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天井桟敷(感想専用板)<2>
42
:
風杜みこと★
:2004/04/20(火) 23:36
>おづね・れおサン
○赤い金魚
うはっ、これはまた嬉し恥ずかし十七才、という感じで美味しいお話でした。
いや、もう、読んでいる側がくすぐったくて堪らなくなってしまうような展開で、読んでいる間だけ血圧が上がりました。
自分の書いたものを読んだ後で、おづねサンの作品を読むとグッと温かくなります。
>俺たちの聖なる儀式は、月光の洗礼を浴びて――。
浴びて――で誤魔化してしまった部分を書いてみるのもいいのでは?
私はいつか観たドラマのように、主人公達が顔を寄せあい唇を触れ合った途端、夜空に花火が打ち上がるシーンを思い浮かべていましたが、それは私に下地があってのこと。下地のない読者の為には、ラブシーンを照れたり誤魔化したりせずに書く必要があるかもしれません。
爽やかに終わるこのままの落ちを好しとするか、いや、もっと書けという派で分かれるかもしれないですね。
ちなみに私は、どっちでも大丈夫です。(何が?)
>海猫さん
感想有り難うございました。
日記を発見するパターンは、平仮名オンリーではこなせそうに無い私です。
続編の落ち着きの無さは、改行と描写の少なさのせいかもしれません。短編以上の長さで読みたい、という言葉、嬉しく思いながらも前回の「なごりゆき」と同じ轍を踏んでしまったかという気がしました。
三語の十五行という規定を、精いっぱい拡大解釈して創作して、この体たらくです。もう少し、字数に相応しい話を思いつけるよう気をつけなくちゃいけませんね。
他の方から、三語の十五行の規定って具体的にどうなのよ、と聞かれ、「とりあえず十五段落と解釈してやってます」と答えていますが、海猫さんはどう思われます?
○バンシー
幻想図書館のリンクも、有り難うございました。
私も名前だけは知っていた場所でした。どうも、自分は「小川の洗濯女」のイメージで想像していたようです。死者の血のついた衣を川辺で濯ぐ洗濯女……以前読んだケルト関係のフィクションでインプットされたイメージでした。
養い親の方のエピソードも面白いですね。多分、地域によってバンシーは違った存在なんでしょう。
どうも話の一部として知ったイメージの方が強く記憶に残るようです。海猫さんの「バンシー」は「桜将棋」同様になにか、サガのように聞き流さず記憶に留めておきたい惹きがありました。
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