ちなみに、「シャーロックホームズの冒険」のシャーロックホームズ役の方、確か、ジェレミー・ブレットだったでしょうか。もうなくなりましたけど。
彼は、映画「マイ・フェア・レディー」で、ヘップバーンを好きになって、たずねていって断られ、道の真ん中で大声で歌っているフレッド氏だそうです。
「I have often walk down this street before....」だったでしょうか?
あんな歌を歌ってもらえたら幸せでいいな〜っと、お口をぽっかりあけて、うらやましく思ったものです。
それなのに、渋い露口茂の声で、シャーロックホームズなんてやっちゃって、道理で動きがマイムというか、ダンスっぽいというか....。
先週、いつもは行かない方のレンタル店へ行ったところ旧作の処分コーナーがあったので暫く眺めていたら、珍しいものを見つけました。
「めざせダウニング街10番地/First Among Equals」のビデオ(1〜5)で、1本200円!だというので、迷う理由などありません(5巻で終わりなのかー不明です)。前に紹介頂いてましたがレンタルでは見つけられなかったのです。
今日から観始めたところで1964年の設定というので見入っています(時代が好きです)。大げさな演出、音楽などなく淡々と描かれているのが気に入りました。1986年…ちょうど20年前の作品です。
前に録ってあったフォーサイスの「ゴルバチョフ暗殺阻止/Just Another Secret」を再度観たらサイモン=J.フォークナーが東独国防省の将軍役で出てました。彼はゴルバチョフ暗殺を企てるのですが失敗し、逃亡するヘリコプターごと撃墜されてしまいました。どこか「ジャッカル」風なストーリーでした。J.フォークナーは良かったのですが、話が早すぎる感じで前後編、全4時間でもいいのかもしれません。チャールズ、レイモンドやアンドリュー、そしてエリザベスやフィオナやジョイス…、あぁそしてピムキンも、他の作品が観たくなります。
名前の主は、テオドール・ビルロート(Christian Albert Theodor Billroth)。チューリヒ大学、ウィーン大学で医学部の教授を務めていたそうです。
1881年に、胃癌にかかった43歳の女性の手術を執刀。癌の進行が早く、リンパ節への転移があったために、女性は術後4ヶ月で死亡したものの、経口摂取できるまでの回復をみせたそうです。このときの残胃と十二指腸の吻合法を改良したものが、現在「ビルロートI法」として知られる術法だそうです。
さらに、十二指腸の断端を閉鎖して、残胃と空腸を吻合する「ビルロートII法」も案出し、彼の考案した術式によって、ヨーロッパ各地で胃切除手術が行われるようになり、現在でも広く応用されているようです。
そういえば、原作の巨塔に登場する「小山式切除術」は、ビルロート氏法の変法だと財前が東に説明する場面がありました。