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思いのままにブチマケル

109名無しさん:2008/04/09(水) 22:57:58 ID:6gFc/zCw
今年7月の閉店が決まった大阪・道頓堀の食堂「大阪名物くいだおれ」の経営者が9日記者会見し、売上げの減少などにより創業以来の家族経営の限界を感じたと説明したうえで、大阪のシンボルの1つとも言える店の前の「くいだおれ人形」については、希望する企業への売却も検討する考えを示しました。
「大阪名物くいだおれ」は、居酒屋や割烹料理店、洋食のレストランを兼ねた庶民的な総合食堂として昭和24年に大阪・ミナミの道頓堀で開業し、店の前に置かれた電動で太鼓や鐘をならす「くいだおれ人形」とともに関西の人や観光客に親しまれてきました。
会見で、創業者の長男の山田昌平社長は「芝居の街として栄えた道頓堀が芝居小屋の相次ぐ閉鎖で大きく変わってしまった」と述べ、売り上げがピーク時の平成2年ごろと比べて半減し、創業者の遺言だった家族経営が限界に来たため、今年7月での閉店を決断したと説明しました。
そのうえで、大阪のシンボルの1つとも言える「くいだおれ人形」や店の商標については「閉店を決めたばかりで何も決まっていない」としたうえで、希望する企業があれば、売却も前向きに検討したいという考えを示しました。
また、創業者の娘で女将の柿木道子会長は「人形が人気者になって大勢の方が来ても、店に入っていただけない方が多いが、道頓堀がにぎやかになったことが一番嬉しい。昔は、くいだおれ人形の娘だと思っていたのが、いつの間にか母になった。孝行息子だと思います」と話していました。
道頓堀の飲食店や商店などで作る「道頓堀商店会」の今井徹会長は「くいだおれの店や人形は、道頓堀の大きな名物の1つだったので、観光にやってきた人たちもがっかりするだろうし、人通りが減るかもしれない。道頓堀にやってくる人たちが最近増えてきているだけに、残った私たちがより一層、にぎわいある街づくりに力を入れていかねばならない」と話しています。
開店当初によく家族で訪れたという作家の藤本義一さんは「くいだおれ」という店の名前について、「江戸時代、道頓堀川の『杭が倒れる』というのが語源で、それが戦後『食い倒れ』となり大阪を象徴する言葉となった」と解説しています。
また店の思い出について「家が近かったというのもあり、食べに行った回数は100回ではすまないほどで、おふくろたちとそろって食べに行くというのが僕の少年時代の喜びだった。いつでもいろんなものを食べられるというのが新しかった『くいだおれ』は、戦後の復興の象徴であるし、食にこだわる大阪人のシンボルでもあったので、閉店はとても残念だ」と話しています。
さらに、店の看板人形「くいだおれ太郎」については、「顔を眺めるとみんなが自然と笑うようにサービス精神おうせいで、大阪人のユーモアのある知恵や工夫が詰まっていた。
閉店後の人形の行方が気になるが、あのにこやかな人形はずっと道頓堀のシンボルであって欲しいし、今年は阪神が優勝すると思うので、まずは甲子園球場に置いといて欲しい」と話していました。


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