぱりアサヒさんのところかなあ。)

 頭に浮かぶのは、最近かなり父と親しげな雰囲気の若々しい女性。
 この球戯大会でも、2人はかなり近いところにいた。競技が終わった後も、それこそ学校内でも自分と苑内のように何気ない調子で1言2言言葉を交わしていた程度だったのだが、
同じような隠れた関係を持っていた礼男にはなんとなく分かってしまっていた。

(新しいお母さんか……うーん……)

 物心着いたころから父や使用人に囲まれて育った彼からしてみれば、もちろん乳母なんかはいたものの、
所謂「お母さん」のポジションに位置する年上の女性と上手く付き合う方法などよく分からなかった。正直な話、変な異物感を抱えながら生活するよりは、
今のままの父子家庭でいいとさえ思っていた。

(それにあの人の側にいた赤髪や黒髪の子共達……連れ子かな……とも一緒となると、なんかちょっと色々とややこしそうなことになりそうだし………)

385:2011/07/01(金) 15:08:00 ID:25PCAtBk
すいません、まだ空白行を開けるのに慣れなくて>>383で忘れてしまいました。

386:2011/07/01(金) 18:37:10 ID:25PCAtBk
気になる表現は出しちゃいましたが、
前にも言いました通り私は新坂道男をこの本編に直接登場させる気はありません。

387■■■■:2011/07/01(金) 20:55:27 ID:25PCAtBk
>>384
ややこしいことになりそうだし………

ややこしくなりそうだし………

どうでもいいけどこっちの方がすっきりするかなと。

388■■■■:2011/07/01(金) 21:02:08 ID:25PCAtBk
ややこしいことになりそうだし………

ややこしそうなことになりそうだし………

元の分もまちがっていた。ホント、くどくどしい表現だな。

389±:2011/07/02(土) 16:28:21 ID:4aaCo0gE
テスト終わりましたー!
いや、正確に言えば終わったのは昨日だけど色々と忙しくて今日になってようやくこれました。
じゃあ、いつもどおり始めたいと思います。

――――――――――

「―――って感じだけどどうするんだにゃー?」
「「「「「「行くっ!!(ってミサカはミサカは断言してみる!)」」」」」」

 土御門が説明し終えて参加を聞くと同時に参加を表明する彼女達6人(集まった7人のうち黒子は未だに気絶中)
 さすがに速攻での参加表明に男性陣は驚いたが、こうなるであろうと予測していた土御門は淡々と今回の計画の説明を始めた。

「―――っと、あとは現地で説明するからこの集まりはいったん解散だにゃー」
「ん?どうしてだ土御門?ここで一気に説明してしまった方が―――」
「―――バカだぜい、カミやん。こんな風に集まってたら吹寄と情報屋が気付くにゃー。あくまで今回は見守るんだからにゃー」
「………あぁ、そっか。流石だな土御門」

 土御門の説明に納得する上条たち。
 でもまあ。と土御門は続けた。

「――この場で全部の計画を話しても、カミやんや浜面みたいなバカは明日には忘れてしまうってのもあるにゃー」
「ちょっと待て、土御門!上条はともかく俺がバカってのは酷いだろ!」
「大丈夫、はまづらがバカでも私は見捨てない」
「うおぉぉぉ!!!滝壺ぉぉぉおぉおーーーぉぉ!!!!!!」
「ちょっ!なんで上条さんへのフォローはないの!?」
「だって………当麻がバカなのは否定できないし…………」
「がはぁ!!!!」

 美琴の容赦ない一言で上条はその場に倒れふした。
 そしてその様子を見てたメンバーは言われたとおり吹寄と情報屋に気づけれないように散りはじめた。

――――――――――

ここに☆さんの>>366から>>384までを入れる予定

――――――――――

 そしてようやくパーティ会場にたどり着いた【歩く教会】チーム。
 ここまでの長い道のりのせいか、はたまた【喰わせ殺し】で出会った連中のせいか、インデックスの食いっぷりは半端ないことになっていた。

390ё:2011/07/02(土) 19:25:01 ID:6BwPC/lM
 インデックス達【歩く教会】チームが選んだパーティー会場、それは上条のクラスがパーティーをしている友愛高校の食堂だった。
 本来、真羅のおごりでパーティーをしようとしていた【歩く教会】チームが上条達のパーティーに現れたのには理由があった。
 インデックスを中心に飲食店を物色している所に真羅に電話があり、

「はいもしもし」
『真羅、お前仕事はもう終わったんだよな?』
「朝陽……あ、ああ。今日はこれから」
『だったら早く帰って来い。せっかく作った料理が冷める』

 朝陽からの帰宅を促すものだった。
 真羅は戸惑いながらも断ろうとするのだが、

「わ、悪いけど今日は外で食べたい気分なんだ。それに僕が居てはご飯も美味しくなくな」
『はぁ? 何言ってんだ真羅。私はお前と2人でご飯食べたいから待ってるんだぞ。下らないこと言ってないで』
「下らなくなんかないさ! 朝陽は魅力的だからモテるし朝陽も僕と居るよりも他の男性と一緒の方が」
『いい加減にしろこの馬鹿。私の事を魅力的と言ってくれたのは嬉しいが、私が浮気してるとか勝手に決めるな』

 スパッと真羅の断りを拒否、さらにはグチグチ言っている真羅を嗜めた。
 朝陽は自分の夫のネガティブっぷりに呆れ、長いため息を吐いた後で真羅に自分の気持ちを伝える。

『最初に言っておく。私は真羅、お前の事を愛してる。たとえお前が嫌だと言っても離れてやるつもりはない。私は自分の家族が大好きだからな』
「ほ、本当かい? そ、それは僕にとっても嬉しい言葉だけど君が前に新坂統括理事と親しげに話してるのを見たって助手が……」
『……あれは私を自分の部下になるように誘ってきた、それだけだ。ったくあの阿呆には困る、アレイスターの奴にも釘刺しされてるだろうに』

 真羅は朝陽からの愛の言葉と誤解を払拭する真実を聞いて、憂鬱な気持ちから一転して幸せな気分になった。
 ちなみに朝陽を暗部に引き戻さないようにと指示を出しているのはアレイスターで、自分の手元に置いておくには厄介極まりないというのが理由。
 過去に自分の家族を盾に暗部へと朝陽を引き戻そうとした者も何名か居たが、その悉くを完膚なきまでに叩き潰した実績も持っているほどだ。

『とにかくあの阿呆のことは心配するな、二度と下らん誘いをしないように手は打っておく。だからさっさと帰って来い真羅。2人っきりのディナー、楽しみにしてるからさ』
「分かった! 今すぐ帰るから待っててくれ! じゃあまた後で」
『ああ。けど帰ったら一発殴るから覚悟しとけよ。下らんこと抜かした罰だ』

 朝陽に殴られることを告げられた後で電話を切った真羅、しかしこればっかりは仕方ないと思い素直に受け入れることに。
 真羅は自分の妻とのディナーが入ったことを告げた後で謝罪すると、インデックス達も何も言えず素直に真羅を帰した。
 その際、真羅が何気なく自分の息子たちのパーティーに参加してはどうだろうと提案したのを受け、

「それもアリかも。皆、とうまの高校に乗り込んでとうま達を驚かせるんだよ! そしてご飯を乗っ取ろうよ!」

 他の【歩く教会】チームも了承して友愛高校で開かれている上条のクラスのパーティーに乱入を決意するのだった、ご飯を乗っ取ることはするつもりゼロで。

――――――――――

「うまうまうまうまうまーーーーっ!」
「うめぇ! うめぇじゃねぇかこのメシ! 料理人の根性がたっぷり入ったうめぇメシだ!」
「うまい、超うまいですよ! 【喰わせ殺し】のメニューに勝るとも劣らない超素晴らしい料理です! コックさんたち、じゃんじゃんおかわりを超要求です!」
「最愛落ち着いて食べようよ、美味しいから気持ちは分かるけど。すみませーん、あたしもおかわり♪」

 舞台は再び友愛高校の食堂、舞夏と真夜の料理を大絶賛しながら猛然と食べているのはインデックス、削板、絹旗、絹旗と一緒だった佐天。
 その一方でステイル、エツァリ、ショチトル、心理掌握の良識派の面々は小萌に謝罪しながら自分達のパーティー参加を頼んでいた。

391:2011/07/02(土) 20:01:42 ID:rIshvmwQ
朝陽さんって暗部に属していたんかい。
両親揃ってとんでもねえカップルだなあ。

392ё:2011/07/02(土) 20:10:34 ID:6BwPC/lM
「うーん、先生としては皆さんの参加は断る理由も無いんですけどそろそろお開きにしようと思ってましてですね……」
「そんな……何とかならないんですか?」
「ステイルちゃんの頼みでもこればっかりは……ってシスターちゃん達は既に愉しんでますね。厨房の2人に聞いて」

 小萌が厨房に居る舞夏と真夜に相談しようとする前に厨房から声がかかった。

「大丈夫ですよ小萌先生! 俺達も食材もまだまだ余裕はあります。それに料理を求めてくれる人達を無碍にしたくありませんから」
「真夜の言う通りだぞー。私たちはシスター達の乱入でへこたれるような柔な人間じゃ無いんだぞー。相手を持て成さずに帰すのはメイドの恥だからなー」

 真夜ちゃんはメイドじゃないですよー、小萌は心の中でツッコミを入れながら厨房の2人の意思を尊重してパーティー終了を1時間延長することに。
 小萌の決断に良識派の面々は何度もお礼を言った後で自分達もパーティーを愉しむ為に思い思いに移動を始めた。

「僕はインデックスの所に行くよ。ま、今回は彼女のフォローだけじゃ済みそうに無いだろうけどね」
「私は白雪さんの所へ参りますわ。新たに第五位となった彼女と一度ゆっくりとお話したいと思ってましたの」
「意外だなメン子。私はてっきり一方通行の所へ向かうとばかり思っていたのだが」
「あいにくとアク様はあの少女と楽しそうにしてますので今回は……。そうゆうショチトルさんは?」

 心理掌握の質問にショチトルはエツァリの首根っこを捕まえながら、

「エツァリの付き添いで上条当麻の所だ。先の試合で出した結論を上条当麻と御坂美琴に伝える為にな」
「ちょ、ちょっとショチトル! じ、自分はまだ気持ちの整理が付いてなくてですね! 貴女にぐえっ!」
「気持ちの整理なら着く前に付けろ。まったく往生際の悪い。じゃあなメン子、お互いパーティーを愉しもう」

 上琴の所へと向かった、引きずられるエツァリが苦しんでるのは気にしないで。
 【歩く教会】チーム乱入に驚いている上琴の所に到着したエツァリはショチトルが見守る中、自分の導き出した心情を上琴に告げる。

――――――――――

何か朝陽の浮気っぽいフラグがありましたが、朝陽は浮気するキャラじゃないのでそのフラグは折らせてもらいました、☆さんには申し訳ないですが。
朝陽とアレイスターの関係性はこちらのレスでは書く気は全くありません、書くとしても外伝の方でしょう。
ちなみに朝陽自身は暗部に所属していたことは無く、警備員時代の活躍を知って暗部側がスカウトに来てただけのことです(この話を膨らませる気はありません)。

393±:2011/07/03(日) 09:02:33 ID:kSCvkOvQ
「上条当麻………話があります」
「海原――いや、エツァリ……………何だよ」

 美琴とショチトルが見守るなか、向かい合った上条とエツァリ。
 そしてエツァリは上条に自分の心のうちを話し始めた。

「………自分は前から本当は気づいていたのです。……自分と御坂さんは釣り合わない。彼女と隣にいるべきなのは上条当麻―――あなたが一番ふさわしいという事に」
「エツァリ……」
「でも、自分はそれを認める事が出来ませんでした。――気持ちの上で分かっていても、心のどこかで認められなかった」

 だから自分はこの試合に望んだのです。とエツァリは今までの心境を吐露し、上条はそれを黙って聞いていた。
 そしてその様子を近くで見守っている美琴やショチトルも同じ様に静かに聞いていた。

「この試合を通して、心のどこかでアナタを認めきれない自分を何とかして、自分も次のステップに進もうと」
「………それで答えは出たのか?」
「ええ、ようやく」

 そう上条に言ったエツァリは今度は美琴の方を向いて言った。

「御坂さん、最後に1つ聞かせて下さい。―――アナタは今、彼と共にいて幸せですか?」
「……はい、とっても」
「ならば、いいんです。……自分もやっと彼女と向き合える」

 エツァリの問いに笑顔で答える美琴。
 その笑顔を見たエツァリは満足した顔を見せて、今度はショチトルの方を向いた。

「………終わったのか、エツァリ」
「ええ、アナタには長い間待たせてしまいましたが………ようやく自分の答えを言う時が来たようですね」

 エツァリはそう言うと、ショチトルの肩を掴んだ。
 そして何も言わずにその唇を奪った。

「―――これが自分の答えです」
「………言葉でも…………………言ってくれ………………………」
「……ええ、分かりました」

 エツァリはそう言うと、少し顔を離してからショチトルに向かってこういった。

「好きです、ショチトル。どうか自分の恋人になってくれませんか?」

394:2011/07/03(日) 11:23:16 ID:ryn4DZIc

・新坂邸

「ただいま。」
「おかえりなさいませ若―。」 

豪奢な西洋風建築の屋敷に帰って来た新坂礼男は、瑠璃色の髪と目をしたまだ少女といっていいような年齢の使用人に尋ねた。

「ただいまルリー。父さんは?」
「もうお帰りになりましたよー。」
「ちょっと会ってきてもいい?」
「どうぞー。」

 ルリーというらしき少女の案内で、書斎に言った礼男はそこの机で髪を掻き上げて上を向いている父を見つけた。

「ただいま。」
「ああ、礼男か。」
「…父さん、朝陽さんの所へ行ってきたの?」

 若干緊張して尋ねた所、道男はふー、と肩の荷を下ろしたように息を吐きながら続けた。

「会ったさ。だがまあ……」
「?」
「恐らくこれっきりだな。」
「……振られちゃったんだ。」
「まあな。」
「…そう…あ。それとさ。」

 礼男はそこで重要な要件を思い出し、自身の携帯からあるサイトを出して父に見せた。

「この日程でさ、部長やある団体達と京都旅行に行くことになって、費用は僕持ちになっちゃったけどいいよね?」
「……ふーん、蛍観光か……まあ、好きにするがいいさ。」
「うん。ありがとう。じゃあね、お休み。」
「ああ。」

 そう言って礼男が去った後の書斎に残された男は、やがてパソコンを取りだして「仕事」の指令を打ち込んだ。
『イギリス留学中の初春飾利の監視。彼女とイギリス清教、イギリス国家の関係性の変化等の確認、及び彼女と【ブレイン】との交渉内容、そして。

その背後に蠢いているであろうローマ正教の内偵。』

(去年の大覇星祭と同じく、この【ブレイン】の騒動の背後にも十中八九ローマ正教の野望があるだろうな。
 全く、哀れで見苦しいことこの上ない。)

 こうして今後の予定を仕切り直して一息ついた道男は、自分が振られたことを切りだしたときに隠そうとしながらもホッとした様子を見せた息子のことを思い出していた。
 写真や映像を一切処分し、関わりを絶った気でいたにも関わらず、どんどんありし日の妻に似てきている息子。(周囲はその美貌を父譲りだと考えていたようだが。)
 そして全くの作為の余地なく、彼が付き合い始めたある女性のことを考えながら平坦な声で言った。

「運命の悪戯か、あるいはまだお前とよりを戻せということなのか、
なあ……玲於奈(れおな)。」

 そう一人ごちた彼の耳目に浮かんだのはかつての妻と。

 つい先ほど彼をこっぴどく振った、それこそあの妻とは似ても似つかぬようあ女性。

395:2011/07/03(日) 11:23:45 ID:ryn4DZIc
勝手に契約破ってしまって誠に申し訳ありませんん。

396:2011/07/03(日) 11:25:16 ID:ryn4DZIc
似つかぬようあ女性。

似ても似つかぬようなある女性。

397:2011/07/03(日) 13:45:57 ID:ryn4DZIc
・ルリー=アージェネット

 繚乱家政学校の生徒(舞花の後輩)で新坂家の使用人。
 主な仕事は新坂礼男の護衛やお世話。
 元は奴隷として身売りに出されていて、「ルリー」という名は
その目や髪の色から新坂道男に付けられた。

 実は外伝に出ていて、当初はセレナの同級生(柵川中学在住)にする予定
だったのですがやっぱりメイドとなると……まあいいか。

398:2011/07/03(日) 18:19:34 ID:ryn4DZIc
ところで自分で立てといてなんですけど
京都旅行編はどんな感じにしましょう?

399:2011/07/04(月) 00:27:21 ID:Mi5Hz0wg
終わった恋(新坂×朝陽)、始まった恋(エツァリ×ショチトル)、続いている恋(朝陽×真羅)、昔の恋(礼男×玲於奈)。
大人と子供で様々な恋が繰り広げられている……

400:2011/07/04(月) 00:29:19 ID:Mi5Hz0wg
昔の恋(道男×玲於奈)だった。

401■■■■:2011/07/04(月) 01:02:54 ID:RyCEIkN2
そろそろ空気読もうか……

オリキャラ出したいのはわかるが
自分の考えたキャラ出したいならSS速報とかPixivとかで
自分のSS書けばいいと思うよ

ここは皆でリレーしてSSを書く場所であって
自分の考えでやりたい放題する場所では無いんだよ

スレ汚し申し訳ないです

402読者:2011/07/04(月) 07:48:42 ID:YqMWP7Jk
一読者として、言わしてもらいますが
☆さんが書いてる、セレナや新坂などのシーンは正直、このスレとかみ合ってない気がします
しかも、オリキャラが多過ぎて、話についていけません

まぁ、結局のところ、書くなら外伝で書いて欲しいと言う事ですね

一読者としての意見ですので、スルーしちゃっても構いませんw

403:2011/07/04(月) 09:04:38 ID:Mi5Hz0wg
自分の未熟ぶりを指摘してくださいまして
有難うございます。

404ψ:2011/07/04(月) 21:30:51 ID:x94IMXsg
こんにちは、もはや意見しか言っていないψです〜
本当なら復活して書こうと持ったけど、余り時間が取れないです……

とまぁ、本題を話しますか。
>>401>>402が言ったとおり、オリキャラは正直なところを言うと出しすぎです。
前にもいった気がしますのに、余り変わっていないと思うのですよ。
出しすぎるともはや禁書の二次創作というわけではなく、同じ名前を使った物語という考えになってしまい、最悪な事になってしまいます。
そのようになってしまったものが現に居ますので、そのような事にはなって欲しくないのです。
なので今まで黙っていたけど、少し本音を言います。
正直な話、>>402のようにセレナや新坂などのシーンはたまによく分からなくなる時がありましたね。
外伝は読んでいますけど、それでも分からなくなる時がありましたので。
もっと言えば、セレナが出る前まではまだ内容が理解できましたね。
なので俺的にはもうwikiで紹介されているだけで十分だと思います。
これ以上増やすのも最低限度でも良いと思うし、外伝のオリキャラは外伝だけにして欲しかったです。
とまぁ、これは俺の意見ですが、俺と同じような事を思っている方は結構居ると思います。
もう一つ良いますと、前に読み専の人が書きづらいと言いましたが、実は俺も書きづらいと思っています。
俺の場合は他の方とは違うのですが、理由はオリキャラが増えすぎたおかげで内容が追いつけず、どのように書けば良いのかというのが分からないのですよ。
なので読み専の方が入りやすいように、オリキャラはwiki内だけのキャラを使うだけにし、外伝のオリキャラは球技大会の章だけで終わらせてくれると嬉しいです。
それでは。


……ぶっちゃけた話、セレナや新坂などのシーンはすっ飛ばしていたという。それでも内容は何とかつながったし。

405■■■■:2011/07/04(月) 21:32:35 ID:bILcDZDI
などと意味不明な供述を続けており

406:2011/07/04(月) 23:24:21 ID:YYBj8Fp.
正直な話、私自身にとっては突き刺さるような言葉ですが同時に
非常に価値がある箴言です。
「外伝と本編の交錯がどこまで許されるか」の実験の結論であり指針でもあると
思います。
よく胸に留めておきます。

407:2011/07/04(月) 23:41:26 ID:YYBj8Fp.
あと、確かに井ノ原真羅のキャラはこの物語に出すには毒が強すぎたと痛感しました。
子供達や住人達の人権、未来、安心、そういったものを
尊重し、守り続けている朝陽さんと
否定し、踏みにじり続ける真羅さん(まあ、彼の研究が大いに人々に貢献している面もあるのですが)とでは、
学園都市の明暗をくっきり現していて興味深いカップルだと個人的には思います。
多分そういう自分を相容れない所をよくよく了解した上で相手を愛している朝陽さんは
本当にすごい人だなあと思います。

408:2011/07/04(月) 23:45:51 ID:YYBj8Fp.
しかし裏設置にもあったように
井ノ原家の一家団欒が夫の収入によって成り立っているというところに
この学園都市の「本質」があったりするんじゃないかなあと思っています。
あの「家訓」って多分本来真羅さんのものなんだよな……

409ψ:2011/07/05(火) 00:03:14 ID:Gv.sNDss
☆さん。
すみません。さすがに言い過ぎました。
別に☆さんを批判している訳でなく、ただ外伝のオリキャラを余り出してほしくないのです。
なのでリレーに参加してくれるのは嬉しい事なのでこれからも書いてくれると嬉しいです♪

410:2011/07/05(火) 00:04:04 ID:cvcj2CMI
ありがとう

411:2011/07/05(火) 00:10:49 ID:cvcj2CMI
こうしてみると皆さんに受け入れてもらえるような小説を作るのって
やっぱり難しいなと痛感。

412■■■■:2011/07/05(火) 00:53:30 ID:KvMDTvLY
ぶっちゃけオリキャラが飽和状態なんだよ
基本原作に出てくるキャラで話を展開して
どうしても必要な時に追加すればいいと思う
それと☆さん、デルタフォース以外ではコテハン外せよ
かなり前に一度言ったと思うが

413■■■■:2011/07/05(火) 16:08:14 ID:P4/xklkA
オリキャラが増えすぎて見にくくなっているのは事実
あと、元々デルタフォースの日常を書くスレだったのに、
青ピ・土御門・上条さんがほとんど出ていなくて残念

414:2011/07/05(火) 16:37:20 ID:obLFRE/g
必要最小限での登場となれば
セレナか新坂道男くらいでしょうか?
とくに新坂さんは、例えばバレンタインの
2つのイベントの両方(月夜の測定、フィアンマ×一方×上条)に
首突っ込みそうです。

>元々デルタフォースの日常を書くスレだったのに
まあ、真夜のキャラが出来すぎていることと、初春がある意味超人っぽくなってきいているせいで
主役を食いかねないでしょうからね。(特に初春はもう原作とは完全に別人になっちゃっている)
あと、青髪ピアスがどうにも活躍させにくいのも理由のひとつでしょう。

あと東原はデート尾行に参加しないのかな?
情報屋と仲いい感じがしたんだけど。

415:2011/07/05(火) 16:44:08 ID:obLFRE/g
ついでに言いますとオリキャラじゃないんですけど
垣根に関しては本編で初春と絡めたいなとも考えていましたが
一方通行×打ち止めの焼き直しみたいになって面白くなさそうだという考えから
打ち止めときちんと向き合った一方通行とは対照的に、
彼女から逃げ続けるキャラとなってしまいました。

416:2011/07/05(火) 16:48:29 ID:obLFRE/g
まあですが本当にWikiのオリキャラだけでいいとなったら
以後それでいきます。

417ψ:2011/07/05(火) 18:05:01 ID:K.M4RPGQ
そもそもオリキャラの事ですが、考えてみれば合宿の前からだと白雪(もう一人言うなら情報屋)しかオリキャラを使っていなかったのですよね。 他はリレースレが出来た時にみんながオリキャラをどんどん付け足していたが余り使われていなかったし。
それから何故か余り使われていなかった赤音や井ノ原姉弟がカップルになったりとなってある意味ここから始まったとも言えるのかもしれませんね。
まぁ、彼らはメインというより補足している部分を彼らで補っているような感じだったので必要といえば必要なんですけどねww それ以外は自然と必要になっただけのオリキャラなのでやはりこの球技大会からなんですかね?
野原や東原は球技大会だったから必要になっただけであるけど、この二人はもう余り出す必要も無いと思われますね。
なので最低限オリキャラを使うとするならば、白雪、赤音、井ノ原姉弟、情報屋、翔太だけで良いんじゃないかと思います。
まぁ、打ち止めのクラスのシーンはこの先もあると思われますので、その時に朝陽、赤見、黒井を使えば良いかと思います。
これでも多いと思うのなら赤音、井ノ原姉弟の出場回数を減らせば良いんじゃないかと。
これが俺が思う最低限度だと思います。
実際に球技大会まで文句が言われる事は無かったので俺はこれだけで良いと思います。

それにカップルの数も増えてきたので、後必要になると思うのは五和ぐらいじゃないかと。
初春はまぁ、あの位置で良いんじゃない? あれを変えるのはどうかと思うし。
☆さんが言った初春と垣根の絡み合いですが、個人的に言うとどっちでも良い。
けど今の初春の位置を変えなければの話です。
ってか初春と垣根の絡み合いって多分やれないような気がしますよ。次の章は初春が出るとしてもキャーリサとヴィリアンのくだりだけじゃないかと思うし。どうなるかは知らないですけど。
後、もう一つ言うならば外伝と本編に入れて欲しくないので、そうなるとやはりないかと思います。

まぁ、俺が一番思っているのは球技大会より前みたいな感じでいきましょうということです。
ってか球技大会の章が長すぎたかと思います。前スレの>>528から球技大会が始まっていますからね。大体650レスぐらいを球技大会で使っているんじゃないかと思いますし。
とまぁ、さっさと球技大会を終わらせて次の章に入りましょ。ってかいつでも入れるような気がしますが。

それと☆さん、もう一つ言いたかったのですが、訂正するのは良いのですけど、連レスを余りして欲しくないかなと。
纏めて書き込んでくれると無駄にレスを消費しなくて済みますのでそこだけ言っておきます。

後、俺も雑談をしているので余りいえないのですが、雑談をそろそろ終わらせません?

418:2011/07/05(火) 19:07:49 ID:jMqGhz3U
すみません。
投稿してから後にどんどん間違い違いが見つかってしまって
自分の表現力のまずさに頭を痛めています。

どうも皆さんスポーツものはかなり苦戦したようです。
私も観客席ばっかり書いていましたからね。

最後に確認しますが、
垣根帝督は以後(「次」以後)もここに出る予定はないとみていいでしょうか?

419ψ:2011/07/05(火) 19:26:49 ID:K.M4RPGQ
☆さん
まぁ、それは分かりませんよ。この先がどんな事になるのか分からないのですから。
登場するかもしれないし、しないかもしれませんからね。


とりあえz、雑談をやめましょうか。

420:2011/07/05(火) 19:36:48 ID:jMqGhz3U
エツァリの告白を受けたショチトルは、彼の耳元に唇を寄せてそっと呟いた。

「遅すぎだ。どれだけ……その言葉を待っていたと思っている。
 勝手に学園都市に行くやら、そこで変にいついちゃうやら…。」
「………申し訳………ありません。」
「全く…」

 情報屋のデート尾行の打ち合わせに一人混じらなかったある男に、井ノ原真昼は問いかけた。

「東原、どうしたんだお前?お前確か情報屋とは仲が良かったと思ったんだが。」
「……ん?ああ…俺は、行かない。」

 教師の目が届かないことをいいことについだ酒を、離れたソファーでチビチビと呑みながら彼はポツリと返答した。

「えー、なんでだよ?」
「井ノ原。俺の情報屋への感情、どうなっている?」
「友情だな。」
「よかった。皆が花を持たせて応援したとはいえ……」
「あ。でも嫉妬も若干混じってるぞ。やっぱ自分を差し置いて彼女出来たことが
羨ましいんだろ。」

 否定できずにいた東原は、続いて真夜への感情を読み取らせる。

「嫉妬と羨望だな。確か合宿の時にもお前、情報屋と組んで俺達を裏切ろうと……」
「スッストップストップ!今は別に……」
「そうか?ならいいんだが…でもよお、なんでわざわざそんなことを俺に聞いたんだ?」
「…………」

(言えないよな…正直あいつをかなりかっこよく感じたから、俺も木山先生の特訓受けようなんて)

 女運を掴んだかどうかは分からないが、彼は彼なりにちゃんと成長を遂げていたようだ。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 ёさん、浮気フラグ折ってくれてありがとうございました。
 正直朝陽さんと真羅さんが本当に愛し合っているのか私自身にも自信なかったので
その確認の為に敢えて浮気フラグを立ててみましたが、
これで彼等の関係が掴めました。

421:2011/07/05(火) 19:37:58 ID:jMqGhz3U
どうでしょこんな感じで?

422ё:2011/07/05(火) 21:10:10 ID:J5we0oQc
 いいと思います、まあ私が言うことじゃない気はしますけど。

――――――――――

「おめでとさんだにゃーエツァリ&ショチトル♪ オレ達の前でのキスからの告白、ホントにいいモン見せてくれたぜよ」

 すっかり幸せムードに浸っていたエツァリとショチトルを現実に引き戻したのは土御門からのからかい混じりの祝福の言葉。
 そこでエツァリはようやく思い出す、ここで上条のクラス主催の球技大会優勝記念パーティーが開かれている事を。

「あーーーーーーーーっ!! こんな大勢を前にしてあのような行動……自分としたことが迂闊過ぎました。おまけに知り合いだらけという最悪のロケーションで……」
「私は気付いていたぞ。あそこまで盛大な告白をしてくれたのなら浮気もそう簡単には出来ないだろう」
「ショ、ショチトル! 貴女、自分のことを信用してくれないんですか?」
「海原の姿でも今の姿でもお前は女に愛想を振り撒き過ぎるんだよ、エツァリ。お前と初めて出逢った時から一途な私と違ってな」

 かつて美琴に惚れて【翼ある者の帰還】を抜けたエツァリにショチトルへの反論など出来るはずもなかった。
 そこへエツァリをよく知る人間が集まり、彼を徹底的に冷やかしにかかる。

「よかったなエツァリ。公衆の面前での告白なんて上条さんにだって出来なかったことをやってのけるとは!」
「変装したり暗部に入ったり好きな子をストーキングする変態なエツァリがまっとうな愛に目覚めてオレとしても嬉しいことですたい♪」
「やったなロリコンストーカーァ! テメェの横にいるその女、死ンでも離ごふっ! み、御坂テメェ……」
「当麻をロリコンみたいな風に言うな! えっと海原……エツァリさん。色々あったけどショチトルさんを幸せにしてあげてね♪」

 上条、土御門、一方通行の冷やかしは無視して美琴の言葉に感動を覚えたエツァリ。
 しかしここで同じ【グループ】の結標が何も言ってこないことを不思議に思ったエツァリは土御門の彼女の所在を尋ねると、

「あいつなら心理掌握にかけられていた友情優先を解除された反動で翔太を連れてどっかに消えたぜよ、文字通り」
「消えたって……いいんですか?」
「いいも悪いも無いだろ。あの2人は立派な高校生なんだ、それなりに弁えてるはずぜよ」

 最悪ともいえる返答が返ってきたことに不安を覚えるエツァリだが土御門はそれほど気にした様子は見せなかった。
 結標のことを考えるのを止めたエツァリは本気で今後の身の振り方を考え始める。

「しかしこれからどうしましょうかねぇ? 今の【グループ】に自分を引き止めるほどの強制力はありませんし、かと言って【翼ある者の帰還】に戻るのも無意味ですし」
「だったらイギリス清教に入ったらいいんじゃないか? なぁ、土御門」
「カミやん随分と言うようになったな……。けどま、それも悪くないかもしれんにゃー。原典所持者が居るなら最大主教も文句は言わんだろうし。後でこっちから掛け合ってやるぜい」

 上条の言葉に土御門は思う、初春ちゃんが言いそうなことを言ったと。
 土御門はエツァリとショチトルのイギリス清教入りのことはGWが終わってから考えることにすると白雪の所へと戻るのだった。

――――――――――

 その頃、エツァリ&ショチトルカップル誕生を心底羨ましそうにしている五和の姿があった。
 いつもなら美琴からの雷撃覚悟で上条にご奉仕アタックを敢行するのだがパーティーを台無しにしたくは無かったのでレタス炒飯を食べて大人しくしていた。

423:2011/07/05(火) 21:16:48 ID:gGCuiXjg
でも新キャラが出ないとなると
戦争はどうするの?
確か対抗戦にするって案があったけど。(早速新坂道男が出しゃばりそうな「面白そうな」イベントです!)

私が考える限りでは
「各々の個人的理由や、そもそもトップの『ブレイン』の独断でやる気がなかったため
7人中1人しか参加表明しなかった」といったところでしょうか。

424■■■■:2011/07/05(火) 21:26:57 ID:3Vqk.8VM
めんどくせぇ奴だなお前

425ё:2011/07/05(火) 21:33:14 ID:J5we0oQc
「珍しいですね五和。あなたが上条当麻を前にして行動を起こさないとは。自重をすることを覚えたとは成長しましたね」
「……女教皇様、一体私をどんな非常識人間だと思ってるんですか。私だってTPOは弁えますよ」
「とか言って厨房に入ろうとして土御門の妹に追い出された挙句、パーティーでは静かにしろって叱られただけなのよな」
「たっ、建宮さん見てたんですか! ……くっ、パーティーで料理を当麻さんに振舞って惚れさせるいいチャンスだったのに」

 見直して損した、神裂はそう思いながらさっきのちょっとした感動を返せとか意外と真剣に考えていた。
 五和は五和で会場入りした時に見かけたシェリーが居ないことに気付いた。

「そういえばシェリーさんは?」
「シェリーなら疲れたと言って帰りました。オルソラとアンジェレネが到着してるどうかの確認も兼ねてですが」
「あの2人が初春さんと入れ替えで来ると聞いた時には驚きましたよ。私としては初春さんが居ない方が色々とあだだだっ!」
「飾利が居ない方がいいなどと間違いでも口にすることは許しません。まったくあなたはいつになったら飾利の可愛さに気付いてく」
「女教皇様、五和もう聞いてねぇのよ。アイアンクローで気絶しちまってるのよな。それより俺も戻るのよね。あの2人が着いてるか心配ですし」

 初春のイギリス留学を喜んでる節のある五和をアイアンクローで黙らせた神裂、建宮と共に教会へと戻ることにした。
 正直な話、アンジェレネはまだしもあのオルソラが一緒ならタクシーを使っても教会に辿り着けずに迷子になれそうな気がしたのだ。
 気絶した五和を抱えた神裂と建宮が食堂を去ったすぐ後に、真夜のリクエストパフェ10人分と舞夏特製のマンゴーシャーベット19個を賭けたジャンケンが始まるのだった。

――――――――――

「オルソラさん、ここに本当に私達がお世話になる教会ってあるんですか?」
「おかしいですわね〜、留学生が沢山いるので間違い無いと思うのですが。タクシーさんにも正しく伝えたはずなのでございます」

 空港に到着したオルソラは確かにタクシーの運転手に言った、教会がある学区まで行って欲しいと。
 ただしそこに『沢山』というフレーズを付け加えた結果、タクシーは第一二学区へとオルソラとアンジェレネを運んだのだ。
 そんなわけで迷子になっていることに気付いていないオルソラはマイペースに、アンジェレネは空腹に目を回しながらありもしないイギリス清教学園都市支部の教会を探し続けるのだった。

――――――――――

 時間は過ぎ、球技大会優勝記念パーティーがお開きになり上琴は自分達の家へ帰る途中だった。

「いやー、今日は珍しくラッキーだったなー♪ まさか俺が舞夏のマンゴーシャーベットを食えたなんてな。しかもすっげー美味かったし」
「私は真夜さんのリクエストパフェ食べたけど凄かったわ……まさかゲコ太パフェを作ってくれるなんてね。ゲコ太を忠実に再現するなんて素晴らしい腕の持ち主ね」
「あいつの場合は日頃から料理作ってるし当然といえば当然だろ。けど上条さんは驚きましたよ。まさか美琴がゲコ太の形をしたパフェを食べるとは」
「食べるのが勿体無い位の出来だったから躊躇ったけどあのパフェが言うのよ、私に食べて食べてって。そう言われたら断れなくて。味が抹茶風味でちょっとビックリしたけど本当に美味しかったわ♪」

 パーティーの話に華を咲かせながら歩いていたせいなのか、いつのまにか上琴ハウスが見えていた。
 早く帰って明日の吹寄と情報屋のデートに備えたかった上条だが玄関から声がしたので警戒を強めて足を止める。

「ど、どうしたの当麻?」
「しっ、誰か居る。もしかしたら俺達を襲うために来たのかもしれない。少し様子を見よう」

 上条の真剣な表情を美琴はカッコいいと思いながらも、玄関から聞こえてくる声に耳を傾けた。
 そして聞こえてきた声と会話内容に上琴は揃ってまだ襲撃者の方がマシだったと本気で思うはめに。

426ψ:2011/07/05(火) 21:37:39 ID:K.M4RPGQ
さっき読み直した。

そういえばそんな事ありましたねww(←素で忘れてたww
まぁ、それは仕方ない事ですので、登場させるしかないですね。
……で、かなり先のようなことですけど、こういう事でフラグを折る事はしたくないので多分それは続くでしょうね。
ってか部下が捕まっているのに『ブレイン』が動かないと言うのもおかしいので。


後、どうでも良いけど、元ローマ正教の人間なのに『ブレイン』という英語の名前というのはなんだろうと超今さらながら思ったりww

427ё:2011/07/05(火) 21:45:51 ID:J5we0oQc
「あーあ、ミサカ1度でいいから第三学区の高級サロンに泊まりたかったなー。お母さんが沢山お金持たせてくれたってのに、レッサーのどケチ」
「どケチじゃないですよ美雷さん。キャーリサ様が持たせてくれたお金には私達の帰りの飛行機代が含まれてるんです。高級サロンで2週間泊まったら帰れなくなりますよ」
「それでタダで泊まれそうなお姉様(オリジナル)とその旦那の家に泊めてもらうってのはいいけど本人達いつ帰ってくるのよ? ミサカそろそろ飽きてきたー」
「我慢して下さい。上条さん達との交渉が済んだらアクセラさんを性的に襲いに行っても構いませんから。ちなみに私は上条さん篭絡の準備は済ませてます、ほら♪」
「ぎゃっはっはっはっ! レッサーあんたそんなエロい下着着けてヤル気満々じゃん!」
「でも美雷さんは天然でせくしぃで羨ましいですよ。私達と同じ制服着ててベイロープを凌ぐせくしぃさってどんだけですか……。スカートは短すぎるかもですけど」

 上琴ハウスの玄関の前に居たのは上琴を待っているレッサーと番外個体こと美雷だった。
 これならまだ自分達の命を狙う襲撃者の方がいくらかマシだったと思った上琴(特に美琴)。
 これ以上こんな会話をされた自分達のご近所の評判が悪くなると思った美琴は美雷には悪いと思いながら2人目掛けて雷撃を見舞った。

428:2011/07/05(火) 22:49:42 ID:gGCuiXjg
これまでの議論をよく踏まえて、最後の大博打を打ちます。
ついさっき外伝スレに投稿してしまった2スレ分の展開。もし、これまでの
雑談(議論)が無かったら、私は迷うことなくここに投下してしまったでしょう。
この展開をここで採用しないのなら、以後セレナはこのスレに出さないことを誓い、
彼女の秘密(及び真羅の専門分野)については外伝(パラレルストーリー)のみで
明かすことにします。

如何ですか?

429■■■■:2011/07/05(火) 22:59:53 ID:3Vqk.8VM
いらんです

430:2011/07/05(火) 23:01:28 ID:gGCuiXjg
わかりました。

431:2011/07/05(火) 23:37:42 ID:6k6M8DxY
>>426
「脳」はイタリア語では
チェルベッロっていうらしいんですが…まだ『ブレイン』が
イタリア人と決まったわけではないですし。

432■■■■:2011/07/12(火) 03:26:09 ID:UmyhR5I6
まじカオス

433:2011/07/16(土) 21:56:17 ID:dBKsq3Kg
雑談時の活発さに比べて
ストーリー投下が停滞状態になっているという矛盾。

434:2011/07/17(日) 00:04:25 ID:DqeivDoo
一つ確認したいんですが、
「戦争」にも、青髪ピアスを何らかの形で関わらせなければなりませんか?

435■■■■:2011/07/17(日) 11:40:47 ID:gSTQ2zLc
出したく無いならば、☆さんが書く時は出さなくてもよろしいかと
出したい人はどう出せばいいか考えているでしょうし

436ψ:2011/07/17(日) 22:22:09 ID:emUtyTcc
☆さん
>>435に同感。
それは書いている人の自由ですから出したいなら入れればどうかと思います。
俺もここで書いているときはいろいろとやりましたからねww
例えばあの新居パート2だって元々は俺が考えた事だしww
まぁ、☆さんがやりたいようにやれば良いのですよ。オリキャラや外伝のキャラをこれ以上増やすだけはやめて欲しいけどww

437:2011/07/17(日) 22:51:17 ID:SBdRh4Ck
いや、このスレのタイトルや性質上、どの章においても(あくまで私自身が書くかどうかはさておいて)
上条、土御門、青髪を関わらせるのかなと。つまり、関わらせる必要がないとなれば
出さずにいるということもできるのかなと。

あと、ψさんとёさんも、>>428には不賛成ということでいいですか?
現在実質作者になっているのは私とёさんだけといっていいせいか更新が
極端に遅い……

438■■■■:2011/07/17(日) 23:00:21 ID:DHwV07TU
あんまり意見おしつけんなよ

439:2011/07/17(日) 23:00:27 ID:SBdRh4Ck
「ブレイン」幹部で考えている案(オリキャラ)

・その体質を利用して多くの吸血鬼達を従えて「吸血鬼の女王」として君臨する「吸血殺し」

………ダメ、かな?

440±:2011/07/18(月) 06:21:56 ID:qGku69JA
皆さん、お久しぶりです。
二週間ぐらい来れなかったら、☆さんに忘れられていてちょっと寂しい±です。
別に泣いてませんよ。

久しぶりに投稿、の前に一言。
幹部の事はまた近くなってから決めればいいのでは?

――――――――――

「あっ、カミジョウにミコ――――ギャアァアーーーーッ!!!」
「うっわ、相変わらず容赦ないねー、お姉様」

 美琴の放った雷撃の槍をくらい気絶するレッサーと華麗にかわしてみせる美雷。
 上条はその場で倒れられていると近所付き合いがかなり最悪になるのでとりあえずレッサーを中に運び、美雷を中に招き入れた。

「どうして美雷とレッサーがコッチに?」
「うーん、お母様にお小遣いを貰ったから久しぶりに里帰りしよう、としたらレッサーがついてきた感じかな?」
「とりあえずレッサーは縛り上げておきますか。前に当麻を襲おうとした前例があるわけだし」

 そうぶつくさいいながら、どこからともなく縄を取り出す美琴。
 そして3人でレッサーを簀巻きにしてその辺りに転がして、上琴は就寝、美雷は空き部屋に止めてもらう事にした。

――――――――――

 そして翌日、友愛高校の前。
 そこにいたのは1組の男女――情報屋と吹寄だった。

「課題は………まあまああるわね」
「いや、多いぞ!この量は!見た感じ難しそうだし」
「………一度自分の力で解いて、それでも分からない所があるなら教えてやる」

 そっぽを向きながらそんな事を言う吹寄。
 端から見れば両思いなのは一目瞭然なのだが、当の本人達は気付いてないようだ。
 そして彼らが気づいてない事はもう一つ。

「こちら真昼。ターゲットらは甘い雰囲気を周りに出しまくってるぞ!ベクトルの色も凄まじい事に!どうぞ」
「同じく、こちら赤音ー。会話の節々から甘い雰囲気が伝わってます!どうぞー」

 そう、物陰からトランシーバーで連絡を取り合っている『吹寄と情報屋の恋を応援し隊』の面々がいることだった。

441:2011/07/18(月) 06:34:24 ID:tEisPSRo
「こちら野原、現在の吹寄の乳の揺れ具合は……」
「野原君、いい加減にしないと……」


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

±さん、忘れて申し訳ありません!!ようやく投稿再開されましたか!
20日まで無かったらここに来るのやめようかなと本気で思っていた所でした!

それで苦言を呈するのは辛いんですけど、いきなり時間が飛び過ぎてまいっています。
「あれ」の確認の為に、せめて迷子のシスター2人がどうなったのかくらいは書いてほしかったです。

442ё:2011/07/18(月) 07:50:29 ID:wpXxLQEU
☆さんのオルソラとアンジェレネの外伝の展開ですけどちょっと無理があるんじゃないかと。
第一二学区は神学系の学校が集まり各種宗教施設が多く並ぶ多国籍な町並みの雰囲気がある所。
セレナを出すとしたらの場合、留学生が多く集う第一四学区の方でしょう。
……というよりもいくらオルソラとアンジェレネでも初春の名前を出したとはいえ初対面の少女に自分達の内情をべらべら喋るとは思えませんし。

ここから本編投下ですけど、ちょっと人数減らそうかと思いますのでご容赦を。

――――――――――

 白雪はナチュラルに混ざっていた野原の実況に苛立ちを覚え、野原本人を氷付けにした。
 とはいえ命に別状が無いように数時間後に自動解凍されるように設定はしてある(今の白雪はこれ位は可能)。

「元春ー、トランシーバーでの連絡は色々とまずいと思うから他の手段を求めるよどうぞー」
『了解だぜい。つーか最初から手はすでに考えてるから月夜、それに井ノ原姉と茜川は一度教室に戻ってきてくれ』

 通信を切られた白雪は土御門の策が何なのか不思議に思いながらも真昼と茜川に連絡、野原は放置して2人と合流して教室へと戻る途中で、

「あれ? 吹寄さんと紫木くんの所に居るのって井ノ原くんじゃない?」
「ホントだ。あんな所で何やってんだ? あいつ。あっ、ちょっと話してすぐに離れた」
「何だったんだろうねー。真夜君のことだから2人の雰囲気を壊すようなことはしないって……メールだ。ふむふむ、へぇ〜♪」

 真夜が吹寄と情報屋に接触しているのを発見、何をしているのか不思議に思っていたが茜川に送られたメールで疑問は解決した。
 茜川へのメールによると真夜は土御門に頼まれて超小型で高性能、しかも自動変色機能付きというばれにくい盗聴器を情報屋の制服に取り付けたのだ。
 3人はこれならばれる心配をそれほどすることなく2人を追えると安心して教室へと入った(真夜は皆の昼食作りで家に直帰)。

「さっすが元春、やることがえげつないよ。……あれ? 気のせいか人数が」
「気のせいじゃなく減ってるんだぜい。アクセラは打ち止めちゃんが学校サボらないように、半蔵と郭ちゃんは半蔵の実家から同棲の件で呼び出されて学園都市の外だ」
「浜面はどうしたんだよ? 滝壺が居るってのにあいつが居ないのって変じゃねーか」
「はまづらはきぬはた、私たちの後輩の中学通学祝いにむぎのに借り出された。私が残ってるのははまづらにここを託されたから」

 教室に居たのは上条、土御門、青ピのデルタフォースに滝壺と意外なほどに少なかった。
 ここに居ないメンバーの内、一方通行は本当は参加するつもりだったが番外個体こと美雷が学園都市に居ることを知らされて慌てて回収に向かったのが本当の理由。

「後で美琴ちゃんと黒子ちゃんが合流するにしても随分と少なくなっちまったがこれはこれで好都合だ。小回りが利くからにゃー♪」
「……つっちー、黒子はんも来られへん。風紀委員の仕事サボろうとしたら寮監補佐の浦上はんに捕まってもうたってメールが来た」
「黒子ちゃん、風紀委員の仕事あるのにサボろうとしてたのか……。それならしゃーないにゃー。カミやん、美琴ちゃんの方は大丈夫か?」
「美琴なら問題無い、ちゃんと来る。ただな土御門、もしかしたら余計なのまで付いてくるかもしれんから覚悟してくれよ」

 上条の言葉に嫌な予感を感じながらも土御門は教室に居るメンバーを引き連れて美琴が待っている友愛高校の近くの公園へと向かった。


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