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【怖い話】SS貼り付け場所

25蝦夷地1号:2004/09/10(金) 18:58
天晴少女日記 第11話第3回 <陽真〜YOUMA> 

ふと、自分の存在に気付く。
あぁ…私は今、夢の中にいる。昔からそうなのだ。
寝入ってしまった後、自分が''眠っている事''を知覚してしまうのだ。特技と言えるだろう。
人は夢を夢と認識できれば、その世界を自由に操ることが出来る。そう、例えば…

広く柔らかいベッドの上、私は裸で横になっている。
目を上げると、「あなた」がいた。
いらっしゃい、待っていたのよ。今夜の私の身体を鎮められるのは、「あなた」しか、いないわ…。
待ち切れなかった私は、「あなた」の股間に屹立する男性器に手を添えた。
熱く固いその器官が鼓動するのを手に感じる。優しく指で撫で回してあげる。
その動きに「あなた」は腰を浮かす。まかせて、今、楽しませてあげるから。

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私はこの行為が好き。
舌先だけで「あなた」をコントロールできるから。
反り返るシャフトを下から舐め上げ、柔らかい亀頭に舌を絡める。
敏感な鈴口を舌先でくすぐると、「あなた」は思わず吐息を漏らす。
カウパー氏腺液の酸味と苦味が口に広がり、その獣の匂いにも似た臭気に、私も興奮を覚える。
私は存分に味わうため、口をすぼめたまま、男性器を呑み込んでいった。

26蝦夷地1号:2004/09/10(金) 18:58
「んッ…ぐ…ン」
口の中をきつく締めて、「あなた」をしゃぶり尽くす。
亀頭が私の口蓋を擦り、くすぐったさを覚える。
舌の裏まで使って攻め立てると、「あなた」は切なげな声を上げ始めた。
ふふ…私の至福の瞬間。
その間も、空いた手は自分の性器を弄ぶ。
ひと撫でするたびに、奥から蜜が零れ出し、塞がれた口から愉悦の声が漏れる。

快感の開放を望む「あなた」に、私は意地悪をする。
そう簡単に達してもらっては困るのよ。あくまで、この夢を支配しているのは、私。

ベッドの端に「あなた」を座らせる。大きく股を開かせると、一物が物欲しげに震えていた。
私は背を向けると、そこへ静かに腰を鎮めていく。
「…ふ…あンッ!」
雁首が引っ掛かるように滑り込むと、強烈な快感が私を襲う。
崩れ落ちそうになった私は、「あなたの」膝に手をついた。

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「ぅ・ふぁ・ああァッ!」
挿入を待ち望んでいた膣壁がざわめき、私は愉悦の声を上げた。
膣内全体が痙攣するように力が入り、腰が機械のように激しくピストン運動を始める!

27蝦夷地1号:2004/09/10(金) 18:59
「あ!あ!きもちぃっ!チ○ポっ、チ○ポ凄いッ!」
私の思考は獣に支配され、理性を喰い尽くす。
あのホテルの女性に負けないほど、はしたなくなった私は、「あなた」をきつく擦り上げながら、爪先立ちの身体を揺らす!
胸が波打ち躍り、ヂャプヂャプという卑猥な音を響かせ、
「い!イいッ!中、凄い!ダメなのぉ!」
意味を成さない嬌声をあげ、膣内の性感帯を思う存分刺激していく。
「ダメ…!らめ、も・イクぅん…っ!〜〜!」
腰を押し付け、声にならない悲鳴をあげながら、私は「あなた」と共に、乱れ、堕ちていった。

「…ッくしょん!」
そして私は自分のクシャミによって、現実の朝を迎えた。
昨晩のハードな自慰行為のあと、そのまま眠ってしまった私は、裸体をクーラーに晒してしまっていたのだ。
慌ててクーラーを停め、温かな日差しの待つカーテンを開け放った。
窓を開けると、残暑の熱気が眩しさとともに、冷えた身体を温める。
「私」は完全に覚醒していく。
ふとベッドを見れば、電池の切れてしまったバイブが、その樹脂製のボディを朝日に光らせていた。
「…ん〜〜」

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心地好い疲労感と充実感が、私の身体に満ちていた。
さあ、新しい一日の始まりだ。
今日は一体、どんな出来事が待っているんだろう。

〜第11話 了


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