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短編小説集

4そら:2006/07/20(木) 14:26:55
その日、俺たちは8人で一緒に帰った。
まだ11時だったので、いつもの公園によって、皆で話す。
夏祭りの事、夏休みの予定、通知表の結果、高校の話など。
話しても話しても話題が尽きることはなかった。
―――ピピピッピピピッ
翔太の腕時計のアラームがなった。美咲が1時に設定しといてと言ったのだった。
「あ…鳴ったわ…」
これまで途切れなかった声がついに途切れた。
「じゃ、私帰るねっ!」
美咲が立ち上がり、皆も立ち上がる。
「……ねっ、ねぇっ!今度さ、皆で集まって宿題しない?」
美緒の突然の提案に、皆がまた話し始める。
「ナイスアイディア、美緒!」
「誰んちに集まるの?」
「俺、奏汰んちがいい!!」
「早めのほうがいいよね?明日の午前中は?」
「よし明日の午前中、奏汰の家ね!奏汰は何時から平気?」
「何時でも平気!8時半は?」
「それ、学校のパクリ?オッケ、8時半ね!」
「じゃ、明日の朝8時半、奏汰んちに宿題持って集合ね!」
「あ、宿題って何の?理科?数学?国語?翔太決めてよ!」
「は?俺?…じゃ、数学と社会!!」
「オッケ、じゃ、また明日ね!」


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