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にゃんこ
:2004/04/24(土) 11:11
にゃんこですヽ(^。^)ノ
「路地裏の歌」この作品微妙に味わいがありますね。まずいえることは状況設定とイメージしやすい描写がよい。問題の喫茶店の場面では地中海の香りがしました。女性のイメージも浮かびました。おづねさんは読み手にイメージを構築させるのがうまいです。
歌のところのエピソードもよかったですよ、女性がお客さんのためだと思いながら自慢の歌をひとり歌っている場面が目に浮かびました。
主人公がオッサンといわれるまで大学にいたのと、女性の下手な歌をからませて、翌日から就職活動をするのを決めたところはユーモアがあります。
『四月のクロス』
>クロスというのが二つの小説の交差ということと、作者二人の交差という言葉に掛けてあるのでしょうか。
そうです、二つの小説を交差させることは書き始めてすぐに狙いを定めました。作者の二人のところは狙ってはいましたが、描き方が少し弱かったかもしれません。どうなのでしょうね。
『桜』梶井の作品は昔に一度読んだだけです。しかし、インパクトがあるので、二つの作品とも頭の片隅に残っていました。そうです、檸檬は置いてきたと、書いてありましたね(笑)。
>最後の一文がいろいろと想像できて味わいを感じます。戦後五十九年間も一緒に過ごしてきた桜ですから、老婆の気持ちをいちばん知っているのかもしれませんね。
そうです、桜は老婆の気持ちを知っているのでしょう。味わいがあるといってくださり、ありがとうございました。
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