- 1 名前:蝦夷地1号 投稿日: 2004/07/01(木) 17:35
- SSの貼り付けにお使いください。
- 21 名前:蝦夷地1号 投稿日: 2004/08/14(土) 12:35
- 薄着の肌がじっとりと濡れる。
動悸が激しくなり、血液の流れが速くなる。 熱帯夜の気温も伴なって、眩暈がしそうだ。 しかし、私の女の部分が熱く求めるものがある。 コンビニの袋の中から、梅酒の小瓶を取り出し 「…んッ」 シャツの裾から胸の熱くなった先端へ、ヒヤリとした瓶を押し当てた。 そのまま円を描くように撫でまわす。 「はァ…ッ、気持ちいい…」
「あぁ!ひゃ…!あ・い…イくッ!も、だめぇ!」 女性の限界が近づいているようだ。 私も火照りを鎮めるように、乳房を大きくさすり 「ふ…ッン」 熱く濡れ始めた場所を下着に擦り付けるように、腰を動かす。 「ああぁ!佳・代子ッさんッ、僕もぉッ!」 男性の動きが小刻みになっているのが、かすれた声で判る。 2人は今、一つの生き物となって、絶頂という坂道を転がり落ちようとしているのだ。 「あッ!ぁ…あッ!!」 「ひっ…ぃあ--ッ…!!」 息が詰まり…
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…長い時間が訪れ 「…ハァッ、ハァッ」 「…あー、あーッ…」 二人が空気を求める息遣いが聞こえてきた。 ボォッとした私の耳にも、虫の音が戻ってきていた。 知らずに私の心は、彼らとともに足を滑らせてしまっていたらしい。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 22 名前:蝦夷地1号 投稿日: 2004/08/28(土) 17:51
- 天晴少女日記 第11話第2回 <陽真〜YOUMA>
●1ページ目
自宅に帰ると、部屋はクーラーによっていい具合に冷えていた。 設定を適温に戻し、手早く服を脱ぎ捨てる。 浴室へと入った私は、シャワーで軽く水を浴びた。 先ほどまでの出来事で、すっかり汗にまみれた身体を流し、ざわつく肌を冷やす。 お湯の温度を戻し身体を洗う。 次第に温まっていく身体を撫でていると…消し忘れた埋み火がチリチリと胸を焦がし始める。 …やれやれ。なんだかおかしな夜の散歩になってしまったものだ。 暑さから逃れようというのに、違う熱さに中てられてしまうとは。
「ふぅ…ん」 胸をまさぐると、固く締まった感触が手に伝わる。 その先端にはホウセンカの鞘のように、弾けるのを心待ちにしている乳首が。 「はぁ…気持ちいい…」 口に出すと、さらにその感覚は強くなる。 左乳房をもてあそびながら、片手のシャワーを首筋、右乳房、臍…と、当てていく。 断続的な水の感触が、こそばゆくも気持ちいい。 「…まだだから、ね」 自分を焦らすように、シャワーで腿の辺りを叩く。 女性器が、身近な刺激にキュッと緊張する。 「あぅ…ン、もう、ちょっと」 あえてポイントを外した水勢の愛撫が、私の身体と心を揺らしていく。 「ふ…んンッ!」 乳首をつまみ上げると、そんな自分へのお預けが、ついに我慢出来なくなった。
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(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 23 名前:蝦夷地1号 投稿日: 2004/08/28(土) 17:52
- ●2ページ目
「んーッ!…ッは、ッはァ…」 軽い絶頂感が襲ってくる。しかし、登りつめる事は叶わない。 何度かのそうした繰り返しが、私をどんどんと発情させていく。
身体の水を払うのもそこそこに、フラフラとベッドへと倒れこむ。 「ふぅ…ッ!」 女性器は、すっかりとバルトリン腺液によって濡れそぼり、激しい刺激を待ち焦がれていた。 「んッ!く…ッ!」 指先を器用に使った刺激は、更なる欲望を駆り立てるだけ。 「もっと…奥に…」 傍らの飾り箱をひったくるように引き開ける。 その中には…こういった時に使う、道具達が入っているのだ。 その中から、私はスケルトン仕様のバイブレーターをつかみ出し、それを待ち受ける場所へと送り込んだ。 「ッは…あ゙、あぁぁ!」 中へと挿入された太く長いバイブを、さらに奥へと押し当てる。 先端が、子宮を押し上げる。 「はぁッ…もっと、強くゥ!」 私は手に力を込めた。
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「!奥ッ!…奥に当たるゥ!」 乱れていく自分を知覚し、さらに私は興奮を高めて行った。 コツコツと音が響きそうなほど激しく、パスタ一本分の子宮口を押し広げんと突き入れる。 樹脂製のイボが、私の膣壁を擦り上げる。 「あぅッ、ぐッ!ぅッ!んッあ!ひ…ぎ、気持ち…いいィ!」
- 24 名前:蝦夷地1号 投稿日: 2004/08/28(土) 17:54
- ●3ページ目
「ひッ…ッ!」 自ら生み出した刺激によって引き出した絶頂間に、私は酔いしれた。 熱く爛れていく肉壁は、ご馳走を与えられた獣のように、バイブに喰いついて離さない。 「もっと…もっと、ねぇ」 私はそこに、誰とも知れない「なにか」を見出し懇願する。 淫らな自分を、もっと攻め立ててほしいと。
私はノソリと膝立ちになり、バイブのスイッチに指をかける。 ひと呼吸おくと、期待を込めた指先に力を入れる。 カチリ…キュィィィ… 「あぁ゙ッ!…」 負荷のかかった歯車が生み出す無機質な音とともに、私の膣内を凶暴な器具が暴れだす。 その、目が回るような快感に耐えながら、私は大きな枕に跨った。
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「あぁぁ!あ゙ぁ!あーあァッぁ゙!」 自らの体重で押し上げられたバイブは、その全身の箇所を存分に使いながら、私の中を掻き回す。 「んンッ!ふぅッ!ん!ん゙ン!」 その刺激を一つも逃さぬよう、さらに感じられるよう、私は枕の上で腰を跳ね上げ続けた。 「あぁ!来る!凄いのがッ、キそうゥゥ!」 全身が、震える。 女性器が、胸が、指が、眼が…髪の一本一本までが、その絶頂感によって弾け飛ぶ… そんな快楽の渦の中に、私は溶けていった。
- 25 名前:蝦夷地1号 投稿日: 2004/09/10(金) 18:58
- 天晴少女日記 第11話第3回 <陽真〜YOUMA>
ふと、自分の存在に気付く。 あぁ…私は今、夢の中にいる。昔からそうなのだ。 寝入ってしまった後、自分が''眠っている事''を知覚してしまうのだ。特技と言えるだろう。 人は夢を夢と認識できれば、その世界を自由に操ることが出来る。そう、例えば…
広く柔らかいベッドの上、私は裸で横になっている。 目を上げると、「あなた」がいた。 いらっしゃい、待っていたのよ。今夜の私の身体を鎮められるのは、「あなた」しか、いないわ…。 待ち切れなかった私は、「あなた」の股間に屹立する男性器に手を添えた。 熱く固いその器官が鼓動するのを手に感じる。優しく指で撫で回してあげる。 その動きに「あなた」は腰を浮かす。まかせて、今、楽しませてあげるから。
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私はこの行為が好き。 舌先だけで「あなた」をコントロールできるから。 反り返るシャフトを下から舐め上げ、柔らかい亀頭に舌を絡める。 敏感な鈴口を舌先でくすぐると、「あなた」は思わず吐息を漏らす。 カウパー氏腺液の酸味と苦味が口に広がり、その獣の匂いにも似た臭気に、私も興奮を覚える。 私は存分に味わうため、口をすぼめたまま、男性器を呑み込んでいった。
- 26 名前:蝦夷地1号 投稿日: 2004/09/10(金) 18:58
- 「んッ…ぐ…ン」
口の中をきつく締めて、「あなた」をしゃぶり尽くす。 亀頭が私の口蓋を擦り、くすぐったさを覚える。 舌の裏まで使って攻め立てると、「あなた」は切なげな声を上げ始めた。 ふふ…私の至福の瞬間。 その間も、空いた手は自分の性器を弄ぶ。 ひと撫でするたびに、奥から蜜が零れ出し、塞がれた口から愉悦の声が漏れる。
快感の開放を望む「あなた」に、私は意地悪をする。 そう簡単に達してもらっては困るのよ。あくまで、この夢を支配しているのは、私。
ベッドの端に「あなた」を座らせる。大きく股を開かせると、一物が物欲しげに震えていた。 私は背を向けると、そこへ静かに腰を鎮めていく。 「…ふ…あンッ!」 雁首が引っ掛かるように滑り込むと、強烈な快感が私を襲う。 崩れ落ちそうになった私は、「あなたの」膝に手をついた。
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「ぅ・ふぁ・ああァッ!」 挿入を待ち望んでいた膣壁がざわめき、私は愉悦の声を上げた。 膣内全体が痙攣するように力が入り、腰が機械のように激しくピストン運動を始める!
- 27 名前:蝦夷地1号 投稿日: 2004/09/10(金) 18:59
- 「あ!あ!きもちぃっ!チ○ポっ、チ○ポ凄いッ!」
私の思考は獣に支配され、理性を喰い尽くす。 あのホテルの女性に負けないほど、はしたなくなった私は、「あなた」をきつく擦り上げながら、爪先立ちの身体を揺らす! 胸が波打ち躍り、ヂャプヂャプという卑猥な音を響かせ、 「い!イいッ!中、凄い!ダメなのぉ!」 意味を成さない嬌声をあげ、膣内の性感帯を思う存分刺激していく。 「ダメ…!らめ、も・イクぅん…っ!〜〜!」 腰を押し付け、声にならない悲鳴をあげながら、私は「あなた」と共に、乱れ、堕ちていった。
「…ッくしょん!」 そして私は自分のクシャミによって、現実の朝を迎えた。 昨晩のハードな自慰行為のあと、そのまま眠ってしまった私は、裸体をクーラーに晒してしまっていたのだ。 慌ててクーラーを停め、温かな日差しの待つカーテンを開け放った。 窓を開けると、残暑の熱気が眩しさとともに、冷えた身体を温める。 「私」は完全に覚醒していく。 ふとベッドを見れば、電池の切れてしまったバイブが、その樹脂製のボディを朝日に光らせていた。 「…ん〜〜」
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心地好い疲労感と充実感が、私の身体に満ちていた。 さあ、新しい一日の始まりだ。 今日は一体、どんな出来事が待っているんだろう。
〜第11話 了
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