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天井桟敷(感想専用板)<2>

32セタンタ:2004/04/20(火) 14:35
さて、頑張って続けます。もうしばらく、お付き合いください。

>森羅万象さん  ユニサイクロペディアのお話
 お題が出されてから1時間もしないで投稿されていますよね? スゴイ。そんな短い時間でこれだけのものを書けるのは力量のある方だと思います。
 とてもわかりやすかった、と思います。言葉の表面だけを追っていけば、ファンタジーというか、歴史に埋もれた出来事、というか、こういう事は本当にあったのだろうな、と思いました。
 上でも書きましたが、言葉は表現のための一つの手段だと思っています。読後、この作品の中に鏤められた言葉の数々の、その奥にあるものを考えてしまいました。
 錬金術師といのは、言葉の錬金術師、と思いました。ただのアルファベットの組み合わせである単語を並べたてたとして、そこから金が生まれるのか、ただの言葉の羅列で終わるのか、それは錬金術師次第、と思ったのです。
 ですが、あとで森羅万象さんの書かれた文章を読んで、私の深読みのし過ぎ、である事がわかりました。(笑) 自分自身に本当に困ってしまいます。ユニ、もめちゃくちゃ考えました。たった一つの辞書、という風に。何の事はなかったのですね。
 追加ルールの「せつない」は感じられませんでした。むしろ、「虚しい」です。でも、これは私個人が感じた事ですので。
 素晴らしい作品をありがとうございました。自戒をこめて、プリントさせて頂きます。

>おづね・れおさん   『金魚』
 ええっと、まず最初にごめんなさい。『ブルー・ローズ』の中で、聡子という名の女性を登場させてしまいました。こちらの聡子ちゃんとは全然関係ありません。いつも、登場人物に命名する時はとても考えるのですが、実在するクリスチャンの聡子さんの姿がパッと浮かんできて、深く考えもせずに書き進めてしまいました。本当にゴメンナサイ。気を悪くしないでください。
 色が色々(!)と出てきましたね。「青白い」が印象に残りました。いつも、書いていて迷うのですが、視点を誰に持ってくるかで、描写ががらりと変わってしまいますよね。本当は聡子ちゃん、ペディキュアを塗っていたのかな、とか、帯は何色で、巾着や下駄、髪飾りは?と、あれこれ考えていました。きっとおしゃれしてきている筈なのに、祥太には、…だけだったのかぁ、と。(笑)
 おづねさんの作品にはいつも、素敵な文がありますね。「俺の鎖骨に月光のしずくが青くたまっていて」 もうっ!、というカンジです。祥太には自分の鎖骨にたまっているものなんて見えてはいないのに、この感覚。静かな境内、夜の中で濃くなっていく空気。ドキドキでした。

>安息仮面さん  老人二人のお話
 とてものんびりとほんわかしていて、機動製菓ダンガム、なんて遊び心もあったのに、そうじゃなかったんですね。明るい太陽の光がシャッター(?)で遮られる場面、悲しかったし、それまでのほんわかした空気は、限られ、与えられたものである、というのが何とも言えませんでした。

さて、感想が長くなってしまいました。今度は感想ももっと簡潔に書けるように努力したいと思います。ありがとうございました。


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