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コラボ SIDE-B <1>
33
:
セタンタ
:2004/05/12(水) 15:31
こんにちは。感想を書きます。
>海猫さん 『サイレント』
自分の考えた書き出しで他の方が物語を紡いでいくのって、面白いですね。静かなお話を書いて頂いて、ありがとうございました。
実を言うと、タイトルを出した後で間違いに気がつき、訂正しようと思ったのですが、既に投稿された後だったのでそのままにしてしましました。『サイレンス』または『サイレント○○○』に変えようと思ったのです。
保健室の中の薬と消毒薬の匂い、糊のピンと張ったシーツ、目に痛いくらいの白さ。そんな懐かしい光景が浮かびました。‘シャッ’という音で世界が切り替わるんですよね。このお話の中では、主人公はずっと喋っているのだけれど、静寂感は漂っていたと思います。彼女の雰囲気がそうさせているのでしょうか。
言葉を使って、匂いや味覚、静寂感を表現するのは、アクションや感情の動きを表現するより難しいですね。ですから、おづねさんの『テルルンと水餃子』のお話にしろ、海猫さんの『サイレント』にしろ、随分と勉強になりました。
(八頭身は全然OKでした♪)
>うりさん 『彼我の考察と高察』
最初、読み進めた時に、昔(江戸時代以前)の感じがしていたのですが、「母親のウエストポーチ」で、「あれっ?」と思いました。読み返して、書き出しに「パブロフの犬」があったので、どうしても現代モノだ、と思い直しました。でも、やはり昔っぽい。
前半の「私」と、後半の食堂の「私」が同一人物に思えなかったです。自分を指す言葉は「私」ではない方が良かったのでは、と思いました。
蜥蜴と大蛙の兄弟のやり取りが可笑しかったですね。ただ、拳銃で撃たれて亡くなったのなら、遺体は女性の姿ではなく、元の姿なのでは?と思いました。
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