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天井桟敷(感想専用板)<2>

5のりのり子:2004/04/17(土) 15:25
>クロさん
はじめましてです。感想を書かせてもらいます。
喫茶店から見下ろした街の風景がよく書けていますね。満ち潮の砂浜みたいに、横断歩道が人の波に染まっていく……とてもいい表現だと思いました。
主人公はウェイトレスに好意を抱いているのですかね?
そこのところの気持ちをもう少しだけ書くとわかりやすかったかも。
私はおかわりに限らず、客に対していつでも穏やかで丁寧な物腰の人が接客業のプロという感じがして好きなのですが、きっとこのお話に出てくる彼女も仕事に対する姿勢ができているのでしょうね。物書きの日常の一コマが良く書けていて、喫茶店でコーヒーを飲んでいるクロさんを想像できてしまうくらいに、リアルだと思いました。

>安息仮面さん
はじめましてです。感想を書かせてもらいます。
長めの作品が多い中、この短さはぜひとも見習いたいです。しかし逆に十五行の範囲でもう少し書きこめることがあったとも思います。防波堤の辺りは磯臭いとか、天気はどうだとか、死を前にした父親の顔とか、それを見ている主人公の顔とか、最後の一文の雰囲気を壊さずとも加えられることがあるのでもったいないな、と少しだけ思いました。十五行にはまだ少し余りがあるのでなおさら。
でもこの短さでこの世の無常さを伝えられる力はやはりすごいです。私は無へと回帰できるような気がしていた、という一文には人を引きつける力がありますね。引きつけられるという点ではかなり好きなお話でした。

>セタンタさん
ええ、小町ちゃん、男だったんですか……。
今回のお話もオチがきっちりとついていますね。毎回お上手だなあ。ただ天狗の存在が大きかった分、オチが小さく感じたかもしれません。架空の天狗や道具が出てきたお話なのに、最後が現実的なオチだったので違和感があったかも。でも読み返してみると、ひとつひとつの小道具がちゃんと繋がっているんですよね。小町ちゃんのスネ毛が団扇の力によって濃くなるところとか。そこはやはり見事ですね。
なんというか、セタンタさんのお話はスパイスの利いた料理みたいですね。辛かったり甘かったり、しっかりとした味がついていて美味い。


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