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1プロ会議室<6>

3海描:2004/06/09(水) 10:50
>くろさん
>「プロットの権利は出題者、完成作品の権利は『この企画に投稿した時点で』執筆者にそれぞれ帰属する」
 ああ、なるほど。それならプロット出題者の権利も保護されますね。僕の、
>「プロットの権利は出題者、完成作品の権利は執筆者にそれぞれ帰属する」
 は、個人で鍛錬場に投稿しても、メッセージ欄で「同一プロット競作の、○○さんのプロットを元に〜」と記される事を前提としていましたから。ただ、これは作者さんのモラルにもよって、ひょっとしたらそう書かない人もいるかもしれませんよね。言及しても「ただの偶然」と言われるとお終いですし、そうなると出題者が可哀想です。
 しかし、うん、難しいところですね。インスピレーションの出所は人によって違う訳で、たまたまプロット競作のプロットを見て、たまたまインスピレーションを受け取り、書いていった挙句たまたま似たシチュエーションの作品が生まれる、という事だってある訳で。しかもそれが既に〆切終了したプロットのものだと、掌編で参加したくても出来ないですから。
 もし、
>「プロットの権利は出題者、完成作品の権利は『この企画に投稿した時点で』執筆者にそれぞれ帰属する」
 を採用するとなれば、今度はそういった人が作品を提出できなくなる事にもなります。どちらかと言えば、
>「個人で作品を鍛錬場に投稿する場合、プロットの出所をはっきりとさせておく事」
 としておいた方が、汎用性があると思われます。まあ、最終的には性善説を信じるしかなくなる訳ですけど。

>今回のお題とそっくりなプロットからはじまる作品が新人賞とってるの見たら
 言ってしまえば、プロットはプロットに過ぎません。もっとはっきり言えば、作品は書いた者勝ち、です。条件は同じですからね。同じプロットが与えられ、一方はアマチュア止まりで、しかし一方はプロに認められる。そこには結局、プロット云々というよりも歴然とした作者自身の力量の壁があるはずです。例え別の人のプロットであっても、それを踏み台にするという貪欲さも、時には必要でしょう(盗作は別問題ですが)。この企画自体そういう側面があり、また鍛錬場にしても、そういう意味合いもあるのだと思っています。
 僕が殊更モラルを重視するのは、この為でもあります。出所をはっきりとさせ、せめて一言書き添えてもらいたい。でも強要は出来ない。だから結局、個人に任せる他無い、と。元々が、インターネットという、他人との境界線が曖昧な場です。そこにおいて自分を律し得るのは、自分でしかありません。とにかく、周りがそういう風潮であれば、自然と付き従うものです。「隗より始めよ」じゃありませんが、まず各人が自分を律する事が第一であり、全てかもしれません。

>この場が良き「鍛練」の場になることを切に切に願っております。
 有難う御座います。言い出したのは僕ですが、くろさんがこちらで新企画について言い出さなければ、僕も恐らく鍛錬場再開まで先延ばしにしていた事でしょう。改めてキッカケをくださったくろさんには、本当に感謝しています。


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